Saint Boris et Saint Gleb

Saints Boris and Gleb
聖ボリスと聖グレブ


 
聖ボリスと聖グレブとは
 
 ボリスとグレブの兄弟は、キエフのウラジーミル公の息子である。キリスト教をルーシの地に導入したことで、その後のルーシの有り様を決定づけたウラジーミル公の死去(1015年)後、ルーシは混乱する。その際、ボリスとグレブは兄のスヴャトポルクに殺害される。彼らは無抵抗で「羊のように殺された」とされる。後に彼らは聖人とされた。

 軍と都市の守護とされる。
 
構図の特徴は
    
 イコンでは、向かって左に髭をたくわえたボリス、右に髪の毛の長いグレブ。ふたりは共に右手に殉教者を示す小さな十字架を持ち、左手には鞘に入ったままの剣(非暴力を示す)を下向きに持つ。丸い帽子をかぶる。

 また、馬に乗っている並んでいる構図も見られる。
 
聖ボリスと聖グレブを描いた代表的なイコン

本ページの表記は整理の都合上、フランス語、英語、日本語の順になっています。フランス語に付いてはアクサン等が、Shift_JISによる日本語と同時に表示不能な為、省かれています。読みにくいかと思われますが、ご容赦を。


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