「エピソード2 クローンの攻撃」掲示板
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RE: ダゴバ=ナブー説 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月17日(水)13時14分45秒

>これって、「ダゴバ=ナブー説」本命ってことでしょうか?

別な説として、オビ=ワンがルークをタトゥイーンのラーズ家に預けに行く途中、ダゴバに立ち寄るという予想もあります。その時、ヨーダをダゴバに置いていくという。
 ジャミーラ王女の「民主主義が滅ぶ時が、我らの滅ぶとき」というセリフを考慮すると、EP3
でのナブー破壊の可能性は高いと思われますが、破壊前のナブーに幼少のルークが訪れたとしても、それと全く変わってしまったダゴバに着いた時、懐かしいと感じるでしょうか?
 「ダゴバ=ナブー説」は、私は薄いと考えています。

 ナブー破壊の兵器についても若干の議論が出ていますが、デス・スター自体は登場しないでしょうね。『新たなる希望』でのインパクトがなくなる。おそらく、惑星破壊砲のプロトタイプということなのでしょう。それを実験的に使用し、「これじゃ威力が弱い」みたいなことを言われて、惑星破壊砲をつくらなきゃ、という『新たなる希望』への伏線にもなるし。
 そのシーンの使われ方としては、『新たなる希望』でのレイアに対する脅迫とオーバーラップさせられるでしょう。

>確かにジオノーシスの格納庫に帝国軍のヘルメットを思わせる兵士がいました。なんか発着の記録をつけてる様子で。ジオノーシスなのに何故人間の兵士なのだろう? と疑問に思っております。

 これには、私も気付いていました。ただ、この人がドゥークーを除く唯一の人間兵士だったのかどうか確認したいなあ、と思いました。司令室の後ろの方とかにも、人間の兵士って一人もいませんでしたかね。次回見るとき、確認します。
 この兵士ですが、他のお偉方が次々と退却する中、最後まで基地に残ってお仕事とは、かわいそうだなと思いました。


で、そういうことです 投稿者:ビンラディン  投稿日: 7月17日(水)12時57分00秒

>りょうさん
たった一日であっというまに私の書き込みは遥か彼方、なのですが、まぁ私の考えは樺沢氏とそして何と言っても理力さんが代弁してくださったので。(ご本人にその意思は無かったでしょうが)
 まあ要するに
>それが本当なら、まあ端的に言って「失敗した」ということなのでしょうね。
という事を「わかっちゃイルけど言いたくない」と言うことでして。(笑
そのような「臭いものにフタ」的な姿勢(悪く言えば、ですが)を良しとするか否か、ですね。
いや、やっぱり理力さんの説明のほうが圧倒的に上手だな(笑

 SFとファンタジーの区別の仕方等は、まァ「見解の相違」と言うモノですね。
私は「描かれる世界観」に比重を置いているのであのような言葉がでてしまったワケです。


惑星ダゴバ=ナブー? 投稿者:L・スカイウォーカー  投稿日: 7月17日(水)12時20分19秒

古い話題ですみません。

先日のTVで放送したEP5「帝国・・・」を
ビデオで何度も見て、ふと気付いたんですが、
ルークが惑星ダゴバに着いた時、
「なんか、懐かしい感じがする・・・」って言ってました。

これって、「ダゴバ=ナブー説」本命ってことでしょうか?
ルークが生まれた所が、ナブーだとすれば
1、2才のかすかな記憶で。

http://homepage3.nifty.com/sinsin-lemon/game.htm


違い 投稿者:デジアナ  投稿日: 7月17日(水)08時28分54秒

デジタル上映とアナ六上映の相違点を教えてください。
上映時間も違うんでしょうか。はたまたシーンの差し替えだけなんでしょうか。


違い? 投稿者:デジアナ  投稿日: 7月17日(水)08時25分23秒

デジタル上映とアナログ上映ではシーンが違うと聞いたのですが、どこがどのように違うかを教えてください。全部でどのくらいあるのでしょうか。


鑑賞ガイド 投稿者:理力  投稿日: 7月17日(水)01時41分28秒

管理人様お疲れ様です。

鑑賞ガイドとても良いですね。
まだまだ追加される、ということですので、既にお気づきの点も多いかと思いますが、
個人的に気になった点をいくつか。

カミーノでジャンゴが閉まるスレーブ1のトビラに頭をぶつけますが、ヘルメットに例の凹みがついたのは、バックパックを失うシーンでしたね。
腕から刃を出して引っ掛けているカットでは既に凹みがありました。それと照準距離測定器も折れていますね。

コルサントのバーのスクリーンに登場するアルコーナ、腕が見えたのははじめてですよね(笑)。

コルサントのバーのスクリーンで、ヌーナのレースとリクショー対ピットドロイドのラグビー? が映っていました。あんな娯楽もあるんですね。

コルサントのアミダラの私室。オビワンが割った窓をドロイドが修理していますよね。芸細ですね。

確かにジオノーシスの格納庫に帝国軍のヘルメットを思わせる兵士がいました。なんか発着の記録をつけてる様子で。ジオノーシスなのに何故人間の兵士なのだろう? と疑問に思っております。


ホイルス星系誌によると・・・ 投稿者:DIO  投稿日: 7月17日(水)01時28分00秒

サイフォ・ディアス≒シディアス
アナキンは単巣のヒューマノイド


みんな一緒じゃなくて良い 投稿者:理力  投稿日: 7月17日(水)01時08分17秒

>りょうさん
>ですからこの映画、あくまでスクリーンの外からあれこれ考えながら見るのが楽しい映画、だと思います。私はどちらかというと元々そういう見方をする方なので、SWは肌に合っているのです。

なるほど納得です。
ご自身の鑑賞法を明らかにして頂いてありがとうございました。
りょうさんのSW対する考え方がちょっとわかったような気がします。

SW好きならば、「ルーカス仕方ないなぁ……」で終るところが、
りょうさんの場合、「自分で言い出した設定ならキチンとせい!」とついつい言いたくなってしまう
ということでしょうか。
確かに理論的、予定調和な物語ですから、予定が調和しない部分関しては、
突っ込みたくなるお気持ちも良く分かります。

ただ、肌が合う、合わないといった問題ですので
りょうさんの気持ちは分かるけど、そういった観方は賛同できない、という人もいると思います。

ですから、りょうさんとしては、この際、回りの人々はほっといて(←暴言)、自説を極め続けるか、
もしくは賛同できない人々の考えをも打ち砕く自説を展開して頂ければ、すごくカッコイイと思いますよ(すいません。調子にのってます)。

私事ですが、ルークと皇帝をキョロキョロ見るヴェイダー郷、僕はダメなんですよ。
葛藤を表現しているのは分かるのですが、デビッド・プラウズ演技できね−と、
ついつい思ってしまいます(あのシーンが好きな方すいません)。
もちろんep3の後はあそこで号泣するとは思うのですが……。

かくも個人の受け取り方は千差万別、難しいものですね。


リョウさん、よろしく 投稿者:アヤノコウジ  投稿日: 7月17日(水)00時43分13秒

>あ、いえいえ、「観客に説明するシーン」という意味です。
 >アミダラ偽装死亡とかでしたらアミダラが生きているシーンを出すだけで、観客は「あ、あり  ゃ嘘か」と判るのですが(それでもいろいろ勘ぐる人も出てくるかもしれませんが)、父親の場合 は映像だけで説明できるものではないため、セリフで観客に説明するためのシーンが必要になる かと思うわけで。
 それが映画のテンポを悪くしないかな?と思った次第です。

そうなのです。小生がこの仮説に至ったのは、樺沢さんの説である、EP3ではアナキンの父親に関して描かれないのでは、に沿ったものです。
つまりアナキンだけが父親殺しをしてしまったと誤解することによるダークサイドへの転落の要因。観客は、結局ドゥークーが父親なのかどうか分からない。つまりアナキンの誕生に関しては観客自身の判断(もしくは思い込み)にゆだねられる、という仮説です。


「EP2鑑賞ガイド」追加 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月17日(水)00時24分38秒

>「EP2鑑賞ガイド」
>ブルーミルクを運ぶのは間違いなくパドメです。
 
 その通りです。
 その他、「EP2鑑賞ガイド」を10項目ほど追加しました。

>okaさん
>様々な映画、文学等からの引用(リスペクト)があると言われていますが。
>それらを集約した「サイト」もしくは「BBS」はあるのでしょうか?

「STAR WARS ORIGIS」という、素晴らしいページがありましたが、半年ほど前に閉鎖されてしまいました。非常に残念です。Google検索で引っかかってこないので、移転というより閉鎖なのでしょう。
 「EP2」の引用については、現在「ホス・ブレス」でもまとめていますが、画像を集めるのが、非常にに大変で難渋しています。そのうちアップしますので、お楽しみに。


飫肥腕さん 投稿者:りょう  投稿日: 7月17日(水)00時13分22秒

>そんな事言ってたらきりがありませんよ。
>宇宙で音鳴ってるし、相対論無視やし、ほかにも色々…
>スターウォーズを現実世界と比較すること自体ナンセンスだと思います。

 宇宙の音等については、私の前の書き込みで言及しています。
 同じことを重ねて書くのもあれなので一言で書きますと、「科学考証されることをきちんと拒否する描き方をしている」ということで、私もそれらについては納得しています。
 私が「浮いている」と感じるのは「ミディ=クロリアンによる受胎」のみで、その理由も書いてますのでここでは省略します。


ルーカスは演出が下手、でしょ 投稿者:りょう  投稿日: 7月17日(水)00時05分56秒

>理力さん
>ルーカスの演出が失敗しているなぁ……と思うことは多々あります。

 まあ元々ルーカスは演出は下手だと思ってますから。
 少なくとも多少無理くりな設定を観客に強引に納得させるような演出力はありませんね。
 この人のシナリオも含めた演出って、とにかく「理論的」なんですよ。情緒的な演出はEP2を見て「ああ、やっぱり下手だなぁ」と改めて思いました。
 スター・ウォーズって、プロットが予定調和的に綺麗で「推理」して楽しい映画ですよね。
 EP2でアナキンとアミダラのラブラブシーンを見せられても、感情移入なんてとてもできませんもの。
 そういう意味では「演出が弱い」という批判は当たってます。
 例えば、EP1でアナキンとアミダラが互いに好意を寄せる心の動きが判らない、という批判があって、樺沢さんが「完全解読本」で反論されてました。これこれのシーンできちんと描写されている、と。それは確かにまったく正しいのですが、ただ「ああ、今アミダラはアナキンに惚れた!!」と"理屈抜きで"観客に感じさせるものではありません。
 ですからこの映画、あくまでスクリーンの外からあれこれ考えながら見るのが楽しい映画、だと思います。私はどちらかというと元々そういう見方をする方なので、SWは肌に合っているのです。

 でも、SWで1シーンだけ"強引に"スクリーンの内側に引きずり込まれたシーンがあります。
 それは「ジェダイの復讐」のラスト近く、ベイダーが皇帝とルークを交互に見るあのシーン。その直後、ベイダーは皇帝を投げ落とすのでした。
 あの黒い仮面が左向いて右向くだけのあのシーンが一番私の心を鷲掴みにした。
 でも、あれはルーカスが監督じゃないし。スター・ウォーズに限らずルーカス監督作品(つってもあまりないんですよね)で心を鷲掴みにされた記憶なんてほとんどないです。そういう「演出力」はない人だもの。
 ま、SWについては醒めた目で冷静に頭脳を働かせながら見るのが楽しいです。そしてここぞという場面で自分で勝手にスクリーンの内側に入り込んで無理矢理感情移入するのだ。映画からは引きずり込んでくれないから。
 ・・・でも、しつこいですが「ミディ=クロリアンによる受胎」がEP3で何のフォローもなかったら、おそらくもうアナキン(ベイダー)には感情移入できないでしょう。

 EP2の「演出下手」なところといえば、アナキンが暖炉の前でアミダラに迫りますよね。
 で、アミダラに振られた直後、シミの夢を見てうなされるシーンになりますよね。
 あのシーン、私はてっきりアナキンが「やらしい夢を見ている」のだと勘違いして狼狽えたものでした。こんな勘違いをしたのは私だけかと思っていたら、アメリカでも同じ勘違いをした人がかなりいたらしく、そのシーンで劇場内が爆笑の渦になったとか。ちょっとほっとした。
 それにしても紛らわしいぞ。なんであのシーンの直後に、しかもわざわざ上半身裸であのシーンを入れる。


謎の人物 投稿者:hasnese  投稿日: 7月17日(水)00時04分51秒

サイフォ・ディアスと,アナキンの父親。
二人とも「謎」という観点では共通点がありますね。
うっちーさんのカキコを見て,直感的には「アリかも!?」って思いました。
なんか謎が一気に2つも解けちゃうかんじで気持ちいいかも?
でも・・・
それを限られた時間でストーリーに盛り込むのって,
恐ろしく大変ですよね。それって美しくないかも,とも思いました。

というわけで,やっぱり二人とも「謎の人物」!いったい誰なのさ〜(笑)
(可能性的に,ディアス=アナキン父ってどうでしょう>みなさん)

こうして書きながら,
Vで,Wへの繋ぎ目として書かなきゃいけないことを考えると,
上記の二人の謎の人物は,そのまま触れられないままだったりして・・・とか
そんな風にも思えます。
帝国への移行,ダースベーダへの移行,パドメ&双子の行方
これらだけでも相当使いそうだもん。

> naoさん
> アリーナでの集団ジェダイ戦を観ていて,その思いが深まった。
> ドロイドにあんなに簡単にやられるなんて(泣)
> それこそ”バランスを欠いた”状態だったわけですよ(多分...)

あのやられっぷりと,メインのジェダイたち&パドメの生き残りっぷり,
思いっきり“バランスを欠いた”状態でしたよね(笑)
「あんたら銀河のあちこちで紛争を解決したジェダイでしょ?」って
心の中でつっこんじゃいましたよ。
オビワンとかアナキンとかは,全部ライトセーバで跳ね返してるのにさ。

> デススター
私もVで,何かしらの形で出てくると思います。
(建設現場です,とか,話の中で言及される,とかも含めて)


(無題) 投稿者:飫肥腕  投稿日: 7月16日(火)23時49分26秒

>クレジットがどうあれ、浮いている部分があれば突っ込まれるのはやむを得ないでしょう。
 製作者は神様ではありませんから。確かにあのクレジットで製作者(ルーカス)の意図は理解できますが、だからといって浮いているシーンや矛盾をそのまま飲み込め、と言われても・・・

そんな事言ってたらきりがありませんよ。
宇宙で音鳴ってるし、相対論無視やし、ほかにも色々…
スターウォーズを現実世界と比較すること自体ナンセンスだと思います。


パドメ・アナキン姉弟論争 投稿者:クンクー  投稿日: 7月16日(火)23時47分14秒

>>(あ、あとパドメ・アナキン姉弟論争もよろしく)
>究極の禁断の恋ですね(笑)。近親相姦の罪の子達が”新しい希望”ですか。かなりダークだなぁ!

おっしゃる通り、現代の日本ではかなり抵抗がある案ですが、同腹でなければ割と最近
まで「禁断」ではなかったような...

私がこの案を捨て切れないのは
EP4:ルークがレイアを見て「なんて美しい人だ」
EP1:アナキンがパドメを見て「君は天使?」
結構ナルシストファミリーで、肉親で自分に近いものがあったので気に
入っちゃったんじゃないかと...

それともうひとつ。アリーナでオビワンがパドメのことを「彼女は大丈夫だ」
と心配していないこと、ジェダイ騎士たちが絶体絶命になったときのメイスの
言葉「人質にはならない」ってあんた、アミダラ議員がいるのにそんな無責任な。
これらはジェダイメンバーはパドメがフォースの強い特別な女性であることを
知っていた証ではないか、と思うのですよ。
で、「フォースの強い一族」→アナキンとパドメは肉親??という考えが出てくる
のです。

旧3部作との対比としてもうまく対称形になるし、アナキンにパドメをあきらめさせる
のにはとてもいい理由だし、私としては捨てるには魅力的な案なんですよね。

まあ、姉弟で子供が出来ちゃう、というのは横溝正史の世界みたいでSWの雰囲気には
そぐわないし、アメリカだと当事者もいるだろうからシャレになんないかもね。
アナキンちょっとかわいそうかな。パドメは弟との間で出来た子だとわかっても
生むとおもうぞ。うわー、どろどろ。あかんなこれじゃ。
  ↓
失礼しました。議題としてはよくないかも。3年待ちます。


Re:サイフォ・ディアスって何者? 投稿者:がぺ  投稿日: 7月16日(火)23時41分41秒

>そうするとEP6で滅んだのは単にパルパティーンの肉体で、シディアスの魂は不滅か?
・・・怖い考えになったな・・・。

小説でそういうことがありました。自分のクローン何体も作って、やられるたびに別の身体に乗り移ってましたね。


再び 投稿者:りょう  投稿日: 7月16日(火)23時37分13秒

>樺沢さん
> 欧米人的な発想で言えば、「処女懐胎」の描写を見たときに、「そんなことが科学的に起こり
>うるのか? ありえるのか?」あるいは、「科学的にどういうことを意味するのか?」という発
>想や、それについて深く追求することを積極的には、しないだろうということです。

 別に「処女受胎」そのものが宗教的タブーに触れるわけではなく、「イエスの出生についてあれこれ突っ込みを入れること」がタブーになっているわけですから、映画の中の人物の処女受胎云々について、欧米人が素直に受け入れる理由は何もないと思いますよ。
 「SWに宗教的意図がない」のであれば処女受胎という描写を入れるべきではなかったのではないでしょうか。

 また、仮に処女受胎を入れるにしても、シミのセリフだけにとどめておけばよかったのでは?
 「ただ妊娠して産んだ」というセリフだけでしたら"処女受胎"を観客に連想させることもできるし、それ以上の議論はなされないわけです。突っ込む材料がないから。
 「処女受胎はあり得るのか?」という議論は成立しないんですよ。あり得ない、というのが判りきっているので、結局「ま、おとぎ話だからね」というところに落ち着くのは明らかです。
 ミディ=クロリアンなんてものを出すから、それを糸口にいろいろ考えることができてしまうわけで。

> 逆にルーカスの側から言えば、「ミディ=クロリアンによる受胎は無原罪懐胎のイメージを借用
>するために使っただけなので、それ以上突っ込まれても困るんだよなあ」というのが、彼の本音
>なのだと思います。

 それが本当なら、まあ端的に言って「失敗した」ということなのでしょうね。

 それより、EP1でアナキンに無原罪性を想起させたい、というのはまだ判るのですが、EP2のアナキンは「原罪」が服着てライトセーバー振ってるようなやつなんですけど。
 なのでEP2見て余計に「シミのあの言葉は種明かしが必要だ」と思ったんですよ。EP2見るまではそれほど拘っていなかったのです。ま、あれは「伏線」だから今はあれこれ考えずに、ただ覚えておけば良い、という気持ちも大きかったのですが。
 ですから、EP3でも「種明かし」がないとなると、もうEP1のあのシーンはSW全体をぶち壊しかねないシーン、になってしまいす。私の中では。

 ま、アナキンが人間でないなら無原罪も当然ですが。

> クローンという科学的な要素を導入したことにより、科学考証の格好の材料になるという量産
>の指摘ですが、私は「A long time ago…」のクレジットによって、科学考証を免れている。すな
>わち、「科学考証禁止」という但し書きがついていると理解しています。

 クレジットがどうあれ、浮いている部分があれば突っ込まれるのはやむを得ないでしょう。
 製作者は神様ではありませんから。確かにあのクレジットで製作者(ルーカス)の意図は理解できますが、だからといって浮いているシーンや矛盾をそのまま飲み込め、と言われても・・・


Re:パル=シディアス 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月16日(火)23時03分13秒

>masatoさん

 オフィシャル・サイトの「パルパティーン」の項目には、「パルパティーン=(旧三部作の)皇帝」と書かれていますが、「シディアス」の項目を見ても、「パルパティーン=シディアス」とは書かれていません。したがって、「パルパティーン=シディアス」はオフィシャル・サイト的には確定ではないと思われます。その辺を細心の注意を払って書いているよう読めます。
 もし、「パルパティーン=シディアス」が記述されているようなら、行数指定で教えてください。
 ただ、電撃攻撃を使いフォースの使い手である皇帝が、シディアスでないということがありえるのか? クローンとか双子の兄弟とか、かなり奇抜なアイデアを持ち込まない限り、説明不能です。


アヤノコウジさん 投稿者:りょう  投稿日: 7月16日(火)23時02分46秒

>>それに「騙し」だとすると、「あれは嘘だったんだよん」という説明のシーンが必要になって、映画のテンポはどうも悪くなるような気がします。EP3は他にも説明しなくちゃならんことが山ほどあるし、そんなヒマはない!と思うのですがいかがですか?

>そのシーンは必要なく、アナキンは騙されたまま、ということです。

 あ、いえいえ、「観客に説明するシーン」という意味です。
 アミダラ偽装死亡とかでしたらアミダラが生きているシーンを出すだけで、観客は「あ、ありゃ嘘か」と判るのですが(それでもいろいろ勘ぐる人も出てくるかもしれませんが)、父親の場合は映像だけで説明できるものではないため、セリフで観客に説明するためのシーンが必要になるかと思うわけで。
 それが映画のテンポを悪くしないかな?と思った次第です。


パル=シディアスは、 投稿者:masato  投稿日: 7月16日(火)22時38分35秒

もう確定してるといえないの?。

以下参照。
http://www.starwars.com/databank/character/palpatine/index.html
http://www.starwars.com/databank/character/darthsidious/index.html


観賞ガイド 投稿者:nao  投稿日: 7月16日(火)22時26分53秒

私もちょっとだけ,付け足させてください。

>白い壁にアナキンの影が、一瞬ダース・ヴェイダーの影に見える。
1ではポスターのみ,同じようにタトの建物に影が映っている。
3では実際にヴェイダーとしてタトイーンへ?
とか妄想させてくれます。(実際には行かないような気がするけど)
また,このシーンが不自然でないようにアナキンの後ろ髪を一握りだけ縛って置いたのだと思う。
その後のジャワの元でのシルエットもヴェイダー卿に見えてしまうのですが,こちらは気のせいかな?

>クラブ内でポッドレースの映像を放送していた。
このシーン,実はゲーム画面だと気づいてました?
ネタ元
http://us.imdb.com/Trivia?0121765
よく見ていると,得点表示画面が現れます。
酒場の誰かがゲームをしてるのかと思うと,何だか嬉しい。
(実はさりげないゲームの宣伝か?)

ブルーミルクを運ぶのは間違いなくパドメです。

お気づきかも知れませんが,エンドの湖シーンがESBエンドに似ている
但し,R2と3POはが左,男女が右に変わっていますが。
1のエンドが表彰式,2のエンドも似ている
となると3のエンドでは,帝国の誕生を祝う祭典,
そして,霊体ジェダイの登場か?もちろんクワイで,事態を嘆いている。
ダークとライトで平仄も合うし,などと空想をかき立てられます。


サイフォ・ディアスって何者? 投稿者:うっちー  投稿日: 7月16日(火)22時15分54秒

 はじめまして。最近、やっとEP2見ました。
EP4のときに聞いた「クロ−ン大戦」のクローンが
一般的に言うクローンそのままだということに驚きました。
(星の名前か何かで、名前はクローン技術から拝借したものだと・・・)

 ところで、サイフォ・ディアスって何者でしょう?私はアナキンの親父ではないかとにらんでますが・・・。
 サイフォは少なくともパルパティーンとは別人。(両方ともジェダイに面がわれてるし。)
となると、シディアス=サイフォとするとパルパ≠シディアス、
シディアス=パルパとするとサイフォ≠シディアス
ってことになってしまいますね・・・。

 それとも、シディアスは霊魂で、死んだサイフォの肉体をのっとり、
その後最高権力者まで上り詰めたパルパティーンを殺害して乗っ取るのかな?

 そうするとEP6で滅んだのは単にパルパティーンの肉体で、シディアスの魂は不滅か?
・・・怖い考えになったな・・・。


遅くなりました、リョウさんへ 投稿者:アヤノコウジ  投稿日: 7月16日(火)22時04分06秒

>でも、それでは騙されないでしょう。フォースで肉親くらい判るのでは。
>ルークもベイダーに告白されたとき、最初受け入れるのを拒否はするものの、その10分後のシーンではもうしっかり通じ合ってますもん。

このときはベイダーが生きています。

>それに「騙し」だとすると、「あれは嘘だったんだよん」という説明のシーンが必要になって、映画のテンポはどうも悪くなるような気がします。EP3は他にも説明しなくちゃならんことが山ほどあるし、そんなヒマはない!と思うのですがいかがですか?

そのシーンは必要なく、アナキンは騙されたまま、ということです。


鑑賞ガイド 投稿者:明日菜  投稿日: 7月16日(火)21時38分48秒

樺沢さん、素敵な鑑賞ガイド、ありがとうございます。
まだまだ気づいていないシーンがあったので、次の鑑賞で注目すべきところがわかって助かります。

ひとつだけ訂正させていただくと、

>アナキンたちにブルー・ミルクを出すベルー。
ブルー・ミルクを出すのはベルーではなく、後のシーンでパドメがアナキンをなぐさめる時に運んできたと記憶しております。


アナキンの父親 投稿者:nao  投稿日: 7月16日(火)18時32分15秒

EP1でシミが父親について語ったとき,
「どうか,もう,これ以上詮索しないで」
と目で訴えているように思えてしかたありませんでした。
マスター・クワイは,シミの思いを受けて父親問題をうやむやにしたと。
この思いは,今観ても変わりません。
そして,その時点で出てくる人物の中に父親はいない,EP2以降に出て来るだろう,
名のあるジェダイなので,明かすわけにはいかなかったのだとも思いました。(オーダーに触れるし)
処女懐胎説,もしくはミディ・クロリアンによる受胎と言う説が自分としてはあまりにも突飛であり,納得しかねるものだったから。

そんな目でEP2を観てみると,デュークーはいかにも怪しい。
彼がクワイのマスターであったというのも,どうにも引っかかった。
ことによると,クワイはデュークーの意を知っていてアナキンを連れ出したのか,とか。
”フォースに調和をもたらす者”製造極秘プロジェクトとかね。

デュークーのように力のある人が,パルの捨てゴマ状態に甘んじているというのも,どうも腑に落ちない。
まあ,これについてはパルを,あるいはダークサイドを利用しようとする彼なりの思惑がありそうな気もしますが。

>クンクーさんwrote
>デューク伯爵のアナキン腕切り・飛ばしのあとの表情〜
>肉親的な関係を類推させようとした意図を感じます。
>(誤認を狙ったのかもしれませんが)
同感です。
しかし,逆にこのシーンで,彼は父親ではないのだ,とも考えるようになりました。
ここまでESBと同じ設定にするのか?いや,ルーカスはわざと誤認させようとしたのだ,と言う漠然とした考えですけどね。

>hasneseさん
>スカイウォーカー家以外のジェダイって,どうやって生まれたんだろう?
これ,本当に腑に落ちないですよね。
普通なら,フォースの強いジェダイが子供を作れば,強いジェダイがたくさん出てくるはず。
逆に,結婚は御法度,という決まりを作ってしまったがために,ジェダイ騎士団の力は弱まった。
アリーナでの集団ジェダイ戦を観ていて,その思いが深まった。
ドロイドにあんなに簡単にやられるなんて(泣)
それこそ”バランスを欠いた”状態だったわけですよ(多分...)

バランスを欠いた状態から,調和の状態にするためには,今までのような出生のジェダイでは荷が重い。
そこで,アナキンの登場。
だが彼一代では真の調和は生まれなかった。
ごく普通に恋愛・結婚と言うプロセスで出生した双子の出現により,まったき調和が生まれたのだと。
父と子,という関係が存在して初めて調和がとれた。
では,アナキンはどのように生まれたのか,と言う事に戻ってしまうわけです。私の中で。
う〜ん,やはりアナキンに父がいてはいけない,という結論に達しそう。
でも,りょうさんが詳細に語ってくれた説を読むと,やはり父がいた方がいいかなあ?
(正直言って揺れ動いてます)

>樺沢さんwrote
>観客の想像にゆだねる。全く、スター・ウォーズらしい帰結でしょう。
はい,納得できます。だって,SWだもの,で片づきそう。
そして父親論争は永遠に語り継がれるのであった。の方がうれしいし。

>クンクーさん
>(あ、あとパドメ・アナキン姉弟論争もよろしく)
究極の禁断の恋ですね(笑)。近親相姦の罪の子達が”新しい希望”ですか。かなりダークだなぁ!

>りょうさん
デススターのことですが,初めての物を作るには膨大な時間がかかると思います。
まずは,その物を作るための道具なども必要になるし,ノウハウも確立してはいない,技術者養成も必要。
あのように巨大なデススターを作るのは,さすがに試行錯誤の連続だったのではないか。
2番目に作るときは,1作目で培われた経験を元にするのですから,時間はかなり短縮できるはず。
ROJでは建造中の第2デススターが出てくるわけですが,第1が壊されてから作り始められたのでしょうか?
ルーク達がその存在に気づいたのがROJの最初であったと。
より強力な兵器にするために,第1竣工後,あるいはもっと早い時期から第2プロジェクトは動き出していた。
なんて,考えてみたのですが。
ですが,建造中の第1デススター,あるいはそのプロジェクトの片鱗だけチラリ,なんてのはEP3にありそうな気がします。


A long time ago 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月16日(火)18時19分07秒

>アナキンの出生について科学考証のメスを入れるのは宗教的タブーに触れる、ということは、ルーカスはSWを聖書と同等の「宗教の聖典」として描いている、ということになってしまいませんか?

この辺の問題を正確に記述しようとすると膨大な字数を費やさざるをえず、簡単に書いたことでかなり誤解を招いてしまったようで、難しい問題なあ、とつくづく感じます。
 スター・ウォーズに、宗教的な意図が全くないことは、拙著P230-233でも述べているとおりです。聖書や宗教などの断片がちりばめられているということです。
 欧米人的な発想で言えば、「処女懐胎」の描写を見たときに、「そんなことが科学的に起こりうるのか? ありえるのか?」あるいは、「科学的にどういうことを意味するのか?」という発想や、それについて深く追求することを積極的には、しないだろうということです。そうした発想にはキリスト教的なバックグラウンド関係しているのだと。
 逆にルーカスの側から言えば、「ミディ=クロリアンによる受胎は無原罪懐胎のイメージを借用するために使っただけなので、それ以上突っ込まれても困るんだよなあ」というのが、彼の本音なのだと思います。
 アナキンの出生については、全て説明したというルーカスの発言は、私は全くその通りだと思います。つまり、これ以上の説明は、やりようがない。ルーカス的には説明終了してしまっているわけだから。したがって、EP3で、アナキンの父について説明する必要はない。これが私の意見です。

>仮説4:結局明らかにされない。
>1.父親についての言及がないと、観客は"仮説1"だと受け取ってしまう。

 「明らかにされない」というよりも、「全くふれられない」ということでしょう。しかし、その場合観客が、「ミディ=クロリアンによる受胎」説だとうけとってしまう、というのは違うと思います。
 「ミディ=クロリアンによる受胎」と理解したい人はそうとるし、実は人間が父親だけど明らかにされなかっただけ、ととることもできる。「仮説1」に決定するわけではなく、あらゆる可能性を残すとも見れるわけです。観客の想像にゆだねる。全く、スター・ウォーズらしい帰結でしょう。
「無原罪懐胎」のイメージだけ借用したかったという、ルーカスの意図にも最もかなうでしょう。
 
 クローンという科学的な要素を導入したことにより、科学考証の格好の材料になるという量産の指摘ですが、私は「A long time ago…」のクレジットによって、科学考証を免れている。すなわち、「科学考証禁止」という但し書きがついていると理解しています。


ジェダイの誕生 投稿者:hasnese  投稿日: 7月16日(火)16時15分00秒

一連のミディ・クロリアン受胎論を見てて,ふと疑問に思ったんですが,
スカイウォーカー家以外のジェダイって,どうやって生まれたんだろう?
結婚がNGだから,遺伝ではないですよね。
親は普通のありきたりな人(とかエイリアンとか)なのに,
生まれた子供は突然ミディ・クロリアン値が高くてジェダイ向きでした!って
なったのでしょうか。

シミの問題発言のシーンは,
以前見たときは,そういうもんなのかって流しちゃいましたが,
ここでの議論を踏まえてみると,確かに胡散臭いようにも見えますよね。
自分は,アナキンの父は不明のままでもOK・ドゥークじゃヤダよ派なんですが,
シミの「あの子は特別なんです」みたいな「あの子はこんなとこにいて終わるべきで
ないんです」みたいな,まるでわかったような口ぶりを改めて聞くと,
実は隠してました・・・ってなるのか?とも思ったり。
あと3年も待つの?>ルーカス!

> りょうさん
> >だとすると、オープニング字幕で既に帝国軍vs反乱軍という意味ですか? い
> やいや、あくまで対分離主義者とのクローン戦争での、という意味です。
> 映画中でクローン戦争には決定的に勝負がつき、帝国が成立し、反乱軍の基
> 礎が出てきて、というあたりまで描かれ るのでは?と思うのですが。

ですよね。私もそう思います。

> アメキンさん
> ということで、確実に死んでます(^^;

ですよね(^^ゞ 一瞬,思いっきり想像力を逞しく働かせてしまいました(汗


やっぱり生身の人間で描いて欲しい。 投稿者:クンクー  投稿日: 7月16日(火)16時05分30秒

>シミのあのセリフだけなんですよね〜。引っかかるのは。
>あれだけ無造作にゴロリと目の前に転がされている。

りょうさんに賛成!「ミディ=クロリアンによる受胎」を議論なしに
観客に納得させるつもりならもっと他に見せようがあるでしょう。
あの場所、あのシーンであの言葉で説明されても一般の観客は、ああそうか
とはならないと思います。ましてや宗教的意味があるのだから他宗教もしくは
無宗教の観客はその背景をおもんばかって納得するように、なんていうことは
監督も製作者も思ってないんじゃないでしょうか。

むしろデューク伯爵のアナキン腕切り・飛ばしのあとの表情(たっぷり2秒は見せる)
から、肉親的な関係を類推させようとした意図を感じます。(誤認を狙ったのかも
しれませんが)
デュークが父親であれば、クワイ・ガンがアナキンをジェダイに、と申し入れた
時のシミの抑えた表情や、シミとクワイ・ガンの親しさなどが納得できます。

アナキンがオビワンを「父のように」と繰り返しているのはEP3で「生みの父」が
わかり、その対比として「育ての父」を持ってくるためだと思います。
EP3では父同士が戦う、もしくはアナキンが両者から裏切られる、というエピソードが
あるのではないでしょうか。

やっぱり生身の人間(生物)が絡んでこその「星間戦争」ですよ。
というわけで私はEP2見た時点で「デューク父親」派です。
(あ、あとパドメ・アナキン姉弟論争もよろしく)


ルーカスは演出が下手? 投稿者:理力  投稿日: 7月16日(火)15時51分35秒

>別にルーカスの意図したとおりに見なければならない、ルールもないでしょう。
意図したとおりに見せたければそういう演出をすればいいのであって、それが失敗したときまで観客が意図を組んでつき合う必要はありません。

まったくその通りだと思います。
ルーカスの演出が失敗しているなぁ……と思うことは多々あります。
ep2でも、オビパートとアナ&パドパートの、人間の生理を無視した激しい切り返しに
閉口したものです。あれは段取りとしては成立しているんですが、
情感が細切れになってしまい、演出としては失敗していると思います。

ただ、失敗よりも成功の部分に魅力があるので、
『スター・ウォーズ』がやめられなくなっているのでしょう(笑)。

ですから失敗にも甘くなり、ついつい好意的に解釈してしまうのですね。

これが好きでもない作品ならば「上映時間に見合ったネタを詰めこめば
ちゃんと演出できたハズだ」、ということになるところを、
「上映時間の問題があるから仕方ない」、と自分(及び周囲)を納得させせしまうとか。

これぞまさに非論理的な、感情的判断なのですが(苦笑)。

個人的には子供の頃に『スター・ウォーズ』という強力な放射能を浴びてしまったが故の業と
考え諦めております。

こういった人種が多いのも『スター・ウォーズ』が幸せなところかもしれないですね
(もしかしら逆の意味で不幸かな・笑)。


オビ=ワン将軍 投稿者:りょう  投稿日: 7月16日(火)15時03分54秒

>hasneseさん
>だとすると、オープニング字幕で既に帝国軍vs反乱軍という意味ですか?

 いやいや、あくまで対分離主義者とのクローン戦争での、という意味です。
 映画中でクローン戦争には決定的に勝負がつき、帝国が成立し、反乱軍の基礎が出てきて、というあたりまで描かれるのでは?と思うのですが。


科学考証 投稿者:りょう  投稿日: 7月16日(火)15時00分14秒

>ビンラディンさん
>つまりSWと言う作品には(SFというジャンルには、と言い換えてもよいでしょう)そ
>う言った「科学的説明を拒む闇」が根本的に存在するのです。

 かっこ内の"SFというジャンルには"の部分を削除すれば、私も全面的に賛同します。
 SFとファンタジーは非常に近くて境界がはっきりしませんが、決定的な相違点はそこにある、と思っています。
 どんな話でも(映画でなくても小説でもゲームですらも)、現実にはあり得ない題材を扱う場合はどこかで「大嘘」をつかなくてはなりません。私はファンタジーは、その嘘に触れさせない作品、SFはその嘘の付き方すらも観客に楽しみとして提供している作品、と思っています。
 でも、最終的にどちらか決めるのは観客なんですよ。制作者側がファンタジーとして作っていても、観客があれこれ細かいところに突っ込んで挙げ句の果てに「つまんないSF」という烙印を押しても、それは制作者のリードが甘かった、ということでしょう。

 SWって典型的な「ファンタジー」だと思うんですよ。ライトセーバーもハイパードライブも、フォースも含めて全部1つの理論で説明することは不可能ではないと思います。少なくともルーカスはこれらを勝手気ままに描いているのではなく、ある1つの理論をベースにして世界を構築している、と思える節はあります。
 でも、そんなことを細かく考証しても、ちっとも「楽しくない」んですよ。EP3も公開され、あらゆる議論や考証をしつくした後であれば、その領域に入ることもあるかもしれませんが、他に楽しいことがいくらでもあるのになんでそこに入らねばならない?

> いずれにせよルーカスは『「みえみえ」という批判は気にしてない』のと同時に、
>『「科学考証好き(俺か!)」に付け入る隙』なんてのも全く気にしていないみたいですよ。(爆

 私は非常に気にしていると思いますよ。少なくともルーカス自身が「これは神話である」ということを明言していることは、それを意味していると思います。ファンタジーとは、ひとつ間違うと三流のSFに転落するリスクを常に背負っているジャンルですから。
 これはもちろんSFにも言えます。1つ間違うと三流のファンタジーに転落するリスク、ありますね。似て非なるものですから、意図したのとは違う受け取り方をされた場合に「三流」の刻印を押されるのは自然なことです。

 SWのシリーズはほんとに注意深く、「深く突っ込んで考えて欲しい部分」と「考えて欲しくない部分」を描き分けていると思います。

 シミのあのセリフだけなんですよね〜。引っかかるのは。あれだけ無造作にゴロリと目の前に転がされている。
 しかも演技力が求められない役にはちゃっかり大根役者を当てているのに、あの「言葉が全てではない」と全身で訴えるあの演技。あのセリフの意味さえ判ったらクワイの発言なんてどうでもいい、とすら思えるほど、EP1全体の中でシミのあのシーンは引っかかる。

 まあ、同じように引っかかった人が多かったからこそ、ミディ=クロリアン論争なんてのが起こったわけで(別に私だけじゃないです)、あれが「言葉どおり受け取れ」ということなら、その演出は既に失敗しているのは観客が証明しているわけです。

 別に好きでSWに科学考証なんてするわけではないんですよ。浮いて見えるほころびがあればほじくり返したくなるのは人間の性ですもん。それがその世界全体を破壊する結果になっても、ほころびをそのまま放置するよりはマシというものです。ま、ダークサイドに繋がると言われようが、ダークサイドの存在を認めてこそ活路も開けたということだし。

> あれは「伏線」ではなく観客をケムリに巻くための発言。

 ですから、その意図だとすれば「失敗」ということでしょう。巻かれていない人が大勢いるし、その人たちがまだ大人しいのはEP3に期待しているから。

>だから我々もそれをしてはいけないのです。

 別にルーカスの意図したとおりに見なければならない、ルールもないでしょう。
 意図したとおりに見せたければそういう演出をすればいいのであって、それが失敗したときまで観客が意図を組んでつき合う必要はありません。

 念のため、私はまだEP1のシミ発言が「ルーカスの失敗」という結論は出していません。
 全てはEP3を見てから、ですね。


ジャンゴの首 投稿者:アメキン  投稿日: 7月16日(火)14時59分30秒

ピンポイントで反応します。

>> ジャンゴの死亡シーン。首が切られた直後、黒い影がヘルメットから分かれて
>> いく。すなわ ち、ヘルメットの中に頭はなかった。
> です。
> つまりジャンゴは死んでなかったと?

首をはねられてヘルメットが転がっていくシーンをよく見ると、ヘルメットとは別に、
右(だったと思う)の方に首らしき黒い物体が転がっていくのが見えるんです。
つまり、ボバが拾い上げたヘルメットの中には首はないということです。
だから、軽々と子供のボバがヘルメットを持ち上げるし、血が滴ることもない。

ということで、確実に死んでます(^^;


『エピソード2 クローンの攻撃』 鑑賞ガイド 投稿者:hasnese  投稿日: 7月16日(火)14時40分44秒

見ました。
見逃している点がたくさんあることに改めて気付かされました。
一番興味深かったのが↓
> ジャンゴの死亡シーン。首が切られた直後、黒い影がヘルメットから分かれて
> いく。すなわ ち、ヘルメットの中に頭はなかった。
です。
つまりジャンゴは死んでなかったと?

> オープニング字幕
私もカナリこれに持っていかれると思っています。
この掲示板で話題になっている問題点(説明してほしいこと)を盛り込むだけ
でも相当量なのに,
それらを短い期間内の出来事として整然と見せるのは,ちょっとムリが・・・。

> りょうさん
> "オビ=ワンはベイル=オーガナーの指揮下で将軍として軍勢を率い・・云々"
> も字幕で説明されて終わり、 じゃないかなぁ。

だとすると、オープニング字幕で既に帝国軍vs反乱軍という意味ですか?
さすがにそこまでは持ってかないと思うので,読み違いかな。
分離主義者軍団ぐらいなら,オープニング字幕にやられちゃうかも。

http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Ivory/5342/index.html


メリット 投稿者:りょう  投稿日: 7月16日(火)14時07分46秒

>シルヴィさん
>仮説4:結局明らかにされない
>のメリットはですね、ひとつだけあります。
>全てのSWが終了した後もファンはアナキンの父について討論することができるのです。

 ああ、それは確かにありますね。
 でも、「ミディ=クロリアン」だけはきっちり否定していって欲しいものですが。


アナキンの出生は宗教的タブー? 投稿者:りょう  投稿日: 7月16日(火)14時05分59秒

>樺沢さん
>「ミディ=クロリアンによる受胎」は、「ミディ=クロリアンによる受胎」なわけで、科学
>的にどうこうメスを入れるのは、キリスト教のタブーに触れてしまう。

 それは申し訳ないですが、賛同いたしかねます。
 アナキンの出生について科学考証のメスを入れるのは宗教的タブーに触れる、ということは、ルーカスはSWを聖書と同等の「宗教の聖典」として描いている、ということになってしまいませんか?いくらなんでもそこまで思い上がってはいないと思いますが・・
 キリスト教では神は唯一無二の存在ですから、ルーカスが「神話」を描きたいと言った意味は、「神を描く」という意味ではないはずです。
 これはアナキン=サタン説を採ろうがイエス説を採ろうが同じです。

 なお、キリスト教ではイエスは「ダビデの系譜」となっています。旧約から「救世主はダビデの系譜から現れる」と繰り返ししつこく預言されてきましたし、新約でもイエスが救世主である根拠にされています。
 でも、ダビデの家系を継いでいるのはマリアではなく父親のヨセフなんですよ。これはまともに考えると大矛盾なのですが、キリスト教はうまく折り合いをつけているようです。
 なので、ルーカスがあくまで処女受胎に拘るとすれば、それは非常に滑稽なことに思えます。

 まあなによりも、欧米人がEP1公開時から遠慮なく「ミディ=クロリアンによる受胎論」を繰り広げていることが、この問題が宗教的タブーとは関係がないことを証明していると思いますが?
 第一、SWが宗教映画だったら誰も見ないだろうし。


ミディ=クロリアンによる受胎 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月16日(火)13時25分46秒

>りょうさん
>ミディ=クロリアンについての科学考証

 ミディ=クロリアンについての科学考証は、タブーといえるでしょう。昔の議論を蒸し返すようで悪いですが、「アナキン=キリスト(イエス)」説からみると、シミの処女懐胎を疑うということは、マリアの処女懐胎を疑う行為に等しい。どんなに、科学が進歩しても、「マリアの処女懐胎が科学的にありえない」とは、欧米人は決して言わない。そこに信仰の基本があり、それを否定してしまうと、イエスがキリストである根拠が揺らいでしまう。処女懐胎は処女懐胎であって、そこに科学のメスは入らないわけです。とはいっても、スター・ウォーズの世界では、神の力で懐胎したという話は、多くの人の拒絶反応に合うだろうということで、「ミディ=クロリアンによる受胎」というアイデアが持ち込まれたのでしょう。「ミディ=クロリアンによる受胎」は、「ミディ=クロリアンによる受胎」なわけで、科学的にどうこうメスを入れるのは、キリスト教のタブーに触れてしまう。
 ルーカスの「核分裂」発言の原文を入手していないので、はっきりとはわかりませんが、結局「ミディ=クロリアンによる受胎」を理解できない日本人に対して、しょうがなく具体的な言葉で説明せざるをえなかった、ということなのでは? ルーカスの、父親については既に説明したという言葉の方が、むしろメインなのだと思います。
 アナキン=キリスト(イエス)」説から見れば、ドゥークーがアナキンの父親であるはずかないわけです。まあ、りょうさんは、「アナキン=サタン」説をとられているようなので、そうした結論には至らないのだと思いますが…。
 EP1のシナリオが書かれた時点で、EP3の結論も出来上がっていたわけです。シミの発言。クワイ=ガンのジェダイ評議会に対する「ミディ=クロリアンによる受胎」説の提唱。これらの持つ意味、それは観客を混乱させるための描写でないことは、明らかでしょう。全ては同じ方向を指し示しています。


他作品からの引用について 投稿者:oka  投稿日: 7月16日(火)12時31分33秒

ここの掲示板の趣旨とは些か外れてしまいますが・・・

スターウォーズシリーズには黒澤作品をはじめ、
様々な映画、文学等からの引用(リスペクト)があると言われていますが。
それらを集約した「サイト」もしくは「BBS」はあるのでしょうか。?
どなたかご存じでしたら教えて下さい。
よろしくお願いいたします。

私個人的には、EP−2では「七人の侍」からの引用が2箇所気づきました。


現実的なこととそうでないこと 投稿者:ビンラディン  投稿日: 7月16日(火)11時30分56秒

>ドゥーク役に名優を使ったのも、いきなり出てくるアナキンの父親役に重みを増すためだと思います。

 ベイダー、モールと来て、その次の「セイバー使用のメイン敵役」が「誰コイツ?」ってカンジの奴だったらマズイでしょ。(笑
「マスクをかぶったメイン敵役」はジャンゴがいちゃうし、また特異な風貌のキャラにしたらシスって百鬼夜行になっちゃうし(笑

>シミの発言シーンは何度も見ましたが、ウソを言ってごまかしてるように見えます

以前樺沢氏はそれと全く逆のことをおっしゃっていましたが、私も「な〜んかウソくせー!」と思いました。
なんせ言ってるコトの内容が内容ですし。しかし後に前回も書いたように『観客をケムリに巻くための設定とソレに沿った発言』と思うようになりました。
 しかしそれ以外に「シミは本当にアナキンの母親なのか?」という疑問も私の中にあります。
旧三部作では「実は肉親だった」というパターンが二度もでてきたので、今回は逆に「実は肉親ではなかった」という流れがあっても良いと思うのです。
むしろ「対比を描く」というのであればこのほうがズット適切なのでは?


>アナキンの父親再考 投稿者:L・スカイウォーカー  投稿日: 7月16日(火)10時10分28秒

>りょうさん
私も、最近は「ドゥーク大本命」じゃなければ、ダメだと思っています。

論争を永遠に楽しめるのも良いですが、
そうなると、「ミディ=クロリアンによる受胎」や「クローンor遺伝子操作説」が
有力になってくるようで、
ルーカスの言う、あくまで子供向けにならないような。

>旧3部作ではルークの父親に対する態度が決め手になった。その対比を描く必要があるは
>ず。
>「子が親を救う話」としてのSWは、「子が親を殺す」前振りがあって初めて完成するの
>では

まさに、これだと思います。
ドゥーク役に名優を使ったのも、いきなり出てくるアナキンの父親役に
重みを増すためだと思います。
ちなみに、EP1のビデオを所有してますが、(TVでもやってましたね。)
シミの発言シーンは何度も見ましたが、ウソを言ってごまかしてるように
見えます。
アナキンが有名なジェダイ騎士の子だと、知られたくないような。
クワイガンが、父親と知り合い(師と弟子)だから
あえて、知られては困るような。
とにかくシミは、あやしい表情で語っています。


明らかにされないメリット 投稿者:シルヴィ  投稿日: 7月16日(火)09時28分34秒

樺沢さん『鑑賞ガイド』楽しく拝見致しました。
しばらく多忙でこちらの掲示板に来る暇も、初日の映画を観る暇もありませんでした。
しかし、家族はしっかり見に行き、子供に至ってはおもちゃのライトセーバーを親戚よりゲット。
日々、ジェダイの修行に励んでおります。

りょうさん
>誰か〜、反論してくださ〜い。
きっと、もっとましな反論はあると思いますが、取り敢えず
1.髪の毛の色などや民族的特徴が違う(アナキンの父親は金髪と推定されるがドゥークーは黒髪。)
2.オビ=ワンを父と呼んだ伏線が生きなくなる。
3.ルーカスの住むアメリカはキリスト教社会
2については、私の考えでは『新たなる希望』のベイダーとオビ=ワンの対決において
既に父親殺しは『象徴的に』成立していると考えていますので、生物学的な父ではなく
心情的な父はオビ=ワン(とクワイ=ガンの複合体)ではないかと思っています。
3のキリスト教社会というのは、様々な神話の親殺しはキリスト教の文明支配以前に現れた物語で
キリスト教が勢力を強めてからは姿を消したのではないでしょうか?
(すみません。ちゃんと調べていません。口からでまかせです)
子供が親を乗り越える物語を描くにしろ、20世紀〜21世紀アメリカという限定された条件では
流血もなく、実の父でもないオビの消滅という『象徴的親殺し』が限界ではないかと思えるのです。
とまあ、私の意見は口からでまかせですので
樺沢さんなり、他の方なりのもっとましなご意見をお聞きしたいです。

それから
仮説4:結局明らかにされない
のメリットはですね、ひとつだけあります。
全てのSWが終了した後もファンはアナキンの父について討論することができるのです。
映画では明らかにされなかったけれど、実はDだとかPだとか
ファンはいつまでもしつこく追求し続けることでしょう。


りょうさん、理力さん 投稿者:ビンラディン  投稿日: 7月16日(火)09時27分31秒

>多分全ての答えは導かれない。
>そうですね。僕もそう思います。
>こうならねばならない”という考えに捕らわれてしまうと、逆にep3をつまらなくしてしまうような気がします。

 私もそう思いますよ。ストーリーの流れ、話の内容に関してもそうだし、科学的なコトに関しても。
と言いますか科学的にカッチリ説明できてしまう必要性なんかハナっから全くない。
りょうさんはクローンとか、まぁそういったバイオ関係のお仕事をしていらっしゃるようですので「アナキンの父親は誰か」についてクローンと言う説が出た際に科学的なメスを入れたくなった、という事は理解出来ます。
ではそもそもライトセイバーの構造ってどうなっているのでしょうか?ハイパースペース航法って具体的にどんなモノなのか?コルサント上空をビンビン飛び回っている車、アレはどういう原理で飛んでいるのか?
 これらについて「それなりの説明」がなされている文章を目にしたことは何度かありますが、それらはとても現代の、ましてや我々の持つ科学の価値観に収まりきるものではありません。 むしろケムリに巻かれたような、冷静になって考えてみると「んなアホな!」的な説明のほうが圧倒的に多い。そんな説明なら却ってしない方が良いのではないか?と思う位です。
 なぜそんなコトになってしまうのか?
答えはカンタン。「科学的に説明できないから」です。
つまりSWと言う作品には(SFというジャンルには、と言い換えてもよいでしょう)そう言った「科学的説明を拒む闇」が根本的に存在するのです。
 そしてその闇にスポットライトを当てる、と言う行為は有意義な楽しみ方である反面、当て所を間違えるとイッキに作品をつまらなくする無粋な行為になってしまいます。ヨーダにでも言わせれば「それはダークサイドに通じる行為じゃ」てなモンでしょうか。(笑

 いずれにせよルーカスは『「みえみえ」という批判は気にしてない』のと同時に、『「科学考証好き(俺か!)」に付け入る隙』なんてのも全く気にしていないみたいですよ。(爆
なんか今までの考察、書き込みを根底から意味の無いものにしてしまいかねないので申し訳ないのですが・・・。

ちなみにアナキンの父親に関して、ですが私個人としては
仮説4:結局明らかにされない
が有力だと思っています。という訳で『この説の欠点』に反論しますと、

>1.父親についての言及がないと、観客は"仮説1"だと受け取ってしまう。
 よって「明確に」父親は不明と説明するシーンをわざわざ入れなければならない。映画のテンポ悪化。しかも不自然になるのを避けるのは難しいのでは。

 私はそもそも最初っから「アナキンの父親は描かない、登場させない」つもりだったと見ています。そのため「観客を煙に巻くような、イマイチ正体の判らない」ミディクロリアンなる物質を登場させた、と思っています。
 ルーカスがインタビュー等で何とコメントをしようと、作中ではフォースそのものと同じ位「ハッキリとは解からないモノ」として描かれている以上「これでイイのだ、これ以上の説明は不要なのだ」と言っていると思うしかないでしょう。

>2.EP1のシミの発言が「伏線」ではなくなり、浮いてしまう。
 あれは「伏線」ではなく観客をケムリに巻くための発言。クワイや評議会のメンバーがそれで妙に納得してしまっていることから見ても明らか。それによって我々観客も妙に納得してしまう、という寸法。
 通常ならクワイは「おい、ホンマかおばちゃん!」とツッコミを入れてしかるべき。
でもそうしない。だから我々もそれをしてはいけないのです。

>3.EP1のクワイ=ガンのセリフも意味不明となってしまう。
 意味不明でいいのです。そういうものなのだから。

>4.旧3部作の「父に対する子の葛藤」の対比が描けない。
 別に無理して対比する必要もない。そもそも決定した事でもなんでもない。

>対してメリットは・・・思いつかないんですけど。
メリットはあります。これ以上触れないことによって(うやむやにすることによって)テンポよく話を進めることが出来る点。そしてなんと言っても「観客に想像の翼を与える」という点が。

 私信:それにしてもなんか以前から気があいますな、理力さん。(笑
    今回も全く同意です。


これを言っちゃあおしまいですかね? 投稿者:理力  投稿日: 7月16日(火)02時44分34秒

>多分全ての答えは導かれない。
そうですね。僕もそう思います。

設定から自ずと各シチュエーションが導き出される場合もありますが、映画の上映時間という制約や、ルーカス本人の嗜好性など、
設定上のつじつま以外にも物語を規定していく要素は多々あります

ですから、ep2とep4をつなぐという観点からep3のあるべき姿を模索することは確かに楽しいのですが、
我々はルーカスにはなれませんので、そういった予想はあくまでも酔狂の類と考えるべきなのではないでしょうか。

“こうならねばならない”という考えに捕らわれてしまうと、逆にep3をつまらなくしてしまうような気がします。

Ep2は風呂敷を広げることが楽しい映画でしたが、ep3は風呂敷をたたむ映画です。
おそらく物語もよりタイトな選択がなされると思います。

もちろん、諸々の要素から導かれたep3が、万人に受け入れられることこそ、
一番幸せな訳で、僕もそれを願ってやみませんが……。


アナキンの父親再考 投稿者:りょう  投稿日: 7月16日(火)01時24分29秒

 またまた連続投稿で申し訳ないです。
 ちょっと冷静になったところでもう一度アナキンの父親について考えてみたいのですが・・
 結局のところ、EP3を見ないと結論は出ないわけですけどね。

仮説1:ミディ=クロリアンによる受胎説

 ほんと真剣にこれだけは勘弁、です。EP3で父親についてなんの説明もないと、必然的にそうなってしまうので、なんでも良いから一言言ってくれ、という気持ちですね。
 この説によって生じる問題点、矛盾点は以下のとおりです。

1.言葉通りの意味で「ミディ=クロリアンによる受胎」だとすると、「多様性」のテーマに矛盾する。
 一応、これはミディ=クロリアンの設定によっては回避可能だが、そりにはミディ=クロリアンと極めて高等な生物に設定せねばならず、科学考証の底なし沼にはまる。
2.「処女受胎」をマジに設定してしまうと、既存の神話の模倣に過ぎない、という批判は免れない。
3.「科学考証好き(俺か!)」に付け入る隙を大口広げて与えてしまう。もう格好のエサ。
4.アナキン(ベイダー)に対して、「何か人間とは違う存在」というイメージを植え付けてしまい、物語への感情移入を損なう。
5.旧3部作の「父に対する子の葛藤」の対比が描けない。

 これだけSWサーガのコンセプトと矛盾する設定を導入することによる意義は、「アナキンに無謬性もしくは無原罪性のイメージを与える」ことくらいしかないのでは?
 しかも、ほんとに無原罪だったらダークサイドに落ちるわけない、という批判に対しては「だってサタンだって無原罪だけど悪の道に落ちた」、もしくは「アダムとイブだって無原罪だったけど現在を背負うことになった」っていう答えしか返しようがないわけで、それこそ「既存の神話を一歩も出ていない」という批判を免れません。しかも聖書という単一の神話。
 以上の理由により、やっぱ「それはないはずだ」と思いたいのですが・・・

仮説2:ドゥークー父親説

 まあ「みえみえ」ではありますが、SWでは「みえみえ」という批判は気にしてないみたいだし、やはり冷静に考えればこれが一番臭い、と思います。
 最近のインタビューでルーカスが煙に巻くような発言をしているのは、このあまりにも「みえみえ」の設定を今バラすのは避けたいからなのでは?という勘ぐりもしましょう。
 ドゥークー父親説の根拠もしくはその節の導入によるメリットは以下のとおり。

1.旧3部作ではルークの父親に対する態度が決め手になった。その対比を描く必要があるはず。
 「子が親を救う話」としてのSWは、「子が親を殺す」前振りがあって初めて完成するのでは。
2.父親が確定するという前提の基に消去法で推測すると、ドゥークーしか残らない。

 それに対し、ドゥークー父親説のデメリットは、

1.「みえみえ」との批判は免れない。

 だけじゃないかなぁ・・・
 樺沢さんは「ドゥークーは父親じゃない」と確信しておられるんですよね?その理由もまた教えてください。

仮説3:パルパティーン

 これはないかと・・・一応、矛盾点、デメリットは以下のとおりです。

1.「ジェダイの復讐」でアナキンは父親を殺してしまうことに。

 いくらシスでも、ルークの話から考えると父親を殺しちゃったらライトサイドには帰れないはず。
 これでもうほとんど決定的、だと思います。どんな理由があっても父親を殺すのは嫌だ、とルークは決断して踏みとどまったのですから、パルが父親だとすると父親を殺したベイダーは決してライトサイドには戻れないはずですね。パル父親説に関してはこれ以上の論証は不要かと。

仮説4:結局明らかにされない

 この説の欠点は、以下のとおりです。

1.父親についての言及がないと、観客は"仮説1"だと受け取ってしまう。
 よって「明確に」父親は不明と説明するシーンをわざわざ入れなければならない。映画のテンポ悪化。しかも不自然になるのを避けるのは難しいのでは。
2.EP1のシミの発言が「伏線」ではなくなり、浮いてしまう。
3.EP1のクワイ=ガンのセリフも意味不明となってしまう。
4.旧3部作の「父に対する子の葛藤」の対比が描けない。

 対してメリットは・・・思いつかないんですけど。

仮説5:クローンor遺伝子操作説

 メリットは以下のとおり。

1.EP1のシミの発言がなんとか伏線として生きる。ただし100歩くらい譲らないとダメ。

 これだけかぁ・・対してデメリットは、

1.多様性のテーマに真っ向から矛盾する。
2.旧3部作の「父に対する子の葛藤」の対比が描けない。
3.科学考証好きの格好のエサになる。


 ね?こうやって整理して推測すると、やっぱり「ドゥークー大本命」だと思ってしまいませんか??
 誰か〜、反論してくださ〜い。


『クローンの攻撃』鑑賞ガイドを見て 投稿者:のっち  投稿日: 7月16日(火)01時07分26秒

『クローンの攻撃』鑑賞ガイド面白かったです。

>オビ=ワンを案内するカミーノアン、トーン・ウィは、喋り方、雰囲気が『AI』の最後に出てくる>宇宙人(未来ロボット?)にそっくり。
>→トーン・ウィの声を担当するリーナ・オーエンは、『AI』に出演していた!!

これ、AIのときも思ったんですけど、たしか『アビス』って映画のラストに出てくるエイリアンにも似てるんですよね?(古い記憶なので確かではないですが...。)
あと、ミッション・トゥ・マーズの最後も同じようなのがいたような気が...。
インダストリアル・ライト&マジックつながりだからですかね?

>ズームの多用、その他カメラの移動など
>→過去の四作品ではほとんどなかった。
> でも、なぜ?

これは多分フルCGを使っている場面がより多くなったので臨場感を出すための視覚効果じゃないでしょうか?
臨場感を出すために激しいカメラワークやズーム・映像をわざとブレさせるのは一つの技術みたいですよ。


リーアム!! 投稿者:のっち  投稿日: 7月16日(火)00時28分46秒

樺沢さん・naoさんレスありがとうございました。
俺もリーアムは大好きです!!ほとんどの出演作品見てますし、中でもクアイ=ゴンは個人的にはまり役だと思ってます!!
EPVではぜひ出演してほしいです!!

>りょうさん
>そうも思ったんですけどね。でも、それだと設計から建造まで20年もかかってるということに>なるの??第二デススターは2〜3年でほぼ完成しているのに。

でも一個目を建造できていればもう一個は設計図や技術があれば2〜3年でできるんじゃないでしょうか?
それに大にですスターは半端なカタチだったし...。『無駄な部分(?)を排除し設計をスリム化したことによって短時間の建造に成功した。』ってのは飛躍しすぎですかね?


ドゥークー 投稿者:りょう  投稿日: 7月16日(火)00時05分13秒

>アヤノコウジさん
>実際の父親はドゥークーではないが、パルパティーンは、ドゥークーがアナキン(もしくはオ
>ビ・ワン)に倒されてから、アンキンの父親だと嘘をつくのではないか。

 でも、それでは騙されないでしょう。フォースで肉親くらい判るのでは。
 ルークもベイダーに告白されたとき、最初受け入れるのを拒否はするものの、その10分後のシーンではもうしっかり通じ合ってますもん。
 それに「騙し」だとすると、「あれは嘘だったんだよん」という説明のシーンが必要になって、映画のテンポはどうも悪くなるような気がします。EP3は他にも説明しなくちゃならんことが山ほどあるし、そんなヒマはない!と思うのですがいかがですか?


嫌な予感は当たる、のです 投稿者:りょう  投稿日: 7月16日(火)00時00分46秒

>naoさん
>いや〜な予感がしてるんですが,オープニング字幕で
>熾烈なクローン戦争が繰り返され,共和国は疲弊していた。
>自由と平和の守護者ジェダイは云々
>なんてのもあり?
>まさか,そこまでは...

 その予感、フォースの導きのような気がします。
 ついでに"オビ=ワンはベイル=オーガナーの指揮下で将軍として軍勢を率い・・云々"も字幕で説明されて終わり、じゃないかなぁ。
 でも私はそれでも嫌じゃないですけど。
 SWはあくまで個人の闘いがメインで、私もまさにそれを見たいので、別に「将軍」としてのオビ=ワンにはたいして興味はないので。


デススターとシス 投稿者:りょう  投稿日: 7月15日(月)23時54分19秒

>naoさん
>デススターの設計図は確かに意味深だけど,これからの布石として必要という程度では?

 そうも思ったんですけどね。でも、それだと設計から建造まで20年もかかってるということになるの??第二デススターは2〜3年でほぼ完成しているのに。
 という疑問があったので、出てくるんじゃないかな〜と期待してしまったのですが。EP4への布石という意味だけで設計図を出すのなら、それはEP3のラストでも良かったわけだし。
 まあ、EP3見るまではなんとも言えませんが。

>パルからするとドゥークーは捨てゴマだと思います。
>共和国に対立する分離独立主義の旗印としての彼,寧ろお荷物となることでしょう。
>初めから軍隊制導入の踏み台にするつもりで引き入れたのだと思う。

 そうですよねぇ。そうとしか思えませんものねぇ。
 パルの思惑はそれで良いとして、ドゥークーはどうなんでしょ。自分の命まで陰謀の一部にされていることを判ってやっているのでしょうか。
 そのへんもEP3待ちですよね。EP3での彼の言動を見れば想像できるでしょう。

>更にエピ6では,ヴェイダー卿を捨てゴマとしてルークを引き入れようとしますね。
>逆にヴェイダー卿はルークに,一緒に暗黒皇帝を倒してと持ちかける。

 でも、ベイダーはわりと早い時期(「帝国の逆襲」の前半)で既にパルに対し、「ルークを仲間に」と進言していますよね。それはシスの設定から言うと「自分は殺される」ことを意味していると思うのですが、その時ベイダーは何を考えていた??
 まあその時は「自分がルークの師になってパルを倒して」と思っていたのでしょう。
 でも、それは「邪心」があまりにも見え見えで、「ジェダイの復讐」の半ばでパルがベイダーに対し、「この件について邪心はあるまいな?」と念を押しますが、邪心ありありなのが分かり切っている状況だぞぉ。
 ん〜、あ、パルは全て読んだ上でベイダーにルークを連れてこさせ、ベイダーを倒させてルークを弟子に、と思っていたのか??

 ああ、でもベイダーは「帝国の逆襲」のラストでルークと対決してから、明らかに変化してますよね。あれ以来部下を殺さなくなったし、ルークが投降してきたときも「皇帝には逆らえない」なんて弱気なこと言ってるし。
 つまり、「善の心」というか、少なくとも息子との絆というものを取り戻しかけていたベイダーにとって、自分がルークにできるせめてものことは、自分がルークに倒されてルークをパルの弟子にする、ということだったのかね?「自分は引いて息子に同じ道を」って。

 当時は「シスは常に2人だけ」というのは公式設定ではなかったのでしょうが、その設定で旧3部作を見るとそういう見方もできる、ということですか?


ドゥークー再考 投稿者:アヤノコウジ  投稿日: 7月15日(月)23時45分30秒

@シミが恐らくパルパティーンの企みで死んだ(?)
Aドゥークーがアナキンの右腕を切断する、EP5に対応したシーン・・・・ナドナド
アナキンの出自、父親に関しては誰しも注目するところ。で、仮説ですが、
実際の父親はドゥークーではないが、パルパティーンは、ドゥークーがアナキン(もしくはオビ・ワン)に倒されてから、アンキンの父親だと嘘をつくのではないか。これだと、アナキンの場合だと父親殺しとなり、オビ・ワンの場合だとアナキンの仇となり、いずれもダークサイドに墜ちるアナキンの決定的な理由となりえるのでは・・・・。


樺沢さんへ 投稿者:nao  投稿日: 7月15日(月)23時36分12秒

鑑賞ガイド作成ご苦労様です。すっきりして見やすいですね。
ついでですから,「掲示板に書き込む前に読んでね!」と書き添えられてはいかがでしょう?
余計なお節介ですみません。

>当然、EP3でもこれは踏襲されるはず
いや〜な予感がしてるんですが,オープニング字幕で
熾烈なクローン戦争が繰り返され,共和国は疲弊していた。
自由と平和の守護者ジェダイは云々
なんてのもあり?
まさか,そこまでは...


クローン大戦 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月15日(月)23時24分10秒

 クローン大戦の原語は'Clone Wars'、クローン戦争の原語は'Clone War'です。したがって、今回のEP2の戦いがは'Clone War'で、この分離主義者と共和国のクローン・トルーパーとの戦いが長期化して、'Clone Wars'と呼ばれると思われます。

>タケウチさん
 番号つきは、非常に分りやすいですね。細かい部分に異論はあるものの、流れとしてはおおむね正しいでしょう。

>分離派(or反乱軍)がクローン兵士を使うか
りょうさんの言うとおり、使わないでしょう。2年でクローンを作れる組織があるなら、パルパティーンは最初からそちら依頼しているでしょう。100万人に10年間飯を食わせるのと、2年間飯を食わせるの。どちらが、コスト的にかかるか、歴然です。
 この、ドロイド対クローンという図式が、スター・ウォーズのテーマ的に重要なわけです。「多様性」のテーマです。ドイロドより多様性のある、クローンが勝つという。

 それと、過去のスター・ウォーズ作品全てが、1週間くらのごく短い期間の出来事を描いている。映画の途中で、1ヶ月飛びましたというのはない。当然、EP3でもこれは踏襲されるはず。したがって、描かれる内容というのは、ごく限られたものになるでしょう。あれもこれもきちんと答えを出して欲しいというのが、ファンの心理ですが、多分全ての答えは導かれないというのが、私の予想です。
 オープニングの字幕で、かなり端折られるでしょうし。


デススター&シス 投稿者:nao  投稿日: 7月15日(月)23時19分37秒

デススター登場はうれしいですね!!
しかし,EP4でデススターがでてきた時の人々の驚きようからして,3ではなさそうですね。
軍隊制反対の旗印とも言えるパドメの星ナブーがデススターで破壊されていたら
少なくとも反乱軍の人たちの記憶には残っていると思う。
ナブーは壊滅的打撃を受けるのは間違いないと思う。
エピ4以降話題にも上らないのですし。
パドメの経緯からすれば,反乱軍の拠点となっていてもおかしくはない。
樺沢さんが書かれてますが,新女王の「民主主義が滅ぶときは私達の滅ぶとき」と言うセリフは重い。
あ,最後まで反抗したが故に滅ぼされる訳か。
軍を率いるのは,やはりパドメ?
デススターの設計図は確かに意味深だけど,これからの布石として必要という程度では?

○シスのこと
パルからするとドゥークーは捨てゴマだと思います。
共和国に対立する分離独立主義の旗印としての彼,寧ろお荷物となることでしょう。
初めから軍隊制導入の踏み台にするつもりで引き入れたのだと思う。
「全て計画通り」の中には,ドゥークーが共和国の敵としての正体を現したことも含まれる。
パルの本当の狙いは,エピ1終了時点でアナキンだと思う。
でなければ,エピ1エンドのセリフは意味深すぎます。
ただ,まだ若すぎて確実性がなかった。
エピ2では,思い通りの暗黒卿予備軍として育ってくれて,ほくそ笑んでいる。
ダースモールも,シスとして力試しをするための捨てゴマ。どの程度の力で押せばよいか試した。
(あんなにあっさり輪切りになったのは,やはり含みがあると思う)

更にエピ6では,ヴェイダー卿を捨てゴマとしてルークを引き入れようとしますね。
逆にヴェイダー卿はルークに,一緒に暗黒皇帝を倒してと持ちかける。
その昔このシーンを見て,随分身勝手なやつらだな,と思った記憶がある。
結局の所自分が良ければよい。そうでなければダークサイドに居続けることは出来ない。
その昔シスは大勢いたが,互いに殺し合って残ったシスが二人一組のみの掟を作った。
これ,スピンだけの設定でしたっけ?
エピ1でも"more than more less"と言ってるので,スピンを取り込んだな,と思ったのですが。
弟子を一人しか持てない,ということは複数の弟子候補がいたときには互いに殺し合い,残った最強の者が弟子にという設定もりでしょう。
逆に,自分が師匠になりたいときは,以前の師を殺す。
苛烈な世界ですね。しかし,暗黒皇帝とヴェイダーの例で,それは明らかだと思う。

シスは常に二人一組,逆にその枷に縛られてもいる。
強いシスが寄り集まったら,ジェダイなどひとたまりもない。
しかしライトサイドを殲滅した途端に,自分たちが殺し合いを始めるでしょうけど。


気になるコメント 投稿者:アヤノコウジ  投稿日: 7月15日(月)23時03分48秒

樺沢さん、小生の書き込みのルーカスの気になるコメントは、
7月11日発売の週刊文春での阿川佐和子さんとの対談からです。


『クローンの攻撃』鑑賞ガイド 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月15日(月)23時00分28秒

 「アナキン、アナキン、ノー」の声は誰か、等の基本的な質問が繰り返し書き込まれていますので、「『エピソード2 クローンの攻撃』鑑賞ガイド」なるものを作ってみました。↓下記ページです。参考にしてください。
 いくつかの面白い発見も含まれていますので、複数回鑑賞者のためのガイドにもなるでしょう。当然、増補拡大していきます。

http://www.ne.jp/asahi/hoth/press/ep2/research/ep2_research4_qa.htm


re:レッツ番号順ストーリー 投稿者:りょう  投稿日: 7月15日(月)22時02分41秒

 タケウチさんどうもです。再度あれこれ考えてみます。

>「戦乱が激しくなる」→「共和制を破棄」って言ってるんじゃないんです。

 既にEP2の終わりの方でパルパティーンが全権を掌握していますよね。共和制の中での独裁者誕生というのは既に達成されていると思います。パルにしてみれば、あとは"一時的に"委任された形になっている"全権"を永久的にすればいいだけで、それは「帝政移行」に他ならないでしょう。

>私の勘違いかもしれませんが、カミーノ以外にはクローンって作れないってわけじゃないですよね?

 そう明言されてはいないですが、あれだけの規模で大量生産できるのはカミーノ以外にないみたいですよ。しかも兵士として使用するためには成長速度を速め、自我を除去するという遺伝子操作を行わなければならないわけで、そのあたりのノウハウはカミーノしかないのでは。

> ここって重要だと思うんですけど、パルパティーンの陰謀は「戦いに勝つ」ことなんて目的にしてはいないんじゃないでしょうか?

 もちろんパルの目的は「銀河皇帝となること」なのですが、そのためにはこのクローン戦争には絶対勝たねばなりません。「長引かせる」のも程度問題で、戦争が長引くことによって国力が疲弊したら、必ず内部に「反勢力」を育てることになりますから、きりのいいところでさっさと終結させないと。
 操られている分離派はもちろん、「自分たちはパルが皇帝になるための捨て石で、適当に闘って滅ぼされるのが役目」なんて気づいていませんから、真剣に勝とうとしているわけですよね。負けたらパルの計画が全てオシャカになるのは当然ですが、あまり長引いても不測の事態を招くことになります。
 戦争は自分が皇帝になるための準備期間だけ続けばいいんですが、それも全権を掌握した段階でほぼ最終段階まできています。
 ということは、分離主義者にクローン兵士など持たせる理由はない、ということになると思うんですが。

 ただ、最初から圧倒的優勢に戦局が進んでしまうと、帝政移行のタイミングが掴めませんから、なんらかの「驚異」は必要だと思いますね。
 それが何かというと、ひょっとして「デススター」なのではぁ???設計図が唐突に出てくるのでびっくりしたのですが、EP3ではあれを分離主義者が作ってしまうのではないでしょうか。もちろん、裏ではパルが糸を引いているのですが。
 そのデススターでどこか星を1つくらい吹き飛ばしてみせて(やっぱナブーだろうか)、こりゃやばい!というムードを利用して帝政移行に持ち込んでしまう。
 そいでもって分離主義者の親玉(ドゥークー?)を倒してしまって「帝国の勝ち!」にしてしまえば、デススターは・・・帝国のものじゃん!

 と考えると、ドゥークーってパルにただの「捨て石」にされちゃってるんですけど、本人はそれを自覚してるのでしょうか?それともシスの価値観では自分が捨て石になって殺されるのも良し、なのかなぁ?


naoさん 投稿者:りょう  投稿日: 7月15日(月)21時34分01秒

>旧三部作をしっかり見直すことにしますか。
>今手元には字幕無しのものと,英語字幕がついてる怪しげなものの2セットしかない。
>日本語字幕に惑わされずに見ることができそうです。

 英語字幕・・・そんなもの、どこで手に入れたのですか??
 英語字幕でセリフをじっくり検証するのはDVD発売まで待たねばならない、と諦めていたのに・・・
 あ、でも私は買わないですよ。そんな小遣いもらってないもの。DVDまで待たねば。
 まったく、こんなに一人前の給料もらってるのになんでこんなにピーピーしてんだか。

 それにしても、EP1からEP3までとりあえず単体でDVD出るわけですよね。当然予約して買うハメになるのですが、その後6作セットのBOXが出るわけ?買ってしまうよなぁ・・・ちゃんと旧3部作セットのBOXが別に出たとしても、6作セットのBOXを買ってしまいそうな「嫌な予感」がしますです・・・


レッツ番号順ストーリー 投稿者:タケウチ  投稿日: 7月15日(月)20時52分15秒

>りょうさん

 レスありがとうございます。こうして他の人の意見を聞くのは楽しいですね。
 ただ、いくつか補足しますと、

>だた戦乱が激しくなっただけでは共和制を破棄する理由としては
>薄いような気がします。

 「戦乱が激しくなる」→「共和制を破棄」って言ってるんじゃないんです。
 あくまで、「共和制の中での独裁者誕生」→「共和制の終焉」っていう位置付けで、要するに「200年前のフランスにおけるナポレオン帝国のパターンだろうな」と予想してるわけですね。

>また、分離派(or反乱軍)がクローン兵士を使うか、という問題ですが、私は使わない
>と思います。というより使えない。なぜならカミーノと契約したのは共和国だから。

 私の勘違いかもしれませんが、カミーノ以外にはクローンって作れないってわけじゃないですよね?
 技術が伝われば他の星でもできるでしょうし、種族によっては成体に達する期間も人間より短いですよね。そうすりゃEP2後の1年や2年でクローン軍団もできちゃうんじゃないでしょうか?

>パルパティーンにしてみれば、クローン兵士を共和国だけが使うからこそ、100%戦い
>に勝てる見通しがつくのであり、わざわざ敵にそれを使わせるようなことはする理由が
>ありません。

 ここって重要だと思うんですけど、パルパティーンの陰謀は「戦いに勝つ」ことなんて目的にしてはいないんじゃないでしょうか?
 彼の目的は共和国と銀河とを我が物にすることであって、分離派に勝つことじゃありません。もともと分離派を操ってるのもパルパティーンなんだったら、どっちが勝つとか負けるとかはあんまり意味がないですよね。
 彼の目的は「戦いを起こすこと」「戦いを長引かせること」、そして「戦いに乗じて自らの権力を高めること」なんですから、クローン軍をどこが使おうが目的に叶えばオッケーなんじゃないかと思います。
 むしろ、戦乱を収拾させるタイミングの前に共和国が100%勝っちゃいそうだったら、「わざわざ敵にそれを使わせる」必要が出てくるような気がするんですけど……

>11のアミダラの死亡は、時系列が合わないのは今まで考察されてきたとおりですし、
>アナキンがダークサイドに転落するときはまず間違いなく「ドゥークーを殺す」
>エピソードがあるはずで、それが政治的にも何らかの意味を持たされるのか、という
>あたりで少し構図に修正が可能かと思います。

 なるほど。これは確かにそうですね。
 是非、いろんな方に修正版を提示してもらいたいなーと思います。
 人それぞれ、いろんな予想ストーリーがあるでしょうし、議論が深まれば矛盾のないパターンもできてくるかもしれません。それに、いろんなパターンが番号順ですっきり示されたら、それだけで面白いと思うんですよ。
 こちらのボードで、理論を読む面白さとは別の、物語を読む面白さを味わえたらいいなーと思ってます。


あの声は 投稿者:nao  投稿日: 7月15日(月)20時30分30秒

>のっちさん,初めまして。
>「アナキン!アナキン!」と言う声
マスター・クワイの声です。Screenplayでもそうなっています。
そして,「スターログ日本版 13」P.022にあるルーカスのインタビューではこう書かれています。
”今回のセリフは『エピ1』用に録音したものを使ったけど,次回作ではもう少し複雑になるからそうはいかない。”
次回作で,この声の意味がハッキリするそうです。
また,リーアムの出番もありそうな言い方ですね(リーアム熱烈崇拝者です,私は)

ご推察の通り,タトゥイーンで
”Anakin down!”と言った台詞で間違いないと思います。(ドロップだと穴に落ちるね(笑))
ただ,その後のNooooもリーアムの声なのか,どうしても確信が持てない。


オビー!! 投稿者:のっち  投稿日: 7月15日(月)20時15分15秒

はじめまして。のっちといいます。よろしくです。
自分はスターウォーズ自体は小さいころから大好きです。ですがこういうサイトを知らなかったことや情報源が乏しかったことから最近までは皆さんほど深くは知りませんでした。
このサイトに出会えてとても幸せに思っています。

さて、自分は今日EPU三回目の鑑賞に行ってきましたが、最初に見に行ったときから気になっていたことがあります。

アナキンがタスケンレイダーを虐殺後、ヨーダの瞑想のシーンがあるのですが、そのときにバックで「アナキン!アナキン!」という叫び声が入っていると思うんですが、これはクアイ=ゴンの声でしょうか?

EP1のタトゥイーンを発つ直前のダースモールとの最初のバトルの場面の冒頭で「アナキン!ドロップ!(だったっけ?)」という叫び声と非常にかぶるのですが...。
どなたか知っていれば教えてください。

ちなみにEPUの感想は
   1 CGの描写のときのカメラワークに感動!
   2 EP1の時よりも話が良かった
   3 旧三部作へとつながる乗り物のデザインが多々あったこと。
   4 オビとジャンゴの決闘(ジオノーシス宙域でのバトルも含む)
   5 ヨーダの耳がプルプルしてた!
                                 以上良かった点。

   6 アナキンとパドメのシーンとオビのシーンの切り替えが多くて疲れる。
   7 オビ=ワンが弱々しく描かれている。
   8 ドゥークー卿の凄さがうまく描かれてないような...。
   9 この終わりで次回作とEPWの間がうまく埋まるのかということに不安が..。
                                 以上納得のいかない点。

あと、自分的にはCGはありかな。CGでなければ描けない部分多いし。でもこれで次回作になったらCGどんなんなるんだろ?


エピ4今見ています。 投稿者:nao  投稿日: 7月15日(月)20時09分29秒

>りょうさん
>でしたっけ??「クローン戦争の英雄」という呼び方ではなかったかなぁ?
>今、手元にEP4だけビデオがないので(2年前にテープがぶち切れてしまった・・)検証不可能です。誰か確認して〜。
スミマセン,大勘違いでした。英語字幕付きのもので今確認しました。
General Kenobi,Years ago you served my father in the Clone Wars.
しっかりクローン戦争でした。
ただ,Generalの呼称がジェダイとは合わないな,とかその辺から,
いつの間にか”反乱軍の”と妄想モードに入っていたようです。(笑)
久しぶりに見直すと,やはり旧三部作面白い。

多分今更のことだと思うのですが,ちょっと引っかかったオビの言葉
"I haven't gone by the name of Obi-Wan since,oh,before you were born."
オビという名前を捨てるのは,多分アナキンとの対決の後でしょう。
ということは,アナキンと対決の後でルークが生まれた?

"A New Hope"と言う呼称,レイアがオビを
"You are my only hope"と呼んだことに対する対比なのですね。
見のがしてることずいぶんありそうだな。
旧三部作をしっかり見直すことにしますか。
今手元には字幕無しのものと,英語字幕がついてる怪しげなものの2セットしかない。
日本語字幕に惑わされずに見ることができそうです。


今日観ました。 投稿者:masato  投稿日: 7月15日(月)18時47分50秒

ep1よりは断然よかった。ただ、やっぱりというか、映画そのものの雰囲気、
画面の色彩などは旧三部作のほうが好きですね。CGはどうしても好きになれな
い。良かったところは、最初のコルサントでの追跡シーン、オビとジャンゴのフ
ァイト、ジェダイスターファイターとスレーブのファイト、そしてオビ、アナキ
ン、ヨーダとドゥークのファイト。不満なところは、前記のCGの多さ(眼がチ
カチカ)、オビは弱すぎる(あれではアナキンの欲求不満が正当化される)、サ
ミュエルジャクソンは重要な役にしては軽い(配役ミスだよ)。

あと箇条書きで議論されている事柄に再度私見を。

1 アナキンの父親はep3で明らかにされないと思う。パルもドゥークも違う
  と思う。ドゥークの腕切りは関係ない。バーでオビがザムの腕を切ったと同
  じレベルの話だと思う。

2 メイスはep3で裏切らないと思う。全然怪しいと思わなかった。ただ、サ
  ミュエルのもつキャラクターが善よりも悪に近い(灰色?)感じがするので
  裏切ると思われてもしょうがないとは思う。このキャスティングだけはミス
  だと思う。ドゥークと同じ、いやそれ以上に重要な役柄なのに、クリストフ
  ァーリーの存在感とは雲泥の差。

3 アナキンのダークサイド堕ちはアミダラの生死に関わることが直接の要因に
  なると思う。輸送機からアミダラが落ちた時のオビとアナキンのやりとりが
  重要なヒントだと思う。ep3ではアナキンがオビに反抗して(救出に向か
  う?が失敗。ただし、アミダラの生死は不明)両者は切れる。

4 TITLEという雑誌に書かれたルーカスの発言内のアナキンはルークとは
  違う選択をしたという部分の、アナキンの剣を向ける相手はオビ。ドゥーク
  ではないと思う。ドゥークはep3の最初の30分ぐらいでオビかメイスに
  倒されると思う。希望はオビに倒してもらいたい。アナキンとの直接対決の
  前にep2からの2年間の戦闘で強くなっていて欲しい。でなきゃ、オビは
  間抜けすぎる。アレックギネスが気の毒。

5 メイスはep3でボバに殺されるのだと思う。死に方はサミュエルはカッコ
  よくとか言ってるけど、どうかなぁ。人間の証明のジョージケネディ、探偵
  物語の松田優作、的な死に方のような気がする。カミノセイヴァーダーツで
  やられる可能性が高い。「パーティーは終わりだ」ではなく、セイヴァーを
  抜いて一言「忘れもんだよ」と言って欲しい。

また観に行きたいと思います!。


SWと科学考証 投稿者:りょう  投稿日: 7月15日(月)18時04分29秒

>便毛伸さん
>「SW科学読本」等でよく考察される部分でもそうですけど、
>そういう科学的根拠は気にするなって押し切られて終わりなんでしょうかね・・・。

 まあ、SWって科学考証をやりだすと結局は「科学無視の二流SF映画」って結論になりかねないんですよ。特に宇宙空間の描写は決定的におかしいもの。
 でも、SWはSFではなくファンタジーだから(ルーカスによれば神話)だから、科学考証はやっちゃいけない、というところでファンも納得しているわけです。それはいくらルーカスが「これは神話だ」と言ってもダメで、映画がそういう映画なら好きな人は遠慮なく科学考証のメスを入れるわけです。

 今まで「フォースって何よ?」という疑問には「考えるでない。感じるのじゃ」と科学考証が入りそうなところには先回りして映画の中で常に答えてきたわけですよね。考証するな、って。
 クローンは25年前にそういう設定にしちゃったから仕方なく出したのかもしれませんが、それも極めて慎重に説明して「クローンについてはこれ以上質問させん」みたいな意志も感じているわけです。

 それなのに・・・なんでミディ=クロリアン?
 しかもルーカス自身が「核分裂」という言葉まで本当に使ったのだとしたら、こいつは致命的だなぁ。このインタビューが本物だとすると、それだけで一瞬のうちに私が下に書いたような考証はできてしまうわけです。それはスター・ウォーズという物語にとっては
自殺行為に等しいでしょう。
 しかも、よりによってアナキンの出生という、物語全体でも一番基礎になる部分でそういうことをやると・・・まあ下手するとベイダーとルークの親子関係までが怪しげになってしまう、というわけで。

 EP1では「シミの処女受胎」はメタファーでいいんですよ。つまりキリストとだぶらせるための。
 ただ、ルーカスがこの話を「人間の物語」として描く以上は、後のエピソードで「種明かし」はしないと、アナキンの葛藤が空々しいものになってしまう。人間じゃないんじゃなぁ・・・
 それが「神話」なら、おそろしくクラシックな神話ですよね。既存の神話を一歩も出ていないどころか、下手な説明を付けるだけ後退しているとすら感じますよ。

 EP3を見終わって、「なんだ、アナキンて人間じゃなかったんだ」と思った瞬間、全6作の全てが決定的に崩壊してしまうような気がします。少なくとも私の中では。

 もうお願いだからその設定だけはかんべん・・・という気持ち。


クローン戦争 投稿者:りょう  投稿日: 7月15日(月)17時39分04秒

>タケウチさん

 たいへん緻密でまとまった考察ありがとうございます。すごく良い線いってると思います。

 ひとつは帝政に移行するタイミングですね。だた戦乱が激しくなっただけでは共和制を破棄する理由としては薄いような気がします。ジェダイまでもが寝返って分離派につくとなると・・・

>5・圧政の中、帝国制への反対運動が高まり、ベイル・オーガナを中心とした「反乱軍」が誕生。
>6・帝国軍vs反乱軍の戦いが勃発。
>7・分離派と反乱軍という内憂外患を抱えた帝国は、より軍事独裁の色を高める。
>8・パルパティーンの陰謀を見抜いたジェダイ評議会、反乱軍との共闘を決定。

 このあたりは、帝国を共和国と読み替えればパルパティーンの筋書きどおりで、この8をもって帝政に移行するのではないでしょうか。
 元々パルパティーンはジェダイを分離させたいわけですよね。クローン戦争の初期の頃は貴重な戦力としてこき使っておいて、時期が来たら今度は分離してもらって「反逆者」扱いしたいわけです。
 で、ジェダイまでもが分離してしまったら、実質的に共和制は完全に崩壊しているのは明らかで、帝政移行もたやすくできる、というか強力な反対派はもはや存在してません。

 11のアミダラの死亡は、時系列が合わないのは今まで考察されてきたとおりですし、アナキンがダークサイドに転落するときはまず間違いなく「ドゥークーを殺す」エピソードがあるはずで、それが政治的にも何らかの意味を持たされるのか、というあたりで少し構図に修正が可能かと思います。

 「反乱軍」という言葉は帝政だからこそ使える言葉で、だからこそEP2では「分離派」という言葉を使っているわけですよね。
 また、帝国(or共和国)が分離派を併合する、というあたりも細かいことですがちょっと違うような気がします。
 旧3部作で帝国側には非ヒューマノイドの種族は皆無です。また、EP2で描かれる分離派の中には首謀者のドゥークーを除いてヒューマノイド系の種族がいません。
 このことから、パルパティーンはわざわざ非ヒューマノイド系の種族をドゥークーを使って焚きつけて分離させ、それらをクローン戦争で滅ぼすのでは?

 また、分離派(or反乱軍)がクローン兵士を使うか、という問題ですが、私は使わないと思います。というより使えない。なぜならカミーノと契約したのは共和国だから。
 パルパティーンにしてみれば、クローン兵士を共和国だけが使うからこそ、100%戦いに勝てる見通しがつくのであり、わざわざ敵にそれを使わせるようなことはする理由がありません。
 「クローン戦争」という言葉は、その戦争の端緒でヨーダが口にしており、「共和国側」の言葉であることが示されています。つまり「初めてクローンが兵器として登場した戦争」という意味であり、敵側もクローンを使うという意味ではなさそうですよ。
 EP4でレイア(反乱軍側)がクローン戦争という言葉を使っていたのは、その戦争が始まった時点では反乱軍は存在していなかったのですから当然のことでしょう。
 従って、「分離派=反乱軍」ではない、ということにもなります。分離派=反乱軍だったらこの戦役には違う名称を使っている可能性が高いですから。


カウントダウン&吹替版鑑賞 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月15日(月)17時36分57秒

 カウントダウン及び吹き替え版鑑賞のため外出していました。
 レスつけれなくて、すいません。
 なお、映画の内容と直接関係のない書き込みがありましたが、削除しました。

 今回、二回見直した結果、かなりいろいろなことを再発見しました。詳しくは、少しずつ紹介していきます。
 とりあえず一番驚いたのは、ジャミーラ女王が「民主主義が滅ぶ時は、我々が滅ぶ時」と言っています。EP3でのナブー破壊を直接的に暗示するセリフです。

 吹替版は、かなり良いです。字幕版よりも良い。字幕版を基礎にしているようですが、気になっていた何箇所かが修正されていました。
 3POの吹替が一番良かったと思います。字幕版の訳では、どうも笑えないのですが、吹替版はかなり笑えます。とりあえず、スター・ウォーズ・ファンであれば、吹替版も必見といえるでしょう。

 この掲示板での議論をふまえて見直したところ、「ドゥークーがアナキンの父親であることはない」「カミーノ人は大嘘つきだ」という自説を、確固なものとしました。
 
 「EP3予想掲示板」設置の件ですが、私も検討していましたが、「EP2」のほとんどの描写というのは、「EP3」の展開をふまえているわけです。したがって、予想なのかどうかを明確に区別することは難しいかなと考えています。今後も書き込みの量、内容等を見ながら、検討して参ります。

 なお当掲示板では、ジョージ・ルーカスのインタビューとオフィシャル・サイトでの記述を、信憑性の高い証拠として採用しています。ルーカスのインタビューを引用する場合、どの雑誌の何ページか、分かる場合は記入していただけると、議論がより正確なものになると思います。


考証余地を無視ですかね? 投稿者:便 毛伸  投稿日: 7月15日(月)16時12分31秒

>りょうさま

(1)アナキンの父--------------
> ミディ=クロリアンが真核生物であることは判明しました。
> "判明"しちゃっていいのかよ・・・という気がひしひしとしますが・・・
ですよねぇ(苦笑)。
期待以上に詳しいりょうさまの考証を読んで益々「あっちゃー」ってな感じです。
ルーカスの"おとぼけ"に過ぎない・・・コトを祈るしかなさそうですけど、
どうにもやっぱりあまし深くそのへんに拘ってはいなさそうな予感も(泣笑)。
「SW科学読本」等でよく考察される部分でもそうですけど、
そういう科学的根拠は気にするなって押し切られて終わりなんでしょうかね・・・。

(3)クローン戦争でのケノービ将軍--------------
> 末期共和国に反旗を翻したジェダイが「反乱軍」の原型になるのでは。
> オビの「クローン戦争」での活躍は、オープニングの字幕で語られるだけという予感。
非常に納得です!もうこの展開としか思えない気もします(苦笑)。
オープニングの字幕だけでここまで語りきれるのか・・・強引だけど、そうかも(爆)。
アナキンがパドメと結婚(隠れて?バレてる?)した時点で
もう既に普通のジェダイという立場じゃなくなってる気もするんですが
評議会やオビ=ワンは承認してるんでしょうね。
アナキンがあの年齢でパダワンになったことも例外的だったわけですが
あくまでも「フォースにバランスをもたらす者」という予言に従ったわけでしょうねぇ。
EP3序盤の時点でアナキンがどういう立場になっているかで先が見えそう・・・。


(無題) 投稿者:タケウチ  投稿日: 7月15日(月)16時04分17秒

 はじめまして。ROMさせてもらってましたが、naoさんの書き込みに読み入っているうちに自分でも口をはさみたくなってきちゃいました。

> そこで,素朴な疑問
> クローン大戦って,一体誰体誰の戦いなのよ?

 共和国政府と国内の独立派との戦いだったら「内戦」とはいっても「大戦」とは言いません。ヨーダもEP2で「クローン戦争の始まり」と言っているのですから、「クローン大戦」はEP2より規模の大きい戦乱ってことになるんじゃないでしょうか。
 また、EP2ではクローンを使ったのは共和国側だけです。「クローン大戦」というからには、他の勢力もクローン軍を投入すると考えるのが順当じゃないでしょうか。分離派はもちろんですが、さらにEP2では表面化してなかった第三の勢力も戦いに加わるんじゃないかと思います。
 順を追ってまとめると、こんな感じ。

1・共和国対分離派の抗争激化。
2・戦乱の中、共和国内で強い国家とカリスマ指導者の待望論が高まる。
3・パルパティーンの独裁が強まり、軍国化の中で共和制から帝制への移行。
4・共和国から分離派をのぞいた星域が帝国領となる。

 ここまでは、ナポレオンやヒトラーが熱狂的に支持されて権力を得たのと同じ構図です。
 そうなるためには帝国にとっての外部の敵が必要ですから、分離派との戦いは集結には向かわないでしょう。双方ともクローン軍で戦っているので実質的な損耗は少なく、両者を影で操るパルパティーンは戦乱の間に権力を掌握って感じなんじゃないでしょうか。
 パルパティーンのお気に入りで独裁制が好き、そしてドゥークー伯が憎いアナキンにとっては喜ばしい展開かもしれませんね。しかし……

5・圧政の中、帝国制への反対運動が高まり、ベイル・オーガナを中心とした「反乱軍」が誕生。
6・帝国軍vs反乱軍の戦いが勃発。
7・分離派と反乱軍という内憂外患を抱えた帝国は、より軍事独裁の色を高める。
8・パルパティーンの陰謀を見抜いたジェダイ評議会、反乱軍との共闘を決定。

 この時点で旧3部作へと繋がる勢力図ができあがり、「反乱軍のオビワン・ケノービ将軍」等の伏線がクリアされるわけですが、アナキンとしては難しい立場になります。
 アナキンはかねてからパルパティーンに目をかけられており、戦乱の中で多くの軍功をあげているはず。ジェダイでありながらパルパティーンの片腕としても活躍しているでしょうから、ジェダイ評議会とパルパティーンとの対立では完璧に板ばさみになってしまいます。
 本来だったらジェダイ側につくのが筋なんでしょうが、ここで問題になってくるのがアミダラの存在です。

9・かねてから軍事国家や独裁制に否定的だったアミダラ、反乱軍側につきつつも、ジェダイと帝国軍の戦いには反対。
10・評議会が反旗を翻す時には、アナキンは分離派との戦いで転戦中。最後の戦いで勝利をおさめて分離派勢力を併合。
11・同じ頃、帝国軍対反乱軍の戦いの中で、アミダラが命を落とす。
12・パルパティーンの策謀により、アナキンにとっては「ジェダイ騎士団がアミダラを死に追いやった」ように見えてしまう。

 パルパティーンのことだから、「ジェダイの妻帯を許さない評議会はアミダラを快く思ってなかった」とか「オビワンは以前からアミダラに横恋慕してた」なんてことを吹き込むのかもしれません。
 ともあれ、ここで繰り返されるのは、「愛する者を失ったアナキンの暴走」という重要なモチーフでしょう。
 母を殺された時にはタスケンを虐殺したアナキンです。「ジェダイ騎士団がアミダラを死に追いやった」と思い込んでしまったら、とるべき道はただ一つ。

13・復讐に燃えるアナキン、ジェダイ騎士団の皆殺しを誓う。
14・分離派を屈服させたことで、そちらに向けていた戦力を対反乱軍に集中させる。
15・圧倒的な兵力差を背景に反乱軍を駆逐、ジェダイ狩りを着々と進行させていく。
16・オビワン、暴走するアナキンを止めるために戦いを挑む。

 この時点で、アナキンは完全にダークサイドへと転落してるわけですね。この戦いが悲劇のクライマックスとなり、最後のエピローグに繋がるんじゃないでしょうか。

17・崩壊に直面したジェダイ騎士団、最後の希望をアミダラの産んだ双子に託す。
18・レイアを反乱軍の中心(守りの最も固い場所)へ、ルークをアナキンの母の墓所(帝国軍にとっての盲点)に隠す。
19・生き残ったオビワンとヨーダ、双子を見守りながら隠棲。

 私としては、こう考えると一通りの辻褄が合う気がするんですけど、いかがでしょうか?
 EP3では、7〜18あたりが描かれるのかなって気がします。


科学考証 投稿者:hasnese  投稿日: 7月15日(月)15時37分17秒


> りょうさん
今日の天気みたいに熱い分析ですねー
以前ご自身がおっしゃってた、↓

> EP3でアナキンの父親を特定しないと、「ミディ=クロリアンによる受胎、と
> はなんぞや?」という議論が再燃する でしょうし、そうなったらクローンも
> 含めて「科学考証」のメスがばっさり入るのが必然でしょう。
> そうなると「スター・ウォーズの神話性」は崩壊してしまうかもしれないし
> (少なくとも科学考証議論をする人の中 では崩壊する)、

の状態ですね。
さすが専門家?といいますか、ばっさり「科学考証→崩壊」しちゃってますね。
父親は、どうしても明らかにしてもらわないと、ということですね。
ここまで考察しちゃうのって、ある意味尊敬しちゃいます。

個人的には、Vで父親判明!だとして、
それがドゥークやパルパティーンだったら、いやだなぁ・・・
(感情的に,です。根拠はなし)
でも父親になり得る人物としては、最有力候補ですよね。

というわけで,私は,父親不明のままでもOK派です。

それよりも、アナキンがダークサイドに移ってしまうプロセスの方が
気になります・・・。

http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Ivory/5342/index.html


ミディ=クロリアンとは 投稿者:りょう  投稿日: 7月15日(月)14時21分55秒

 下の書き込みはちょっと冷静さを失っていたので、気を取り直してもう一度考察します。

>『もう明らかでしょ。ミディ=クロリアンが核分裂を起こして・・・って
> 前作できちんと説明しているはずだよ』

 このセリフだけからでも、ミディ=クロリアンが真核生物であることは判明しました。
 "判明"しちゃっていいのかよ・・・という気がひしひしとしますが・・・
 まあつまり、我々が知っている細菌類よりは高度な生物、として認識した方が良さそうです。
 で、ミディ=クロリアンによる受胎、が具体的にどういうこのなのか、と考えると、シミの体の中でのミディ=クロリアンの何かの働きによって単為発生が起こった、とするとアナキンが男である、というのが致命的な矛盾点になるので、これは却下です。
 なぜなら、単為発生の場合、アナキンは遺伝的にシミのクローン(しかも半数体)になりますから、男であるはずがないもの。さらに言えば、アナキンは半数対ということになるので生殖能力はないでしょう。従ってベイダーとルークは親子ではない、という結論に達してしまいます。

 単為発生でないのなら、ミディ=クロリアン自体が配偶子の役割を果たして(つまり精子)、シミの卵子と結合して受胎に至った、ということしか考えられないですね。
 ・・・おおっ。ミディ=クロリアンは減数分裂ができるんだ!!でないとアナキンの染色体数が3nになってしまうので、これまたアナキンに生殖能力がない→ベイダーとルークは親子でない、という結論が導かれてしまう。
 しかも。ミディ=クロリアンには雌雄の性別がある、ということにもなりかねません。アナキンが男だったということは、シミを妊娠させたミディ=クロリアンは間違いなく男なのですが、ある生物に男だけが単独で存在する意義はないですから。雌雄同体なのかもしれないけど。

 で、必然的にミディ=クロリアンのゲノムは染色体構造を取っていて、その数も人間と同じ、ということになってしまいます。へえ〜。

 ミディ=クロリアンによる受胎が「起こり得る」ことだとすれば、そういう説明しかないのですが、EP1の評議会でクワイ=ガンがそう言ったとき、誰もこの点について突っ込まなかったので、この世界ではわりと良くあること、少なくとも前例があることなのかもしれません。
 とすれば、ベイダーとルークが親子だという証拠は・・・ないよね。本人たちが勝手にそう思いこんでいるだけか。

 頼むからその設定だけはやめて、って感じです。まだ「実はジャバが父親だった」という方が遙かにマシだぁ。
 ルーカスのこの発言が「おとぼけ」であることを祈ります。
 でも、EP3で父親について何の説明もなかったら、ベイダーとルークの親子関係も疑わねばならんということですか。


そりゃないぜよ 投稿者:りょう  投稿日: 7月15日(月)11時45分48秒

>便毛伸さん
>『もう明らかでしょ。ミディ=クロリアンが核分裂を起こして・・・って
> 前作できちんと説明しているはずだよ』
>と、アッサリガックリ念を押されてます。ありゃ・・・そんなもんですか(涙)。

 そりゃないぜよぉ。
 すると、アナキンは単為発生で産まれたわけですか???
 とするとアナキンは遺伝的にはシミのクローン、ということになるはずですが、ぢゃあなんでアナキンは男なんだ??実は女??なわけないか。パドメと子供作るんだから。
 そうかぁ・・ミディ=クロリアンて「男」なのか。知らんかった。それともアナキンが人間ではないか、のどちらかですな。

 ほんと、マジでその設定だけはかんべん・・・

 マジで「ミディ=クロリアンによる受胎」が言葉どおりの意味であり得るとすると、ルークとレイアだってそうでないと誰が言い切れる?すると旧3部作の「親子の物語」は崩壊しますな。わざわざ「ベイダーとルークは親子ではない」という根拠を作品中で提示しているわけだから。
 まあそもそも、ミディ=クロリアンによる受胎が成立して、それが女から男が産まれるような遺伝的多様性を保てる、ということは、この世界には男と女の配偶子の接合による繁殖は必須ではない、ということで、どうもこいつらは我々が考える「人間」とは違う存在らしいぞ、という結論になっちゃいますね。

 この「ミディ=クロリアンによる受胎」という言葉、メタファーとしての意味づけしか考えてこなかったわけですが、それが事実を指している言葉だとすると、マジでSWの世界観全体がガラガラと音を立てて崩壊しかねないですぜ。


EP3はクローン対戦後? 投稿者:便 毛伸  投稿日: 7月15日(月)11時17分43秒

はじめまして。いつも大変興味深く拝見させて頂いております。
残り1作で一体何処まで謎が解明されるのか・・・という期待感を煽られまくってます。
みなさんの意見や予測にイチイチ「うぅむ、なるほどそれだっ!」ってな反応を
独り思い耽っておりました。

(1)アナキンの父は誰じゃ!?
皆さんのご意見多数は「ドゥーク伯爵」といったところですし、
私も「イチイチ表情やアクションが怪しい・・・」とは感じておりました。
でも・・・なんかルーカス本人はそこまで具体的な「父親」は明示しない雰囲気ですねぇ。
最近の日本雑誌インタビューで
「エピソード3ではアナキンの父親は明らかにされるんですね?」の問いに対して
『もう明らかでしょ。ミディ=クロリアンが核分裂を起こして・・・って
 前作できちんと説明しているはずだよ』
と、アッサリガックリ念を押されてます。ありゃ・・・そんなもんですか(涙)。

(2)EP3にルーク登場かっ!?
こちらに関しても同誌上で「誕生数時間後のルークが登場する」と明言。
まぁ、それならルークに母親の記憶がないのも納得ですね。
DVD旧三部作(全6作とのボックスセット)用に、また追加シーンも撮ってるようですが
「Return of The Jedi」のために[妊婦姿のパドメ]を撮影済ってな話も。
このシーンがEP3用じゃない・・ってところが興味深いような・・・?

(3)クローン戦争でのケノービ将軍とベイル・オーガナ?
ってなコトをレイアが語ってましたけど・・・。
EP3本編は「クローン戦争終結の頃からスタートする」ということですので、
終わってますねぇ・・オビ=ワン将軍指揮のお姿は・・・。
EP2直後からクローン戦争自体をオビ=ワン"将軍が指揮するコトになってるのでしょうか。
いつの間にベイル&オビ=ワンが陣頭指揮をすることになってるのか興味深いです。
しかもEP3本編スタート時には、それがもう末期というコトだと
どこまで経緯が触れられているのかが微妙ですね。

どれをとってもまだまだ何が判明するかわかったもんじゃないのですが
皆様のご発言を楽しませて頂きながら、3年後に期待しようと思います。


クローン戦争とジェダイ狩り 投稿者:りょう  投稿日: 7月15日(月)11時16分43秒

 う〜、暑い。室温が30℃を越えています。いろいろ機械があるからなぁ、この部屋。
 なんとエアコンが壊れているので、バイオ実験には大敵の汗がダラダラ状態です。仕事になりません。といってこれ書いている言い訳にはならんのですが・・・

>naoさん
>クローン大戦って,一体誰体誰の戦いなのよ?

 まあ単純に、共和国対分離主義者、ではないでしょうか。
>hasness
>でもVでは、帝国vsその他大勢だと予想します。
 でも、国家主体が変わった後も同じ戦争の名称、というのも変ですよね。帝国が成立したら分離主義者=反乱者になるわけで、「クローン戦争」という「国対国」の意味での「戦争」という言葉は使わないでしょう。仮に分離主義者=反乱軍だとしても、クローン戦争は帝国が成立した時点で終わりだと思います。

>ジェダイたちは反帝国軍になって、

 そうですよね。ジェダイが自らの意志で反旗を翻す、という図式もありですね。陰謀で反乱者にされてしまうのではなく。

 私も帝国が成立するのは映画の中では早いと思います。アナキン転落、vsオビ、ベイダーになる(同時に帝国成立)まで後半までに進まないと、双子隠しなどのEP4に繋がる大事なところを見れないもの。

>naoさん
>反乱軍のケノービ将軍という呼び方してませんでしたっけ?

 でしたっけ??「クローン戦争の英雄」という呼び方ではなかったかなぁ?
 今、手元にEP4だけビデオがないので(2年前にテープがぶち切れてしまった・・)検証不可能です。誰か確認して〜。
 それにしても、DVDだとちゃんと英語の字幕も出せてセリフがきっちり確認できるのに、ビデオだとヒアリングができないと辛いですね〜。日本語訳の字幕はあんまり当てにならないし、やはり原語で確認したいのですが・・・

 私はEP3が始まった時点で、既にクローン戦争はほぼ終結している、と思っています。従ってオビの活躍はこの時点で過去の話になっていると。
 で、パドメはもう臨月だと。で、アナキンはこの時点ではクローン戦争で飛び回っているので、半年以上パドメに会ってなくて妊娠の事実を知らない、と。そこから話が始まらないと時系列的に無理なんではないかと。

 でないと、帝国が成立しないと「反乱軍」もできるわけないし、時系列的に反乱軍の英雄、という形でオビを描く時間もないと思うんですよね。映画の中ではせいぜい反乱軍の原型ができるくらいまでが精一杯では?

 つまり、末期の共和国ではパルが全権を掌握して既に「共和制」は崩壊しています。なのでジェダイが反旗を翻す理由は十分にあるわけで、しかもそれはそのまま「反帝国」になるわけですよね。
 つまり、末期共和国に反旗を翻したジェダイが「反乱軍」の原型になるのでは。「ジェダイ狩り」とは帝国から見れば「反乱者の鎮圧」というわけ。
 EP2の時点での分離主義者は、あらかた片づけられてしまうのでしょうが(だって旧3部作には出てこない種族ばかりだし)、このEP2からEP3の間かEP3で新たに「分離」する連中が「反乱軍」の基礎になっていくと。

 オビの「クローン戦争」での活躍は、オープニングの字幕で語られるだけ、ということになりそうな予感がします。


クローン大戦 投稿者:hasnese  投稿日: 7月15日(月)10時25分13秒

はじめまして。hasneseと申します。
過去ログから全部読みました〜。すごい興味深いですね、ココ。
初投稿です。

> クローン大戦って,一体誰体誰の戦いなのよ?
> クローンが出てきさえすれば辻褄が合うんですからね,なにせ。
> 共和国対分離主義者?
> それとも一歩進んで帝国対反対勢力?

Uの段階では、共和国vs分離主義者でしたよね。
でもVでは、帝国vsその他大勢だと予想します。

> ラストシーンがそれではエピ2に被りすぎる,だからもう少し早い時点で帝国
> の勃興。

私も、意外と早い段階で、共和国→帝国となって、
ジェダイたちは反帝国軍になって、
「逆らうものは消す」論法で、バッサバッサとやっていくのかなぁ・・・。
だとすると、
アナキンがドゥークを倒す(はず)のも、
オビワンvsアナキンも,
アナキン→ダースベイダーも,前半の方かなぁ。
で、後半は、
帝国のジェダイ狩りetcの地盤固め
それと平行して、危機感を感じたオビワンによる双子ちゃん隠し。

細部において、自分の中の予想においても矛盾がまだあるんですが,
こんなかんじのストーリーかな・・・って予想です。


U及びここのBBSを見た後で、先日のTのテレビ放映(吹き替え)を見ましたが,
以前までは「かわいい坊や」として見ていたアナキンでしたが,
そこかしこにダークサイドに繋がる言動を見て取れました〜。
Uはまだ1度(先々行で)しか見てませんが、
W〜Yまでちゃんと見直したら、また見に行こうと思ってます。


スターウォーズについては初心者ですが、よろしくお願いします。


政治劇としての 投稿者:nao  投稿日: 7月15日(月)04時25分32秒

>りょうさん
なかなか鋭い見解だと思います。
帝国の誕生と同時にヴェイダー卿が,というのは全く同感。
行進,整列するストームトルーパー(多分少しパワーアップしたのね,クローンから),皇帝の傍にはロイヤルガード(もっとたくさん),高鳴る帝国のマーチ,そして威風堂々たるヴェイダー卿のローブが風に翻って。皇帝が即位する(誰から戴冠させられるんだ?もう持ち駒いないぞ?)
空にはスターデストロイヤー(無理か(笑)出してよ,もうそろそろ見たいよ〜)
ラストシーンがそれではエピ2に被りすぎる,だからもう少し早い時点で帝国の勃興。
ドゥークーはシスの立場を明瞭にしたわけですから,これは当面天下の敵,そのドゥークーをヴェイダーが倒すと。
(倒さないとシスの弟子になれない。)
そこで気になるのがエピ4でのレイアの言葉。
反乱軍のケノービ将軍という呼び方してませんでしたっけ?
私が考えたシナリオは,クローン大戦でたくさんのジェダイが死に,そのからくりに気づいたオビ始め生き残りが反乱軍へと身を投じる。
パドメもその性格と,レイアの落ち着き先を考えると反乱軍側につくはず(アナキンとの決定的別離)
それは,エピ1ノベライズでアナキンの見た夢,大群を率いるパドメと戦うとも合致します(小説なので根拠は薄いが)
そうすると,立派に帝国の敵となります。
しかし,根拠が弱い。
この時点までに,反乱軍がしっかり機能しているでしょうか?
エピ2最後のベイル・オーガナの姿を見ると,何かやってくれそうだと期待は持てますが。

そこで,素朴な疑問
クローン大戦って,一体誰体誰の戦いなのよ?
クローンが出てきさえすれば辻褄が合うんですからね,なにせ。
共和国対分離主義者?
それとも一歩進んで帝国対反対勢力?
やっぱり前者かな?時系列的に見ても。


政治劇としてのEP1&EP2 その2 投稿者:りょう  投稿日: 7月15日(月)02時13分50秒

 下の続きですが、6まではEP2で達成したので、EP3では大詰めの7の話になるということですね。
 自分が(ドゥークーを使って)焚きつけた分離主義者達を自ら成敗することによって権力を掌握していくわけで、こいつ、ダークサイドの力がなくても天下を取れるのではと思わせるほどデキる男です。

 あと、ジェダイはパルにはたいへん邪魔ですから、必ず一掃しなくてはならないのですが、「ジェダイ狩り」をやる大義名分をどうするのかな?
 ジェダイ狩りをやるのはベイダー、と騙られていますから、ベイダー=パルの弟子、つまりジェダイ狩りはパルパティーンの指示の元、帝国の基盤強化のために為されたのでしょう。
 ベイダーが出現する、つまりアナキンがオビとの対決に負けてベイダーとなるのは、共和制の廃止(帝国の成立)と同時、と読んでいます。というか、共和制の廃止と帝政の成立をパルが宣言するとき、その横にパルの弟子としてベイダーが初めて姿を現す、と。
 まあたいして根拠はないのですが、強いて挙げればベイダーの旧名(アナキン・スカイウォーカー)は世間一般には知られていない、という点かな。

 そのベイダーがジェダイ狩りをやる、ということはその時点でジェダイは「帝国の敵」というレッテルを貼られているわけです。

 単に帝政移行への反対勢力としてジェダイを「敵」扱いするのかな?
 でも、それまで10年以上も慎重に1つずつ合法的にステップを踏んできたパルが、ジェダイ狩りの時だけそんな強引なことをするかなぁ。骨抜きにはしていたとはいえ、議会(元老院)をその後20年も残しておいたパルと「問答無用」のジェダイ狩りはなんだかイメージか合わないです。
 何かの陰謀で共和国の崩壊の責任を被せられ、帝国設立とジェダイ狩りを一石二鳥で進めるのでは?と勝手に妄想しているのですが・・・

 EP2でドゥークーがオビに分離主義者への参加をもちかけますが、それもその陰謀のうちだったのでは?もしオビが誘いに乗れば、ここで堂々とジェダイを「共和国の敵」にできるわけですから。

 で、EP3でそのパルの罠にはまるのは誰か?
 本命はアナキンだなぁ、やっぱり。どんな罠か想像できないけど。ドゥークーは表向き「共和国の敵」扱いなので、こいつを倒してもジェダイをハメることはできないだろうし。
 対抗はメイスかね。ライトセーバーがパープルでワルっぽいのと、EP1の時から目つきがちと悪い、という極めて薄弱な根拠ですが。
 大穴はオビか。ドゥークーを倒して「共和国の英雄」となっている立場のアナキン(実はその時点で既にシス)を倒してしまうから。世間一般には「アナキン殺し」の汚名を着せられるのかしら。


政治劇としてのEP1&EP2 投稿者:りょう  投稿日: 7月15日(月)01時56分58秒

 EP1とEP2を思い返して気づいたのですが、EP1ではかなりシス(パルパティーン)の陰謀は予定外の方向に修正せざるを得なかったのに対し、EP2ではバッチリ予定どおりにことが進んでいるようですね。
 つまりこれはパルパティーンのフォースの力が増した、ということなのでしょうね。
 部下も、武芸達者なだけで政治的立ち回りにはあまり役に立ちそうもなかったダース・モールに代わって、陰謀の片棒担ぎでも十分役に立つドゥークーが弟子になってくれたし。
 というか、その時その時でちゃんと役に立つやつをダークサイドに引き入れて、弟子を替えているのでしょうが。ということは、オビに倒されなくても、いずれモールはドゥークーに倒されていた運命?

 それにしてもちょっと疑問なのは、パルパティーンはそもそもナブーを封鎖して何をするつもりだったのでしょうか。
 アミダラが風さを突破してコルサントにやってきて、しかも彼女がナブーに帰ってグンガンと手を組んで通商連合を追い払う、というのはパルパティーンにすれば予定外もいいところだったはずです。タトゥイーンやナブーにモールを派遣していることからそれが判ります。
 つまり、パルのシナリオとしては、ナブーは封鎖したままアミダラには協定書にサインさせる、というのが目的だったはずで・・・なら、戦争は起こらないじゃん。
 ナブーの状況が共和国に知れて戦争が起こったからこそ、パルは最高議長の座を手に入れることができたのですが、ナブーの実情を秘めたまま占領を合法化することにどういうメリットがあったんでしょうね。
 まあでも、それならそれで通商連合に対抗する勢力にナブーの実情をリークして、戦争を始めさせればいいのか。協定書はあくまでも通商連合へのエサだった、と。

 で、最高議長に就任したのとほぼ同時にクローン兵をカミーノに発注しているのでしょうね。発注の実行者はまだ疑問が残ってますが。
 つまり、1.戦争を起こす→2.上手く立ち回って最高議長に→3.正規軍の設立を準備する→4.戦争を拡大させる→5.頃合いを見計らって全権を掌握する→6.正規軍を出して分離主義者達との戦争(クローン戦争)を全面展開→7.頃合いを見計らって共和制を廃止して帝政を建てる、というシナリオか。


(無題) 投稿者:重宝部員  投稿日: 7月15日(月)01時49分05秒

>そういえば、1年位前の写真週刊誌に
>パドメが男の子をつれて、砂漠を歩くシーンが
> 盗撮スクープされてましたっけ・・・
> あれかな?

えーっ??あの写真のカラクリをマジで知らないの??うそでしょう・・・。


チュニジアロケで 投稿者:りょう  投稿日: 7月15日(月)01時21分55秒

>naoさん
>2・3撮影一部同時進行というのも初めて聞きました。
>どなたか,それについてご存じですか?

 チュニジアロケの時、EP3のシーンも一部撮影したという話は聞きますね。
 でも、それがルークとパドメのシーンかどうかは別の話ですが。
 話の辻褄から考えると、確かにパドメがルークを連れて歩くシーン、というのはありそうにない話ですけどね。

 EP3でパドメが幼い男の子を連れて歩くシーンがあるとすれば・・・
 年齢的にEP3の頃、幼児か少年で我々が知っているキャラはといえば・・・ボバかハン・ソロくらいか。2〜3歳の男の子限定ということになればボバは却下、ですな。残るはソロくらい?

 ま、ここでいくら考えても妄想の域を出ないし、パドメ&ルークではないのだけは確かだということくらいしか判らないですね。


>2・3才の子供ルーク? 投稿者:L・スカイウォーカー  投稿日: 7月14日(日)20時54分38秒

>naoさん

なにしろ、フライデーかフラッシュだったんで・・・
よく思いだしてみたんですが、
衣装を着たままのパドメが、ルーク役の子供を
手を引いて面倒をみていた感じでもあります。


2・3才の子供ルーク? 投稿者:nao  投稿日: 7月14日(日)13時31分29秒

>L・スカイウォーカーさん
エピ3は2〜3年後くらいの話という事らしいですから,既にアミダラ懐妊中?
あるいは,ナブーでの結婚式での後?
う〜む,納得しかねるけど,予想を覆されることって結構多いからなぁ。
この前某所でアナキン,アミダラ出来ちゃった婚説に反論してきたばかりなんですが……

以下,あくまでも仮説であり,私の想像です。確たる根拠はありませんのでご了承下さい。

エピ3の時点で2〜3才の子供が描かれるとしたら,2と3の間に既に生まれていたことになる。
今までのエピソード全てが数日間の出来事を描いているので,今更数年間に渡る話にはしない。
ということは,エピ3開始の時点で既にアナキンとパドメは決別していた事になると思うが,それは不自然。
エピ4のヴェイダー卿は息子の存在を知らないと思うので(明言してはいない),
別れた時点でパドメが懐妊していたことも知らないと思う。
誰かの情報操作で(パル?)懐妊中のパドメが子供と共に死んだと思いこまされることはあるかも知れないが,シミの生存を感じ取ったアナキンという人物像からそれは納得できない。
従ってエピ3の段階で既に2〜3才のルークが存在するとしたら,アナキンに隠し通せたとは思えない。
また,トリロジーでルークは母を知らないと言った言葉とも矛盾する。
2〜3才ともなれば,顔までは覚えていなくても漠然とした記憶はあるはず。

2・3撮影一部同時進行というのも初めて聞きました。
どなたか,それについてご存じですか?
まあ,パーツを先に取っておく,ということも有りかなとは思うけど。
指輪物語は1・2・3全て同時進行で作られたそうですね。
あの作品の場合は素晴らしい決断だと思う(困難な作業だったらしいけど)。
登場人物は殆ど年を取っていかないし(長命・不死・既に老齢),割と短い期間の話ですから。
エピソード3についてはどうなんだろうな。

>yavin4さん
>アナキン不人気
アナキンがお友だちにしたくないタイプなのは当然です。
エピ1のアナキンが,既にお友だちの少ない子供(樺沢さんのご本にもありましたね)。
自慢や,自信過剰,自己宣伝の多さ,と言った面は既に描かれてます。
ジェイク少年のかわいらしさ,母との別離シーンのけなげさなどで緩和されちゃってますが,
というか,ダーク面をはっきりさせなかったのはルーカスの戦略。
エピ2のアナキンを見た後でエピ1を見ると,その辺が明確になってきます。
そして,友達を作れないタイプであると言う事もダークサイド落ちの要因です。
友達いない,ジェダイカウンシルやオビとの確執はますます深くなる,認めてくれるのはパルとパドメだけ。

私自身は,ヘイデン君の時々見せる幼さ,自己の確立していないもろさ,認めて貰えないいらだち,暗黒面に通じる怒りの表情などかなり気に入ってます。
しかし,多分,ヴェーダー卿の前身として評価しているのかも知れない。
ヴェーダー卿大好きだから。
その辺の思い入れが希薄な人に,アナキン不人気もうなずけます。
強姦魔のようなまなざしという書き方も,あながちはずれてはいない(あんまりだとは思うけど)


子供のルーク? 投稿者:L・スカイウォーカー  投稿日: 7月14日(日)12時49分14秒

>naoさん、

補足しますと、記事によれば
EP2と3の一部同時進行で、撮影中とのこと。
2、3才の男の子を手で引いて歩く後姿・・・でした。


(無題) 投稿者:nao  投稿日: 7月14日(日)09時21分18秒

12日深夜カウントダウン,その後もう一度観賞,昨日は1日死んでいました。

>ビンラデインさん
>そこでひとつ新たに専用の掲示板を作っていただく、と言うのはいかがでしょう?
>「早くも!エピ3ネタバレ掲示板」みたいなカンジで。
お気持ちは解りますが,エピ2のネタバレとエピ3のフライング予想をしっかり分離して書くことは今の私には不可能。
エピ2について書いているうちに,いつの間にかエピ3に滑っていると言った感じになってしまう。
もし分けてしまったら,どっちに書けばよいのかわからなくなりそうな予感が。
二つの掲示板で同時に同じような話題が進行してしまう可能性もあるので,管理人様のご負担になるような気もします。
当面は今のままがベストなのでは?

>yavin4さん
>結果的に戦争が始まっちゃったけどな。共和国も軍隊が必要だったんで結果オーライじゃ。(?)
ヨーダの表情や言葉から考えて,これはあり得なさそう。
ダークサイドに曇らされて全てが見えていないとは言え,これから先の展開はかなり解っていると思う。
解った上でクローン軍を指揮しなければならなかったヨーダの苦渋。
クローン軍を率いているときのヨーダの表情が全てを語っていると思う。

>子供のルーク
>1年位前の写真週刊誌にパドメが男の子をつれて、砂漠を歩くシーンが
自分は見ていないのですが,いくらなんでも早すぎやしませんか?
エピ3撮影もキャスティングも始まってもいないのだし。
エピ2のための何かの撮影かな?
若いルーク,というのはかなり意味深な書き方で,実際は赤ん坊だと思います。
旧三部作で,ルークは母の顔を覚えていないということになっているのだし。
あの辺の設定をしっかり活かすのなら,ルークは誰か(多分オビ)の手でタトーインへ,レイアはパドメと共にオルデラーンへ。
タトーインで子供を産み,その後レイアのみ連れてと言う線もあるかな?
でも,子供を産む場所は,順当にナブーだと思う。


>アンケート
怪しげな物には一切反応しないが一番。
全て自己責任で対応しましょうよ。


子供のルーク 投稿者:L・スカイウォーカー  投稿日: 7月14日(日)08時05分52秒

>アヤノコウジさん
>ルーカスの最近のインタビューでの気になるコメントの書き忘れ
>Bエピソード3には若いルークが登場します、
>でした。

そういえば、1年位前の写真週刊誌に
パドメが男の子をつれて、砂漠を歩くシーンが
盗撮スクープされてましたっけ・・・
あれかな?


祝!日本公開 投稿者:yavin4  投稿日: 7月14日(日)05時43分48秒

いつもより書き込みが少ないなと思いましたが、ここに顔を出されている方は
本日オールナイトでご鑑賞している方も多いのでしょうね。

かくいう私も2回程見てまいりましたが、新たにこれは伏線だな。と感じる箇所がありました。
ナブーのピクニックシーンでアナキンとパドメが理想の政治を語るシーンでアナキンは後の帝国政治を理想と挙げてますね。パドメにはそれは独裁政治だと批判されてましたが・・・
えっ!皆さんお気づき?
私は試写会と先々行の時はあのシーンのあまりのこっぱずかしさに記憶が飛んでたみたいです(笑)

それと気になったのは仲間内でのアナキンの人気の無さ(笑)
みんな友達にしたくないって断言してました。特に女性には不評のようで、どなたかの書き込みにあったように「強姦魔の目」ってありえる意見ですね。まぁ後にダークサイドに落ちる訳ですから戦略的に成功しているのかもしれませんが。

しかし暗黒面の覆いは相当に厚そうで。
今回のヨーダはフォースの弱体化と凄まじすぎるセイバー戦(笑)、戦闘後に杖をついて歩く様で一気に道化師と化したようですので、
ここは一つ真犯人探しをお手伝いしましょう。

【ヨーダの視点】
・カミーノ人はJEDIの発注でクローンを製造していると言っていたが、カミーノ人は嘘はついとらん(証人=わし、オビ)
・クローン軍のホストである賞金稼ぎは分離主義者と通じておった(証人=オビ、メイス)
・伯爵は暗黒面に堕ちておる。もう一人いるはずじゃ(証人=わし、その他)
・もう一人のシスはシディアスという名前じゃ。しかし伯爵の嘘かもしれん。(証人=オビ)
・伯爵はシスが共和国を支配しているとほざいておったが伯爵の嘘じゃろう。(証人=オビ)
・ジオノーシスの戦い以前より分離主義者は戦争の準備をしておる。(証人=みな)
・分離主義者に属しているグループは目星ついた。通商連合とかじゃ。(証人=オビ)

【EP2終了時のヨーダの考え予想】
・カミーノを座標から消したのはおそらく伯爵じゃろう。
・ディアスの名を語りクローンを発注したのは分離主義者(伯爵)だ。
 しかしクローン軍はわしが接収した。分離主義者の手に渡らずよかった。
 結果的に戦争が始まっちゃったけどな。共和国も軍隊が必要だったんで結果オーライじゃ。(?)
・伯爵は嘘をついちょる。シスは分離主義者に加担している。もう一人のシスもそうじゃ。

【こう考えろ!ヨーダ】
・ジョカスタ・ヌーと伯爵の接点を調べろ。カミーノを消した犯人を特定できるかも。
・カミーノ人にサイフォ=ディアスの写真を見せてみろ。ついでに伯爵の写真も。
 カミーノ人は悪意が無いから大丈夫。ついでにカミーノ人も尋問しろ。
・カミーノに共和国のクローン軍があるというガセの可能性もある情報だけで議会が
 動いたのはタイミングよすぎでないの?共和国の所有が決まってる訳じゃないのに。
・議会に提案する人材をマス=アミダが最初アミダラ議員を推薦したが、彼女は非戦派でしょ?
 ジャージャーを利用したかったのか?
・共和国に軍隊ができること、戦争が始まる事を望んでいる人物がいる。
・軍隊賛成派の人物の交際関係を洗え
・マス=アミダを尋問してみいや。
・・・
うーん、わからん。瞑想が必要じゃ。

PS
友人から、物欲に負けてフィギュア集めに執着しているお前はダークサイドに落ちると言われました(笑)


追記、気になるコメント 投稿者:アヤノコウジ  投稿日: 7月13日(土)21時42分37秒

ルーカスの最近のインタビューでの気になるコメントの書き忘れ
Bエピソード3には若いルークが登場します、
でした。


樺沢氏の負担を増やす図々しいリクエスト 投稿者:ビンラディン  投稿日: 7月13日(土)11時02分44秒


 なんだかもう完全に「エピ2掲示板」というより「エピ3予想掲示板」の様相を呈してますね。
それはそれでモチロン結構なのですが、以前のニルさんのような方もいらっしゃる事でしょうし。
かと言ってここまで盛り上がっているのを止めるのも無粋極まりない。
そこでひとつ新たに専用の掲示板を作っていただく、と言うのはいかがでしょう?
「早くも!エピ3ネタバレ掲示板」みたいなカンジで。
まー実際ネタバレと言っても正確には「半ネタバレ」でしょうケド。(フライングとも言う?)


サラストの対決 投稿者:DIO  投稿日: 7月13日(土)04時22分36秒

切り立った火山と、その間を流れる深い谷は、かつてタトゥイーンで9歳のアナキンが素晴らしい
操縦を見せた、ポッド・レースのコースよく似ていた。オビ=ワンの操縦するジェダイ・スターファイターはその入り組んだ谷の中に隠された分離主義者達のクローン施設を攻撃する。
 フォースを使った奇跡的な操縦技術により、施設の破壊に成功するオビ=ワン。分離主義者達のクローン施設を爆破し、危機一髪で脱出するオビ=ワンのジェダイ・スターファイター。しかし、その背後をもう猛然と迫ってくる一機の戦闘機があった。操縦するのは、ダークサイドに落ちたアナキン・スカイウォーカーだった。深い谷での熾烈なデットヒートの末、オビ=ワンはジェダイ・スターファイターを停止させると、一人、火山の火口でアナキンの到着を待つ。オビ=ワンにはもう一つ、大事な戦いが残っていたのだ。アナキン・スカイウォーカーとの決着である。ダークサイドからアナキンを救い出す・・・それがオビ=ワンの果たさなければならない使命だった。こうして、サラスト火山の火口で、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーの戦いが始まる。戦いは互角に進む。しかし、義手のアナキンには不利な戦いであった。バランスを崩したアナキンは火口に転落しそうになる。が、その瞬間、オビ=ワンはアナキンの義手をつかんだ。「左手を伸ばせ、アナキン!」「私と一緒に・・・」しかし、アナキンは左手を伸ばそうとしなかった。不気味な笑みを浮かべたまま火口へ落ちていくアナキン。目もくらむ断崖絶壁、灼熱の火山を転げ落ちながら、アナキンの後頭部に大きな傷が刻まれ、肺は焼かれ、そのまま火口へと消えていく・・・


ジェダイの滅亡 投稿者:DIO  投稿日: 7月13日(土)00時53分40秒

シス・スターシップが火山の惑星サラスト上空に姿を見せる。火山だらけの地表に降りる宇宙船。ジェダイ達が知らないうちに、サラストに第二のクローン施設が建造されていたのだ。そして、この究極の施設の完成を、シディアス自らが催促しにやって来たのだった。完成の日は近い・・・


どうしても捨て切れないジャンゴの重要性。 投稿者:ベスト・バウンティ・ハンター  投稿日: 7月12日(金)22時46分55秒

こうしたさまざまな話の結果、ジャンゴの存在その物よりも、
アナキンとパドメの恋が深いテーマとして出てますけど、(って誰が見てもそうか・・・)
ポスターで唯一全身でしかも一番手前に描かれているジャンゴの存在感が
単なる賞金稼ぎとはどうも思えません。
ジャンゴよりドゥーク伯爵の方がジェダイにとって驚異であるため、
もし単に敵として描かれてるのであればジャンゴでは無く彼が描かれてるはず・・・
でも彼ははじっこどころか一切ポスターには載ってない。
どうしてでしょう?


『エピソードU』オンライン投票! 投稿者:ヨーダ  投稿日: 7月12日(金)21時06分18秒

『Web現代』のサイトで、『エピソードU』に関するオンライン投票をやってますね。結構、熱い戦いが繰り広げられてます。それにしても、アナキンのアミダラを見る“ラブラブ光線”を「強姦魔のような視線」と表現するとは、恐れ入りました。

http://kodansha.cplaza.ne.jp/hot/entertainment/2002_07_10/index.html


気になるコメント 投稿者:アヤノコウジ  投稿日: 7月12日(金)17時02分43秒

ルーカスの気になるコメントの前に一言。
シスの霊魂が直接、映画に登場するとかではありません。ヨーダならば一子相伝に似た生き延びかたによるシスの力と忍耐が、自分達ジェダイサークルのようにやや平和ボケ(言い過ぎですが)の組織ではとてもかなわないと悟っていたのでは、ということへの一要因としてです。

デハ、最近のルーカスのインタビューでの気になるコメントを
@最初の『スターウォーズ』カラ描きたかったのは、クローンに限らず、人間もロボットも、善に転がることも、悪に転がることもできるということなんです。私にとってみれば、双子も試験管ベビーもクローンみたいなもの。
Aアナキンのお父さんが誰かは分かりません。このシリーズでは、最初から人間はたくさんの小さな構成要素との共生によって成り立っているんだという、生命の神秘も描きたかったんです。
というところです。また、EP7以降は作るつもりが無い、とも語っています。では。


ヨーダ黒幕説!! 投稿者:りょう  投稿日: 7月12日(金)17時01分03秒

>理力さん
>などなど、見方によってはヨーダが黒幕のように見えませんか(見えませんよね・笑)。

 はい。見えません(大笑)。新3部作だけならそういう大胆な見方も面白いですが、旧3部作があるからなぁ・・・
 でも、思考実験としてはすごく楽しいですね。思わず手を叩きながら呼んでしまいました。(仕事中だっつーの)

 でもまじめな話、確かにヨーダは「ジェダイの誤り」を一身に背負っているキャラになってますね。でも強いから許す。
 ちなみに、「帝国の逆襲」でのヨーダの、あの「やんちゃジジィ」ぶりがと〜っても好きだったりします。今のヨーダって、「まだまだ青二才」なのでしょう。その歳でぇ。


ちょっと前の話題で恐縮ですが 投稿者:理力  投稿日: 7月12日(金)16時27分28秒

>ヨーダがすべてを知っていて、なおかつそれを秘していた。

そうなんですよね。ぼくもep2を2度目を見た時にヨーダがジェダイの裏切り者ならば、色々な謎に説明がつくのでは? と思ってしまいました。

冒頭パドメに命を狙われていると暗示するところ、
最近のジェダイの欠点を憂慮しているところ、
オビワンからサイフォディアスの報告をうけた際のリアクション(なんかジャンゴを捕まえて口封じをしたい、といったようにもとれる?)、
アナキンのタスケンレイダー惨殺を関知していたところ(メイスはすぐに分からなかったのに)、
ジャージャーの演説をうけて軍隊創設が決まった際のリアクション(メイスは「大変なことになった」というかんじなのに、ヨーダは前向きにクローン兵を使おうとする)。

などなど、見方によってはヨーダが黒幕のように見えませんか(見えませんよね・笑)。
黒幕ではないにせよ、ヨーダが結構ミスリードをしているような気もしますが、
皆様はどうお考えでしょうか?


ご指摘感謝します 投稿者:キーノ  投稿日: 7月12日(金)14時19分14秒

ビンラディンさん、補足してくださり有り難うございます。
>りょうさんもご指摘なさってますが要するにアナキンは「ホムンクルス」って事なのでし
>ょうか?完全な人造人間だと。
>だとするとハナシが理解できるのですが。
その通りです。知識の裏付けのない私のただの妄想に、丁寧に答えてくださって、大変勉強になりました。『ブレードランナー』のレプリカントや『エヴァンゲリオン』の綾波のような人造人間(ここも知識の裏付けなしです)の孤独が、アナキンにも影を落としたらいいなと想像したかったのだと思います。

人造人間については、本筋とは関係が薄いのに、きちんと誤解を解いてくださったりょうさんに感謝します。目から鱗です。

そして樺沢さん、
>アナキンに父も母もいないことには同意できませんが
私もそれには無理があるなとは思いました(上記のような成り行きで想像したことなので)。知識がないことと、こうだったらいいなという自分の希望とがないまぜになっていたと思います。それをきちんと分けて「絆」の部分(それはりょうさんの観点ですが)は同意できる。とおっしゃってくれることにとても安心しました。感謝です。

掲示板の本筋とは関係が薄い投稿をお詫びいたします。


オビとアナキンの関係 投稿者:りょう  投稿日: 7月12日(金)09時49分33秒

 仕事しろよ、って感じですが、とりあえずこれ書いてから仕事しよ。

 EP2でのオビとアナキンが親子関係を象徴している、と言われてみれば確かに「そういう意図なんだろうな」と思えるシーンはけっこうあるように思います。
 でも、これがクワイ=ガンなら文句なし、だったのですがオビではどうだろう?
 なんせEP1があるから・・・EP1とEP2を連続して見てオビに父親を想起するのはかなり難しい。

 私はアナキンがオビのことを「父親」と発言するシーンについては、そのセリフがかなり浮いて見えました。つまりいかにもアナキンが無理矢理自分にそう言い聞かせている、という印象を受けていたのです。
 父と子の葛藤、というものは「反発し合いながらも絶対的に切ることができない絆」に起因するもので、アナキンとオビの描写にはその「絆」の部分が欠けている。
 でも、
>yavin4さん
>何か演出上の失敗が既にあるんじゃないのか。それはEP1に起因してるんじゃないかと不安です。
 という不安は私は特に持ってないです。それはEP3で十分描かれるかもしれないから。

 でも、私はオビとアナキンと描写、特に「師であり父であり」というセリフからは、「こいつ(アナキン)は、代用品では満たすことはできない」ということを強く感じました。シミの死の直後のシーンだっただけになおさらです。
 それとEP1でのシミのセリフの「種明かし」として、やはりEP3では父親が出てくるのではないか?と思ったんですけどね〜。あれだけの名優にあれだけの演技をさせといて観客に「おろ?」と思わせといて、そのまま投げっぱなしだったら・・・

 ルーカスって、唐突だったり観客が受け容れがたい設定をシナリオと演出で無理矢理説得する、というほどの「演出力」はないです。あまりトリッキーなことはできないし、そういう指向もない人です。
 役者も、脇役には上手い人を配置してますけど、主役級にはそれほどの演技力は求めていないような気がします。求めているならもっと別のキャスティングになっているはず。
 パルパティーンやシミのキャスティングを見ると、ツボは押さえてますね。「上手い演技」が要求される役にはきっちり「上手い人」をあててるもの。
 旧3部作でもマーク・ハミルは上手いとはとても言えないし、キャリー・フィッシャーなんてはっきりと「大根」です。彼らのその後のキャリアを見ても明らか。つまり、彼ら主役級には、それほど複雑でトリッキーな設定はないから、その俳優が地で持つムードを重視してキャスティングしているのではないか?と勘ぐってます。
 とすると・・・オビ=ワンもストレート系だろうと。
 ヘイデンもどっちかというと「ムード派」だし、この2人にあまりトリッキーなことはさせられんだろうと思うのですが。

 ちょっと勘繰りすぎですね。


オビ=ワン・・・。 投稿者:yavin4  投稿日: 7月12日(金)01時58分40秒

会社から帰ってきただけで早やページが替わってるのですね。
トップページで書かれてる通りまさに「脅威の盛り上がり」!

りょう様
>この線で考えると、その父親がオビでは「罪の重さ」が軽すぎる。
>「父親のような存在」と「実の父親」では天と地ほどの違いがあります。

そうなんですよね・・・軽いんですよ。
そもそも旧3部作では親友として語られていた2人の関係って中途半端だと思うんですよね。
EP1の時、アナキンのジェダイ入りに評議会と一緒に反対したオビワン。
パダワンとすることに同意したのもマスターの遺言。
2人が交わした会話もクワイ=ガンの火葬の時だけ。
それで10年後に「父親」に相当する立場がオビ=ワンだと示されてもピンとこなかったんですよね。
そういう事にするなら演出が足りないんじゃあないの?と。それは唐突だと。
大丈夫か?EP3!となってしまった訳です(笑) 私の中で。

我々が小説や想像で補完するのは容易ですが、ルーカスは映像上のみで表現しなければならない。
何か演出上の失敗が既にあるんじゃないのか。それはEP1に起因してるんじゃないかと不安です。
クワイ=ガンもジャージャーもポッドレースも無くったって作れたんじゃないの?
乱暴ですけどね。

ただ樺沢さんのように2人の描写を見て親子関係を想像できた人もいる訳で。
まだ私の鑑賞が甘いだけだと思います。ということで明日もう一度見てきます。


しつこく父親殺し 投稿者:りょう  投稿日: 7月12日(金)01時26分51秒

>樺沢さん
> 私は、後者の高い意識をもって、ルーカスがスター・ウォーズを作っていると考えています。

 その「子が父を救う」という「高み」はEP6で達成されている、と思います。
 そのEP6との対比を鮮やかにするためにも、EP3では「子が親を殺す」のではないか?と思っているんですよね。

 先日、久々に「ジェダイの復讐」を見ていたのですが、あのクライマックスでベイダーがパルパティーンとルークを交互に見るシーン。あのシーンは、実際は表情があるはずがないただの仮面が右向いたり左向いたりしているだけなのですが、見る者にとっては迫るものがあります。
 旧3部作しか知らない時のあのシーンは、単に皇帝と息子とどちらを取るか迷っている、という受け取り方しかできなかったのですが、EP1とEP2、特にEP2を見た状態で見ていると・・・
 あの仮面が右向いて左向いている間に、実にたくさんのシーンがフラッシュバックするんですよね。いや、見ている私が勝手にウルウルしているだけなんですが。
 今は真っ先にフラッシュバックするのが、アナキンが母親を救うことができなかったシーン、です。自分は母親を救えずに失った。ここでまた息子も救えず失うことになるのか?というセリフは私の独創(独走)ですが。
 EP3を見てからだとさらにたくさんのシーンがフラッシュバックするのでしょう。

 で、ここで「自分は父親を殺してしまった。でも息子は?」という思いも、出てくることになるのでしょうか?

 でも、オビには悪いけどここで彼のことは一片たりともフラッシュバックしなかったなぁ。
 実の血縁関係と師弟では、こんなもの、でしょ。

>オビ=ワンとアナキンの師弟関係に、親子関係がオーバーラップ

 このあたりも指摘されれば「あ、なるほど」と思えるのですが、見ているときの受け取り方は私と樺沢さんではかなり違ったようですね。
 なんせ彼らがちょっと生意気な若僧とガキンチョだった頃を知っているし、おまけに出会ったとき若僧はガキンチョを少し胡散臭気な目で見ていたことまで覚えているものだから、あの「小言オヤジのオビ」とアナキンのやりとりは、「ああ、やっぱりこいつらウマが合わなかったか」という感想でした。この描写をもって「親子」の表現をしたというのは、言われてみればなるほどと思う反面、ちょっとかんべんしてよ、という感じです。
 ああ、でも言われてみればそういう描写は映画中に何度も出てくるなぁ。アナキンの「オビ=ワンが僕に嫉妬して」というのも、まさにそれだなぁ。

 でも、EP2では「代用品」で賄うことはできたけど、EP3でもし仮に「父親殺し」が出てくるのなら、そいつだけは「本物」を持ってこないと、代用品では荷が重いよ〜。

 ま、冷静になってみれば、ここで議論しているのはあくまで「次はどうなるのかな?」という無責任な予想と願望であって、「スター・ウォーズかくあるべし」という規定論ではないのですから、いずれにしろ私達はもう3年、首を長くして待つしかないわけです。


アナキンは 投稿者:nao  投稿日: 7月12日(金)01時18分54秒

元々父親不在で育った子ですから,代替えとしてでも父の存在を望む気持ちは強いでしょう。
並みのジェダイのように,テンプルを親の代替え品のようにして育ったわけでもないのだし。
ブリッジノヴェルである「崩壊の序曲」では「ワトーを父親のように感じるなんて」みたいな記述もある。
(これも所詮スピンだし,エピ2のアナキンを見れば外しているのは明瞭だけど)
エピ1の時にはクワイがその役割を担う予定が,不測の事態でオビに引き継がれてしまった。
しかし,エピ2時点までのオビではアナキンの父として役不足。
役不足とアナキンが感じているのは,「父親のような」という彼の口振りからも伺える
うまく導くことが出来ないばかりか,結果として暗黒面に落としてしまう一因を作る。
そして,自分を高く評価してくれるパル=シディアスに次の心理的な父性を求める。
「一緒に最強の存在になろう」,それはシミの死の後に強く語られるアナキンの欲求とも合致していた。
そしてオビの薫陶を受けたルークに,アナキンを正しく導く役が振られる。
エピ4でオビがヴェイダーに殺されるのは父殺しではあっても,オビとしては導き役=聖霊=良き父としての役割の成就。
そしてエピ6で,ヴェイダーは再び悪しき父である皇帝を殺す。
ここでも父殺し。
無理?


父親〜 投稿者:nao  投稿日: 7月12日(金)00時56分49秒

>りょうさん
>2番煎じと言われようが展開を読まれようが、そこはしつこくやってくるんじゃないかなぁ
それは,私も感じます。エピ2での2番煎じぶりを見て(決して悪い意味ではなく),更にその思いを強めています。
大体「展開を読まれるからこの線はやめた」的な考えは,今のルーカス御大にはなさそう。
しつこがられようが,プロトタイプといわれようが,自分の思ったようにやる。これは間違いなさそう。

一つハッキリしていることは,ヴェイダー卿が誕生しているからには,その時はデュークーは死んでいるだろうということ。
そして彼を殺すのがアナキンである,というのは納得できる設定です。
その上で暗黒皇帝の弟子として認められる。
う〜ん,そう言う風に考えていくとデュークーが父親である方がすっきりするかもしれない。
唐突にこの強いシスが出てきて,モールのように一話では死ななかった。
当然,3の中では非常に重要な役割をふられるのでしょうし。
(撮影開始まであと1年,その時81才のクリストファー,壮健であることを祈ります)

今までの展開,ルーカスの談話から考えるとりょうさんのお説のような展開もありうると思います。

>エグザ・キューン
初出はコミックらしいけど(未見),スピンオフのジェダイアカデミーのあるヤヴィン第4衛星に出現というか,霊魂がここにとどまっていてルークを悩ませる,そのことですね。
是非出てきて貰いたい物です。強力な暗黒卿は大好きです。
THE VISUAL DICTIONARYという本にJEDI HOLOCRONが描かれていて嬉しくなった。
私の記憶が確かなら,スピンやコミックの物で,映画のSWには今まで登場していなかったですよね?(出てきてたらごめんなさい)
LucasFilmのロゴの入った本にこれがでていると言うことは……とかね。
とか期待してアーカイブを捜しちゃいましたが,映画には出てないみたいですね。

それはともかく,このような議論を後3年近くも続けられるというのは,非常に幸せ!


シスは霊体になれるか 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月12日(金)00時43分54秒

 ダーク・サイドというのは、フォースのある一面である以上、フォースと一体化するということに関しては、できる可能性もある。しかし、それを見れるかどうかという、それは難しい。
 見る側に支質がいるわけです。見ようとしなければ、見えるはずがない。見ようとするということは、霊体の波長に同調するということ。霊体に対して耳を傾けるということ。
 パルパティーンがそんなことをするでしょうか? 過去のシスに対する敬意と共感があれば、シスの霊体を見れるかもしれませんが、傲慢さに満ちたパルパティーンには不可能といえるでしょう。


Re: シミの拷問 投稿者:アメキン  投稿日: 7月12日(金)00時38分22秒

> EP1でシミが誘拐され、明らかに拷問を受けてますよね。

EP2の間違いです(^^;


オビ=ワン父親代理説 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月12日(金)00時37分02秒

>「オビ=ワン父親代理説」だと時系列が合わないような気がするのですが・・・?

私の言う「オビ=ワン父親代理説」は、新三部作の中でのアナキンの父性のイメージは、オビ=ワンが担っている。したがって、実の父親が登場する必要はない。という程度のものです。
 私は、スター・ウォーズは「エディプス・コンプレックスから脱却する」と予想していますので、オビ=ワンとの対決(EP3)または、オビ=ワンの死(消失、EP4)をもって「父親殺し」が完結するという見方は、一つの見方としては出来るが、あくまでも説明の後づけであって、ルーカスが最初から意図的にそう描こうとはしていなと考えています。

 りょうさんも以前指摘していたように、スター・ウォーズとは非常にシンプルな物語なのです。
 私は、観客あっと驚くような事実の暴露はないとすら思っています。
 事実関係としては、極めてシンプルな形に収束し、人間描写、心理描写はシンプル化することによって、非常な深まりを見せるのではないかと。 


シミの拷問 投稿者:アメキン  投稿日: 7月12日(金)00時36分35秒

EP1でシミが誘拐され、明らかに拷問を受けてますよね。
あれは、単にアナキンに衝撃を与え、ダークサイドに引き込むのが目的だったんでしょうか。
私は、父親を聞き出すという目的もあったと思うのですが。
で、そうすると、「父親の代理」ではなく、父親が誰であるかということが、EP3では
ちゃんと描かれると思うのです。


父親殺し 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月12日(金)00時26分52秒

>yavin4さん
>転向要因として「親殺し」以上のインパクトを持つ事って他に見当たらない。

 それは当然です。エディプス・コンプレックスと関係してきますが、誰でも父親と葛藤し、父親を超えようと格闘することで成長していく。実際に父親を殺すのは神話の世界ですが、ほとんどの人は精神的に父親と戦い、それに打ち克つことで成長していく。したがって、エディプス王の物語などを読んで、読んで共感を感じるのはそうした、そうした心理成長過程の雛型みたいなもが、個々人の中に備わっているからでしょう。したがって、ほとんどの神話の中で「父親殺し」の物語が、再三登場するわけです。 
 ルーカスは「現代の神話を作りたかった」と言っています。EP3に、アナキンは実の父親を殺すのか? これは、スター・ウォーズに科せられた試金石のようなものです。「父親殺し」があるとすれば、それは既存の神話と同列の現代の神話を作ったというだけの意味。もし、父親を殺さずに「子供が父親を救う」という新たなパターン(完全なオリジナルではないにしても)を作り、既存の神話の枠組みを超越した、一段レベルの高い段階へ到達するのか。
 私は、後者の高い意識をもって、ルーカスがスター・ウォーズを作っていると考えています。

>りょうさん
>それをアナキンとオビの師弟関係で代用するのは、あまりにも軽すぎるような気がします。
>「反発」も、師に対するそれと親に対するそれは、やはり天と地ほども違いがありますから。

>yavin4さん
>EP2と3の内容にアナキンとオビワンの親子関係とアナキンとパドメの恋愛描写のエピソードを加え、

 私は『クローンの攻撃』で、オビ=ワンとアナキンの師弟関係に、親子関係がオーバーラップされており、それが見事なまでに描かれていたと思っています。というか、それが1回目を見たときの強い印象だったわけですが。
 アナキンのやることなすことにいちいち小言で文句をいうオビ=ワンは、ごく普通の父親像なのでは。「よくある家庭の、父親と高校生の息子のやりとりを見ているみたいだなあ」というのが、私の率直な感想でした。
 したがって、『クローンの攻撃』ではオビ=ワンが父親像として描かれている。ドゥークーが父親だなんて、正直この掲示板で指摘されるまで、考えてもいなかったです。

 EP3で、オビ=ワンは良心の呵責にさいなまれる。何しろ、自分が誠心誠意育てたはずのパダワンがダーク・サイドに落ちてしまうわけですから。自分がもっと、うまく育てていればこんなことにならなかったのではないかと。よく、犯罪者の両親がこうした発言をすることがありますが、まさにそうした心境になるでしょう。剣を捨て、隠遁生活に入りたくなる気持ちもわかります。

>masatoさん
>ep4でアナキン(ヴェイダー)がオビワンに再会した時はけっこうあっさりしたもんだった。

 オビ=ワンとアナキンとの対決によって、アナキンは重傷を負い、人工呼吸器なしで生きられない身体になるわけです。オビ=ワンはアナキンにとって、最大の敵(かたき)です。EP4の時点では、師としての敬意も、父親に抱くのと同質の感情は、微塵も存在していないでしょう。


それと・・・ 投稿者:りょう  投稿日: 7月12日(金)00時22分30秒

 それと、オフィシャルサイトからのネタバレになるので詳しくは書きませんが、「オビ=ワン父親代理説」だと時系列が合わないような気がするのですが・・・?
 どうにでも取れる文章なので微妙ですが、樺沢さんはどう思われますか?


アナキンの父親再び 投稿者:りょう  投稿日: 7月12日(金)00時08分47秒

 ドゥークー父親説に反対の立場を取る方の理由として、「あまりにも2番煎じ」というのがありますが、この新旧3部作がそれぞれのシーンが対応する形で描かれているのは、同じような運命の元で同じような道を辿り同じような試練を受けたアナキンとルークが、片方はダークサイドに落ち、片方は落ちずに留まった、という対比を浮き彫りにするのが目的だから、と思います。
 とすれば、2番煎じと言われようが展開を読まれようが、そこはしつこくやってくるんじゃないかなぁ。

 「ジェダイの復讐」のクライマックス、ルークがダークサイドに片足を突っ込んでしまうシーンを思い出すと・・・
 まず、反乱軍の作戦が失敗して圧倒的不利な戦いを強いられているのを見せられる。
 この時に既にルークは「激しい怒りと憎しみ」を感じて皇帝を喜ばせています。ライトセーバーを手に取って闘ってしまうのもここですよね。
 次に、一度は踏みとどまって戦いを放棄したものの、ベイダーに「レイアをダークサイドに誘い込む」と言われて逆上します。この時のルークの形相は「ああ、こいつ落ちてしまった」と思わせるのに十分です。また、映像もこのあたりは妙にザラついていて、「帝国の逆襲」でダークサイドの洞窟に入ったときと同じ表現でしたので、これはダークサイドの映像表現だと確信しました。ビデオだと元々画質が悪いのでよく判らないのですが、映画館だと一目瞭然。

 で、逆上してベイダーの右腕を切り落としたものの、皇帝に「さあ、ベイダーを殺せ」と言われて我に返る。ここでルークは片足(どころじゃなく首までか)を突っ込んだダークサイドから帰ってきて、改めて戦いを放棄するのでした。

 という「ルークの試練」にアナキンの試練が対比するとすると・・・
 1つめの「仲間の危機」は正直まだよく判りませんが、「レイアの危機」はアミダラということになるのでしょう。私は前の書き込みではストレートに、ドゥークーにアミダラを殺すと脅されて逆上したアナキンがダークサイドに落ちる、と予想しました。
 それで最後の「父親殺し」というわけで、ルークはそれを拒否してライトサイドに戻ってきたけど、アナキンは殺してしまうのではないか、それをもってパルパティーンの弟子になるのではないか、と予想しているというわけです。パルもルークにベイダーを殺させて、次にルークを弟子にする、って言ってましたし、こいつ20年前にも同じことをやったな?と。

 この線で考えると、その父親がオビでは「罪の重さ」が軽すぎる。「父親のような存在」と「実の父親」では天と地ほどの違いがあります。
 naoさんは、
>心底傾倒しているといった口振りではなかっただけに,なおさら,父と息子の相克というか,反抗期の息子という感じもある。
 と書いておられますが、父と息子の相克が「大きな葛藤」になるのは、どんなに反発し合っても「血が繋がっている」という事実だけは絶対に変えられないからです。これが師弟の反発だと、「単にウマの合わないやつ」ですよね。
 なので最後の「父親殺し」をオビで代用するのはちょっと・・・という感じです。もしEP3でそういう展開になったら力抜けるかも。

 じゃ、誰よ?となると、「次はアミダラを殺す」なんてセリフが似合うやつ、また「父親殺し=シスの弟子に」という構図から考えると、ドゥークーはドンピシャリなんですよ。

 それと私的にはやはりEP1のシミのセリフには落とし前をつけてもらわなくては、と思っているので、父親がドゥークーだとそちらも解決、というわけです。

 好き嫌いでなしに論理的に考えるとこうなったのですが・・・いかがでしょうか?


エグザ・キューン 投稿者:りょう  投稿日: 7月11日(木)23時34分35秒

 彼は映画の公式設定ではありませんね。出所はコミックのようですね。(オフィシャルサイトで確認しました)

 スピンオフ系は、公式設定と矛盾する場合もあるので、あまり「信用」はしていないのですが・・・
 「霊体」の定義というか説明は、EP3できちんとなされるとは思うので、それまではなんとも言えないのですが、旧3部作での霊体の扱いを見る限り、以下のことが言えると思います。
1.霊体とそれを見る人間(ルーク)の間に、強い絆が必要
 これはルークが見る(あるいは声を聞く)霊体が、その場にいる他の人には認識されていないらしい描写からの推察です。
2.霊体を見る側に「資質」が必要
 それはルークと霊体との「会話」が「ジェダイの復讐」で初めて成立することからの推察。

 まあ、樺沢さんの「完全解読本」や「快適副読本」からの受け売りでもあるのですが。
 そもそも両者が一致して推論している「霊体とはその人の精神とフォースが一体化したもので、見る人間のフォースがそれを実像化して見せている」という定義は、シスが霊体化できるとなると、崩壊ですね。


「オビ=ワンは父親のような存在だ」 投稿者:nao  投稿日: 7月11日(木)23時09分19秒

確かに気になるセリフでしたね。
心底傾倒しているといった口振りではなかっただけに,なおさら,父と息子の相克というか,反抗期の息子という感じもある。
ダークサイド堕ちの原因を自分なりにいろいろ考えて楽しんでますが,
母の死,結婚がジェダイオーダーに触れる,オビとの確執,パルの巧みな誘導……
といったあたりだけだとどうしても弱いような気がしてなりません。
これまでにない暗い展開,にしては「宇宙版ロミオとジュリエット」風に過ぎる気もする。
オビに「父性」を見ているのだとしたら,すっきりするような気もします。

カウント・デュークー父親説もかなり魅力的ですが,腕切りも含めてそこまで2番煎じのことをやられては,ファンとしてさすがに物足りないというか,食傷というか,漫画チックというか……
腕切りで,「もしかして彼が父親?」と連想させたかった,というのが正解かも知れないとも思う。

父殺しというのは暗黒面堕ちの原因として非常にすっきりする物ではありますが,ここでも実の父と対決してしまうのでは,旧三部作とあまりにも似すぎです。
だから,yavin4さんや,樺沢さんのおっしゃるように「アナキンVSヴェイダー=父殺し」説に賛成です。
「旧三部作と同じような云々」と言ったルーカスの発言,どこまで事実を言ってるのだろう?
と非常に気に掛かるのではありますが。

パル=父親説,エピ1直後にもいろいろ出てましたね。
その時に某所で議論して出した結論
「それでは,銀河を震わせた大騒動が,ただのスカイウォーカー家お家騒動になってしまうではないか。よって,あり得ない(あって欲しくない)」
父親問題はすっきりしないままで終わるように思います。
でも,でも,まさか,ここでもクローン?
わざわざ副題に「クローンの攻撃」,ヨーダの「クローン戦争の始まりじゃ」
やけにクローンを強調してますよね。
「クローンによってフォースの強い選ばれし物を作ったことが全ての始まりであった」
あまりにも,あまりだよなあ,これじゃ。


りょうさんへ、一部返答 投稿者:アヤノコウジ  投稿日: 7月11日(木)23時01分09秒

初代シス、エグザ・キューンの霊体が後にルークを悩ますことになります。


オビ=ワンもろもろ 投稿者:明日菜  投稿日: 7月11日(木)22時58分24秒

>りょうさん
投稿がすごい勢いだから前の発言はもう遥か彼方の銀河系に行ってしまいましたが、お返事どうもありがとうございました!
>つまり、あのほとんど唯一の「オビ=ワンがアナキンを誉めるシーン」は、オビ=ワンは決して
>不公平な教師ではなく、誉めるべき時はちゃんと弟子を誉める優秀なマスターだったのだよ、と
>いう意味を含むシーンなのではないでしょうか・・・?

やっぱり、全6作をつなぐ中心的人物であるオビ=ワンが、「ただの小言おやじで、アナキンがダークサイドに落ちたのは全部この人のせいでした」じゃあんまりですもんね。
ルーカスがオビにフォローを入れておいたってことかなあ。

ほめるのをこのシーンにしたのは、オビ=ワンがアナキンのメカいじりを奨励していたからだろうと勝手に思っています。
ジェダイスターファイターに乗っけてたドロイドはアナキンが直した物のようですし、オビとあのドロイドは結構仲良く(?)してたし。弟子からのプレゼントみたいに感じて嬉しかったんじゃないかなあ、なんて。
アナキンも「修理をしていると心が落ち着く」って言ってたから、メカを触っているアナキンにはオビ=ワンも良いフォースを感じていたと思います。

>アナキンの父問題
樺沢さん達の言う父親的役割をオビ=ワンに負わせるという意見に一票です。
ドゥークーやパルパティーンが父というのはすごくイヤ!ってそれだけなんですけど…
シスが父親って、物語としてちょっと壊れてると思うんです(ごめんなさい感情論で(^^;もっと勉強します)
EP3でもっと親子的エピソードが出てくることを期待します。

>yavin4さん
勝手に引き継ぎお許し下さい!
恐れていた日本語字幕その2・・・「ズラかる」。
ジャンゴ・フェット、ボバに向かって「ずらかるぞ」。
気持ちはわからないでもないけど、フェット親子のクールなイメージはどこへ・・・


パルパティーン 投稿者:りょう  投稿日: 7月11日(木)22時49分36秒

>かなりなついているしパルパティーンの名字が明らかではありません

 パルパティーンが名字なのでは?
 普通議員や議長といった公職にある人を呼ぶとき、「名前」では呼ばないでしょう。
 オフィシャルサイトにもフルネームは載っていないのですが、パルパティーンは名字だと考えた方が良いと思いますよ。


アナキンの父親は 投稿者:ダース・モール  投稿日: 7月11日(木)21時50分10秒

アナキンの父親はもしかするとパルパティーンなんてことないでしょうか
かなりなついているしパルパティーンの名字が明らかではありません
まさか!パルパティーン・スカイウォーカーとか(笑)


親殺し 投稿者:りょう  投稿日: 7月11日(木)16時33分16秒

 連続投稿で申し訳ありません。(つって既に常習犯ですが)

>yavin4さん
>転向要因として「親殺し」以上のインパクトを持つ事って他に見当たらない。

 でも、それなら「実の父親」でないと役不足じゃないかなぁ。
 「父親みたいな存在」と「実の父親」の間には、天と地ほどの違いがあると思いますが。
 仮にベイダーが、ルークが幼い頃に天涯孤独の彼を引き取って数年間育ててくれた人、という設定にしたら、「帝国の逆襲」と「ジェダイの復讐」でルークにあれほどの葛藤が生じたでしょうか??
 実際にはルークとベイダーは、EP1のデススターでの遭遇が初対面で、まともに会話をしたのは「帝国の逆襲」のあのシーンが初めてだったわけでしょう。にも拘わらずあれほどのショックと葛藤をルークに与えたのは、ベイダーが実の父親だったからでしょう。
 それをアナキンとオビの師弟関係で代用するのは、あまりにも軽すぎるような気がします。「反発」も、師に対するそれと親に対するそれは、やはり天と地ほども違いがありますから。

 ん〜。アナキンとオビの対決を「親子の対決」とするのは、考えるほど無理があるような気が・・・


父親 投稿者:りょう  投稿日: 7月11日(木)16時19分31秒

>樺沢さん
> それと、ルーカスが断言しているのは「スター・ウォーズは子供が父親を救う物語であ
>る」ということ。ルークとアナキンとの関係性には誰もが、このテーマを見出せる。しか
>し、アナキンが父ドゥークーを殺すとなると、その理由がいかなるものであれ、スター・
>ウォーズのメインのテーマである「子供が父親を救う物語」に水をさす結果になるでしょう。

 アナキンとオビを親子と見なして、とすると、それも「子が父を救う話」とは矛盾してしまいますよね・・・
 ああ、ルークは父親を救ったけど、アナキンは父親との絆を自ら断ち切ったからダークサイドに落ちた、と考えればいいのか。なるほど、かなり納得しました。
 あ、でもそれはドゥークー父親説でも成立するんだ。

 でもなぁ・・・オビが「父親みたいなものだ」で済まされるのは、なんか誤魔化されているような気が。ちゃんと生物学的な父親も知りたいんだけど。

 EP1でのシミの「ただ私が産んだ」という言葉にどういう意味があるか・・・
 あれが単にその言葉どおりの意味だとすると、またクローンとかなんとかいろいろな「考証」が入り込む余地ができてしまうし。素直に言葉どおり受け取れというのは無理というものでしょう。
 それにシミのその言葉を素直に受け取ると、なんだかシミが人間離れした存在に感じられてしまって、EP3を見てからEP1を見直したときに「しらけてしまう」という危険もあるように思います。
 それならあそこで「父親は誰か」なんて聞かなきゃいいのに。

 EP1で見た人ほとんどが引っかかるやりとりを入れた、ということは、必ずEP3でそれを受けるシーンがあるはず、と思うのですが。
 それともあのやり取りは樺沢さんの言うように「アナキンの無原罪性」を暗示するためだけのシーンなのでしょうか。それはおかしいぞ。
 EP1の段階でそれを臭わせるのは良いのですが、結局アナキンは愛、怒り、憎悪といった「原罪」そのものによってダークサイドに落ちるわけです。ですから、あのシーンの「種明かし」はきちんとしておかないと、物語のバックボーンが崩壊しかねない。
 EP3ではあのシーンの「種明かし」はあるはず、と強く思います。どんな形で、ということにはまだ確信が持てませんが。


でも他に見当たらないから・・・。 投稿者:yavin4  投稿日: 7月11日(木)16時10分13秒

樺沢様、皆様
返信有難うございます。

>とても親殺し(オビワンのことを指すとして)でダークサイドに落ちたとは思えない。

オビ=ワンを父親とするのを前提にしてしまいますが。
転向要因として「親殺し」以上のインパクトを持つ事って他に見当たらない。
しかも人格にまで影響を及ぼす形で。
例えば実社会でも、「彼女にふられた」とか「友人が死んだ」等ショッキングな事はあるでしょう。
でも「親殺し」な訳です。
仮に私が親を殺したら、まずまっとうな生き方はできない。恋人にもあわす顔が無い。
そんな内面でのインパクトがアナキンをダークサイドへ転向させたような気がします。
(パドメへもあわす顔が無い)
親に対しての憎悪のはじまりがEP2で、憎悪が爆発するのがEP3なのでしょう。
常々ルーカスがEP3が暗くなると言っていたのがこの「親殺し」では?と今は思っています。
そして最終的には息子を助けることで罪を贖い、ライトサイドへ帰還を果たすと。

前の投稿で色々と否定的な事を書きましたが、私の中でEP2は予想以上に面白かったのです。
「やっぱしSWはこうでなきゃ!」という満足感もありました。
だからこそEP1でもっと語って欲しかった事が今更わかってきたんですよね。

「オビ=ワンは父親のような存在だ」の件もそうだし、他にもパルパティーンがアナキンを
かっている理由ももっと明確にして欲しかった。演出上で。
やはりアナキンの少年時代からエピソードをはじめた歪みがEP2・3に大きく影響してる気がします。

個人的にはEP1を全く無かったことにしても良いので、EP2と3の内容にアナキンとオビワンの親子関係と
アナキンとパドメの恋愛描写のエピソードを加え、それらを3作に散らした新3部作であれば
圧倒的な映像表現も加わって期待通りの新3部作であったんじゃないかと思います。
(クワイ=ガンとジャー・ジャーには悪いけどね。)

私の中ではMプロデューサーをA級戦犯ということにしています(笑)
創造主ルーカスの周囲に旧3部作のスタッフがプロデューサーレベルで
もう少し関わっていれば、もっと違ったEP1が産まれた気がしてならないのです。

でも意外にEP1からファンになった人も多いのも事実。
じょじょ♪氏のサイトの掲示板は大賑わいですものね。(笑)
あの盛り上がりはEP1公開当時には無かったですから。
余談ですが、鉄人会議室での「誤字・脱字・リンク切れなどの指摘コーナー」での
じょじょ♪氏の対応が笑えます。いやとてもご苦労だとは思うんですが・・・。

樺沢さんやじょじょ♪氏のような方がインターネットに残されたSW伝導者の
まさに「最後の希望」なのですね。

また気になる話題ができましたらお邪魔します。
失礼しました。


そのわりには、 投稿者:masato  投稿日: 7月11日(木)13時56分06秒

ep4でアナキン(ヴェイダー)がオビワンに再会した時はけっこうあっさりしたもんだった。
「生きてたんですか!。なんで生きてることをずっと隠してたんですか!?(感動的)」
というよりも、「やっぱり生きてたか。往生際の悪い。今度こそぶっ殺す!(悪意、
憎悪、嫌悪的)」だったよな。
とても親殺し(オビワンのことを指すとして)でダークサイドに落ちたとは思えない。


子供が父親を救う物語 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月11日(木)13時37分58秒

>「あなた(オビワン)は父親のような存在だ」

『クローンの攻撃』を初めて見たとき、私が一番驚いたのは、アナキンの右腕切断でもなく、ヨーダの戦闘シーンでもない。このアナキンの「オビ=ワンは父親のような存在だ」というセリフです。そして、同じことを二回も繰り返して言っている。明らかに映画的な強調です。
 したがって、yavin4さんの言う、アナキンとオビ=ワンの対決によって、父親殺しが実現する(あるいは、『新たなる希望』で既に実現している)という見方に賛同します。
 『クローンの攻撃』で、アナキンの出生の秘密に関する描写は一切なく、「オビ=ワンは父親のような存在だ」というセリフが二回も入っていることを考えると、以前述べたように、アナキンにとっての父親はオビ=ワンであり、実際の父親は不問とする、という見方がシンプルな理解だと思います。
 それと、ルーカスが断言しているのは「スター・ウォーズは子供が父親を救う物語である」ということ。ルークとアナキンとの関係性には誰もが、このテーマを見出せる。しかし、アナキンが父ドゥークーを殺すとなると、その理由がいかなるものであれ、スター・ウォーズのメインのテーマである「子供が父親を救う物語」に水をさす結果になるでしょう。


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