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   画賛編 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔画賛編〕   大田南畝関係
  【つ】※実際に揮毫したかは問わない。◯は欠字、◎は表示不能文字
画題画賛出典巻・頁年月日
ついな
追儺
「追儺の画に 郷人の鬼やらひには聖人も麻上下で椽側にたつ」放歌集②185文化9年
1812/03/
つき
「尾張のみたちにつかふまつれる岡田氏のもとよりかずの絵をかヽせて、これにたゝえごとをそへてよとてこされしうち(中略)溜池月
 山里の猿となりてもとらまほし数のこがねをためいけの月」
をみなへし②14天明1年?
「月の前に雨蛙の画に 雨がいるなどさはなくぞ月の中のひきも雲井にはれわたる比」紅梅集②375文政2年
1819/08/
つくばさん
筑波山
「筑波山図に題す 富士之山是祖宗 独鍾神秀玉芙蓉 請看羅列児孫裏 猶有筑波双剣峰」南畝集14
漢詩番号2534
④338文化1年
1804/09/
「つくば山の画に 紫にいつかかすまんつくば山」紅梅集②314文化14年
1817/09/
つじばん
辻番
「辻番の上に松の蔦ある画 頭取は何千石ぞ千丈のまつの蔦にも色のつく棒」六々集②211文化11年
1814/10/
つちにんぎょう
土人形
「土偶人画賛 こゝろは功画師のごとく、画は泥塑人のごとし、静なる時は硯よりもかたく、動く時は筆よりもはやし あらかねの土人形のあねさまをみていたづらにうごくゑごころ」四方のあか①114天明2年?
1782/
つつじ
榴花
「榴花の図に題す (詩なし)」南畝集19
漢詩番号4019
⑤353文化12年
1815/03/
つばき
椿
「白椿の画に 一枝の白玉椿をりとりて八千代の春も手の内にあり」六々集②221文化12年?
1815/01/
つばめ
燕(画賛)
  (別資料)
つめ
「堀江町にて白団扇三十五本、児悠々子に絵をかゝしめ、狂歌を題す
 爪 目の毒と思へどこちへ君が顔むかは半ならあはまくわ瓜」
細推物理⑧374享和3年
1803/06/19
つる
鶴(画賛)
  (別資料)