Top      浮世絵文献資料館 画賛編
 
   画賛編【つ】大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔画賛編〕大田南畝関係
  【鶴】(つる) ◯は欠字、◎は表示不能文字
詞書・漢詩・狂歌出典巻・頁年月日
「扇の画に狂歌かきて河東におくれる中に、鶴に松のほとりにむれゐるかたかきたるに
 秋ながら色もますみの松の内に千とせをこむる鶴の一声」
巴人集②415天明3年
1783/08/
「題画 百年三万六千日 日日千憂且百憂 何日腰纏十万貫 瓢然騎鶴下揚州」 〈揚州の鶴〉南畝集9
漢詩番号1887
④137寛政5年
1793/09/
「梅鶴図に題す 家無封禅書 身被鶴梅累 誰道孤山孤 有妻還有子」南畝集14④310文化1年
1804/03/
「鶴を画けるに題す 昂々一孤鶴 不復在鶏群 欲入蘇公夢 蹁躚舞白雲」南畝集17
漢詩番号3287
⑤138文化6年
1809/11/
「松につるのすごもりの絵に 尺八の竹にはあらで千丈の松にやどれる鶴の巣籠り」放歌集②187文化9年
1812/04/
「松かげにたてる真名づるのゑに 高砂のまつの謡の一ふしにさす胡麻塩のまなづるの色」七々集②272文化12年
1815/10/
「ふじの山に鶴をゑがきて戯子芝翫のうたよめと人のいひければ【鶴は芝翫のかへ紋なり】
 吾妻なるふじをみすてゝなには江のあしべをさしてかへりつるかも」
七々集②300文化13年
1816/02/
「竹鶴の画に題す 胎化仙禽側 此君不可無 未抽階下筍 先見目前雛」南畝集18
漢詩番号3709
⑤264文化9年
1812/11/
「竹につるの画に どこまでものびゆく竹の一ふしにちよをこめたるつるの一声」紅梅集②342文政1年
1818/06/
「応挙の鶴を画けるに題す 聯翩何処鶴 鑑影立汀洲 一片葦間雪 漣漪清不流」南畝集20
漢詩番号4477
⑤484文政2年
1819/05/