神保町 昼食ニュース

2004年6月号

2004年6月7日記

Sukiyaki on 電磁調理器

 神保町便りは,当サイトの別館(3月オープン)もご参照ください。

  Yahoo! Japanの全文検索エンジンは,これまでGoogleを使っていたが,5月31日から「自前」のものになったそうだ。
 試しに自分の名前を入れてみたところ,今まで知らなかったリンクがいろいろ出てきて,喜んだり赤面したり。

◆ 開 店 ・ 初 訪 問

 連休明けの5月6日にオープンしたのは,タキイの横の路地を入って右側,人生劇場の先の「しゃぶっち」。元は大衆的なすき焼きの「はらの」があった場所で,経営者は前と同じらしい。ランチはすき焼きとしゃぶしゃぶ各\780である。1階はしゃれたカウンター,明るい階段を登った2階はテーブルになっている。前の店では熱源はガスこんろだったたが,こんどは電磁調理器で,ランチョンマットでカバーしてある。
 1階だけで営業していたオープンの日は,しゃぶしゃぶランチを食べてみた。電磁調理器はなかなか強力で,すぐお湯が煮え立つ。翌週は同僚と2人で行き,2階ですき焼きランチを食べた。以前と同様,肉は非常に薄く,白菜で増量してあるが,質はなかなか高い。ご飯は小めの茶碗に山盛りになっていて,若い人にはちょっと物足りないだろう(お代わりは追加料金をとられる)。2階は,向かい合わせに座る2人が電磁調理器をひとつ使うようになっているので,2人で行くときは同じメニューにしないとすれ違って座ることになる。

 靖国通りの1本北,ランチョンの裏の「万風」が少し前に「<海鮮山鮮>武蔵」となり,昼食を始めた。にぎり鮨,ちらし丼(\1,000)など「海鮮」ものが中心の5種類。

 錦華通りを北へ行き,カレーの「カーマ」の少し先の右側にある「ジパング」は,何度か中味が変わったが,今は「<炭火焼>ジパング」で,ランチはビビンバとベトナム麺である。石焼カルビビビンバ(\800)を頼んでみたところ,層に対して垂直に細かく切ったバラ肉がほとんどナマの状態で混じった石鍋が出てきた。大丈夫かなと思いつつ,指示どおりに,かき混ぜて石鍋に押しつけるようにして焼くと,いい具合に火が通った。多少時間と手間がかかるが,それだけの価値がある。

 富士見坂通り(靖国通り「自遊時間」脇から駿河台下をショートカットする坂,漢陽楼のある通り)にあるもんじゃ焼の「月島家」は,しばらくランチを休んでいたが,5月に再開した。以前は,詳細は覚えていないが,かなり高カロリーと思われるメニューだったので敬遠していた(「レディーズ・セット」もあったが,こういう名では頼みにくい)。今回は,お好み焼,もんじゃ焼,焼きうどん,焼きそばなどの基本的なランチが\500で,なかなかの内容だった。女性客も多く,にぎわっていた。

◆ その他の動き

 同じ富士見坂通りに3月に開店したばかりの「<和膳酒館>蔵家」(4月号参照)が,2か月であっさりと閉店してしまった。同じ場所に去年できた「つるる」は3か月だったから,それよりさらに早い。
 近くのうどん屋「丸香」はいつも大盛況で入れないのだが。

 錦華通り左側の「こりゃうめえ」が,6月から昼食の営業をやめた。その代わり(?),朝は4時までだという。

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