音楽の部屋 SALT大好き!
やよいわ〜るどTOPへ
エレクトーン
ピアノ・ビッグバンド
ドラム・ギター・バンド
SALT大好き!
STARDUST★TRAIN
音楽BBS
仕事の部屋
私の仕事・免疫
私の仕事・教育
いろんな病気Q&A
えみちゃんの思い出
免疫・教育BBS
インコの部屋
インコ写真
インコ日記
インコBBS
メール
エッセーを読んで
かなり遅くなってしまったが、お塩ひかえめというファンクラブ通信のエッセーを読んで自分的に感激したことを綴りたい。もっと早くアップしようと思いつつ、バンド練習とかアレンジもさながら個人的にKさんの死を目の当たりにして、しかも亡くなる直前に電話でお話をしていた事実に直面して私自身がぼろぼろでありやるべきことが出来なかった。それでも昨日自分の心を整理してみてアップしないと、という気持ちになった。
区切り

さぁて、改めて読み返してみた。SALTさんがここ数年やっと自然にピアノが弾けるようになったということを綴っているこのエッセー、私にはどきっとするものがあった。私もピアノをやっていた。しかも高校までは“絶対に音大に!!国立の音大に!!”が私の家族との合言葉だった。やっている量、やり方が普通ではなかった。ただ弾くという意味ではその頃が一番上手かったろう。腕を悪くしてやめざるを得なくなり、それから遠ざかってしまっていたピアノ。これにもう一回目覚めてエレクトーンとピアノをやってみたい、音楽をやってみたいと思ったのは音楽と離れて15年以上も経っていたころだった。ドラムをはじめギターをはじめ・・・楽しい!!音楽は楽しくないといけない、これが私の正直な気持ちである。楽しく演奏する、それはピアノの場合、といか鍵盤の場合どうするか・・・正直言って戸惑っているところだった。このエッセーを読んで何か理解できたような気がする。“ピアノと対話する、ピアノの気持ちを理解する”とSALTさんがおっしゃっている。この言葉は私の心の奥底にしみ込んだ。どんなピアノでもどんな状況でも弾きこなす。これにはそこにあるピアノと対話することが大事だ、と教えていただいた。“ピアノの気持ちを理解する”ともおっしゃっている。その通りだと思った。私が高校の、一番弾いていたころ、ホントにピアノの気持ちを理解してたか??ちょっと疑問である。指は最高に動いていたと思う。早弾きなんてへっちゃら、何が来ても大丈夫状態だった。しかし、気持ちを理解してたか??それは疑問だ。逆にやめてしまった後、人の結婚式とか友人のフルートなどの発表会で伴奏をしてあげていたときの方が気楽になっていたから多少はピアノの気持ちを考えたかもしれない。ただ弾いているだけでピアノのことを考えて弾いてはいなかった、高校の頃は。指が動くから“すごくうまい!!”といわれ続けていた。今になって違うことに気付いた。SALTさんのおっしゃる通り、ピアノと対話しないといけない。それは世界的なピアニストであるSALTさんでさえ考えていることなんだ・・・改めて知らされた。自分を100%表現できればいい、SALTさんのおっしゃる通り私もそう思う。最近、様々なライブハウスのピアノに接するようになってピアノの個性の違いを改めて感じている。やっているビッグバンドで弾くピアノ、先日のライブで弾いたピアノ、みんな全く違う。でもそれぞれのピアノで対話できればきっとよいピアノが弾けるのであろう。ピアノと対話する、ピアノの気持ちを理解する、SALTさんに教えていただいた最高のプレゼントであった。SALTさん、心から感謝します。そしてどんなに心が潰れるくらい辛くても、どんな状況でもそのピアノと対話し、その時に一緒にやっている人と音で対話する、そんな自分になりたいと思う。

SALT大好きINDEXに戻る ←BACK NEXT→