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紅蓮の標 黄塵の道(PS2) プレイメモ(3)

 お次はアニメルートで行って来ます(要するに杉本つき)。

 2回目でもシステムファイルみたいなのは使わないらしい。クリアデータをロードすれば2周目(ガンパレと一緒ですね)。で、最初の蒼猿が「今度はどんな夢を見るんだい?」と来たもんだ。

→何を読んでるんだろう
→許す
→剣なんか使えません
 …まあ色々あって屋上で襲われました(端折り過ぎ)。で、何故か金髪男にさらわれそうになる時、クラスメイト杉本さんが「私も連れてって」と割り込んで来ます。
→一人で行くのは嫌!
 景麒が「ジュウサク」と呼んで出て来たのは巨大なヒヒのような生き物。それが杉本を、そしてカイコが陽子を連れて飛び立つ。

 雨の埠頭で追っ手が来たと判っても、陽子は剣なんか使えないと頑なに拒む。すると横から杉本が「私がやる」と剣を取ろうとする。でも、彼女には鞘から剣を抜くことすら出来ない。
 この剣は陽子にしか使えない。そう景麒が説明して冗祐を呼び出し、陽子に取り憑かせる。
 蠱雕3羽と戦闘。真ん中のリーダー格だけ倒せば戦闘終了するんですね…今気付いた。
 で、どうしても行きたいとゴネる杉本さん。仕方なく一緒に連れてくことに。
 上空でゴウユを切ったついでに振り落とされる。あーれー。

 海岸に落ちて、悪夢から覚めて森を歩く。
 杉本に再会するが、「あなた誰?」と返される。髪の色も顔も変わってしまっていると。
 ミラーを差し出されて、確かに自分が変わってしまっていることに驚く陽子…。
 一緒に歩き回って村を見つける。陽子がまず、海で流されてここに着いたんだけどここは何処かと村人に訊く。杉本は陽子が喋る言葉を聞いて「…何を話しているの?」と不思議がっている。
 海客と呼ばれて衛士がやって来る。
→人殺しは嫌!
 大人しく捕まります。

 変なことに巻き込んでしまってごめんなさい、と杉本に謝る。
 杉本は「そんなこと思ってないでしょう。ケイキのせいだと思ってるくせに」。
 そして、ここはきっと別な世界なんだろう、と話し出した。海も変だったし、学校に現れた獣も…。それから、言葉も。
 言葉は普通に通じていたと思っていた陽子は驚く。杉本には、陽子と村人の会話は日本語に聞こえていないと言う。

 牢から出され、閭胥の老婆の所に案内される。
 地図を見ながらこの世界の説明を受けるが、杉本は言葉が判らないので、いちいち陽子が通訳に回る。虚海を渡って来た海客、ここは巧国。人は虚海を渡れない。

 馬車で県庁に連行される途中で、金髪(=塙麟)を見かけた直後に妖魔の襲撃。
 杉本は、馬車の下敷きになった剣を抜こうとするが、鞘からどうしても抜けてくれない。陽子は覚悟を決めて剣に手をかけると、普通に抜ける。それを見て杉本、愕然としてます。
 戦闘、さっくり終了。
 馬車の下敷きになった鞘から碧双珠を切り離して持って行く。

 たき火を囲んで、杉本にも碧双珠を貸そうとしたら…彼女、寝てました。
 そして蒼猿登場。食われてしまえば、痛みなんて一瞬で終わったのになあ…。帰れないよ…。お前はケイキに騙されたんだよ…。
→街道へ出る
 で、五曽へ。
 杉本は「この格好じゃ目立ち過ぎるから」と服を盗むことを提案。
→忍び込む
 積極的に漁る杉本に比べて、陽子は何処までも及び腰。追われている以上仕方ないでしょうと杉本に叱責されてます。
 達姐登場。剣で彼女を脅すように言う杉本、それを拒む陽子。
 達姐は優しい声をかけてくれ、陽子は泣き崩れる。

 服や道具をくれた達姐をいい人だと陽子は言うが、杉本は、自分が殺されないためにそれらを差し出しただけでしょうと素っ気無い。
 食事をしつつ話を。この世界でケイキを探すつもりなら、彼女の母が経営する河西の宿で働いてみたらと薦められる。
 話されたことを杉本に通訳する陽子。

 夜。達姐が寝ているうちにここを出ようと杉本は言う。
 起きたら縛られているかも知れない。信用するのは危険だと言うのだ。
 陽子は絶対にそんなことはないと否定する。
 …そして蒼猿登場。彼もまた、杉本に同じく、達姐は裏切ると警告して来る…。殺して有り金奪って逃げちまえ、と。
 それどころか、杉本も殺してしまえと唆す。彼女もまた、陽子を利用しているだけだと…。

 河西到着。
 宿で食事をしつつ達姐を待つが、杉本は「やっぱりやめよう、ここを出よう」と言う。とにかく話を聞いてからにしようよ、と杉本を宥め、陽子は達姐を探しに行く。
 達姐の、下働きか何かだと思ってるならそれはあの娘たちが悪い、というような不穏な言葉を聞いて食堂に戻ってみれば、杉本が何人かの男たちに囲まれて酌をしろだのと言われている。言葉、通じてないですけどね。
 陽子は杉本を連れて店から逃げ出す。

 達姐が「足抜けだ!」と追いかけて来る。
 馬腹登場〜。戦闘しまーす。
 終了すると、人だかりが出来てしまっています…。
→逃げる
 移動マップで拓丘へ。

 蒼猿の嘲笑からふと気がつくと、松山登場。
 言葉が日本語であることを杉本が陽子に教える。それで、彼もまた海客であることが判った。
 船で川を渡りながら、何故助けるのかと訊くのは杉本の役目。何も知らないまま売られて来る娘が可哀想で、それがさらに海客だからと彼は言う。
 問い詰めるような口調に「そんなこと言っては悪い」と陽子は言うけれど、杉本はまだ信用し切れてない。達姐という前例がいたから。
 小屋で話をする3人。何故陽子だけが言葉が判るのかと責める松山…。

 翌朝。荷物がなくなってるのに気付いたのは杉本。
 …えーと。アニメ的にはここって確か戦ってたのよね。というわけで、
→衛士と戦う
 行ってみましょうか。
 うわ経験値凄いなあ…。嬉しいような、複雑な気持ち。手に入るアイテムが、装備していると毒にかからないやつがあったんで、欽原戦の時には活用しましょうか。

 滝の方へ向かう間に。
 ずっと歩きっ放しだから少し休もうと言う陽子に、追われている以上足を止められないと突っぱねる杉本。
 涙声になっている陽子に更に一言。裏切られて泣くくらいなら最初から人を信じなきゃいいのに。
 陽子から離れた時に、杉本の前に金髪さん(=塙麟)が現れます。
「あなたを必要としている方がいます」そう塙麟に言われて、杉本は納得した。この世界に呼ばれたのは、陽子ではなく自分だったんだと…。
 陽子の元に戻ると、ここでお別れだと告げる。そして「私の物語」にあなたを巻き込んでしまってごめんなさい、と余裕たっぷりに謝って来る。
 来るべき使命のために、陽子は杉本を守って来ただけ。もう一緒にいるのは嫌だと吐き捨てて去ってしまいました。

 刀が光り出しました。
 クラスメイトたちの噂。ああいう優等生に限って屈折してたんだろう…でも杉本って意外な組み合わせじゃない? 嫌われ者同志お似合いじゃない? と笑っている。
 青猿。
 あんな連中の所に帰りたいのか? お前に価値なんてない…そう囁き続ける。

 途中の街道。もう何日何も食べてないんだろう、と思いつつ歩いてます。
 微真(びしん)玉葉(ぎょくよう)親子に会った。襲って食べ物を奪うべきか考えた挙句、
→やっぱり襲うなんて出来ない
 アニメ通りにね。
 玉葉は陽子の空腹を理解して飴をくれました。
 同情した微真が街まで一緒に行くかい? と言ってくれますが、「前例」を見て来た陽子は「私を連れて行くと何かいいことがあるんですか?」と吐き捨ててその場を逃げ出す…。

 滝の傍に辿り着きました。
 杵隗(白い犬)とその仲間たちが襲って来ました。戦闘!
 終了した後に登場したのは、塙麟と…そして杉本。
 彼女がこの世界に自分を招いたのだと杉本は言う。
 彼女は王に会い、自分が使命を与えられた選ばれし戦士であることを知ったと言う。悪い海客である陽子を倒し、この世界を救うのがその「使命」だと…。
 陽子に刃を向ける彼女を「友達でしょう?」と陽子は説得しようとする。
 だが杉本は…。陽子は確かにいじめや無視に加わっていなかった。でも杉本に話しかけて来るのはみんなが見ていない時だけ。みんなにも杉本にも、同じように「いい子」と思われたかっただけ。偽善だ、と杉本は言い切る。だから、クラスの中で誰より陽子が嫌いだったのだと。
 …うわ杉本と戦闘…。
 水飴持ってて、的確に使うので、根気戦ですね(涙)。何とか勝ちました。あれ? アニメの通りに行くなら負けないとならなかったか、ひょっとして…(笑)。
 まあとにかく。
→剣を収める
 (選択肢選んどいて何ですが、ここで収めないとひょっとして殺しちゃうのかな…いつかやってみます。)
 まだこの後に及んでいい子ぶるのか、友達だなんて思ってない! と叫ぶ杉本。その優等生ぶりが嫌いなんだ、と、最後の力を振り絞って、陽子の掌に剣を突き刺して来る。
 これで剣はもう使えない、いい気味だと杉本は言った。

 陽子を青猿が見下ろす。
 いい子のフリをしていただけなのか、と娘を疑う母の幻。
 何故杉本を殺さなかったんだ? と青猿に訊かれる。友達だからと答える。でも青猿は「嘘だ」と嘲笑って否定する。笑い声だけを残して消えて行く…。

 ふと気がついて楽俊家。
→食べてみようかな
→助けてもらったから…
→このねずみなら何か知ってるかも…
→ここは最後まで話を聞いた方がいい
→そこまで世話になる訳には…
 楽俊信用ルート。というか、これから暫くは原作ルートと一緒ですね。

 楽俊が道案内を買って出てくれて、敦洛から午寮へ。蠱雕全8羽との戦闘も無事終了。
→楽俊を見捨てて逃げる
 …また後でね。
 蒼猿戦もさっくり勝利。鞘に戻ってしまいましたとさ。
 …で。
 前回は羅城との対戦だったけど、…出て来ましたね微真・玉葉親子。アニメ通りだなあ。男物の服を着てるせいで未だに「お兄ちゃん」呼ばわりですけど。
 母親の微真は、あれからどうしていたのか心配していたと言ってくれる。そして、やっぱり蠱雕から助けてくれたとお礼を言われる。陽子としては助けたつもりなんかなかったので、素直にその気持ちを受け容れられずに戸惑っている。
 役人が陽子を探していると教えてくれた。でも、楽俊が気になる陽子は「連れを探している」と言ってしまう。楽俊の名前と外見を尋ねた微真は、自分が見て来てあげると午寮の街へ行ってくれた。
 戻って来た彼女の話によれば、楽俊は何処にもいなかったらしい。既に街を出て陽子を探しているのかも知れない。
 微真、安くしとくから何か買ってかない? だそうです。街のお店と同じ仕組みだけど確かに安い(笑)。アニメルートでは回復アイテムはここで買うのがいいかもね。
 お買い物終了後。
 陽子は、最初に会った時のことを謝罪する。実は食べ物を奪おうとしていたこと。
 でも微真は言った。あの時と今では陽子の顔つきが違うと。あの時は荒んでいた陽子が、今はとてもいい顔になっている。だから助ける気になったのだと。
 楽俊は、無事でいるならきっと会える。そう信じて、北梁へ出発。

 鳴楽を経由して阿岸へ。雁行きの船には乗り損ねるけど、気のいい船乗りさんたちに救われて、無事に浮濠で雁行きの船に追いつきました。
 甲板で出会ったのは…あれ、微真と玉葉じゃないかー。どうしてこんなトコに?(アニメと違って彼女たちも乗って来るんだ…)
 陽子が自分の海客という身分を明かすと、彼女たちは「それで雁へ…」と納得する。そして自分たちは朱旌(しゅせい)であることを教えてくれた。各国を巡りながら暮らしているから雁も初めてではないのだと言う。
 そこへ。やっぱり出て来たか、巧の元役人。
 でも微真は構わず商売開始(笑)。ここで買えるのって装飾品(パラメータ上げてくれたり、疫病にかからないなどの特殊効果つきの装備品)だね…というかここでしか買えないよな、街で売ってないし。そう知ってたらもっとお金稼いでから来たのにー(笑)。
 商売を終えた親子は戻って行きました。

 甲板に残った陽子は、刀が光っていることに気付く。映っていたのは母親。
 泣いているように見えた。陽子も涙が出そうになる。
 と思ったら。
 出たか杉本…。
 自分は使命を与えられた戦士、というこだわりはまだ捨てていません。陽子は、2人とも間違ってこの世界に来てしまったのだと言うが、杉本はそうは思っていない。日本に帰るつもりは全くないようだ。この世界こそが自分のいるべき場所だったのだと信じている…。
 間違って来たというなら、それは陽子だけが間違っていたのだ、だから悪しき海客として殺されるのだ、と言う。
 剣で陽子に襲いかかる杉本。説得しても聞き耳を持って貰えないので、陽子も仕方なく剣を抜く。
 戦闘すか…。
 うわ相変わらずちゃんと回復アイテム的確に使うからしんどい(笑)。ラスボスですかあなたはってぐらい(笑)。
 杉本の特殊技もこの段階だと割に強いので、氷結斬持ってたらそれをガンガン使っちゃって、毎ターンHP回復の助けを借りると楽かも知れない(私はそれで勝った)。
 で。いや、また一応そこまで冷徹にはなり切れないので、
→剣を収める
 いつか「冷徹の王」モードの時はさっくりやりますけどね(残酷)。
 杉本、これは試練なんだろう、と呟いてます。きっと今は時ではないだけだと…。いつかは殺す、と捨てゼリフを吐いて退場。ってことは、羅城に同じくまた再戦する訳ね、いつかは。はぁ。
 で、その後に来るのか欽原戦…ははは。装備変えるチャンスってあそこしかなかったのね(がっくし)。まあいいわ。対策してないけど行きます。
 あら。杉本バージョンの時は4羽しか出て来ないのね。

 それはともかく烏号に到着。微真・玉葉親子も登場ですが、玉葉、犬狼真君(けんろうしんくん)が守ってくれたのかもって…青海は彼の担当(?)範囲内でしたかしら。
 それはそれとして。
 楽俊と再会。わーい。
 役所に行って旌券を受け取り、壁落人に会いに芳陵へ。
 芳陵で壁落人と会って話をし、陽子が実は新しい景王であることがはっきりする。
 容昌で宿を取り延王と会うことを薦められて、容昌へ。
 容昌で…やっぱり出て来たのは延麒だ…。原作通りあの方が出て来ることってあるのかなあ、ここ。
 慶の現状を色々聞いた後、いよいよ玄英宮へ。

 延王にも景王と認めていただけたその後で。
→部屋で考える
 水禺刀で塙王の真意を知りたい…と思ったら。
 出て来たのは塙麟と杉本、そして塙王。
 塙王は杉本に向かって、杉本を呼び寄せたのは自分だと話している。陽子は間違って来てしまったのだと。杉本が囚われていた「悪しき海客を倒す戦士として選ばれた」という意識は塙王によって植えつけられたものだということがこれではっきりする。
 塙麟は、こんなことはもうやめて欲しいと塙王に懇願していますが、塙王はそれを聞こうとしない。
 杉本が陽子を倒すために出かけた後、塙麟はなおも塙王を説得しようとするが、それはことごとく無駄に終わってしまう…。
 胎果の王により慶が豊かになってしまうことを恐れる塙王。それを愚かと思いながらも、自分がそうならないとは言い切れずに悩む陽子…。

 翌朝。王になる気になりましたか?
→まだ決めてません
 猶予を貰った後、アニメ展開に沿って、
→関弓へ行く
 街へ降りてみます。

 逃げ出してもどうせ景麒に連れ戻されちゃうのかなあ、なんて不穏なこと考えてますね、陽子(慈悲の王でいようとすると帰りたいモードになるのかなあ、このゲームは…)。
 お店に行こうとしたら微真・玉葉でした。いつの間にか「お兄ちゃん」が「お姉ちゃん」になってるな。いつバレたんだ?(笑)
 まあそれはいいとして。
 宿に泊まろうとしたら猫半獣に声かけられた。役所で手続きしているのを見られていたらしい。海客や半獣も雁は暮らし易いですよねー、と言っております。
 その話の中で、慶も実は半獣に対して差別のある国だということが判る。複雑な気持ちになる陽子…。

 …出来ることはそれだけか。じゃ戻ろうかな。
 と思ったら出たよ杉本…。剣を取りなさい! と迫る彼女の声に、何故か剣が光り出す。
 …妖魔と戦って来た陽子が次々と映し出される。
 その映像に重なるように杉本が陽子を責める。いい子のフリをしていても、みんなの見ていない所ではあさましいことをして来たと。
 いたたまれず逃げ出してしまう陽子。
 自分の醜さを見せ付けられて、こんな人間に王になる資格なんかないと陽子は落ち込んでいる。延王も楽俊も、陽子の浅ましさを知らないのに…と。
 何処からか声がする。…私は、知っている。
 陽子から一時抜け出して冗祐が話しかけて来た。陽子はずっと1人ではなかったと。
 冗祐もまた、陽子に玉座を勧めた。陽子になら出来ると。全てを見て来た冗祐の言葉に陽子は少しふっ切れる。
 追いついて来た杉本と再びの戦闘。
 氷結斬、いいですね、対杉本に関しては。勝ちましたですー。
 …で。
 えーと。陽子ならどうするかなあ…。
→杉本さんを説得したい……
 出来るかなあ…(苦笑)。
 羅城に同じく、水禺刀がその助けとなってくれるようです。
 塙王と塙麟が話している幻が映る。胎果の王が巧の周りに出来ることを恐れる塙王、改心して欲しいと嘆願する塙麟…。
 …杉本、ようやく現実を認める気になってくれたようです。
 もう戦わなくて済みそうですね。ふぅ。意外に強くて参ったなあ杉本さん…。じゃ一緒に玄英宮行きますかー。

 王になる決意をして、楽俊に励まされて。
→出撃する
 行くぜ。
 その前に。
 杉本と話す。まだ王になっていいのか判らないでいるけど、まずは景麒を取り戻さないとね、みたいなこと。
 杉本はうって変わって帰りたいと言い出しています…(ちゃんと帰す所までやるのかな、ゲーム中で)。

 今回は色々寄り道をしてみようと思います(笑)。
 前回羅城戦が入った所は何故か蠱雕戦。さくさく終了。
 …は。嘘。黒幕・塙王がこんな所にお出ましになっていいんですか。びっくり。失道している塙麟を戦場まで引っ張り出すとは…。
 もうどうせ失道している。長くはない。景王を道連れにして自分は死ぬ、そういうつもりでいるようで…。
 延王は何とか塙王の説得を試みます。王位を天に返上すれば、塙麟だけは助かるので、そうするよう勧めるのですが。そんなの聞くはずないし。
 それどころか、塙麟に剣を渡して陽子を殺せと言う…。
 塙麟にそれが出来るはずがないのを見て取ると、自ら剣を取って陽子に向かって来る。でも陽子はそれをかわした。
 無理と判ったのか、彼は塙麟を連れて逃げ出す。
 …延王は、陽子は景麒に対してあんなことをさせるなと言う。陽子はもちろんそう思っているが、ただ人は乱心するものだから、そうしないと保証は出来ないかも知れない、と少し弱気になってます。

→降りて様子を見てみたい
 燕倉という街に下りました。
 乾き切ってひび割れた大地、うつろな表情の人々。下りてみて尚更に判る「荒れている」実感に陽子は驚いています。
 子供に会いました。陽子は兵隊さんと思われているようで。まあ格好からしてそうでしょうね。
 その子供の父親は、舒栄が偽王ではないかと疑っているそうです。ただ、子供自身はギオウって何だか判ってませんけど。
 もうすぐ本当の王様が立って、きっと国も良くなるよ、と子供に言って、再び維竜への道へ戻る。

 いよいよ維竜。
 陽子は景麒の所へ向かえ! だそうですので、戦闘くぐり抜けて奥へ。
 雰囲気が物々しい一角があるので、多分そこが景麒のいる場所だろうと当たりをつけて潜入。
 そんな時に限って何故か剣が光る…。だが、その光は偽王軍の兵士に妖魔の幻を見せ、気を逸らせている。その隙に更に奥に入り込む。
 更に兵士を蹴散らして奥へ。
 …出たわね舒栄。
 前回と違ってちょっとレベル上げて来たからさっくり勝ったわよ。ふふふ。

 で、杉本さん。
 しおらしくなっちゃって。まずは謝罪をしてくれました。
 杉本にやっぱり王様になるの? と聞かれて、実は少し迷っていると陽子は答える。
 杉本は向こうの世界を捨てることに迷いはなかったから、なれと言われたらなってるかも、とか笑ってます。でも突然王様になれと言われたらやっぱりおたおたするかも知れない、とも。
 実は少しだけ、1人で帰るのが怖い、と杉本は言う。ここに来るまで、無視されてもいじめられても、周りを気にしていなかったからどうでも良かったけど、ここへ来て周りと関わることを覚えた後だと、いじめられることが逆に怖くなったと。
 それでも、彼女は帰る決意をした。向こうで自分の物語を始めるために。
 離れていても味方でいるから。そう陽子は杉本に言い、彼女もまた、陽子のそんな言葉が心強いと言ってくれる。
 杉本は景麒の起こした蝕に乗って向こうへ帰って行きました。

 そして慶史赤書は。
 …やっぱり「民の人心惑う」ですなあ。ううーむ。いつかは名君と呼ばれるように頑張ります。
 ちなみに王気三角形は相変わらず「慈悲」突出。優しいだけじゃダメってことですね。ううーん。


紅蓮の標 黄塵の道(PS2) プレイメモ(4)

 そんな訳で。血の気多く戦いまくってみようと思います。楽俊とか羅城とか…先に謝っとく。ごめんよー。

 例によってこの辺は端折りまして。
→何を読んでるんだろう
→許す
 屋上で襲われたわ。きゃぁ。でも今回の陽子は血の気が多いのよ。
→戦うしかない!
 そうしないと杉本さんが殺されちゃう、ってちょっぴり委員長モードね。
 戦闘。蠱雕1羽なんで、何とか勝利ー。
 連れてってとか言ってるクラスメイトは、
→杉本さんは来ない方がいいと思う
 じゃ行って来ますー。

 流れ着いた配浪の街で、海客を引っ立てようとする役人の方々がいらっしゃいます。
→戦って切り抜ける!
 3人ほど切り倒した後は、選択も何もなく海の方へと陽子は逃げ出す。
 走りながら雑魚戦2戦ほど…(強制戦闘だよ…)。
 海辺に辿り着いて、「もう走れない…」とへとへとになった所で、林の奥に金髪を見たような気が…。
 ケイキ? と思う間もなくまた蠱雕が来たー!
 …ぐったり。こんなレベル低いうちから息つく暇なく戦闘だらけだ…。そういうルートに入ってしまうのね。ははは…。
 戦闘ラッシュ、やっと終わった? と思ったら夜になってるし…。
 ふと見ると、月明かりの中に誰かがいます。
 陽子、「きれい…」って一応男性にそれはアレでは。いや確かに綺麗な人なんですけどね。
 …ただまあ、後ろに妖魔控えてます。敵じゃないですけど。
 (という訳で、原作とアニメが判る人にだけ言っときますが犬狼真君です。多分出番はこれだけのはず…。)

 どうも疲れでぶっ倒れたらしい陽子が、次に目を覚ましたら、そこは洞窟の中。
 老人が話しかけて来ました。海岸に倒れていた陽子を、ある人がここまで連れて来てくれたらしい。
 老人名は桜桑(おうそう)というらしい。海客だねと言われても、海客が何なのか判らない陽子。村でもそう言われたと説明する。
 桜桑は海から来た人をそう呼ぶのだと話してくれる。村が配浪のことだろうと彼には察しがついたようだ。
 この人も、海客が悪だとは考えていないようですね。
 桜桑は地図を広げて説明してくれる。この世界と蓬莱の間には虚海がある。人は虚海を渡れない。

 その洞窟は彼の住まいであるようですが、色んな壊れたものが集まってます(三輪車らしきものが背景に見えるから、桜桑さんは蓬莱から流れて来た珍しいものを集めているのかも)。
 その中に鏡があったので覗いてみる。顔が変わっていることに気付く。
 桜桑は鏡が歪んでいる訳ではないと補足してくれる。綺麗な髪だ、と。
 そして、剣のことを訊いて来た。どうも彼は蓬莱の研究をしている人のようです。剣が蓬莱のものであるなら見せて欲しいと言うのだ。
 陽子はケイキという人に渡されたことを話した後で、研究って何ですか? と尋ねてみた。
 やはり彼は蓬莱から流れ着いたものを集めているらしい。壊れているものがほとんどだが、中には動くものもあるそうだ。蓬莱には凄い技術があると感心している。
 自分はただの学生だから…と言う陽子。学生なら、何かを学んでいる、という点では自分と変わらないと言う桜桑。
 剣を調べた桜桑は、その剣に強い呪がかかっていると言った。かつて慶国では、仙人が水をもって剣となしたという。そんな類の力がかかっているようだ、と(…大正解ですね…)。
 きっと助けになるから大切に持っているべきだと助言された。

 その夜、また蒼猿の夢を見る。「おいで…」と何処かに招いている。

 一晩お世話になって、洞窟を後にする。
 桜桑は服を陽子にくれました。ってかよく女物の服持ってましたね、おじいさん…。
 人を探すには街に出なくては、ということで山道を街道に向かって歩いていると、妖魔が襲って来ます。ううー。このルートは戦闘三昧だなあ…。
 戦闘は本当に雑魚だからそんな苦労しないですが。
 戦っているうちに鞘を何処かに落としてしまったらしい。碧双珠は紐が切れてそこに転がってます。
 拾って、また雑魚戦しつつ、国境の山腹へ。

 たき火をして碧双珠を握りしめる。傷が癒える。不思議だねえ。
 刀が突然光って、母が映る。どうして家出なんか…と嘆いている。家出じゃない、とここで訴えても、母には届かない…。
 帰りたいと呟く陽子に答える声がある。…帰れないよ…。
 出た蒼猿。
 その剣をもっと別なことに使えよ。ちょいと自分の首をはねれば一瞬で楽になるよ…。どうせあいつは迎えになんか来ない。お前のことなんか誰も気にしてないよ…。
 ふと気がつく。…夢だった、らしい。
 嫌な汗をかいている。お風呂が恋しくなっています。

 一夜明けて、再び街道を目指し…てはいるものの、陽子はこちらの地理にはまだ疎いので、今イチ方向に自信がない。
 ふと見ると、人が倒れてる。慌てて「大丈夫ですか」と声をかける。
 女性だ。死んでいる訳ではないようだ。怪我をしているけど。
 自分は盗賊だ、関わると後悔するから放っておいて、と言われる。
 …えーと。血の気の多い選択肢はなさそうなので(笑)、これにしてみよう。
→珠を使えば…
 傷を治してあげました。
 じゃ私はこれで、と去ろうとする陽子に声をかける。秀雷(しゅうらい)と名乗った彼女は、お礼がしたいと言う。陽子が遠慮していると、この山道は妖魔が出るから、途中まで護衛をしてくれるそうだ。それなら、と陽子も申し出を受けた。

 夜。しばらくしたらたき火を消そうと言われる。妖魔は人が火のそばにいるのを知ってるので、火は却って目標になってしまうから。
 野木があれば襲われないんだけど…という話に陽子が不思議そうなので、何も知らないんだねえと言われてしまう。
 で、「あんた海客だろ」。一瞬身構える陽子。配浪で一悶着起こしたので手配書が早々に回ったようだ。でも、秀雷は自分もまた追われる身だから仲間だと言ってくれる。
 街に下りるつもりなら注意して、と言われる。けど、陽子はケイキを探さなければならないから、情報のためにも街にはいずれ行かなければならない。
 秀雷はケイキという名を知らないが、仲間の所へ連れて行こうかと言ってくれる。彼女は元は慶の浮民(難民)で、同じ境遇の人がいる場所がこの先にあるらしい。
 盗賊稼業もいる、商人もいる。いずれにせよ、あちこち行っている人達ではあるので、何かは判るかも。ふーむ。
 ちょっと考えさせてね。

 翌朝。山道を歩きながら話す。
 山を越えると秀雷の故郷である慶国。ただ今は偽王が立ち、従う者と信じない者で国が割れ、内乱の真っ最中。
 秀雷は信じない派で、それ故に反逆者と見做され国を追われた。ただいつかは戻りたいので、国境近くであるここで様子を見ているのだそうだ。
 国境が近くてもここはまだ巧国なのに、妖魔がよく出るのはおかしいと秀雷は言う。普通はここまで出て来ない。だから、巧国もまた傾き始めているのかも知れないと。
 いや、妖魔がやたらと出るのは、多分陽子のせいだと思うんですが…うーんこの選択肢は…。
→本当のことを言う
 蓬莱でも襲われたんです。
 そんなことあるのかなあ、と秀雷はびっくりしています。

 夜、何処からか蒼猿の声。…「あの女は裏切るぞー」
 秀雷は、いざ役人に見つかった時に、陽子を囮に自分は逃げるつもりなんだ、というのが蒼猿説。だから、その前に殺しちまえよ、と唆す…。

 朝になって再び歩き出すが、やっぱり妖魔がやたらと出る。
 秀雷も、どうもこの妖魔襲撃は陽子のせいだと理解したらしい。突然刃を向けられる。
 謝りながらも彼女は言った。陽子を仲間たちの所に連れて行くのは、妖魔も一緒に連れて行くことになるから、と。
 陽子から逃げるように秀雷は去る。…うーん。仕方ないのかなあ。
 再び1人になった陽子。何かに常に見られているようで落ち着けないまま、拓丘を目指す。

 拓丘着〜。
 やっぱり誰かに見られているような気がするなあ。
 と思ったら、迷子らしき男の子が。お父さんがいないそうです。
 うーん。どうしよう。血の気の多い選択肢がないですねえ。また慈悲の王になってしまうのかしら。でも何が起こるか知りたい。ええーい。
→親を探してあげる
 あちこち聞き回る。でも中には「お前何処から来た?」と不審そうな目つきになる人もいる…。うーん衛士呼ばれそうな予感。
 でも何とか衛士に会う前に父親探せました。昇沢(しょうたく)と名乗る父親。子供は小宝(しょうほう)という名らしい。
 家に通されて、お茶を振舞われた。で、夕食を一緒にどうですか? と訊かれる。でも、さっきの不審そうな目つきの人が気になる陽子は、衛士の追っ手を恐れて早く去ろうとする。
 ドアにノックが。
 昇沢が対応している間に、小宝は父親の料理が上手いことなんかを話したりして、和気藹々。
 しかし。
 戻って来た昇沢は、衛士の持って来た手配書を手にしていた…。そして「悪い海客だから近づくな」と小宝を陽子から引き離す。
 うわぁ。ホントにこのゲームって、慈悲がロクなことにならないなあ(苦笑)。
 家から飛び出した陽子を、衛士が追って来る…。
 あら問答無用で戦闘突入なのね(笑)。
 さっくり勝利した後は、再び「あんな所へ帰りたいのかよー」とか言ってる蒼猿をお供に旅を続けます…。

 うお、会うのか、微真・玉葉親子。杉本つきじゃないと会わないのかと思ってたのに。
 ここで躊躇うと前回と展開が一緒になってしまうので、荒んでみることにします。
→だめだ…食べ物を奪おう
 ごめんなさい…と謝りながら強盗する陽子。心なしか微真の表情は同情気味のような…。

 そして滝の傍へ。ここからは展開一緒かしら。
 白犬・杵隗ご一同様登場。戦闘三昧だったせいか、多少レベル高いので楽に勝てました。
 生きてますね。今回の陽子は血の気が多いので、
→息の根を…
 自分が生き残りたいから。現れた塙麟にそう言い訳をするように叫んでから、杵隗に最後の一太刀。
 あなたの顔は哀しい、まるで獣のよう…と塙麟に言われてしまう。
 オウムに突き飛ばされ、塙麟に右手を突き刺されるのは同じ。結局こうなるのか。ああ。

 剣に映る幻。塙王…こんなに早くお出ましですか?
 殺せ、と塙麟に命令する。そんな王を止めようとして、麒麟故にそれが出来ない塙麟…。

 どうやら、倒れている所を拾ってくれたのは衛士たちだったらしい…。
 建物の外では、見張りらしい衛士たちが失道の噂をしている。妖魔が出るし作物は取れないし、どう見てもこの国は傾いてると。
 そんな声を聞きながら、陽子はちょっと自暴自棄気味。
 蒼猿登場。
 ここから一生出られないよー。死ぬまで閉じ込められるんだ。そう言っている。陽子の方も「そうだろうな」と溜息と一緒に納得してしまっている。
 ただ、自嘲するように陽子は言う。蒼猿は私を絶望させたいんだろう。でも、ここには剣も珠もない。終わりにしたくても、そう出来ない。
 蒼猿は、甲高い笑い声と一緒に剣を持ち出して来た。これはお前の剣だからな。そう言ってよこす。
 陽子が半信半疑ながら剣を取る。と同時に何かに気付く。
 …見張りがいなくなってる。
 こっそり外に出ると、そこに塙麟が現れた。
 自分を殺しに来たんだろうと陽子は思っていた。
 だが、塙麟は碧双珠を陽子に手渡し、返しに来たのだと言う。これは陽子にしか使えないものだから。そして、今のうちに逃げろと言う。
 陽子は塙麟を問い詰める。さっきは殺そうとしたのに。
 塙麟は、主上には逆らえないから、今のうちにどうか、と懇願する。
 今イチよく判らないながらも、陽子はその言葉に従って逃げ出す。
 しかし。細い山道を行くが、疲れ果ててしまった陽子はそのままばったり倒れてしまう…。

 そんな訳で楽俊家。今回は…。
 桃は、
→断る
 名前は、
→名乗るのは危険だ
 でも結局呼び方に困って教える羽目になるのね。はは。
 でケイキは、
→あまり情報は出さない方が…
 …と思いつつも結局喋ってるし。陽子、ひょっとして、しょげてるねずみに弱いですか?(笑)
 で手配書の話が出たところで、
→まずい、このねずみ知りすぎている…
 突き出すつもりか、と凄む陽子。そんなことしないと楽俊。
 で、地図を広げて世界の説明をしてくれる。
 …ここから先は一緒…かな。

 翌朝。出て行こうとする陽子を引き止める楽俊。
→今すぐ発つ…
 そんなに信用出来ねえのか? とうなだれるねずみにほだされて(?)、結局引き止められてしまった。うーん。
 楽俊、こんな陽子でも関弓にやっぱり送ってくれるらしい。えええー(笑)。

 さて午寮。蠱雕戦。そして。
 ……さよなら楽俊(涙)。
→…話されたらまずい…
 ……しかしシナリオさん、よくこんな選択肢作ったなあ……。
 それを見咎められて衛士に見つかるが、例によって戦闘でさっくり倒す。

 …そして森の中。
 ねずみを殺したァ! と楽しそうに笑うなよ蒼猿…。
 陽子は、もう死んでたんだ、と自分自身に言い訳をする。
 蒼猿は、それで良かったんだ、と言っている。卑屈で臆病な陽子が生き延びるためにはこれが必要だったんだ、と。
 いつ衛士に駆け込まれるか不安だったから、そうなる前に殺したんだろう?
 助けてくれたのに…。陽子の中に沸き上がる罪の意識に呼応するように、蒼猿も言う。
 楽俊を殺したことを、夜毎夢に見るだろう。そしてそのたびに苦しむことになる。
 …それが嫌なら…。
 剣を差し出された陽子は一瞬「痛みなら一瞬で終わる…」と剣を構えかけるが、その剣に日本の風景が映るのを見て思い止まり、帰りたい…と泣き崩れる…。

 そして出たよ羅城…。
 やっぱり初めての時よりレベルが上がってるのでかなり楽に倒しました。
 また後でね〜。その時は多分殺しちゃうと思うけど(済まないねえ…)。

 北梁の街。楽俊がいる時は単なる通過点だったけど、ここでシマウマ模様のトラみたいな獣に出会う。妖魔か!? と剣を構える陽子。そこに男が出て来て、それは自分の騎獣だと。騎獣が何だか判らない陽子に、黄海にいる妖獣を飼い慣らしたものだ、と説明してくれる。名前は「たま」というらしい。
 で。この方、陽子が午寮で蠱雕を切りまくっていたのをご存知らしい。
 思わず再び戦闘モードに入りかけた陽子。だが男は別に衛士に突き出そうというつもりはないと。手配の海客だとは知ってはいるが、その腕を見込んで杖身(=護衛)をやらないかと持ちかけて来た。彼にも事情があって巧の衛士に頼む訳には行かないらしい。
 …うーん。
→一緒に行く
 男は風漢と名乗った。
 (……と言う訳で、原作を知る人には「あの人」だと判っていただけるかと。ううーん。楽俊と入れ替わりで出て来るのか、この人…)

 何処へ行くんだ? って風漢が陽子に訊いてどうするんだか。不思議に思いながら、阿岸へ行くつもりだったと陽子は答える。すると風漢は、自分は何処へ行ってもいい身だから、じゃあ阿岸に行こうと歩き出してしまう。陽子、頭の中は「?」でいっぱいって感じです。
 歩きつつ。
 風漢が、雁へ行ってどうする気なのかと尋ねる。陽子は蓬莱へ帰る方法を探しに行くのだと答える。500年続いた王にも出来ないことはあるんだ、と風漢。
 他の国なら望みはあるだろうかと陽子。こっちのことに関心があるのか? と訊かれる。
→ええ、少しは…
 雁よりも長く続いているのは奏国。治世600年。雁に続くのは範(300年)、柳(120年)、恭(90年)。慶はほんの数年。
 蓬莱でも600年続いた時代はなかったはずだと陽子が感心していると、奏はともかくとして、雁の延王と延麒はあちこち遊び回っているらしいぞ、と風漢が笑う。それでも国が持っているのは、口やかましくも優秀な官のお蔭らしい。
 …なんでそんなことまで知ってるの? ひょっとして風漢って偉い人なの? と陽子は疑問を口にする。偉い人はこんな所で遊び回ってないだろうと彼は言う。
 んー。
→そうですよね
 同意しておいてあげましょう(笑←この笑いの意味は後々明らかになるでしょう)。
 で、遊び人は、何なら奏へ行ってみないかと言って来た。わはは。そんなことになったら、それはそれで凄いことになりそうですな。
→それも悪くないかも知れないけど…
 けど、一応、今は雁国に向かいます。はい。

 鳴楽に向かう途中で妖魔と戦闘。雑魚だけど。
 その戦いぶりを見ていた風漢は「いい腕だ」と楽しそうに笑ってたりします。
 でも陽子は風漢に杖身が必要とは思えないと。風漢曰く、自分は怠け者だから、信用出来る人間を傍に置いて楽がしたいのだと言う。
 陽子は「私を信頼しない方がいい」と言う。命の恩人に剣を向けたような人間だから。
 風漢の「後悔しているのか」の言葉に、陽子は言葉を詰まらせてしまう…。
 その夜。
 風漢は眠ったらしい。1人になった陽子の前に蒼猿が現れる。
 あの男を殺せ、と言う。あの男は手配の海客と知っている。しかもねずみを殺す現場を見られているだろう。朝になったら衛士にチクられるぞ、と脅して来る。
 あの時と一緒だろう? 今のうちに…と言われて、陽子の中で罪の意識が一気に噴き出して来る。
 楽俊は命の恩人だったのに。それなのに自分は…。
 1人殺すも2人殺すも一緒だ。そう言って来る蒼猿に、陽子は剣を向ける。
 俺だけが覚えてる。クラスメイトも母親も、どうせ誰ももう陽子を覚えてない。俺だけが味方だ。俺だけが裏切らない。蒼猿の言葉を陽子は否定する。
 誰に裏切られても、忘れられても、私はもう誰も裏切らない。そして楽俊のことを忘れたりしない。…忘れたくない。
 綺麗ごとを、と嘲笑う蒼猿と戦闘開始。
 …うーん。戦闘が異様に多いルートだったせいか、レベル高いんであっさり倒したです。
 蒼猿、鞘に返りました。

 朝ー。
 風漢さん、いきなり鞘が現れたことにあまり疑問を抱いてなさげ。(彼はこの剣のこと知ってるからなんだけど、)陽子としてはどう説明しようかとしどろもどろになってます。
 その上いきなり、阿岸までじゃなくて雁国まで行く(ので雇用契約もそこまで続行)、と言い出した。
 陽子、「えええ!?」って…軽いパニック状態(笑)。

 阿岸着ー。
 あの船に乗るんですか? と言ったら、ここからはたまに乗って空を行くと言う。飛べるんなら何故今まで陸路で? と陽子が問うと、それでは旅の風情ってもんがないのだそうだ(笑)。
 たまに乗って出発ー。
 …と思ったら。
 オウムが出た。「決着をつけてやる」というようなことを言っている。風漢は「知り合いか?」とか言ってます。違うと言えば「あれは使令だ」と。陰で操る者がいるはずだ。
 どうしたい? と陽子に訊いてくれる。追いかけたい、と陽子。
 オウムを追って辿り着いた海岸にいたのは…羅城。
 男がいることを見て「卑怯な」と羅城は言うが、当の本人は「ただの連れだ」と妙に落ち着き払ってる。関係ないなら引っ込んでろ、と羅城に言われて、大人しく見物に回る風漢。ただし陽子に、使令を操っているのは羅城ではないから気をつけろ、と忠言して行く。
 戦闘ー。うーんレベル上げしてないけどレベル高いんで、すみませんねえ羅城さん。
 で。
 ごめんよごめんよ。
→羅城を許さない
 その前に答えろ。お前を差し向けているのは誰だ。
 景王舒栄様だ、と羅城の答え。舒栄に言わせると、陽子は慶の宝重を持って偽王たらんとしている悪しき海客。巧からの使者がそう言っていた。
 その言葉に陽子が引っかかっていると、突然オウムがやって来る。羅城はオウムに向かって「塙王様!」オウムは「余計なことを言うな!」と叫びながら羅城にとどめを刺してしまった…(陽子が殺すんじゃなかったのか…)。
 風漢、オウムに向けて話している。何処の誰だか知らないが、こんなことは天道に反している。それに、このまま青海を越えると覿面の罪(=王が他国に侵入すること)になる。
 オウムも「お前は何者だ」と少し動揺しているが、風漢はただの風来坊だとしか言わず、更にオウムを説得しようとする。自分を支えてくれた麒麟をこんなことで失道させる気なのかと。
 オウムはそれには答えずに去って行く。
 さすがの陽子も、この男只者じゃないらしいと気付いたようだ。でも風漢は「一介の風来坊」それ以上のことは言おうとしない。

 再び空の旅に戻る。
 向こうでもこちらに来てからも、陽子は妖魔に狙われ続けていたことを話す。妖魔は普通、特定の人間を狙ったりはしないものなので、やっぱり背後に誰かがいるのだ。
 陽子は襲われる覚えはない。でも多分、『敵』には陽子がいては都合が悪い理由があるのだろう。
 こちらに知り合いもいないのに、どうやったら恨まれるのか陽子には判らない。
 奴は何を考えているんだろう、と風漢は呟いている…。

 烏号着〜。
 風漢の案内で役所へ。海客として登録を済ませる。旌券ゲット。
 その時、隣にいた受付の人から、壁落人のことを聞かされる。
 役所を出る。風漢と再会。巧との違いにしみじみしている陽子に、天は王の器量にあっただけ国を任せるのだと風漢。
 王朝が500年続いているのは聞いたが、1人の王様が500年治めているとは思っていなかった陽子はびっくりする。こちらの人はそんなに長寿なのか? との質問に、風漢は王が麒麟に選ばれた瞬間から不老不死になると教える。
 王がいない国は荒れる。だから王がずっと玉座にいる国はそれだけ豊かになるのだ。
 これからどうするのだと風漢に訊かれ、壁落人のことを陽子は話した。会ってみたいのだと。

 そして芳陵へ。壁落人と会う。
 風漢は外で待ってるそうです。
 壁と話して初めて陽子は、言葉に不自由しなかったことの不思議に気付く。
 タイホというキーワードで、壁がケイキ=景麒であることに思い当たり、「私には手に負えないから延王に会ってみるべきだ」と薦めてくれます。
 陽子が景王であると確信するまでは行かないですね。膝を折ったことまでは話さないから。
 陽子は壁に「帰りたいと思うことはないのか」と尋ねる。彼は笑って答える。「あそこは私が革命に失敗して逃げて来た国ですから」(原作にあってアニメになかったこのセリフ、ゲーム版のこんなルートで登場させるとは)。
 それでとりあえずお暇を。
 風漢に、ケイキとはどうやら景麒であったらしいこと、延王に会ってみるよう勧められたことを話すと、じゃ自分が文を出そうと請け合ってくれる。
 そんな偉い人に会うのは気が引けると陽子が言えば「じゃ延台輔にするか」ってそういう問題では(笑)。
 どちらにしても偉い人なのに…と陽子が躊躇っていると、
「景王が会いたいと言っているのに断らないだろう」といきなり風漢が言い出した。
 何のことか判らずきょとんとしている陽子に、景麒と契約を交わしただろう? と。陽子は、景麒との「出会い」を説明する。「御前を離れず」とか言われて頭を下げられたこと。主と言われたこと。
 麒麟が頭を下げられる相手は王だけだと風漢。ただの女子高校生なのにと陽子。
 王は王になるまではただの人だ。女子高校生だろうが貧乏領主の小倅だろうが、麒麟が王気を感じればそれが王なのだ。
 じゃ文を出すか、と妙に楽しそうな風漢は、とっとと歩いて行ってしまう。自分が王だなんてさっぱり信じていない陽子が、そこにぽつねんと残されていた…。

 容昌着〜。里木を眺めてると、延台輔に手紙を出したと言いながら風漢がやって来た。
 陽子は、風漢が最初から陽子を王だと思っていたから親切にしたのかと尋ねる。
 風漢は最初は半信半疑だったらしい。陽子の使っている剣が水禺刀であると確信したのは鞘が戻って来た時。
 王になったら日本には帰れないの? と陽子。風漢は明言を避けた。ただ、玄英宮に行くまでによく考えてみろとだけ。
 そして、里木について説明をしてくれる。

 宿で延台輔を待つ間、妖魔の襲撃に遭い、さっくり撃退。
 陽子が、自分が王だなんて…とその重責に悩んでると、王なんて気楽に構えてればいいんだと風漢はへらへらしとります(笑)。人事だと思って…と陽子がまた悩み始めてると、そこへガキ…じゃなかった延台輔のご登場。
 延台輔はあっさり自己紹介する。そして延台輔の方は何だか風漢と知り合いらしい。風漢のことを尚隆と呼び捨てにするのを聞いて「延台輔とお知り合いなんですか!?」風漢は「古い付き合い」とだけ説明する。延台輔は「…本当に何も説明してないんだな…」と呆れ返ってます。

 延台輔のお宿へ。
 水禺刀と慶国についての現状を2人から説明される陽子。
 あとは王宮で話そう、となった時、尚隆は「また小言を言われる」とうんざりしている。陽子が小言って? と不思議に思ってると、尚隆は自分は玄英宮に住んでいるのだと話した。「だから延台輔とも親しいのかー」と納得しかけてるのを見て、しびれを切らした延台輔、陽子に真実を教えてくれる。目の前にいる尚隆(=風漢)こそ、雁国の主である延王その人であることを。
 バラす楽しみを奪われたと文句を言いつつ声を殺して笑ってる延王、目を白黒させている陽子に同情している延台輔…。
 まあとにかく王宮へ、と言われて、陽子は宿に荷物を取りに行くことに。
 道すがら考えている。延王はきっと、自分を王にさせるためにここまでついて来てくれたのだろう。日本へ帰りたいと思ってはいても、周りはどんどん陽子を玉座の方へ押しやろうとしている。
 選んだのが景麒だとは言うが、ここに本人がいない以上、自分が本当に選ばれたのかなんてまだ確信が持てない。景麒に会って色々と確かめるのが目的だったはずの旅が、風漢に会ってから、その目的地がいつの間にか玉座になっている。それが不安だと感じる陽子…。

 玄英宮での会話は今までのとほぼ同じですね。
 杉本がいないとどうなるのか気になるので行ってみよう。
→関弓へ行く
 宿で猫半獣さんと会うだけですね。
 商店には微真・玉葉親子いたけど、対応が冷たくなるだけで売買は普通に出来るし。あそこの選択肢の影響ってこれだけなのかしら…。
 じゃ、王様になることにしましょう。玄英宮に戻って。
→王になる

 露台に慰めに来てくれる人まで延王になってるよ…。
 陽子が、向こうに残して来た人との関係がまだ心残りだと話し、延王は帰りたいと思うことはないのかと尋ねた。延王は、海客がみんなそういう人間ばかりではないだろうと陽子に言った。あちらの世界で全てを失ってしまってこちらに来た人もいる。
 そんな話の後で。
 …延王自ら話してくれました。自分が延麒に選ばれるまでの物語を。

 じゃ舒栄と対決して来ますか。
→出撃する
 杉本も羅城もいない道中では前回と同じ、蠱雕戦の後に塙王が登場。
 それから今回は…麦州候に会ってみることにしまーす。
→このまま進む
→援軍を頼んでみたい
 延王は維竜に先に向かうことになり、龍旗(王師の印なので、敵ではないという証明に)と数名の兵士を供に陽子は麦州の州城へ。
 応対に出て来た男に州候・浩瀚への取次ぎを頼むが、もちろん不審者扱いされる。景王だと名乗ったって、それを信じろってのはそりゃ無理な話だ。
 背後から浩瀚本人が出て来た。陽子が持っている剣が水禺刀なので、一応は州城に入れてくれることに。取次ぎに出た桓タイ(かんたい…漢字出ないんですよねえ…)は、その剣も盗まれたものではないのかとまだ疑ってますが。
 陽子はかいつまんで、雁に助力を依頼するに至った経緯を話す。浩瀚は陽子を全面的に信じてくれたようです。桓タイに命じて州師の一部を出撃させる。そして桓タイ自身も一緒について行くようにと言ってくれた。それはそれは…。
 ここでも物が買えるのはちょっと嬉しいかも知れませんな。

 いよいよ維竜に。
 桓タイは先ほどの無礼を詫び、自分が麦州の州師将軍と自己紹介する。
 桓タイは、浩瀚は聡い方だと言う。他の州候は、舒栄が偽王と噂があるのも知っていながらその下に就いたのだと。金波宮の中でも、一部の者が裏から手を回して舒栄を王宮に入れようとする者がいる。民が新王を熱望することに便乗して、自分の都合のいいように政治を動かそうとしている人間がいる。浩瀚はその全てに屈しず未だに抵抗を続けている。
 それでも舒栄に従う人々がいるのは、それだけみんな王を待ち望んでいるからなのだ。
 延王と無事再会。陽子は景麒奪還を最優先に、桓タイと共に州城に潜入する。
 自分たちが引き止めているから中へ、と言われて陽子は奥へ。その間に…桓タイ、いつの間にか熊になってる(彼は半獣なので)。偽王軍たちは次々に呆気なくなぎ倒されて行く。

 陽子が奥に進むと、そこにこの城の主である(せい)州候・温精(おんせい)が現れた。
 そして彼の言葉は敬語。おまけに、陽子を主上と呼んでる!?
 彼は知っていたのだ、新王が誰なのか。それなのに舒栄に州城を明け渡している…。
 彼は言う。胎果だから陽子には判らないのだと。国が荒れるとはどういうことなのか、王の必要性、そういったものが。
 王が必要なのだ。たとえ国が平穏にならなくとも、民の心の安寧のためには誰かがいなければならなかった。だから偽者と知っていても彼女が必要だったのだ。州候はそう切々と訴える。
 だからこそ、と彼は言う。陽子こそが真の王と知っていても、明け渡した主の責任として、最後まで陽子を食い止めなければならないのだと。
 …戦闘…。でもすみません、レベル上げて来ちゃったのであっさり勝ちました。ごめんよごめんよ。

 景麒とやっと再会。
 改めて契約を交わす景麒と陽子を見て、舒栄は自分が王ではなかったのだと愕然とする。
 だが彼女は笑っていた。それでも、自分の姉を殺した天と麒麟に対する復讐は出来た、と。彼女は元々、慶国を徒にかき回すことがその目的だったようだ。
 それを聞いていた温精は怒りに震えていた。民のためと思い彼女を迎え入れたのに、その本音がそんなことだったなんて。
 怒った温精は舒栄を斬った。一時とはいえこんな女に国を任せようとしていたなんて、と叫びながら。
 (…このルートだとラスボスが舒栄じゃないんですね…)

 さて慶史赤書は。
 あれー。原作通り。可もなく不可もなく、という判定なのかしら。
 王気三角形は、冷徹だけ突出かと思いきや、勇気も結構伸びてる。うわぁ。色々と冷徹な選択するたびに勇気も伸びてるのか? それちょっと…どうなんでしょう(笑)。勇気ある選択というよりは、単に荒んでみたつもりだったんですけどねえ…。
 お次は、杉本つきで同ルート行ってみましょう。

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