La Vierge Orante (la Vierge du signe)

The Virgin of the sign
オラント型の聖母


 
オラント型の聖母とは
 
 そもそもは、コンスタンティノープル近郊のブランチェルニオティッサにあったとされるエルサレムで4世紀に作成されたイコンに発するとされる。

 ロシアで比較的好まれる構図で、「しるしの聖母」と呼ばれる。日本語でも「印の生神女」と言われる。
 
構図の特徴は
    
 構図は左右対称。中央にオラントの姿勢をとるマリア。マリアの胸部にメダリオンの中にイエス・インマニュエルが配される。

 背景が描かれることは極めて稀である。
 
聖書では
 
 ”それゆえ、主はみずから一つのしるしをあなたがたに与えられる。見よ、おとめがみごもって男の子を産む。その名はインマヌエルととなえられる。”(イザヤ書7:14) (c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1954,1955

オラント型の聖母の代表的なイコン

 
 
本ページの表記は整理の都合上、フランス語、英語、日本語の順になっています。フランス語に付いてはアクサン等が、Shift_JISによる日本語と同時に表示不能な為、省かれています。読みにくいかと思われますが、ご容赦を。


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