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『エピソード2 クローンの攻撃』 鑑賞ガイド

 とり急ぎ作ったものなので、セリフの細部など細かい箇所に関して、誤りがあると思われますが、少しずつ直していきます。また、画像についても、徐々にアップしてわかりやすいものにしていきます。 
 とりあえず、『クローンの攻撃』を見た人が、抱くとも思われる基本的な疑問について、簡単な解説と、細かな指摘をまとめました。
 他作品との関連性を示す用語として「引用」という言葉を使いました。場合によって、伏線、似せた演出、オマージュ、パロディ等、別な表現の方が適切な可能性もありますが、まずは読みやすさ重視で統一しました。

 なお、初心者にも楽しめるように、かなり基本的な指摘も書かかれています。
 おおむね映画の進行順ですが、惑星ごとにまとめている部分もあります。


 鑑賞ガイド (あなたは、いくつ気がついた?)

オープニングの状況説明のクレジットが終わった後に、画面が上にパン
→今までの作品では、画面が下にパン)

コルサントの雲間から突き出す高層ビル群
→『帝国の逆襲』のクラウド・シティーをイメージ

コルサントの着陸床にR2と同型のアストロメック・ドロイドが降り立つ。しかし、ロイヤル・スターシップの爆破と同時に破壊される。隣にいたR2は無事。
→R2の運の強さを表現?

パドメの影武者コーデが死亡
→パドメは、影武者を多用する(『ファントム・メナス』)。

キャプテン・タイフォは、キャプテン・パナカの甥という設定。

パルパティーン「1000年続いた共和国を二つに裂くことだけは、避けたい」
→「a thousand year」の訳について議論になっている。
共和国は数万年は続いているという設定のはずだったが、1000年とは短すぎる。
「長年」と訳すのが適当なのでは? (樺沢案)


メイス「ジェダイは兵士ではないのです」
→ジェダイ単なる交渉人であり、戦士でも兵士でもない。彼らは人を殺す訓練など受けていないし、大規模な戦闘場面の派遣も想定されていない。

 そのジェダイが戦場に投入されると・・・。
 アリーナでのジェダイ惨敗は必然である。それに対する伏線が、このメイスのセリフ。

パドメ暗殺犯を話し合うシーン
→メイスはナブーの月のスパイス堀だと言い、キ=アディは「ドゥークーは殺人者ではない」という。結果として、犯人に最も近いことを言い当てたのは、「ジゥークー伯爵が怪しい」と言ったパドメである。
→評議会の無能ぶりを示す描写
 あるいは、パドメは評議員たちよりもフォースが強いのか?

アミダラの護衛役としてオビ=ワンを推薦したのは、パルパティーン

→何ゆえに、パルパティーンはオビ=ワンを推薦したのか? 
何らかの陰謀の可能性が・・・。

パル「いつも言っていることだが、君ほど才能豊かなジェダイはいない」
→すなわち、パルとアナキンは、いつも会っていたということになる。実際、二人の態度は親しげである。パルとアナキンの親密さが示される重要なシーン。
アナキンの才能や実力を高く評価し、それを本人に伝えているのは、パルパティーンだけである。

パドメに会いに行くオビ=ワンとアナキン(エレベーターの中)
オビ=ワン「そんなに不安そうなのは、ガンダークの巣に落ちたとき以来だぞ」
→ガンダークとは、『帝国の逆襲』で凍傷から回復したルークにハンが言うセリフ「ガンタークとでも戦えそうだな」に登場。ただし、劇場やビデオの字幕の訳にはガンダークという固有名詞は登場していない。

→師が弟子の不安な様子を指摘する。『ファントム・メナス』オープニングでのクワイ=ガンとオビ=ワンのやり取りの引用。
記憶が

アサシン・ドロイドにぶら下がるオビ=ワン。セブルバに似たダグ人の乗ったスピーダーとすれ違う。
→このダグ人はセブルバか?
すれ違ったダグ人はセブルバか? を参照。

アナキンの乗る黄色いエア・スピーダー
→『アメリカン・グラフィティ』で、ジョン・ミルナーの乗るフォード・デュース・クーペの引用。

高速に歓喜するアナキン
→この時、幼少時のポッドレースの体験を思い出していただろう。

エナジー・バインターをスピーダーで強行突破しようとするアナキン
→エナジー・バインダーとかエナジー・ジェネレーターというのが、スター・ウォーズの全作品に登場している。

ザム追跡中に、ザムの表情が一瞬モンスターの顔になる。
→ザムは変身能力を有するエイリアン、クローダイトである。

ザム追跡中にスピーダーから落ちるアナキン。立ち上がり走り出すが、その時アナキンの真後ろにいた東洋人は、ダグ・チャン(コンセプト・デザイン・スーパーバイザー)

クラブの前。ネオンに交互にうつるのは、ビス人(『新たなる希望』、カンティーナ・バンドのエイリアン)とアルコーナ人(『新たなる希望』、カンティーナのシーンで一番最初にうつるエイリアン)

コルサントの繁華街、『ブレード・ランナー』の街並みにそっくり(あえて指摘するまでもないでしょうが・・・)

クラブに入るとき、オビ=ワンは「刀は命」とライトセイバーをなくしたアナキンを叱責。→『クローンの攻撃』は、黒澤明監督の『野良犬』の強い影響を受けている。『野良犬』は熟練刑事と新米刑事のコンビの物語。新米刑事が、刑事にとって命である拳銃をなくしてしまうことから、事件が始まる。

クラブに入ったときにオビ=ワンが言う。
「お前といると、そのうち命を落とすことになりそうだ」
→『新たなる希望』でのオビ=ワンとアナキンの対決を示唆 。

クラブの中、通路を通り過ぎるオビ=ワンとアナキンを見る、やや太目のトワイレック女性は、ルーカスの娘。

クラブ内でポッドレースの映像を放送していた。
この映像は、ゲーム「スター・ウォーズ エピソード1 ポッドレーサーズ」と同じ。ゲームの宣伝? あるいは、客の誰かがゲームをプレイしていたということか?

デス・スティック(麻薬)を売ろうとする男(エラン・スリーズバガーノ)は、オビ=ワンの意識操作にかかる。

クラブ内に、素顔のアンソニー・ダニエルズ(3POを演じた俳優)とアーメド・ベスト(ジャー・ジャーを演じた俳優)がいる。

クラブでオビ=ワンがザムの右腕を切断
→『新たなる希望』で、オビ=ワンがポンダ・バ−バ(アザラシのようなエイリアン)の右腕を切断したのを引用。

ザムが死に際に言う言葉は「スライ・ムーア」に聞こえる
→スライ・ムーアは、パルパティーンの側近のスキンヘッドの女性。

ナブーへ出発するアナキンとパドメオビ=ワンとアナキンは別れ際の挨拶。
"May the  frorce be with you!"
→言うまでもないが、スター・ウォーズで最も有名なセリフ

ナブーへ出発するアナキンとパドメを見送りながら、キャプテン・タイフォは言う。
「私はむしろ議員が何かするのではないかと心配です」
→ジオノーシスへオビ=ワン救出に向かうべき、と暴走するパドメを予想したもの。

デックス・ダイナーのウェートレス・ドロイドの足が、ローラー状。
→『アメリカン・グラフィティ』のローラー・スケートをはいたウェートレスの引用。
 デックス・ダイナーが、『アメリカン・グラフィティ』の「メルズ・ドラブイン」のような、典型的なアメリカのダイナーを意識。

デックス・ダイナーにいる青い服を着た人間のウェートレスの名前は、ハーマイオニー・バグワ
→「ハリー・ポッター」に登場するハーマイオニーと同名。「ハリー・ポッター」への敬意か?

デックスターは、手を後ろに回してズボンを上げようとする。あるいは、尻をかいていた?

デックス・ダイナーで、オビ=ワンの後ろにダグ人がいる。
他にも、ダイナーの中、ダイナーの前に、『ファントム・メナス』のポッドレーサー・パイロットが大集合。ルーカス遊び過ぎ(笑)。

ジェダイ図書館で、オビ=ワンが見ている銅像は、ドゥークー伯爵の銅像。

ジェダイ図書館司書ジョカスタ・ヌー「公文書館に記録がないということは存在しないということです」
→ジェダイの知識は完全であるという。ジェダイの傲慢さ、謙虚さの欠除の描写。

ジェダイ図書館で、オビ=ワンの用件が済んだ後、ジョカスター・ヌーに話しかける少年がルーカスの息子ジェット。

ジェダイ図書館で、オビ=ワンがコンピューターで調べている、そのずっと後ろで、シャアク・ティーが調べものをしている。

カミーノの情報が、ジェダイ図書館のデータバンクから削除されていた。
→「ジェダイ以外には削除できない」(ヨーダ談)。
ドゥークー伯爵、または現役のジェダイかも。

ジョカスタは、「カミーノなど聞いたこともない」と言う。
→自らの知識の完璧さを自負するジョカスタである。カミーノの情報が、ごく最近消去されたものであれば、さすがにジョカスタも一度くらい「カミーノ」の名前を見かけたことがあるかもしれない。すなわち、カミーノの情報が消去されたのは、かなり昔ということになる。

難民船での食事シーン。アナキンらに、食事を運ぼうとするR2が、ドロイドお断りと言われる。
→『新たなる希望』のカンティーナのドロイドお断りにオーバーラップ
スター・ウォーズ・ユニバースに存在するドロイド差別

ヨーダのちびっこ訓練で、シーカーボール(無作為にビームを発射する食空中を浮遊するボール)を使用。
→『新たなる希望』で、ルークが訓練に使用したのがシーカー・ボール。

anew05.gif (1599 bytes)日本語吹替版では、ヨーダはちびっこのことをパダワンと呼んでいる。
しかしこの子供たちは、特定の師匠につく前のベアクランであって、パダワンではない。

アナキンたちの乗った船が、ナブーの港に停泊するカット。
画面一番左端に、2台のミレニアム・ファルコンと同型の船が見える。

DLP版では、3台見える。DLP版の方が、画面が広いらしい。

ナブーの王宮へと向かうアナキンたち。画面右端に、グンガン族が「オーミコーサ、ハタハタ」と言っている。
→ 『ファントム・メナス』でクワイ=ガンたちが、グンガン・シティに入ったときに、画面右端にいたグンガン族が同じセリフを喋っている。

ナブーの会議で意見を述べる老人は、『ファントム・メナス』で通商連合に拉致されていたシオ・ビブル(言うまでもないか・・・)。

ジャミーラ王女が「民主主義か滅ぶ時、我等も滅ぶでしょう」と言う。
→EP3でのナブーの破壊を暗示。

ナブーの花畑でのアナキンとパドメのロマンス・シーン。『七人の侍』の勝四郎と志乃の花畑シーンの引用(ルーカス談)。

惑星カミーノのドーム状の都市ティポカ・シティー
→『帝国の逆襲』のクラウド・シティーとそっくり。

オビ=ワンを案内するカミーノアン、トーン・ウィは、喋り方、雰囲気が『AI』の最後に出てくる宇宙人(未来ロボット?)にそっくり。
→トーン・ウィの声を担当するリーナ・オーエンは、『AI』に出演していた!!

トーン・ウィたち、カミーノアンは、オビ=ワンの出まかせにすっかりだまされていた。
→本当にだまされていただろうか? だまされていたのは、オビ=ワンだったのでは?
 「カミーノアン嘘つき疑惑」に関しては、近日詳細を更新。

クローン・トルーパーを依頼した、サイフォ=ディアスって何者?
→まずは、自分で考えてみましょう。

クローン兵士の素顔が、キャプテン・タイフォにそっくり。

訓練を受けるクローン兵士。彼らがやっているのは、空手の移動基本と同じ。

オビ=ワンを見送るときのトーン・ウィが、首をかくのが、チャーミング。

オビ=ワンとジャンゴの雨の中での死闘シーン。『野良犬』のラストの村上と遊佐の雨の中の死闘シーンの引用(樺沢の主観、根拠なし)。

ジャンゴ二丁拳銃
→二丁拳銃といえば、西部劇。
→『クローンの攻撃』には西部劇からの引用が多い。
ルーカスは「西部劇はアメリカの神話だった」と言い、西部劇好きであるとともに、西部劇の重要性を認識していた。

オビ=ワンとの戦闘後に、スレーブ1で逃げるジャンゴ・フェット。
乗り込むときに頭をぶつけている。

小惑星帯でのジャンゴとオビワンのチェイス。
→『帝国の逆襲』での小惑星帯でのチェイス・シーンの引用。

スレーブ1が小惑星の中の細いトンネル状のところに入る。
→『帝国の逆襲』のスペース・スラッグの体内の引用。

ワトーとの再会。ワトーの左の上の牙はなくなっている。そのかわりに、牙をペンダントにしている。
→その理由は、ワトーの抜け落ちたキバ を参照。

朝、ベランダで意識集中するアナキン。その直前に見える雲の模様が、「太極(タイチー)」のマークに見える。
→アナキンが太極
の呼吸をしていたということ? そこまで具体的でないとしても、ルーカスの東洋好きの影響と考えられる。

アナキンにブルー・ミルクを渡すパドメ。
→ブルー・ミルクは、『新たなる希望』でルークがオーエン、ベルーとの食事シーンの時に飲んでいた飲み物。

白い壁にアナキンの影が、一瞬ダース・ヴェイダーの影に見える。
→カメラワークとの関係から、偶然とは思えない。
 将来ヴェイダーになるアナキンを暗示。

スゥーブでシミを救出に向かうアナキン。背景に二重太陽が見える。
また、スゥーブで出発する直前にかかる音楽は、『新たなる希望』でルークが二重太陽を見ていたシーンの音楽に似ている。

オビ=ワンからの通信が入ったことを知らせようと歩いてきたR2に対して、
"R2-D2, whst are you doing?"と言うパドメ。
→"R2-D2, whst are you doing?"は、スター・ウォーズにしばしば登場するセリフ。

オビ=ワンからの通信が入ったことを知らせるR2。それを聞いて3POは「オビ=ワンって誰ですか」とオビ=ワンを知らないことを強調。
→『新たなる希望』で、「こんなドロイドを持ったことなどない」というセリフに対する説明的な描写。

タスケンのキャンプにバンサがいない
→タスケンとバンサは一心同体のはずだったが・・・。

残虐なタスケンが、シミを殺していないのが不自然。
→それには、理由がある。多分、パルパティーンの陰謀。
 詳細は、近日記事として更新。

アナキンがタスケンを皆殺ししようとするとき、「アナキン、アナキン、ノー」と叫ぶのは、クワイ=ガン。吹替版では、誰なのか全くわからない! !
その声を聞いたのは、ヨーダ。メイスは聞いていない。

「アナキン、アナキン、ノー」の声の直前、ヴェイダーの呼吸音が入る。
→聞こえなくもないが、何とも断定しがたい。「空耳アワー」の世界です。とりあえず、聞いてみよう。

ラーズ家でアナキンがいた部屋
→『新たなる希望』のルークの部屋と全く同じ。

虐殺から戻ったアナキン「機械をいじっていると心が落ち着く」
→『ファントム・メナス』のアナキンは機械いじりが得意な少年だった。

 無邪気なアナキン少年と現在のダーク・サイドに偏りつつあるアナキンの比較か?

分離主義者はエイリアンばかり。ヒューマノイドはいない。
→将来、彼らは全滅する運命。帝国軍に、これらエイリアンやドロイドはいなかった。

分離主義者の一人、テクノユニオン代表ワット・ダンバーは、全身が機械に覆われて、喋り方も機械的。
→全身機械化した、ダース・ヴェイダーとイメージが重なる。ワット・ダンバーのテクノロジーが進化して、将来ダース・ヴェイダーに応用されることを暗示しているのか・・・。

ジオノーシス。アナキンとパドメの後を追って、船から出て行こうとするR2に対して3POは言う。 "R2-D2, where are you?"
→『新たなる希望』の冒頭、レイアからメッセージを受け取っていたR2を探すときに3POが言う言葉と同じ。

船から出て行こうとするR2に対して、何とか言い訳をして危険な場所に行くことを回避しようとする3PO。
→『帝国の逆襲』で、スペース・スラッグの体内に着陸したミレニアム・ファルコン。ハンやレイアが船外に出て調査しようとする時に、「私は船内を守る」と言い分けてして外に出なかった。

ジオノージアンが現れた時に両手をあげて驚く3PO。
→上記、『帝国の逆襲』のスペース・スラッグの体内。突然現れた空中を飛ぶマイノックに驚いたときのしぐさにそっくり。

anew05.gif (1599 bytes)R2に突き落とされる3PO。その直後、R2が飛び降りる。
→『ジェダイの復讐』で、スキッフからR2が3POを突き落とし、その直後に自ら飛び降りるシーンにオーバーラップ。

パドメ暗殺をジャンゴに依頼したのは、通商連合のヌート・ガンレイだった。
政治的な意図ではなく、パドメに面子を潰されたヌートの個人的な恨みだというのが笑える。アリーナのシーンで、パドメの行方に一喜一憂するヌートのリアクションは爆笑ものだが、なぜか笑っている人は誰もいない。

アリーナに出て行く前に、お互いの本当の気持ちを告白するアナキンとパドメ。
→危機的状況の直前での愛の告白は、『帝国の逆襲』のカーボンフリージング直前のハンとレイアの愛の告白シーンにオーバーラップ。


アリーナのシーン
→『グラディエーター』の引用
 『グラディエーター』は、ドリーム・ワークスSKDの製作。ドリーム・ワークスはスピルバーグらが出資した映画会社。スピルバーグとルーカスは親友。

アリーナでモンスター時に、アナキンは言う。"I have a bad feeling about this."
言うまでもなく、スター・ウォーズによく出てくるセリフ。

アリーナでのモンスターとの戦い 鎖を攻撃に利用するパドメ
→『ジェダイの復讐』でレーアが、鎖を使ってジャバを攻撃したのを引用


メイスの登場シーンの時にかかる音楽
→『ゴジラ』の音楽に似ていると思ったのは。私だけ?

メイスのセイバーの色はパープル。
他に、パープルのセイバーを使っているジェダイはいない。

コールマン・トレバー(恐竜顔のジェダイ)を殺した後の、ジャンゴのガンさばき。
クルクルと銃を回して、ホルスターに収める。
→西部劇によくあるガンさばき

ジャンゴの死亡シーン。首が切られた直後、黒い影がヘルメットから分かれていく。すなわち、ヘルメットの中に頭はなかった。また、ヘルメットが砂の上を転がる音も、ヘルメットだけのような軽い音。

アリーナでの戦闘シーン。後ろの方で、二刀流を使うジェダイがいる

アリーナでの戦闘シーン、バトルドロイドを張り倒すスーパー・バトルドロイド。

ヨーダが引き連れてきたトルーパー部隊の存在に最初に気付くのはパドメ
→『ファントム・メナス』のポッドレースのシーン。二週目に戻って来るアナキンに最初に気付くのがパドメ。

→パドメにフォースあり?

ドゥークーに最終兵器の設計図を渡す。ホログラムに写っていたのは、『新たなる希望』のデス・スター(言うまでもないか・・・)。

ドゥークーがスゥーブ・バイクに乗って発進するとき、ヴェイダーのヘルメットとそっくりのヘルメットをかぶった兵士が登場(後姿)。
エイリアンとドロイドばかりの独立星系連合に、ヒューマノイドがいるのは珍しい。

ドゥークーがスゥーブ・バイクに乗って逃げるとき、お供の船が二台発進。
そのデザインは、『帝国の逆襲』のクラウド・シティに登場するツイン・ポッドを縦にしたデザイン

ドゥークーがアナキンの右腕を切断。
→『帝国の逆襲』で、ヴェイダーがルークの右腕を切断。

ドゥークーが、パイプみたいのをヨーダにぶつけて攻撃する。
→『帝国の逆襲』でヴェイダーがパイプみたいのをルークにぶつけて攻撃する。
  ドゥークーとヴェイダーがぶつけるパイプみたいなものの形状まで酷似

形成不利になったドゥークーが、アナキンたちの上に、大きなパイプを倒す。それを持ち上げようとするヨーダ。このときかかる音楽は、『帝国の逆襲』でヨーダが沼からXウィングを引き上げるときの音楽にそっくり。

砂丘を転がり落ちるパドメ。砂についた体の跡がくっきり。また、トルーパーの足跡も妙にクッキリ。
→これも、CGでしょう。

意識を回復したパドメがトルーパーに言う。「あの格納庫まで連れて行って」
→でも途中で落下したパドメが、アナキンたちが格納庫に行ったって、どうしてわかったの?

→ドゥークーは、もはやジオノーシスを脱出するしかない。したがって、格納庫に向かっていたのは自明だったのでは?

アナキンはドゥークーに言う。「今日、お前が殺したジェダイたちのあがないをさせてやるぞ、ドゥークー」
→これって、復讐じゃないの? まさに、ジェダイの復讐。もともと、「ジェダイの復讐」というタイトルは、ジェダイが復讐するなんておかしいという理由で却下された。しかし、アナキンは復讐すると言っている。彼のダーク・サイドへの傾倒を示している描写の一つか?

ドゥークーはヨーダに言う。「私はどのジェダイよりも強くなった」
→ドゥークーは、EP3ではジェダイには負けない。すなわち、ジェダイから脱し、ダーク・サイドに落ちたアナキンに負けるという伏線では?


影から先に登場するヨーダ。
ヨーダのセイバー早抜き。
→西部劇からの引用。


「ずいぶんと強くなったな、ドゥークー」と言った後に、息継ぎをするヨーダ。
→さすがのヨーダも、その前のフォース戦いによって体力を消耗していた。

コルサントでシディアスに会いに行くドゥークー廃墟のビルの一つに吸い込まれる。
→スピルバーグ監督の『AI』の引用デイビッドが、自らの作り手を捜して、廃墟となったマンハッタン島のビルの一つに入っていくシーンに酷似。

ダース・シディアスは、ドゥークー伯爵のことをロード・ティラナスと呼ぶ。
→ドゥークー伯爵は、シスの暗黒卿、ティラナスであった。

グランド・アーミーの行軍シーン。スター・デストロイヤーにそっくりな大型戦艦が登場。

グランド・アーミーの行軍を見守るベイル・オーガナ。右拳をくやしそうに振り下ろす。
→ ベイル・オーガナは、平和主義を掲げ、軍隊設立反対の運動をパドメ議員と行ってきた。つまり、ベイルとパドメは、思想的にも共通した仲間ということ。
→EP3でパドメがベイルに助けを求めれば、ベイルは快く応じるであろう。

アナキンとパドメの結婚シーン。フィルム版ではルークの義手の右手から上にパンするが、DTS版ではパドメと手をつなぐ。バージョンによって編集が異なる。

アナキンとパドメの結婚シーン。横に、R2と3POが見守る。『帝国の逆襲』のラストシーン。ミレニアム・ファルコンで出発したランドたちを見送る、ルーク、レイア、R2、3POの映像に一致。

サイラス・カールソンがケニー・ベーカーとアンソニー・ダニエルズの間にクレジットされている。
→サイラス・カールソンは、ヌート・ガンレイ、キアディムンディを演じた俳優。脇役俳優から主役俳優へ昇進?

その他

オーラ・シングが出ていない
→オーラ・シングが出るという噂があったが・・・。

パワー・ドロイドが出ていない

→パワー・ドロイドは、過去四作品全てに登場していたが・・・。

ズームの多用その他カメラの移動など
→過去の四作品ではほとんどなかった。
 でも、なぜ?

まだまだあるけど、とりあえず。
細かいところは、随時更新します。

 
(2002年10月1日更新)