大田南畝・本人編・さ


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　　　本人編 　大田南畝（四方赤良・蜀山人）の詩・狂歌　〔本人編〕 　　　　大田南畝関係
 　（述懐・家族・住居等南畝自身に関する詩・狂歌） 

　 【さ】※◯は欠字、◎は表示不能文字

事項 詞書・詩歌 出典 巻・頁 年月日

さいたん
歳旦 　歳旦　（別資料）

ささききんべえ
佐々木金兵衛
源綱達 「婿源綱達家の牡丹　疇昔名花秉燭看　全苞未捧殷紅盤　夭桃穠李皆陳迹　今日重来為牡丹」
〈「親類書」⑳45〝御徒頭橋本喜八郎組御徒〟南畝の次女(幸)の夫・佐々木金兵衛〉 南畝集１７
漢詩番号3350 ⑤156 文化7年
1810/04/08

「七月初三、佐々木氏の外曾孫女生る　七月初三暁　曾孫誕外庭　今秋牛女望　婺女亦添星」 南畝集１９
漢詩番号4188 ⑤398 文化13年
1816/07/03

「三日、女婿佐々木氏に宴す
　団欒内集外家園　肴満円方酒満樽　未必山陰臨曲水　唯須堂上愛曾孫
　落花啼鳥紛相逐　遅日和風澹且暖　六十九年前己巳　回思此地誕牛門
　【余、寛延二年己巳三月三日を以て牛門歩兵巷に誕る】
「三日、婿綱達の家に宴す　詩なし」 南畝集１９
漢詩番号4260
4266 ⑤418
⑤420 文化14年
1817/03/03

「暮春、飛鳥山に遊ぶ　飛鳥山頭望旧園　節過芳歇緑陰繁　花蹊寂々看碑客　麦隴青々隔水村」 南畝集２０
漢詩番号4528 ⑤498 文政3年
1820/03/


さけ
酒 　酒・飲酒　（別資料）

さんそう
山荘　（別荘） 「山斎の芭蕉　閑庭幾歳種芭蕉　風雨時々響寂寥　不是秋声添滴瀝　山中誰和白雲謡
　其の二　　　霜黄蕉葉勝青梧　佳句題来続我徒　一片揮毫如帯雪　山荘不譲輞川図」 南畝集１
漢詩番号0126-7 ③42 明和9年
1780/09/

「夏日幽荘。高字を得たり
　幽荘風起動松涛　無復炎蒸逼濁醪　酔臥北窓何処見　奇峰一片夏雲高」 南畝集２
漢詩番号0194 ③70 安永2年
1783/05/

「夏日の山斎
　清斎白日絶塵埃　澗戸寥寥自不開　樹密千章連翠幄　山空一雨落黄梅
　閑居謾養安仁拙　小隠羞非曼倩才　向晩甕頭聊欲睡　児童忽折露葵来」
〈「安仁」は晋の潘岳。「曼倩才」は『蒙求』「曼倩三冬」〉 南畝集６
漢詩番号1149 ③397 天明3年
1783/05/

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本人編	大田南畝（四方赤良・蜀山人）の詩・狂歌　〔本人編〕	大田南畝関係
	（述懐・家族・住居等南畝自身に関する詩・狂歌）

事項	詞書・詩歌	出典	巻・頁	年月日
さいたん歳旦	歳旦　（別資料）
ささききんべえ佐々木金兵衛源綱達	「婿源綱達家の牡丹　疇昔名花秉燭看　全苞未捧殷紅盤　夭桃穠李皆陳迹　今日重来為牡丹」〈「親類書」⑳45〝御徒頭橋本喜八郎組御徒〟南畝の次女(幸)の夫・佐々木金兵衛〉	南畝集１７漢詩番号3350	⑤156	文化7年 1810/04/08
	「七月初三、佐々木氏の外曾孫女生る　七月初三暁　曾孫誕外庭　今秋牛女望　婺女亦添星」	南畝集１９漢詩番号4188	⑤398	文化13年 1816/07/03
	「三日、女婿佐々木氏に宴す　団欒内集外家園　肴満円方酒満樽　未必山陰臨曲水　唯須堂上愛曾孫　落花啼鳥紛相逐　遅日和風澹且暖　六十九年前己巳　回思此地誕牛門　【余、寛延二年己巳三月三日を以て牛門歩兵巷に誕る】「三日、婿綱達の家に宴す　詩なし」	南畝集１９漢詩番号4260 4266	⑤418 ⑤420	文化14年 1817/03/03
	「暮春、飛鳥山に遊ぶ　飛鳥山頭望旧園　節過芳歇緑陰繁　花蹊寂々看碑客　麦隴青々隔水村」	南畝集２０漢詩番号4528	⑤498	文政3年 1820/03/
さけ酒	酒・飲酒　（別資料）
さんそう山荘　（別荘）	「山斎の芭蕉　閑庭幾歳種芭蕉　風雨時々響寂寥　不是秋声添滴瀝　山中誰和白雲謡　其の二　　　霜黄蕉葉勝青梧　佳句題来続我徒　一片揮毫如帯雪　山荘不譲輞川図」	南畝集１漢詩番号0126-7	③42	明和9年 1780/09/
	「夏日幽荘。高字を得たり　幽荘風起動松涛　無復炎蒸逼濁醪　酔臥北窓何処見　奇峰一片夏雲高」	南畝集２漢詩番号0194	③70	安永2年 1783/05/
	「夏日の山斎　清斎白日絶塵埃　澗戸寥寥自不開　樹密千章連翠幄　山空一雨落黄梅　閑居謾養安仁拙　小隠羞非曼倩才　向晩甕頭聊欲睡　児童忽折露葵来」〈「安仁」は晋の潘岳。「曼倩才」は『蒙求』「曼倩三冬」〉	南畝集６漢詩番号1149	③397	天明3年 1783/05/