フクロウ(巣箱)更新(2022年5月17日)

フクロウの繁殖を支援し、観察しようと巣箱を取り付けてみました。長年の観察によって繁殖場所(主に大きな樹洞)の激減が確かめられたからです。その主たる原因は人為的なものでした。巣箱の取り付けには反対意見もあるでしょうが、人為的に減らしてしまった場所を人為的に増やそうという試みは、あながち否定されるべきものでないと思っています。

飛べないのに・・(2022.05)

那須山中の巣箱から、無事に巣立ったフクロウのヒナです。「無事に」と言いましたが、多分これからが大変です。実はフクロウのヒナは、全く飛べないのに、まだ産毛に包まれたままなのに、巣から離れてしまいます。足爪と嘴で木に登ることができるので、自立できそうだと勘違いしているのかもしれませんね。これからもしばらくの間は、強い親フクロウに守ってもらうことになります。緑あふれる森の中で「無事に」育ち、本当にひとり立ちできることを願いつつ、バイバイしました。

真っ昼間でも・・(2022.05)

那須町の山中に設置した築約10年のオンボロ巣箱で今年もフクロウのヒナが巣立ちそうです。写真は自動撮影で撮りました。夜行性のフクロウですが、育ち盛りのヒナたちのために、親は真っ昼間でも頑張って餌を運んでくるだろうと思ったからです。記録されたデータによると、左の親フクロウの写真は、12:54に撮影されました。右のひょっこりヒナは、ジャスト12:00のショットです。おなかがすいて眠れず、起き出してきたのかもしれません。親はモグラをつかんでいました。この日のランチはモグラ定食です。

巣箱のフクロウ兄弟(2021.05)

 5月上旬、那須町山中に設置してある数年来の巣箱で今年もヒナが育ち、無事に巣立っていきました。親フクロウの厳しい監視付きです。

おんぼろ一軒家からの巣立ち(2020.5)

 数年前、那須の山中に設置した巣箱から今年もヒナが巣立ってくれました。壁も汚れて、朽ち果てそうなおんぼろ一軒家ですが、親フクロウは気に入ってくれていて(他に見つからないのでしょうが・・)毎年入居してくれます。

 
 フクロウ(2017.5)

 那須町の森林で、久しぶりにフクロウの巣立ちビナを見つけました。ヒナはぬいぐるみのようです。ヒナは巣立ったばかりのようで、繁殖場所のすぐ近くにとまっていました。迷惑でしょうけれど、少しの間モデルになってもらいました。

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