神保町 昼食ニュース

2010年7月号

2010年7月10日記

トマト麺の季節

 

◆ 開 店 ・ 初 訪 問

 先号に続き,イントロなしで本文とするが,小川町2丁目の靖国通り北側地下,前は「もつ兵衛」だった場所(小川町2-4)が「かめ蔵」という店になっているのに気づいた。ここは,「もつ兵衛」の前は「ちょんまげ」,その前は「高田屋」だった。[参照:→2008年8月号
 昼食は,日替わり(行った日は鶏唐揚げネギソース),海老と野菜の天丼,へぎそばと小丼,鶏のカツ丼,豚ロースデミソースなど。食べたのは豚ロースデミソース(780円)で,なかなかの充実。「デミソース」という略し方がちょっと間が抜けていておもしろい。

 続いては,錦華通りを入ってしばらく行った左側,メーヤウ向かい角(神保町1-64)の「<とんこつらーめん>炎(えん)」に入ってみた。3月28日に開店したという。基本メニューはしょうゆ 600円,味噌・塩 700円,激辛 750円,つけ麺で,トッピングもいろいろ,昼は半ライスのサービスがある。
 食べたのはしょうゆラーメンプラスもやし。麺はやや太め,量はやや多めで,比較的おとなしい味で食べやすい。

 車の中からどこかで見た「太陽のトマト麺」が,駿河台にできていた。「太陽のトマト麺<新お茶の水支店>」である。小川町の交差点から上がって総評会館の先の右側,前は刀削麺の店だった場所だと思う(駿河台3-2-6)。
 メニューは,トマト麺は基本が730円で,チーズ,茄子,エッグ,ボンゴレがあり,もうひとつの鶏パイタン麺の系列は基本が580円で,アオサ,鶏チャーシューというラインナップである。昼は高菜めし・ねぎめし付きランチセットがある。
 食べたのは太陽の茄子ラーメン 800円で,麺はたしかにラーメンだが,トマトスープの極細パスタというところ。夏にはいいかもしれない。麺がなくなりそうになったところで,ちょっと多いかなと思いつつ「らぁりぞ」150円 を注文した。要するにスパイスかけご飯で,これをスープに入れてリゾット風になるという仕掛けである。満腹。
 なお,錦華通りを入ってすぐの左側「竜馬」でもトマトスープの麺を出している。また,かなり水道橋寄りの「麺者服部」(西神田2-1-8)では,夏バージョンのトマト入りじゅーしーつけ麺を出している。

◆その他の動き

  白山通りを北へ少し行った左側角に,「神保町食肉センター」というのができて,焼肉食べ放題のランチをやっている。体調のいいときに入ってみたいと思っているが,いつも行列ができていて,まだ入れていない。

 三井住友海上の南,駿河台3-3あたりの「元祖トロカツカレーの店」が「ひまわり」という店になっていた。同じくカレーの店だが,他の定食もある。

 漢陽楼通り(正しくは富士見坂)を上がって千代田通りに出る少し手前の左側に,つけ麺の「さいたま屋」が6月7日ごろ開店した。この付近で3軒目である。

 小学館の向かいのパークタワー東京1階の「ロイヤルホスト」が6月下旬改装工事を行い,26日にオープンした。

 先月号で,霞舫が閉まっていると書いたが,よく見たらすでに昨年12月号で報告済みだった。


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