


「どうだ…この熟しきった都市を見てみろ。
この世界すべてが……
我が組織の市場なのだ!!」
「そう……この私に、
人類の未来は、委ねられておるのだ!!」 |

「ハマー……
例のプロジェクトの進行状況は、
どうなっておる?」
「はい…進行は、順調に進んで
おりますが……問題がひとつ……
実験体が一匹脱走してしまい、
未だに発見できぬままです……」
「人目に触れる前に、必ず消去しろ!!」
「はい…必ず!!」 |

「ところで、あいつはどうしておる?」
「はい…しがない毎日を、
虫けらたちと戯れておられます。
そろそろ…お連れいたしましょうか?」
「いや、好きにさせておけ!!
時期が来れば、必ずここへ来るであろう……
30年前の私のようにな!!」
「雨か……」 |

「ルート246、エリアDの立入禁止区域に
進入車あり! ただちに、逮捕願います。
ハート、よろしくね! 頼んだわよ!!」
『OK!!』
『まったく! どこのどいつか知らないが、
なめた真似してくれるもんだぜ……
さぁ、ショータイムの始まりだ!』 |
[ STAGE 1-1 ]


――やつは、単なるジャンキーだった。
しかし、あの体は、一体……?―― |

――おびただしく変形した手からは、
獣のような爪が……―― |

――おまけに、ご大層なガンまで
持っていやがった……―― |

『クリス!
とりあえず、コークの出所がどこなのか、
調べてみてくれないか?」
「分かったわ」 |


『誰だ? 隠れてないで、ご対面といこうじゃないか!?』
「フッフッフッ……
心配せずとも、じきに会えるであろう……!
ハッハッハッ…ハッハッ……ハッ……」 |

[ STAGE 2-1 | STAGE 2-2 ]
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