神保町 昼食ニュース

2010年8月号

2010年8月1日記

神保町バーガー

 

◆ 開 店・初 訪 問

 
 白山通りを水道橋方向へ行った左側にできた炉端焼きの店「どまん中」(神保町 2-48-2)が,カレーのランチを始めた。並・中・大すべて500円で,トッピングとしてトンカツ150円,ハムカツ100円,「ミックス」250円(トンカツとハムカツということか)がある。
 試しに並にハムカツを食べてみたところ,中高年にはまあちょうどいいかなという量だった。モツ入りで,色はやや赤い。見ていると,並・中・大は皿の形が違うようだった。

 続いては,少し東へ行って駿河台3丁目方面で,新しい店というわけではないと思うが,「サル・ド・ルポ」に入ってみた(駿河台 3-3)。ランチはパスタ5種,その他4種ですべて 1100円。
 「その他」の中の「欧風カレー」を食べてみた。ワイン風味があり,ドミグラスソース寄りの味で,ブロッコリー,ミニトマトが表面が表面を飾り,中にはマッシュルームがごろごろしている。内容は良いが,サラダとかスープがなくてまったく1皿で完結してしまっているのがちょっとさびしい。しかし,おいしいコーヒー付きで,ほっとした。

 その隣のブロック,コナカの脇の道を行って右側地下(駿河台3-7-5)のイタリアン「デル・ソーレ」に入ってみた。これも少し前からある店だと思ったら,「少し」ではなく,開店10周年記念ワインの貼り紙があった。左隣の2階はフレンチ,右側には中華,和食,スンドゥプの店も並んでいて,この通りはバラエティ豊かである。
 ランチはパスタ3種と日替わりで,いずれも1000円(パン,サラダ/デザート,飲み物つき),飲み物にはなんとワインもあったが,とりあえず自制した。食べたのはトマトソースのパスタで,この日は牛バラ肉とチンゲンサイだった。質・量とも良好。ほかに,オプションでヴィシソワーズが 150円と手頃だったので,自作(→別館参照)の参考にすべく,注文した。

◆その他の動き

 書泉グランデ裏の小路,ミロンガの並びの「チャボ」のランチは,これまでホワイトカレーだけだったが,6月中旬,「神保町バーガー」が登場した。基本は 950円,チーズバーガー 1100円,ほかにアボカドバーガーがあり,「男爵フライ付き」である。
 ハンバーガーは,普通よりわずかに大きめといったところで,パテのほか,素揚げのタマネギ(厚さ約8mm),レタスが挟んであり,ソースが2種用意されている。付け合わせは,ミニトマト2個とピクルス少々。男爵フライというのは,いわゆるフライドポテトと違って,直径2.5cmのジャガイモ2個をまるごと揚げたものだった。栄養バランスが良さそうな整ったランチだが,若者には(値段の割りに)量が足りないかもしれない。

 すずらん通りのドトールの脇の道を入った左側,元「つねか」の建物が6月にピンクに変身したが,7月9日夜に CRAS という名で開店した。立ち飲みの洋風居酒屋のようで,今のところ昼食はやっていない。

 上記の駿河台3丁目に,新しい和食店ができているのを見つけたが,今号には間に合わなかった。

 靖国通り,三省堂書店そばの「ロッテリア」が,7月下旬に閉店した。


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