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第3稿のCD

[第1稿] [第2稿]

(98/9/9作成・適宜追加)

デュリュフレ自身は、この版を決定稿としたいと述べていますが、それはあくまでも演奏家の集めやすさという点を考慮してのことで、事情が許せばフルオーケストラを使いたいと思っていたのではないでしょうか。
マシュー・ベスト指揮
コリドン・シンガーズ
イギリス室内管
85/10 HYPERION
合唱は言うことなし。女声パート
(少年)の音色、表現力は理想的。
メゾ、バリトンのソロは大人の表現で
深い。録音も、派手さはないが良く
溶け合った優秀なもの。In Paradisum
に涙せよ。
スティーヴン・クロウベリー指揮
ケンブリッジ・キングス・カレッジ
聖歌隊
イギリス室内管
88/12 EMI
余裕のない発声、いたずらに抜いた歌
い方と、聖歌隊のいけない面が全部
出てしまっている。ボーイアルトと成年
男声アルトの音色が全く違って溶け合
わない。Pie Jesuのソロはベスト盤と
同じアン・マレーだがこれは絶品。
エドワード・ヒギンボトム指揮
オクスフォード・ニュー・カレッジ
聖歌隊
カプリコーン
90/4 CRD
かなり訓練はされていてハーモニー
に乱れはないが、聖歌隊特有のクセ
のある歌い方は抜けてはいない。Pie
Jesuのソロは唯一の成年男声アルト
でなかなか味わい深いが、アンサン
ブルの中では彼の声は浮いている。

ハインツ・ヘニッヒ指揮
ハノーファー少年合唱団
室内管弦楽団
93/11 ARS MUSICI
イギリスの児童合唱とは全く異なる発
声で深い響きだがソプラノは不安定。
演奏は鈍く重苦しい。ラテン語の発音
がドイツ風なのも気になる。バリトンソ
ロは一転して軽め。メゾソプラノソロは
肝心の低音が弱すぎる。
デニス・キーン指揮
ヴォイセス・オブ・アセンシオン
合唱団・管弦楽団
94/6 DELOS
水準以上の演奏ではあるが、女声が
やや重いか。録音はffで破綻をきたし
てしまっている。メゾソプラノソロは完
璧に私の趣味ではない。(ゴメン)
ミシェル・ピクマル指揮
アンサンブル・ヴォカール・
ミシェル・ピクマル
シテ島管
94/10 NAXOS
合唱はまずまずウマイのだが、全体を
おおうノーテンキな明るさにはとうてい
ついて行けない。バリトンソロは立派
だが。
録音も平板で水準以下。
エリック・ネルソン指揮
アトランタ宗教合唱団
アトランタ室内楽
06/4 DA CHIESA
ライブ録音のせいか、
オケと合唱のバランスに問題がある。
ソロ・パートは合唱によるトゥッティ。
メゾはともかく、バリトンは悲惨。
ビル・アイヴス指揮
オクスフォード・モードレン・
カレッジ聖歌隊

イングリッシュ・シンフォニア
08/3 HARMONIA MUNDI
パートによってまとまり具合が異なって
いるため、合唱全体としてのレベルは
低いものになってしまっている。
カウンターテノールのソロは立派。
トーマス・リーチ指揮
リーズ大聖堂聖歌隊
スキプトン・ビルディング・

ソサエティ・カメラータ
12/3 BRILLIANT
メゾ・ソロは団員。バリトン・ソロは
パート・ソロ。
ハーモニーはきれいだが、
あまりにシロートっぽい演奏。
ジョン・オドネル指揮
ウェストミンスター寺院聖歌隊
ブリテン・シンフォニア
13/2 HYPERION
オドネルの2度目の録音。
最近の研究成果を取り入れて、
「戦没者への追悼」を前面に
押し出した演奏。
スティーヴン・クロウベリー指揮
ケンブリッジ・キングズカレッジ
聖歌隊
エイジ・オブ・エンライトゥンメント管
16/1 CKC
オリジナル楽器のオーケストラ。
歴史的な意味はないが、
独特の音色は魅力。
合唱はいまいち。
ディアナ・ジョゼフ指揮
ジョージア州立大学シンガーズ
室内管弦楽団
22/3 GOTHIC
70人という大合唱。
よく訓練されてはいるが、いまいち
魅力に欠ける。
ソロも平凡。

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