待ちに待ったsaltさんのインストアライブ。土曜日ということできっとみんな並ぶだろうなぁ、と思いつつ、私は仕事などの関係で直前に行くように計画した。家庭教師先のお家からは高速が混まなければ40分だと思ったが、土曜の夕方、高速が混むことを考えて1時間30分を想定。予想通り！！5分前に到着。間に合った！！そう思っていちばん後ろで手元がみやすい位置を考えて立ち見の位置を確保。私が着いて、本当にすぐに始まった。

リラックスをした感じのsaltさん登場。山野楽器で新譜を購入した人だけが集まるので、やはり熱気を感じた。毎回、新譜が出る床のインストアに来るが、ピアノ一本でここまで行けるか！！という位素敵な演奏を聴かせていただけるので、今回も期待に胸を膨らませていた。
一曲目、Skinny Dipper。
この曲はやるだろうと思っていた。ピアノだけでの演奏、特に左のベースの入り方が絶妙。その絶妙なベースにこれまた綺麗にメロディーやアドリブが調和している。メロディーやアドリブを弾く際に口ずさんでいる歌も聞こえ、足で取っているリズムも聞こえる。最高であった。
そして“ピアノのイス”がぎしぎしいうことから、何故か先日購入したという乗馬マシンの話に（爆）。どうやら分割で高いものを買ったらしい（笑）。実は私は以前乗馬をやっていたのだ。マシンはわからないけど、あれは内ももをしっかり締めるとともにひざの屈伸運動をするともっと効果的ですよ〜〜なんちゃって。
この曲、ルノーのCMで使われるということ。早くみたいな。
二曲目はEnharmonie。
音楽の楽典の話を一生懸命していた。以前、某音大を目指していた私としては懐かしい話だった。そういう意味ではないか？？そう思って聞いていたのだがやはりそうか、と。コード進行が微妙にそれをにおわせているのだ。匂いました〜〜saltさん！！半音違うコードの微妙さが出ていて最高です。
三曲目はMr.Tapman。
これ、実は知り合いのハーモニカプレーヤーと一緒に演奏したい！！とひそかに考えている曲。もちろんバンド形式でも、そして面白い形としてピアノとハーモニカだけ、という構成でもやれるとうれしいと思っている。そのためにはどのようにベースをとるか、そう考えていた。今回の演奏にいっぱいヒントをいただいた。さすがだ〜〜saltさん自身はタップを踏みながら弾きたい、とコメントしていたが本当に楽しそうに演奏をしていた。Saltさんの天性のリズムを私も勉強したいものだ。できるかな？？？
そして最後は4→0→10→5
知床、という風に読む。私もジャズライフ出だったか、ラジオでだったか？？シレトコと読むんだとわかって面白い発想だと感心したものだ。曲は本当に心に染み渡って来た。涙が出そうだった。なんででしょう？？？saltさんの優しさなんかを感じるからだろうか？？
最後に一人一人と握手、その手の暖かさは苦しいことも悲しいことも流し去ってくれるものだった。
さぁ、6月のブルーノート、楽しみになってきたぞ！！