韓国

韓国2003



2003.2.22-23


今回は3回目の韓国。普通のメンバーで行った普通の短期旅行で、定番の観光をした。 成田から出るとは言え、3時間程度で着く一泊二日の旅行は私にとってもはや海外旅行とはみなされない。

明洞


今回は、一泊二日の日程で、成田を10時に出発。ソウルには1時過ぎに着き、そこから市内にバスで移動した。
HISのツアーであるので、空港までの往復は現地の駐在員が送り迎えする。 定番の情報は持っているので、バスの中でいろいろと手配した。
まず明洞のホテルに行くので、夕食は焼肉屋に行くこととし、焼肉屋の迎えのバスを明洞に手配。 そのあと、東大門市場に行くことにして、そこから明洞のアカスリ屋に戻るように、 アカスリ屋のバスに東大門門市場にきてもらうこととした。 もちろん、この辺の店の手配はHISの言うなりなので、観光客相手の店であることは間違いない。

明洞のパシフィックホテルに入ったのが3時過ぎとなり、すこし休んで、夕食まで2時間ほど自由時間となったので、 私はまず明洞の眼鏡屋で眼鏡を作った(左)。
韓国では眼鏡屋がなぜか観光目的の日本人を相手にしているが、これはもちろんファッションではなく実用のためである。 韓国の眼鏡屋は短時間で作るのを売りにしており、今回も視力検査をして、フレーム、レンズを選んだのち、 30分で出来上がった。
レンズ6000円。フレーム9000円の計15000円。これは値段設定が沢山あり、 最も安ければ、それぞれ2000円ずつで4000円というのも可能である。 実際はこの10倍のウォンでの値段であったが、韓国ウォンはほぼ10ウォン=1円。日本円の10倍と考えれば良い。
その後、例によって明洞で散髪(右)。カリスマ美容師のようなちょっとそれっぽい人に切ってもらい1500円であった。 やはり物価はまだ安い。


焼肉



明洞のロッテデパートの二階(左)で待ち合わせして、焼肉屋に向かったのだが、待ち合わせの場所が分かりにくく、 集まる人間も現地の事情を把握してないことから、ちょっと混乱し、大幅に遅れた。 そこで、今回ちょっと活躍したのが、プリペイドの携帯電話である。
これは事前に日本で手配していったのだが、韓国内と日韓の間でも使える携帯で、 一台ではあったが、携帯を持ってた私が最も遅刻したので、幸い役に立った。

値段は一週間で5300円。高いか安いかは各自の判断だろう。 ただし、携帯は空港でも借りれるようで、何も日本で必ずしも手配しなくてはならないことは無いようだ。


明洞から、30分くらいで焼き肉屋についた。 やはり、観光客相手の店であり、日本語表示バッチリである。
しかし、私の今回のメインの目的は韓国の焼肉を食べることであり、 焼肉が食べれれば、そんなことはどうでもよいわけである。



肉自体は申し分なく、いつもながら骨付きカルビが絶品であった。 韓国の骨付きカルビは、タレにつけてある肉がやわらかく、甘い。 前に来たときに食べた味そのもので、「そうそうこれが骨付きカルビだよなあ」 という感じ。
しかし、なぜか日本で食べると、同じ骨付きカルビでも、こういったカルビが食べられないのが不思議である。
逆に、韓国のタンはさえない。これは日本のタン塩の方が圧倒的においしい。






東大門市場



東大門市場(トンデモンシジャン)には、ミリオレ、斗山(トゥサン)タワー(略してDoota) と言った若者向けのファッションビルがあり、 観光の定番でありながら、ソウルの若者にも人気の場所でもある。


今回は時間があまり無かったが、同行の女性陣にとっては、おそらくはずせない場所であるので、 Dootaでアカスリの店からの迎えのバスと待ち合わせることにして、少し買い物の時間となった。

ビルの中には、小さな店がいくつも入っているのだが、売っている物自体は同じようなもので、 問題は値段交渉力ということになる。

私は、買い物はともかく、迎えのバスとの連絡が携帯電話でついて、役に立ったのがよかったことだった。



アカすりは明洞にある天地然という店に行った。 ここも、日本人観光客を相手にしている店なので、客はやはり日本人が多かった。 中には、普通の風呂と、緑茶や人参風呂、二種類のサウナなどがあり、入っている途中で、次々とアカすりに呼ばれる。 そして、風呂に戻されてオイルマッサージ。そして、風呂を出されて指圧マッサージと盛りだくさんの内容だった。
夜の10時頃に店についたが、我々男は11時半には終わったのに対し。女性陣はなんと夜中に1時過ぎまでかかった。 その理由は、女は長風呂だということだけでなく、女性客のほうが多いため、 なかなか中に入れなかったとのことだった。
当初、アカすりのあと、カジノに送ってもらって、一発勝負をするはずだったのだが、 アカスリに時間がかかったため、残念ながらカジノは中止。一日目は終了となった。







南大門市場


翌日は、朝10時に行動開始。ホテルをチェックアウトして、明洞にある店で参鶏湯(サムゲタン)を食べた。

店は百済参鶏湯という前回韓国人の友人サンインにつれてきてもらった店である。
朝からやっているので、明洞で朝食ならここに行くのが良い。
(残念ながらサンインには今回は連絡が取れなかった。)

参鶏湯は、だしが絶品。烏骨鶏と普通の鶏があり、どちらもボリュームがある。 日本人向けである。




明洞から南大門は、遠くは無く、十分歩いていける。
2月のソウルは寒かったが、歩いて南大門に到着(左)。例によって南大門市場(ナンデモンシジャン)に行った。

ここには、雑貨、衣料品、食品、ブランド品(偽者を含む)など、各種いろんな物を売っている店が並んでいる。
不思議なことに、我々日本人は、どんなに韓国人のように振舞っても、たちまち見破られ、日本語で声がかかる。
この辺、日本人が韓国人をなんとなく分かるのと同様であろう。

客引きは結構しつこい。 値段交渉も結構シビアである。
韓国も生活レベルが上がっているので、油断していると結構高い買い物をすることになる。


帰国便は19時発なのだが、ホテルを出るのは15:00。途中、ツアーの基本の土産屋に寄ったりしなければならないので、 出発は早い。



バタバタしたまま、ホテルを出てキムチ屋に立ち寄ったが、良く考えてみると、韓国でキムチとは各家庭で作るものであり、 完成品で売っているものを買う人は少ない。

よって、キムチ屋は主に観光客相手として存在しているとも言える。
ということは、キムチを土産にしたい日本人観光客は、じたばたしないで土産屋で買えばいいわけである。

空港について、韓国料理を出来るだけ食べた。どれを頼んでも、オレンジ色をしているのがポイントである。
ちなみに写真は石焼ビビンバ(左上)プルコギ定食(左上中)、冷麺(右上)、キムチ焼き定食(左下)である。




帰りのアシアナ航空は、最近スターアライアンスに加盟した。 ANAカードでマイレージがもらえる。ラッキーであった(右)。