プロジェクト・サイン／グラッジ／ブルーブック

「ケネス・アーノルドの空飛ぶ円盤目撃事件」と「ロズウェルＵＦＯ墜落事件」の２大事件があった１９４７年の１２月３０日、オハイオ州デイトンのライトパターソン空軍基地（当時はライトフィールド）内に米空軍公式の、謎の飛行物体調査機関「プロジェクト・サイン」が設立。 翌１９４８年１２月１６日、「プロジェクト・グラッジ」と改称。アレン・ハイネック博士も参画したが、１年後の１９４９年１２月２７日、閉鎖された。 １９５２年３月２５日、再びＵＦＯ調査機関「プロジェクト・ブルーブック」設立。このとき、機関長エドワード・ルッペルト大佐が、正体不明の飛行物体を「Ｕ.Ｆ.Ｏ.」と呼ぶことを提唱した。 １９６８年１２月１７日、空軍の委託したコンドン委員会がＵＦＯの否定的見解を発表し、それを受けて「プロジェクト・ブルーブック」も閉鎖された。ちなみにこの年、アーサー・C・クラーク原作、スタンリー・キューブリック監督の『２００１年宇宙の旅』が公開されている。 なお、機密扱いだった「プロジェクト・ブルーブック」資料も、１９７６年、情報公開法によって機密解除され、現在では公文書館で読むことができる 日本でも２０年くらい前、何冊かに分冊されて翻訳されたものが刊行されていた。第１巻目は買っちゃったけど（笑）。まだ、売っているのかなあ。すごく高かった。買う人もそうそういないから当り前だけど（笑）。内容は、情報操作がどうのこうの心理作戦がどうのこうのと、宇宙人好き政府の陰謀好きという方が読むと、がっかりするようなものです（笑）。