(C) SAMMY 1991























「どうだ…この熟しきった都市を見てみろ。
 この世界すべてが……
 我が組織の市場なのだ!!」

「そう……この私に、
 人類の未来は、委ねられておるのだ!!」







「ハマー……
 例のプロジェクトの進行状況は、
 どうなっておる?」


「はい…進行は、順調に進んで
 おりますが……問題がひとつ……
 実験体が一匹脱走してしまい、
 未だに発見できぬままです……」


「人目に触れる前に、必ず消去しろ!!」

「はい…必ず!!」







「ところで、あいつはどうしておる?」


「はい…しがない毎日を、
 虫けらたちと戯れておられます。
 そろそろ…お連れいたしましょうか?」


「いや、好きにさせておけ!!
 時期が来れば、必ずここへ来るであろう……
 30年前の私のようにな!!」


「雨か……」





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「ルート246、エリアDの立入禁止区域に
 進入車あり! ただちに、逮捕願います。
 ハート、よろしくね! 頼んだわよ!!」

『OK!!』


『まったく! どこのどいつか知らないが、
 なめた真似してくれるもんだぜ……
 さぁ、ショータイムの始まりだ!』





[ STAGE 1-1 ]







――おとなしく捕まってりゃ、いいものを…――







――やつは、単なるジャンキーだった。
   しかし、あの体は、一体……?――







――おびただしく変形した手からは、
         獣のような爪が……――







――おまけに、ご大層なガンまで
      持っていやがった……――







『クリス!
 とりあえず、コークの出所がどこなのか、
 調べてみてくれないか?」

「分かったわ」







『!?』







『誰だ? 隠れてないで、ご対面といこうじゃないか!?』


「フッフッフッ……
 心配せずとも、じきに会えるであろう……!
 ハッハッハッ…ハッハッ……ハッ……」







(C) SAMMY 1991





[ STAGE 2-1 | STAGE 2-2 ]







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