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東京魔人学園 剣風帖(PS) プレイメモ(1)

第一話 転校生

 あ、転校生って俺ですか。デフォルトのまま緋勇龍麻。また読みづらい名前っすね。
 あ、あだ名…いいや、デフォルトのままで。
 出身地ぃ? あ、そのままでいいです。はい。
 血液型と誕生日…(何だかアンジェやってる気分になって来た)…自分と同じにしとこう。
 クラス委員。美里葵さん。はい。どうも。よろしく。
 うわ。これが噂の感情入力ウインドウ。って、あ。まま間違えた。触っちゃった…「怒」を。す、すまん。意志とは違うんだ。あわあわ。
 で、出た。桜井小蒔さん。弓道部の部長。え、えーと。
 悩(反応に困ってみた)。
 面白がられてしまった…。
 あ、何だよ。こんなにやたらに出るんだ、このウインドウ。いや別に葵ちゃんを口説こうとしているわけでは…あ゛ー(←まだよく判っていないらしい)。
 うわーん次々何か来るー(そんな失礼な)。蓬莱寺京一さん。はあ。お名前だけはかねがね(どんなだよ)。ヤローとは友情を育んでおくのが筋でしょうか?
 葵さんを崇拝している人も多いからあまり目立つことはするなと言われた。そうっすか。
 葵ちゃんに謝られた。やっぱり悩んでみる。どうしていいかわからんぜ。
 おい、役名「ガラの悪い男子生徒」ってそのまんまや。
 あれ? 京一が来たらいなくなった?
 いや別に葵さんはだから俺は何も…何故くっつけたがるんだね君たち。
 あ、案内して下さいますか。はい。ぜひ。じゃ上から。
 図書室に秘密? 聞きたいかって? あのー。こういう質問にも感情入力ウインドウで答えるの? このゲーム。何か変。まあいいや。友ボタンは肯定でもある…んだね。はい。
 見えるって何が? 行こうって言われても…放置無視を選択(というか何もしないでいた)してもムリヤリ引っ張られてく。うわー。
 え。女の子とぶつかった。何? あ。京一逃げた。え? 何? 何が起きているの??
 遠野杏子さん。はあ。眼鏡っ子。新聞部。「同」してみました。はあ。新聞もらいました。
 あ。京一戻って来た。じゃ2F。生物室の変わった話。何でも聞いておこう。そういう話好きなのかって、どういう話なのかも俺は知らないって。あ、オカルトなのね。ふーん。
 夜遅く荷物を取りに来た女子生徒が生物室の前で気絶していた。動物の長い毛がついてたらしい。ふーん。
 何か出たー。ビン底眼鏡…。ミサちゃんって…霊研? オカルト好きな子ってこの子のことか。は、反応出来ませんでした(汗)。
 1F。別にマリア先生狙ってなんか(苦笑)。どう入力していいか困るなこれ。Yes/No型の質問でもこれで答えるんすねこのゲーム。メッセージのページ送りがR1になっているのはそのせいか…。
 杏子さん再登場。あらぬ疑いをかけられてお怒り。京一にビンタかまして出て行きました。学園コメディだねえ。
 あ、教室帰って来たらガラ悪いのが絡んで来た。今度は先生に邪魔されたけど。むむ。転校初日で喧嘩するのか、俺。
 放課後。杏子さんが来た。一緒に帰ろうって? まあ、いいけど…。
 あ、ガラ悪い生徒。佐久間っつーのね。あーあ。呼び出し食らいました。やっぱり、京一がいると近づいて来ないの? 京一くんは強いのでしょうか?

 あ。シミュレーション部来たか。うわこれ慣れるまで大変。行動力とか体感出来るようになるまで苦労しそうだ…。方向移動が斜めなフィールド嫌いー!!(悪夢)
 うにゅ。勝ったみたい。
 また何か出た。醍醐雄矢。ふむ。佐久間ってレスリング部なのね。で、その部長さん。葵ちゃんも出て来たっすね。葵ちゃんが知らせてくれたんですか。
 うー。何が何だかまだわからにゃい…。
 予定入力…ですか。えーと。勉強でもしておく? 一応。最初だし。って、主人公は出来ないの? うーん…味方キャラ全員を管理せにゃならんのか。大変だなこりゃ。部活でもしておこうか。

第ニ話 怪異

 うわ。このねちねちした擬音は何。旧校舎で何かあったらしいね。
 京一が一緒に帰ろうって。うん。いいけど。
 あ。杏子さん来た。昨日のこと、まあ、話しておく? 取材させろってか? いや、まあ、別にいいっすけど。うわそんな。別に京一の誘いを断ったつもりでわ…(答え方をどう取られるか把握出来てない…おたおた)。
 あ、行っちゃうの? そう…。
 醍醐さん登場。どうも俺の技に興味持ったらしい。いや、覚えたって出たから何となく使ってみただけなんっすけどね。一緒に来て欲しいらしいので同意してみた。
 佐久間があの後歌舞伎町で荒れて、苦情が来てレスリング部が休部だそうだ。そりゃ災難でしたね。
 って。あの…えええ!? たたた戦うんっすか!? そそんなあ…。
 ふええ。わ、判って来ましたぁ。だんだんー。でも、何で戦わなければならんのだ。
 あう。勝ちました。勝たせていただきました。あうう。すいません。でもいい気分だそうです。俺、何者でしょうか?

 翌日。あ。オープニングで旧校舎に誰か向かってました。…ひょっとして行方不明になっちゃったの? 旧校舎って立ち入り禁止なのか…。
 マリア先生に呼ばれました。まあ、そりゃ、行きます。担任だし。
 …は? 葵のことを頼まれた…らしい。はあ? 転校生の俺に何でそんなこと。いやまあ、先生に頼まれたことなら嫌とは言いませんけど…。
 京一に会いました。一緒に帰ろうとな。うん、いいけど。
 (ちなみに全部「同意」で答えてます、この辺。)
 醍醐も来たね。ういーす。
 あ? 小蒔ちゃんも来た。みんなで行くの? ラーメン屋。
 小蒔ちゃんに弱み握られてるですね? おごらされるハメになっている京一。ははは。
 ラーメン屋行きつつ。旧校舎に幽霊が出る話。ほお。赤い光? 人影? ふーん。
 ラーメン屋。チャーシューメンでも食っとく?
 新聞部の杏子は幽霊の取材するとかで旧校舎に行きたがっているらしい。おいおい。記者根性だねえ。
 ってその杏子ちゃん来たよ。ええー? 葵と一緒に旧校舎行ったの? なんでまた! そしたら赤い光に追いかけられて…はぐれちゃったの? ありゃりゃ。そりゃ探しに行くべきでしょうね。
 抜け穴から潜入。
 オカルト好きの裏密ミサちゃん情報によると、ここは元は陸軍の訓練学校で、地下に謎の洞窟があるらしい…。
 んなこたーいいですね、はいはい。探そうね。
 いました。葵ちゃん…光ってます…。あ。消えた。
 そりゃ助け起こさないと、ねえ。
 あら。何か来たらしいよ。ねちねち。戦うですか。はーい。今回は人数多いなあ。
 って蝙蝠かー。
 途中から葵も参戦。早速、蝙蝠で混乱させられた小蒔ちゃんの回復班だ。よろしく。
 うむ。判って来た…ような。でもテンポ悪いなあこの戦闘。初心者用説明をOFFにしてみると変わるかしら。むー。
 蝙蝠やっつけました。
 戦闘後。わ。また葵ちゃん光った。体、熱いっすか?
 って何? みんな光ってるー? 何やら「目醒めよ…」なる声(?)が…。
 何でしょう。何が始まるんすか。

第三話 妖刀

 今度は中央公園に刃物男出没ですかー。
 さて。学校。京一は花見の季節だ酒だと言っております。醍醐氏はカタいねー。いかん! と言っておられます。
 どう思うかって? うーん(悩)。悩むようなことか! と怒鳴られた。ははは。
 小蒔に葵に杏子も来たよ。みんなで、俺の歓迎会兼ねて花見することになっちゃった。ま、マリア先生も呼ぶの!? 引率つきの花見(笑)。でも呼ぶことになっちゃったよ…はあ。
 うわ。佐久間。また戦えって? …もう…。いいか。やってやろうじゃん。経験値稼ぎに(おい)。
 って、受けて立たせてはくれないのか。なーんだ。
 裏密ミサちゃんもどうかって? いいんじゃない? 何か知ってそうだし。色々と。
 あ、やっぱり。中央公園は方角が悪いって言ってる。剣がどうとか言ってます。
 剣で何かを思い出した杏子。何? 国宝の刀が盗まれてたって? ガラスケースも施錠されたまま、忽然と刀だけが消えていたという盗難事件。
 持ち主の精を吸うという怪かしの刀。代々、徳川家を祟る妖刀。日光に封印されたっきり、何処にあるのか判らなかったその刀。
 盗まれて消えた刀が出土したのがその日光。無銘の刀ではあれど、伝説と照らし合わせると、ひょっとしてその妖刀である可能性が…。ちなみに、刀の名前は村正。
 ミサの占いに出ていた剣はその刀のことなのかどうかは…わからんけどな。
 マリア先生も誘いました。では、6時に中央公園で。いったん解散。
 ん? 葵ちゃんを待ち合わせに誘うかって? そんな選択肢が出るからには何かあるんだろうな。誘ってみるか。
 ちょっと早く来た2人。話を聞いて欲しいという葵ちゃん。自分が自分じゃなくなって行くような感じがして怖い…らしい。そうなの? うーん。どう答えることを期待されているのかよくわからん。「友」にしておく?
 みんな集まっていざ宴会(ジュースだけど)。
 そんな時に悲鳴? そりゃ、様子を見に行かなくてはねえ。
 うわ。血の匂いって…。で、出たー。サラリーマンらしい男が血まみれの刀持ってます。あああ戦うですか。はい。
 …あ。俺死んだ。勝てないし(笑)。うわ。まだ前半だよね。全部で何話あるのだか知らないんですけど。むー? これは悪い方にゲームバランス誤解しているな? 戦闘直前にセーブしなきゃ良かったかな…。

 むぅ…(ロードしてマップ睨み中)。
 おっけ。えーと。弓使いの小蒔ちゃんの技に敵を混乱させるのがあるから、あいつに(刀持った男)かけてもらおう。あいつが戦力からいなくなるだけでもだいぶ楽だ。
 にゅ〜〜(戦闘中)。
 よしゃ。行けた。醍醐さんすいません。戦闘不能にしてしまった…ははは。うーん。寄り道とやらでレベルUpを計らねばならんだろうか…。
 私は本来苦手なんだよなこういうの…。このゲームバランス私にはキツいかもしれん…ぬぬぅ。
 あと、どうもテンポ悪い。先行入力ではなくリアルタイム進行だし、味方の行動順序が完全フリーだし、吹き飛ばしとかで変わる位置を計算しつつ連携させたりしたらすごく面白くなりそうなんだけど…。まだ判らない。つかめてない。うー。1回目はとりあえず最後まで辿り着ければよしとしようか…。

第四話 鴉

 何やら黒い人。人間は力を持つ者によって淘汰されるべきだと…怪しいねえ。怪しいねえお兄さん。
 さて学校。マリア先生が呼んでるって? はい。行きます。担任だし。
 は、年上の女性ですか? はあ、まあ、嫌いではないですが…。
 そ、それだけですか?(きょとん)
 …何だったんだろう…。
 教室に戻ったら京一がラーメン食いに行こうって。こいつ、ホントにラーメン食ってぱっかだ、噂に違わず…。
 葵ちゃんと小蒔ちゃんは何を遠慮しているの? 俺のせい?? はあ?? 何したっつーのよ俺
 醍醐さんも来たですね。みんなで行くことになった。はいはい。
 杏子ちゃんも来た。頼み事? まあ、聞くだけ聞きましょう。
 ロクなことにならんからやめとけと気乗りしていない京一。しかし、杏子がラーメン奢ると言ったら態度が急変した。判り易い人だこと…。
 校門ではマリア先生にあまり危険なことに首を突っ込まないでと釘を刺されました。読まれてたかしら。どきどき。
 さてラーメン屋。例の不良の佐久間くんが渋谷の高校生と一悶着して入院したんだと。部長も大変だねえ醍醐さん。
 ところで、杏子の頼み事。ある新聞記事を見せた。眼球抉られ猟奇殺人(うええ…)。被害者は9人目。うわあ。共通項は周りに鴉の羽が散らばっていること。
 そういうのを解決するのは高校生の仕事じゃないでしょう。
 とりあえず話を聞く。過去の鴉の事件や鴉の習性。眼球抉るという辺りは鴉の捕食行動そのものに見えるけど、鴉自身が人を餌と認識するのは変だ。鴉の手口を真似た人間の犯行か?
 京一の鋭い一言。「鴉使い」がいるんじゃないか。自分たちと同じく、何らかの力を持った人間。とすれば、話は変わって来る。
 行こうか。葵連れてくかって? そりゃ、回復系いないとつらいから当然連れてくでしょう(打算的緋勇くん)。
 ちなみに、杏子はミサにも意見を聞いてみたそうです。未(ひつじ)の方角に獣と禽(とり)の暗示。未(南西)は渋谷の方角。禽は鴉でしょうね。獣は何だろう…。
 向かいましょう。
 駅前で、栗色の髪の女の子にぶつかる。名前教えてくれって? いいですけど…。以前会ったことあるって? いや俺はまだこの世界に慣れてないのでサッパリです。すいません。
 なぬっ女性の悲鳴とな。そりゃ行かねば。
 雨紋雷人というあんちゃんが出て来たよ? 襲われているレディを助けますか。はいはい。一緒にひとつ。
 うわ狭い(苦笑)。身動き取れないっす。でもまあ、たかが鴉ですからね。あっさりと。
 雨紋くんは雷の人なのですね。それが判って名前を見ると、何とまあベタな名前ですこと。
 スーツの女性、雨紋に助けられるのは2度目だそうだ。名刺貰いました。ルポライターの天野絵莉さん。
 雨紋、佐久間とモメたっていう相手の学校の生徒らしい。へえ。
 代々木公園行くって言ったら、あそこ今鴉だらけだからやめとけ、と忠告された。
 協力しない? してくれないの?
 何? いきなり声が。耳鳴りがー。姿は見えないが声はする。
 神から鴉の主たる力を授かったとか言ってる。代々木公園で待っているそうです。
 天野さんの話を聞きますか。はい。
 鴉は本来は神の使いとして珍重されていたのに、今は何故嫌われ者なのだろう。色々な理由でその使いの座を追われている。堕天使…。
 うーむ。まあ、行きますか、公園。
 人の気配はない。雨紋によると、何人か入ったっきり出て来てないらしいよ。うわあ。
 工事途中の塔があります。どうもそこにいるみたいですね。
 謎の鴉使いの唐栖(まんまじゃないか…)。2ケ月前に雨紋の学校・神代高校に転校して来たそうだ。席も近いので、話すようになはなったのに、1ケ月前に彼は急変する。自分は選ばれた人間だと。《力》を持つ雨紋も自分の側について欲しがっていたらしい…。
 塔の上に行きますか。
 唐栖。人間にこの地に生きる資格はないと言い切っている。この街は、粛清が必要なのだと。何故か葵の名前知っている。鴉に聞いたの? 鴉世界(?)では有名人なのかしら、葵ちゃん。

 戦闘開始。
 ぐは惨敗(苦笑)。いや、勝ったんだけど、でも葵・小蒔・雨紋戦闘不能。女性陣の打たれ弱さは何とかならんもんかね…うみゅ〜〜〜〜。
 寄り道しなきゃダメかしら。くう。今はとりあえず先に進もう。

第五話 夢妖

 ちょっと寄り道してみたぞ。戦闘不能になってもフロア毎にちゃんと復活するのがありがたい。レベル上げておいてと。

 葵、毎晩同じ夢を見ているらしい。砂漠? ボクが見守ってあげる…とか言ってる男。うーん。その横で亜里沙という女性が、イジメの復讐をしきりにその少年に勧めていますね。むー?

 さて、授業終了。京一は犬神先生が嫌いらしいですね。俺に同意求められてもなあ。犬神先生のことまだよく知らんのに。
 まあ居眠りしてたあんたが悪いわな、今は。午後は眠いと相場が決まっているらしい京一。夢も見ずに眠りたいってか。うん、まあね。
 葵、具合悪そう…大丈夫?
 小蒔ちゃん最近変な夢見るそうだ。杏子は即席の夢占いをしてくれる。
 何処かへ出かける、漠然とした人生の予告。分かれ道、進む先の迷い。乗り物がたくさんあって迷う…どう進もうか迷っている証。レールの上を安全に進む列車か、機動力と自由と危険の象徴であるバイクか、解放されたいという願いの飛行機か。でも結局自分の足で歩くことを決めたのは、自身で道を切り開きたいという小蒔の意志。
 そういえばこいつら3年生だしね。進路で迷っているのかも。俺? いや…うーん。進学でもしておく?
 杏子、また何やら怪しい事件を持ち込んで来たな? 今度は謎の自殺や安楽死。共通項は、夢。変な夢を見るようになったと話したっきり安楽死してしまう人や、夢で気が狂って自殺した人。しかも、墨田区のみというスポット現象だ。
 被害者は同世代の子が多いらしいよ。
 うわ。葵倒れた。抱き止めるかって? そうしておこうか…一応。
 葵も、墨田区のおじいちゃんの家に行って以来、変な夢を見るようになったらしい…何ーっ。じゃこのまま目覚めないのか葵ちゃん。
 ミサの所で何か判るかもって? うん、何かそんな気がする。あの子の領域のような。霊研行きましょう。
 ミサ、水晶球使って葵の意識に入ってみてくれました。十字架に縛られている…ような。あ、水晶球割れた。バレちゃったの? 意識を支配している何者かに…。
 ミサからのアドヴァイス。桜ケ丘病院の院長に見せてみろとな。京一がヤケに怯えています。何故だろう…。こいつがここまでビビるのは確かに珍しい。
 まあとにかく、来たよ桜ケ丘病院。
 最初は誰もいなかったけど、やがて出て来ました。きゃんきゃん賑やかそうな看護婦さん。高見沢舞子さんだそうで。
 そしてその後から来ました院長さん。岩山たか子さん。か…、貫禄のあるお方で…(汗)。
 やって来た少年たち(男限定)に質問攻めの院長。な、名前ですか、一応教えて…おきますか。京一は昔、師匠と一緒に可愛がられた経験があるようですが…怯えてる怯えてる。何があったっつんだろうなあ…。
 霊魂治療とやら、やってくれるそうです。
 治療は無事に済んだけど、葵の意識は戻らず。誰かが捕まえているようです。気の来る場所は墨田区・白髭公園。地理に明るくない一同が困っていると、ナース舞子が案内役を買って出てくれました。ありがたいことです。
 渋谷で会った子、また会った。比良坂紗夜さんだそうです。…何者でしょう?
 公園に着いた途端に、やたらと周りに挨拶するナース舞子。誰に挨拶…ええええっ幽霊さんっ!? あなた見えるんですか…。時々来て、楽しい話をして行くそうだ。みんなお友達だそうです…。あなたもまた特殊なお力の持ち主で…。
 醍醐さんは幽霊ダメみたいですね。ははは。
 舞子さんは案内役だからここまでと言う京一。いや、でも、俺は来て欲しいけどな。何かやってくれそうじゃない、舞子さん。来てくれることになったようです。
 あ。亜里紗だ。藤咲亜里紗。待っていてくれたようです。いや待ってくれなくてもさ…。まあいいけどね。麗司? そいつが黒幕?
 ついて来いとさ。はい行きましょう。
 舞子曰く。みんながあの人を助けてやってくれと言っているそうだ。亜里紗を? 助けるってどういうことだろう。亜里紗の後ろに男の子がいる…?(幽霊さんね…)
 ついて来てみたら、麗司の国に連れて行くと言われて、部屋に閉じ込められちゃいました。うわ。何やらガスがー! 眠らされちゃった…。
 目覚めたら、そこは砂漠。え? ここが「国」ですか? 出ました。嵯峨野麗司。オープニングでボクが見守るとか言ってた男だね。誤解を解きたいとか言っている。葵を苦しめたいわけではないと。
 いじめられて公園で倒れていた時に、たまたま通りかがった葵が彼に声をかけてくれたようですね。その日以来、歪んだ恋心(?)を持ってしまったらしく。ここで葵と一緒に暮らすと言い張る。むー。戦うことになるか。

 ナース舞子やっぱり回復系かっ! しかも葵より頼りになりそうなんですけど(笑)。生命力高いし。あーでも防御系弱いか…すぐ倒れてしまいそうだ。
 ああやっぱり。舞子とまた小蒔倒れたよー。ぐず。悪いねえ、使い方下手で…。
 またもやギリギリの勝利。むぅ…マジ苦手かもこの戦闘。慣れてないだけかな。

 目覚めた一同の前で亜里紗から、麗司が夢の世界に閉じこもってしまったと告げられる。弟と同じように…弟?
 弟、イジメが原因で自殺したらしいですね。舞子が言ってた、助けてあげてと言っている男の子って彼のことか。
 イジメで家族を失った彼女は、弟をいじめたヤツを半殺しにして回ったらしいよ。で、麗司に出会って。いじめられて自分を殺すよりは、その力を復讐に向けるべきだと彼を説得した。そして、夢を支配する力を得た麗司はそれを復讐に使うことになった。
 舞子、霊媒も出来るですか。弟を呼び出しました。弟・弘司の必死の呼びかけに彼女も心を動かしたようで。
 ふう。一見落着か。

 結構、戦闘、ツライ。地下1〜5Fの鴉くんたちで少し経験値稼ぎをさせてもらってから次に行こうかな…。

第六話 友

 寄り道してちょっとレベルUpしてから続行。

 空手部が大きな大会を控えているようだ。真神学園は優勝候補みたいですね。ライバルは鎧扇寺学院? またすげー大仰な名前だ。しかしどうでもいいがこのゲームのフォントすんごく読み辛くてその点だけはかなりイヤ。
 醍醐・京一・俺が中央公園に差しかかった時に、悲鳴。もう…今度は何? え? ウチの空手部員。えええっ。腕が石になってるって!? ななな何じゃそりゃ。それは確かに、普通の病院の領域ではないな。というわけで嫌がる京一はほっといて桜ケ丘病院へ搬送。
 何やら怪しい男の言葉が…。醍醐の知り合いなのか? 善人ぶっていると…昔を思い出させてやるとか言ってる。醍醐、元・不良?

 で、翌日。これもパターンだね。杏子が大事件ーっと駆け込んで来た。昨日のことを話せって言われた。昨日って、あれだよね。うん、いいけど。
 で、杏子の方の情報は。一晩で、襲われたのは4人。いずれもウチの高校の空手部員。大会が近いのに、これでは出場は絶望的…。ちなみに、4人のうち3人は警官に発見されて桜ケ丘病院に収容されている。残る1人は? はいはい、白状しましょ。俺たちでーす。
 杏子が犯行現場の写真なんてものを持っている。おいおい。彼女、電脳研究会の人たちに画像解析をお願いしたらしい。現場にあった小さなボタン…拡大処理してみたら、それは鎧扇寺の校章の入ったボタンだ。制服の…かな。
 ついでに、佐久間退院。どうも醍醐のことを恨んでいるらしい。何か話に絡んで来るのかな。
 ミサいたよ。聞いてみよう。彼女の領域でしょう、人間の石化現象なんて。
 邪眼(イビルアイ)ね。睨んだだけで対象を石にする。メデューサとかね。うん。それは知ってる。
 ついて来たいの? いいんじゃないすか? 何かやらかしてくれそうじゃない? OKしたら、装備すると石化を無効にするというお面(?)をくれたぞ。おお。ナイスだミサちゃん。葵につけといてもらおう。回復班が石化されると困るし。
 んじゃ鎧扇寺行ってみようか。大会直前にウチの空手部員ばかり狙うっていうのが、ライバル校潰し策と思えなくもない。でも石化させるなんて、そんなことするかなあ…。

 校門の所にいる生徒に、空手部の活動場所を尋ねよう。醍醐・京一が行きかけたが、小蒔ちゃんは、女の子が聞きに行った方が角が立たないんじゃないかと言い出した。いやぁ…。女の子に行かせるのはどうかと思うけど…。という俺の選択で醍醐・京一ペアが行く。
 あう。失敗だったか? 思いっ切り角立てて(苦笑)戻って来ちゃった。うーん。真神の生徒だっつーだけで過敏反応したのかなあ。
 でもとにかく活動場所は判ったようなので、向かう。
 空手部員さん、いましたね。紫暮(しぐれ) 兵庫ってまたこんなフォントでコマコマした字を使うのはやめてー読みづらいったらないわよもう。合ってるかしらこの字。
 事件の概要を話す。その状況ではこっちが疑われても仕方ないなと冷静に聞いて下さる。しかしまあ、無実の証明を拳で、とか言い出す辺りは…ゲームの都合?(苦笑)
 まあいいや。戦闘。さっき校門で角立てちゃったのは空手部員だったんだね。加勢します! とわらわら出て来た。まあ、大丈夫。雨紋・ミサ・舞子も援軍として呼べるらしいので選択。
 ミサ、強いぃー!! 基本は相手を異常状態にする黒魔術系の子だけど、唯一攻撃魔法を持っている。それが強い。遠隔術だしザコぐらいなら一撃だし…うひゃひゃ。この子好きかも。使える限り使いまくろう。普段は異常状態系でちみちみと敵さんをしびれさせたりして回るのが陰険でいいかも…。
 あっさり勝利よ。ミサちゃん初陣で3人ぐらい葬ってたりしてな。
 しかしまあ、男は拳で心を開くかね。
 鎧扇寺の生徒は何もしていない、という話から、真神と鎧扇寺を同士討ちさせる第三者の存在を疑い出した。でも、そうなら、空手部に関係ない俺たちが巻き込まれてしまったのは何故だろう。明らかに《力》が絡んでいると思えるのに。
 今までの怪事件の話もしてみたよ。それで何かを確信したらしい紫暮さん。うわ彼も青い光の持ち主だあ! 2人になったぁ!? 戻った。自由にドッペルゲンガーを出せるんだそうだ。
 仲間になってくれたようです。
 そして、この所周辺をウロついているという、スキンヘッドの派手な衣装の怪しい男のことを教えてくれた。左の二の腕に刺青があったと聞いて、醍醐、何やら心当たりがありそうな様子だ。まだ話そうとはしてくれないな。
 桜ケ丘寄るかって? うん、寄ろう寄ろう。
 あ、また紗夜ちゃん出た。この子は何なんだ?
 病院入ったら、見慣れない看護婦…あ、杏子が変装して侵入している(笑)。バレないように気をつけてね…。

 翌日、杏子、やっぱり追い出されたらしい。でも、看護婦同士の雑談の中から小ネタを拾っていた。亡くなった患者の遺体が消える事件が発生しているらしい。遺体を失くしたなんつったら病院の信用問題だから何処も表沙汰にはしていないようだ。桜ケ丘ではそんなことないそうだけど。
 小蒔ちゃん欠席? 珍しいね。放課後になっても来なかったので、葵が心配して電話してみたら、朝は普通に学校へ行くと家を出ていたそうだ。ぬあに。そりゃ探さないと!
 二手に分かれよう。中央公園で待ち合わせね。よし。醍醐と俺は一緒に。醍醐、探しながら、友を裏切ったことがあるか? と意味ありげな質問をして来た。…うーん(悩)。いつか話してくれるそうだ。
 うわ、舞子だ。4人の石化のスピードが緩んだ? 石化している人間の精神的なエネルギーが誰かに取られているのでは…ってまさか、5人目の犠牲者!? それはひょっとして…。
 患者の中に意識戻った人がいるようだ。話を聞くと、またもやスキンヘッドの派手衣装男の存在が…。
 中央公園に行くと、女の悲鳴。あ。紗夜ちゃんが不良に絡まれている。葵と京一も来た。追い払ったれ! 逃げる途中で、不良たちが気になることを。凶津(まがつ)が醍醐を待っている。醍醐なら判るはずの場所で…。
 醍醐がやっと話してくれた。凶津煉児。中学の頃の喧嘩仲間。だが、凶津の方は喧嘩がエスカレートして犯罪に手を染めるようになった。そしてとうとう実の父親の殺人未遂。逃亡する凶津を見つけて自首を勧めた醍醐の話も聞かず。醍醐はその時も拳で決着をつけた。騒ぎを聞いてやって来たパトカーに、醍醐は凶津を引き渡した。それが、凶津の目には裏切り行為と映っていたようだ。
 醍醐なら判るはずの場所、それは多分その逮捕の現場だろうと廃屋に向かう一行。1人で行こうとする醍醐を止めて全員で入る。石化した女の子がいっぱい。まさか…あうーやっぱり。小蒔石像がご登場。
 うわーん小蒔ちゃんなしで戦闘!? さみしー(弓使い好き)。
 呼べるだけ援軍呼んで戦った。わーい全員生存で行けたよ。嬉しい!
 小蒔も元に戻った。でも、凶津が気になることを…。この街はもうすぐ鬼が支配する…鬼道衆、とかいう人(なのか鬼なのか)が。
 凶津は逃げる俺たちに何もしなかった。その背後から、ずっと見ていたらしい鬼道衆の人(?)が出て来た。鬼の面を被った人(?)。そいつが、所詮は人か、と凶津を嘲る。凶津は人の情に惑わされたと。
 うわ凶津さん殺されちゃった…。何なのー!? 気になるー! めっちゃ気になるー! こいつらがラスボス…なのかしら…(どきどきどき)。

第七話 恋唄

 紗夜ちゃんだ。決して叶うことのない恋の唄を歌っていた…みたい。

 あ、夏服になってるし。そんなとこまでー!
 マリア先生に後で来いって言われた。はい。何でしょうね?
 さて、みんな帰ったようだし、俺も職員室行こうか。
 マリア先生の用事は。花見の時? …ああ。はい。《力》ね。どう思うかって聞かれても判らないっす(悩)。
 別な大きな力のための鍵じゃないかって? うーん。
 は…はい? 服を脱げって…なななななな何ですかっ先生(動揺)。体が見たいですと? い、いや、まあ、はい。従っておき……
 うわ。犬神先生登場。中断されたマリア先生、怖い顔してます。え。…もしかしてそういう意味だったのか?(どきどきどき)
 犬神先生に旧校舎には行ってないだろうなと言われて、つい頷いてしまった嘘つきな俺。
 廊下で杏子と会った。こちらは犬神に呼び出されているらしい。え? 女の子が校門に? 行ってみる。
 紗夜ちゃんだぁ。この間のお礼。そして突然…デートしようって? …まあ、いいけど…。水族館行きました。
 そして。奇跡を信じるかって? うーん。一応肯定。紗夜ちゃんは否定派か。愛する人を失ったの?
 看護婦になる夢があるそうです。変ですか? と聞かれて同意するのは変だと言っていることになる? どう答えればいいんだよー…。あう。ごめん。わからんかった。
 後を追って写真を拾ってみた。誰だろう、この人。仲良さそうな紗夜ちゃんと男の子。

 え。今日も女の子がいるの? 行くか。
 え。女の子って小さい子じゃん。うわ。封筒渡された。開ける。
 げっ。新聞活字切り貼り。怪し過ぎる〜!!
 Dr.ファウスト…だって? 今までの事件のこと、知ってやがる…そして、会いたいと言っている。人質を取っていると。1人で来い、と書いてある…。
 来てやったぞ。また封筒か。開ける。右のドアから入れとさ。ふむ。
 また封筒。そして、開封した途端にゾンビ出現。…1人で9人相手にするのー!? うわーん(泣)。
 な、何とかダメージ1桁のみでクリアしたよ。うう。
 拍手された。誰よあんた。
 人質って嘘〜!? ひどーい。もちろん「冷」反応してみる。
 さっきのゾンビ、遺体に手を加えた生き物…って、あ、病院から遺体がなくなってるってこいつの仕業か。
 ブゥードゥー? 何だっけ。ああ、死者を蘇らせる魔術があるってアレか。
 やっと名乗ったか。死蝋 影司。すまん、ルビが読めない…(このフォントっ…)。品川の高校教師ってことは紗夜ちゃんの学校の人かな。
 俺の力を借りたいって? まあ、話だけは…聞いてやってもいいけど…。
 …とりあえず協力してみる…ことにする。何となく、嫌な予感がするけど。

 あら、俺、3日も学校休んでるですか。それはそれは。
 俺、死蝋の研究室にいますね。水中で生きる鼠、2つの脳を持った犬。うわうわ。エグいのが並んでるよ。人間に応用する気なのか? こいつ…。
 そして。…え。紗夜ちゃんがいる? 「私たちの研究」? あ。…眠らされちゃった…

 校門で、俺の家に行こうとしていた仲間たちの前に紗夜が。俺を助けて欲しい、と言っている。来てくれる…のか?

 今度は何やら回想? インドの航空機墜落。女の子、泣いてる。両親が事故に巻き込まれたのかな。

 うわ場所飛ぶー! 死蝋の研究室。いつも研究に協力してくれている? あれはいい素材? 学院長と電話で話しているらしい死蝋…。
 紗夜がいますね。強靭な肉体があれば愛する者を失うこともないと話している。いい器を見つけて来たって? (…俺か?) 紗夜、もうやめて、と言っています。
 俺、起きたらしい。縛られているっぽい。
 紗夜、こいつの命令で俺を観察して来たらしいです。今までの偶然は偶然じゃなかったのか! がぁん。
 そりゃ怒る。そりゃ悲しい。こういう時に感情入力ウインドウは迷わず使えていいですね。
 あう。俺、何かされるー!! 手術台って何!? あーれ〜〜〜〜

 お仲間ご一行様も着きましたね。地下から物音がするって下りて来てます。

 一方、研究室。あ。紗夜ちゃん裏切る気でいる。最初は命令で見ていたけど、今は違うと…魅かれ始めていると。あらま。
 お前の心も身体も俺のものだと叫ぶ死蝋に、紗夜は「兄さん」と呼びかけた。うぎゃー。兄妹ですかこの人たちっ。紗夜は言う。兄さんはあいつらに騙されているだけだと。誰よあいつらって。
 死蝋、俺が死ねば紗夜は戻って来る、とか言い出して。またゾンビ出たー。俺縛られたまんまデスよー!!

 一方お仲間ご一行様。紗夜ちゃんの悲鳴が聞こえたね? ゾンビから紗夜ちゃんが庇ってくれました。あう。拘束具も解けた。行きますか、戦闘。
 無事に勝利。ようやく掴めて来たのかも。
 紗夜ちゃんとお兄さんは、航空機事故で両親を失ったのですね。ご両親らしき人、『英司』、と話しかけている。死蝋の本名だろうか。
 あ、…紗夜ちゃん…気絶しちゃった?
 途端に「協力してやったのに」と言いながら炎と共に何か出た! 鬼面の男ー! 鬼道五人衆の1人・炎角と名乗った。燃えてるー! 逃げなくてはーっ。
 紗夜ちゃんは?
 あ…。
 逃げないのー!?
 兄さんと心中しちゃう気なのか…? この火で…。
 あーあ…。
 (茫然)

第八話 邪神街

 またもやちょっと寄り道の末、続行。

 ボードレールの詩なんぞ久々に見たなあ。
 葵、自分の力が何のためにあるのかと悩んでいるようだ。あー。俺庇った紗夜が気になっているわけですか…。
 あら。プールに行くって小蒔ちゃんが呼びに来てますね。

 一方俺は京一と待ち合わせらしい。短大のおネェさまナンパ天国を目指して俺を誘った京一、小蒔に聞かれてしまってみんなで行くハメになっちゃった…みたい。
 みんな来ないね。当初の予定通り京一と2人で行くかって? ははは。いいんじゃない? それも。
 ってうわ、来ちゃったよ。みんな夏服の私服なのに醍醐だけ学ラン。暑苦しいヤツだねえ…。
 何? 東京タワー行こう(小蒔)、増上寺行こう(葵)、ネェちゃんがプールで待っている(京一)、と意見が割れまくり。むー。
 まあ、目的がプールなんだから直行しようよ。暑いし(多分)。
 ん? 誰だこいつ。今の役名は「物静かな少年」だそうだが、のっけからボードレールの詩なんか詠唱しちゃってる辺りはあまり静かではないぞ(苦笑)。
 13歳で文壇デビューした天才詩人? 水岐涼。はあ。
 海が好きか。はあ、まあ嫌いじゃないと思う。
 この世界は一度海に沈むべきとか言ってるね。こいつがこの話のキーパーソンかしら。
 何か玉くれましたよ? 水のダメージを与えるやつ。貰っちゃって良かったのだろうか…。
 プール行きましょうね。はいはい。

 京一。あんたプールサイドに木刀は…。醍醐はシュノーケルっすか? おいおい2人とも…どっちが馬鹿か俺に決めさせるって、おい。ふたりとも馬鹿(笑)。
 あ。また新顔さん。ボーイッシュな口調のポニテの色黒なお嬢さんだ。似た感じで性格正反対の子を見なかったかって? いや、見てないなあ。
 暑いよな。うん。女子の着替えは長いな。先に泳いで来るか。行けー。
 え? 人だかりにTVカメラ? 何かの撮影かねえ? 行ってみる?
 おやっ。舞子ちゃんも来てたの? おおナイスバディやねえ。
 ………。
 い、いやそんなにじろじろ見てたっすか? 俺…いや、見てたかも。えっちー、って去られてしまいました。あははは(汗)。
 TVカメラの方に行きましょう、ね? うん。
 舞園さやか、というアイドルの子の撮影か何かみたいだね。京一、ファンみたい。こらこら木刀振り回すなってーの! 怖いなあもう。
 また何か出た…ってミサちゃんだ。眼鏡取るとちょっと別人だねえ。ここって何か出るらしいよ。それ期待して来たのすか、彼女は…らしいなあ。
 やっと小蒔と葵も来たぞ。小蒔は水着の感想を醍醐に求めている辺り、ひょっとして、好きなんでしょうか、醍醐のこと。
 ………はい? 俺? 葵は俺に聞くの? なんでまた。えーと。「愛」の使いどころ?
 うわ、何でみんなして今日はプールにいるの(苦笑)。ルポライター天野さんだ。ええ、覚えてます。はい。
 また何か事件でしょうか。水岐も気になること言ってたしねえ。
 とはいえ、目的は目的。さんざん遊び呆けましょう。珍しくこの話はほのぼのですね。インターバルでしょうか。
 さて、帰ろうかって時に…また悲鳴。あああ。やっぱり何か起こるのねえ…。
 化け物、だって? 生臭い匂い? ミサの予告が当たったのか? 慌てて駆けつけようとした俺たちの前に立ちはだかる人。
 っておい。骨董屋の店員さんじゃないですか。えええ! 経営者でしたの? あの店の。それはそれは。
 それより、プール!
 え? 今から行っても遅いって? 増上寺がまた落ちたって、何? 増上寺の地下の《門》を開けるのがヤツらの目的?? 何の話だよお?
 ここから去って忘れろって言われてもさ。
 東京を守るのが一族の義務? 何者ですかあーた。
 パトカー来た…。とりあえず退散。
 何か知ってそうだ、如月くん。あとは、とりあえず情報屋(杏子)に聞いてみようか。

 翌日。新聞売りつけられた〜(笑)。まあいいや、買おうじゃないの。
 さて、彼女の取材結果はどう? 収穫は2つあるそうだよ?
 1つめは、プールでの連続失踪事件。数日で発見されているらしいけど、いない間の記憶はない。
 2つめは、青山霊園で化け物目撃の噂。で、失踪した人が見つかって保護された場所も青山霊園近辺。
 目撃によれば、怪物は魚と蛙を融合したような…頭は魚で手足は蛙の、ヒト型の化け物。ぴょんぴょん跳ねるそうだ。
 ところで、杏子は如月のことも探っているらしい。ふむ。確かにあいつも怪しい。
 青山霊園とプールをどうやって化け物は往復しているんだろう。下水道か何かだろうか。懐中電灯が必要かも、と、旧校舎の時に使ったヤツを取って来ようと小蒔と葵が新聞部へ向かった。
 あ。佐久間登場。何故か、葵に一緒に来てくれと言っている。小蒔が葵を庇ったところで、醍醐が様子を見に来て、佐久間の思惑は未遂に終わる。何だったんだろう…。

 下水道潜入。生臭い匂いに、潮の香り? 似つかわしくない匂いがするね…。
 化け物発見。女の人を抱えている。追いましょう。
 出たーっ水岐! 地下に眠る異界の門が開くって何?? さらって来た人を化け物の姿に変えちゃったのは君なのですか?
 地下には神がいる、と言っている。
 あーう。何が起きているのだー??
 戦闘突入。うう。舞子ちゃんごめん…ちと前線に出し過ぎたね…。戦闘不能ナシで行きたかったのに。ぐー。
 何とか勝ったはいいけど…。
 水岐の声だけが不気味に告げる。門が開くと。破壊の神が目覚める時が近い、そうだ…。
 ううう。水岐探すの? はい。まずは芝公園(プールがある場所)。
 あ。いない。変わりに天野さんに会った。
 下水道を使って移動したというのは当たっていたそうだよ。
 クトゥルフ神話? 知らないです。異形の神が出て来る神話。「深き者」、あの魚と蛙の融合体みたいな生物もその神話に出て来るそうで。もし彼らが深き者なら、目的は父なる神、ダゴンの復活。黄泉の門、鬼門を通じてなら異界の神の召還も可能になる…?
 水岐止めねばね。
 邪魔が入らなきゃいいけど、と天野さん。え? 知り合いですか、あの如月翡翠とかいう店長さんと。彼は、天野さんにも事件から手を引けと言っていたらしい。
 飛水家と関係あるって、何?
 飛水家。忍びの家系で、徳川家に仕えていた。水を操る特殊な《力》の持ち主だったらしい。
 むー。
 まあとにかく。行くか青山霊園。

 いた化け物。穴に入って行く。向かおうとして、ああやっぱり止められた。如月ー! ええ行く気ですよもちろん。
 地下行くの? 目的一緒じゃん。なんで1人で行くなんて言うのさー。
 え? あ、一緒に行く? うんうん。それならそれでいいけど。
 さて。鍾乳洞か。
 奥に灯りがあったね。着いた…のか?
 え。また葵が光ってる。体、熱いの? どうしちゃったの?
 うわわ。いっぱい深き者がいるらしい。全部、さらわれた人? 何か水岐が儀式している。ダゴンを召還しているらしいね。門が開きかけている? きゃあどうしましょー。
 あ。女性の鬼道衆さんが出て来たぞ。水角さんだそうである…。
 水岐は利用されていただけのようですね。水角さんの目的は別の《鬼道門》を開くことにあるようだ。ああああ。水岐が何か化け物に変化させられました。
 ふにゃー。戦闘だ。
 ってうわ! 如月仲間になってるし! いつの間に…。
 …回復班2人とも戦闘不能〜。やっぱり私、まだ下手らしい。とほほ。
 しかし如月くんダメですね。攻撃手段の属性の問題でしょうか? 全然歯が立たなかった。後方待機していてもらいました。
 あれ? 水角さん、龍の模様の入った球になってしまわれました。五人衆の更に上に立つ鬼(?)がいるのだろうか…。
 水岐の開いた鬼門は閉じてしまったようです。
 うわわ洞窟揺れ始めた。崩れるー! 逃げようとする一行、しかし、葵は…。
 傷ついた水岐を助け起こす葵。自分の力が誰かを守れないことを嘆く彼女。もう人が死ぬの見るのは嫌だと…。
 雪みたいなものが降って来た…。途端に振動が止んだ。
 幻想的な光景…一体何だというんだろう。
 助け起こしていた葵の手の中の水岐が消えた。
 何だろう。何だったんだろう。
 あ、また揺れ出した。今度こそ洞窟から脱出。
 地上にて。鬼道衆とやらが許せないといきり立つ小蒔。如月くんは…そうすか。骨董屋に専念するそうです。仲間になってくれたのはこの一戦だけなのか。一族の使命とやらは? まあ、俺たちの力を認めてくれた、と思って…いいのかなあ…?

第九話 鬼道

 ちょっと寄り道してから続行。

 御星形とかいうやつ。女はべらせてますね。鬼道門の封印が解けなかったことと水角の死を下忍が報告している。
 球。はい、俺たちが持ってます。
 水角の封印を解いたのはこの人?
 あらら。下忍、殺されてしまいました。水角の黄泉路の供をしろとか。
 雷角、炎角、岩角という3人(?)が「例のもの」を手に入れろと命ぜられて、風角が準備を進めている…何のだろう。あとは贄だけ…だとか。

 一方、教室。溜め息ばかりの京一とたしなめている醍醐。
 夏休みなのに英語の補習? あーあーあー。俺もですかー?(苦笑)
 窓から逃げようとしている京一。こらこらこら。俺を誘うな俺を(苦笑)。もうすぐマリア先生も来るみたいだし、やってるフリぐらいしなさいって…(笑)。
 来たよ先生が。俺はちゃんとやってますよええそりゃもう。
 はい? あ、新聞。杏子以外から貰うこともあるのか…。先生から貰っちゃった。
 補習が終わって帰りましょうか。京一は犬神先生の所に来週の生物の補習の問題集を取りに行かなければならないそうだ。じゃ校門で待って…ええついて来て欲しいって? はいはいはい。友達だからな。
 無事に問題集貰って。物騒だし夏休みだからってあまり浮かれるなと釘を刺された。
 校門で醍醐と再会。そしたらルポライター天野さん登場。頼みごとがあるそうだ。もちろん、お話、伺いましょう。お昼奢ってくれるそうです。で、3人のヤローと天野さんでラーメン屋に。
 天野さんが新聞記事を見せてくれる。今度は江戸川区の猟奇殺人? 被害者は若い女性ばかりでしかも首がない(うえええ)。切断部は刃でも熱でもレーザーでもない、まるで真空の刃…カマイタチか。
 天野さん情報をいただきましょう。
 鬼道門。同じような門が開いたという記録は世界中にいくつかある。南米の小さな村が消失した事件の話。うむ。
 江戸川の事件について。死体の発見状況があまりに不用意。いつからそこにあったのか気づかないかのように、瞬きで突然現れたように。カマイタチは普通皮膚1枚を切るぐらいのものなのに、骨や筋肉まで切れるのはおかしい。むー。
 で、天野さんの推理は? 儀式的な何かを感じる…。もしかして鬼道衆の発見した門が1つだけではなかったかも知れない?
 一緒に江戸川へ。もちろん行きますよ。
 葵と小蒔にも話すべきだよね。一旦学校へ戻ろう。
 って、葵と小蒔が来た。誰かに追われているの?
 妙な外国人!?(笑) マイスイートハニー!?
 葵が俺の後ろに隠れてます。俺、壁ですか?(苦笑)
 名乗ったぞ。アラン蔵人。葵をスイートハニー呼ばわりしてますな。新手のナンパっすか?
 アランいわく、やっと会えた理想の人なんだそうだよ。あー…。名前教えてと迫られた葵、しぶしぶ名乗った。ついでに全員の聞きたいそうなので、名乗っておいた。
 ハーフなんだって。メキシコと日本の。ふーん。
 葵をくれって俺に言われてもなあ(悩)。
 と、とにかく俺たち江戸川行くからそれじゃあサヨナラ! って、あら貴方の家も江戸川。
 ルポライター天野さんにたしなめられる。遊びに行くわけじゃないって。そしたら、アランも住人だから知っていると。悪魔の仕業と言っていますね。
 危ないから行かないでと言われても行かねばならんのよ。そしたら、連れてけに変わった。いいっすよ、行きましょう。土地勘あるヤツいた方がいいに決まっている。
 天野さんも賛成してくれた。天野さんは、アランが何かを隠しているような気がしているみたいですね。

 江戸川区。イートコロネーと話しているアラン。善養寺の影向の松が枯れかかっていることを嘆いていたりする。
 アラン、両親を亡くして伯父さん・伯母さんと暮らしているようですね。大事な人が傷ついたら許さない。そりゃそうだ。
 突然、風が止んだと言うアラン。
 葵がまた光りだしたあ! 顔色真っ青…どうしたの!?
 爆音。アランが走り出した。後を追う。
 江戸川大橋。自動車事故だろうか? 煙が上がっている。
 この橋、霊が集まりやすいらしい…けどそれはともかく。
 アランが倒れている。それと同時に、橋から飛び降りた影も見えた。どっちに向かう?
 まずはアランを助けよう。
 京一・醍醐・小蒔は飛び降りた影を追ってくれるそうだ。よし。分かれよう。
 アランは見たらしい。変な仮面をかぶった男が、車に乗った女性の首を…。
 合流。京一たちの追跡の結果、「橋から飛び降りた影」は穴(?)から地下に下りたらしい。
 あの時と一緒だね。地下の洞窟。敵に囲まれたようだ。アランは、自分も戦うと言って銃を取り出した。風の力が宿った銃なのだそうだ。
 戦闘。アランも強制か。仲間になるのかな? またこの一戦だけかしらん。
 わーい。戦闘不能出さないで勝てた。アランは前方向の射程の長さが固定な辺りが銃っぽい。
 天野さん、クトゥルフについての新情報があるそうだ。うん聞く聞く。
 海の悪魔。水岐の語った地下の「神」。世界中に溢れるクトゥルフの邪神たちが、日本で鬼と人々に恐れられていても不思議じゃない。鬼道衆は、門によってクトゥルフの邪神を復活させようと目論んでいるのではないか。
 アラン、また風の匂いがどうこう言って先に言ってしまった。何か過去にあったっぽいな。あの時に勇気があれば…とか言ってる。
 地下神殿に到着したらしい。何、鬼道門が既にある!? そこに、生首の魔方陣だぁ!?(ぎゃあああああ)
 風角登場。自分が殺されて行く恐怖がいっぱい詰まった首たちによって封印を解くと言う。
 …風が。遅かったな、と風角は言う。
 アランはこの風と匂いに何か覚えがあるらしい。
 何やら頭に響く声。何か目覚めたらしい。このたびの眠りは短いと言っている。8年…?
 アランが言う。8年前、自分の村にアイツが現れた。そして家族や友人を奪って行った。
 天野が話していた、南米の村が消失した事件って…。
 あーアランも青の光が!
 戦闘だー。…またもや回復班全滅。あう。ごめんね舞子ちゃん葵ちゃん。
 最後に風角にアランがトドメをさした。また球になった。
 洞窟、また揺れてる。脱出しましょう。
 今回、門の上にあったものは善養寺の影向の松のようですね。アランには松の意志がわかるようです。もう誰も死ぬのを見たくないと…。
 アラン、仲間になりたいと。もちろん、OK。

第十話 変生 前編

 ちょっと寄り道してから続行。

 佐久間が鬼道衆に狙われている。と言っても殺されるわけではなく、仲間にしようと鬼面の男が佐久間に近づいて来た。じわじわとした伏線がここでやっと生きて来るのか?

 佐久間、行方不明らしいね。一週間も。家にも帰っていない。ふーん。
 一方、小蒔。弓道部の練習試合があるんだと。へえ。ゆきみケ原高校が会場だそうだ。お嬢様校として有名らしい(京一・談)。
 小蒔、醍醐から借りたというお守りをつけている。くー。らぶらぶだねえ。醍醐は大弁解中。聞きませーん。
 ゆきみケ原高校の弓道部部長の雛乃というのが小蒔のライバルらしい。神社の娘さんなんだと。へえ。
 あーあーあ、醍醐、会場の地図も見ずに飛び出して行った。照れてるねえ。京一が追いかけて行く。残った葵が俺に、あの2人似合うと思う? と聞いて来た。まあ、似合うんでないかな?

 ゆきみケ原高校到着。でも、校内の何処、というのが地図に書いてない。むー。弓道場じゃないの? とにかく校内入ってみようよ。
 やっぱり弓道場だ。小蒔、緊張気味のようだ。弓道は精神のスポーツだからリラックスせにゃ、ね。
 ん。小蒔様、などと呼ぶ声が。あ、この子が噂の雛乃ちゃん。誰にでも様づけなんですか? 黒髪ロングヘアの物腰の丁寧な和風美少女という感じでしょうか。
 順番が来たから呼びに来たそうだ。いよいよ小蒔の晴れ舞台。

 …あらら。負けてしまいましたか…。雛乃さんが強いのね。でも小蒔は明るいです。実力不足だから、と。
 雛乃さん登場。ご、御学友の皆様です、ど、どうも…(この子の口調は…)。苗字は織部さんとおっしゃいますのね。
 あら、双子のお姉様がおいでになりますの? 雪乃様とおっしゃいますの? 今日はいらしておいでですか? 長刀部(薙刀)の部長で、性格は雛乃さんと正反対なんだそうです。
 …あーっ! プールで会った子だ。違う? 違う? プールで、似たような顔で性格正反対の子を探してた女の子。ボーイッシュ口調で色黒でポニテ。違うかな?
 雛乃が自宅の神社にご招待下さいました。でも、雪乃はむさ苦しい野郎は嫌だと言ってます。ううっそんな。むさ苦しいっすか俺(悲)。すまんね情けなくて。でも、仕方ない、ということになったようで。

 織部神社到着。天野さんがいるー! 最近、ウチのこと聞き回っているブン屋、と雪乃は嫌っているようですね。何を誤解しているのか知らないが、雪乃は天野に神社を潰されると思っている。んなバカな(笑)。
 天野さんは、調べたいことがあるから暫くは来ないと言って去って行った。
 妹に、やたらと人を疑うのは良くないと諭される姉・雪乃。
 さて、上がらせていただきましょう。

 江戸時代に建てられたという歴史ある建物。葵は、落ち着くと言っています。雪乃はこの家が好きなんですね。褒められたと嬉しそう。
 雛乃、何やら話をしたいそうだ。
 小蒔が自分たちの《力》のこと相談していたらしい。それで、雛乃はこの神社にまつわる伝説を聞いて欲しいと言って来た。もちろん聞きます。
 都の姫に身分違いの恋をした侍。龍神の力を借り、大地の裂け目から異形の者を呼び出し、自らも鬼となって、姫を奪うために都に嵐を呼んだ。都の人々は侍の屋敷に攻め入って侍を退治して、その跡地に社を建てて侍の霊を弔った。それが、この織部神社。
 風水を知っているかって? 知らないと言っておこう。
 四神(玄武/朱雀/青龍/白虎)、そして中心に黄龍。大地のエネルギー進路を龍脈と呼ぶ。伝説の侍は、異形の力を龍脈から得ていたと伝えられている。
 俺たちの《力》もそうだ、と言いたいのか? 雛乃は。
 今の東京の進む道は2つと雛乃は言う。陰と陽が共存する陰の未来、闇を払い浄化する陽の未来。どっちを選ぶと問われて、俺は…。闇を払う、というのが気になったので前者の陰の未来を選択。
 雛乃が、この織部神社も東京を守るための楔であると話した。そして俺たちに協力したいと。俺は、OKする。…仲間になるのかしら。
 別棟には、乃木からの大切な預かり物が入っていると話してくれる(乃木って誰よ)。雛乃の曽祖父にあたる人と懇意にしていたようです。乃木はロシアに旅立つ前にここに来て、《塔》が完成すれば、我が帝の国は変わると言い残した。預かり物はその《塔》に関する何かであるらしい…。まだ謎だ。

 帰り道。ラーメン食って帰りたいらしい京一。女性陣は遅いから帰るって。ふーん。
 醍醐が、明日、みんなに会わせたい人がいると言い出した。こっちに引っ越したばかりの時に世話になった師匠なんだそうだ。易をやる新井龍山先生。
 そして翌日。何やら竹林を歩いている一行。京一はヘタっています。
 ようやく着いたようですね。留守のようなので勝手に上がってしまいました。
 龍山先生登場。葵の瞳を見て何か言いかけて止めた。俺の名前も知っている。醍醐の手紙のせいか? ちなみに、龍山先生は雪乃・雛乃姉妹の名付け親でもあるそうだ。織部神社は安倍晴明も奉ってるのですか。そーですか。だから五行の話が出たわけね。
 さて、醍醐は手紙の中で鬼道衆について書いていたようです。
 先生の話。鬼道、とは元々は原始的シャーマニズム。鬼の力を借りた呪法。卑弥呼はそれを利用して人々の長に立ったと言われている。
 鬼道の力の源とは何だったのか。卑弥呼はそれに大地の龍脈を利用することを思いついた。塔を龍脈の上に建てて、その強大な力を利用しようとした。
 しかし、強過ぎる力は何処かでしわ寄せを生む。龍脈の乱れ。太陽神の化身と称された卑弥呼の陰に生まれた闇。それは、鬼として姿を表し、卑弥呼の死と共に乱世が始まった…。
 一度失われたはずのその鬼道の力を、江戸になって復活された修験者がいた。名は九角鬼修(…今まで鬼面の人たちが呼んでいた「九角様」はこいつのことか)。
 九角は龍脈の力を使い、鬼道を復活させ、幕府を転覆しようと試みていた。その時に組織したのが、鬼道衆と呼ばれる、人ならざる力を持った者たち。
 恐らく「九角様」は江戸の九角の血を引く者なのだろうなあ。
 一方、先生、醍醐の手紙で球のこともご存じだ。水角と風角が変化しちゃったやつね。見せてみる。五色の摩尼? 江戸時代に天海大僧正という人が江戸を守るために使った宝玉だそうだ。持って、江戸の五色不動尊をそれぞれ回ってみるといいと言われた。それぞれの球がそれぞれの場所に収まることによって、鬼の霊力でそれ以上の邪気を防ぐ方陣とする役目があるそうで。
 龍山先生、俺にだけ、また来ることがあれば話したいことがあると言った。何故、俺だけ?
 帰り道。醍醐も不思議がっている。だから俺も判らんって(悩)。何なんだろうな。
 明日から不動巡りをしてみよう。そうですね。

 醍醐1人になった時、いつも佐久間とつるんでいたヤツがやって来て、お守りを渡した。小蒔に貸したやつだ。佐久間が、体育館裏で待っているとメッセージを残して去る。
 駆けつけた醍醐に佐久間は告げる。もうお前の手下ではない、善人面しやがった裏切り者。その言葉は凶津の記憶をフラッシュバックさせる。
 そして佐久間はいう、あいつらから《力》を手に入れたと。
 人質に取られている小蒔は怪我をしている。
 それを見た醍醐に「目醒めよ」の声(?)…と共に、醍醐が…何やら…獣じみた外見に変化している?…うわわわ何ですかそれー!?
 そして佐久間の方にも「変生せよ」の声。佐久間本人が戸惑っているうちに化け物に変生させられた佐久間…
 きゃぁ戦闘ぉ!? しかも醍醐1人に敵5人ーっ!?
 倒したはいいけど、佐久間を殺してしまった自責の念に苛まれている醍醐。
 …あらら…。

第十一話 変生 後編

 醍醐は自分の持つ《力》の意味を悩んでいる。京一に話しているようだけど、京一は気にしている様子はまるでない。
 この力のために愛する者を失うことがあるなら、いっそ力なんて欲しくないと醍醐。
 醍醐は佐久間にかつての凶津を見ている。でも、佐久間をいくら心配したとしても、それが通じるほどには佐久間の側に余裕はないだろうと言う京一。

 俺たち、不動巡りを始めていますね。目白不動。祠がある。近づいたら宝珠が光った。風火輪を貰ってしまった。むむ?
 ちなみに、来ているメンバーは俺と葵と京一のみ。醍醐と小蒔は連絡が取れないそうだ…。
 待っているより早く封印した方が安全…うーんまあそう…なのかな…。
 そんな時に声をかけて来る人が。天野さんだー。突然ですね。天野さんも龍山先生に会いに行っていたそうだ。一連の事件から見て陰陽道に詳しい人に聞いた方がいいと思ったらしい。
 天野さんも鬼道衆について何か掴んだらしいよ。もちろん聞きたいっす!
 織部神社で、ある面白いものを見せてもらったらしい。菩薩眼…?
 中国に伝わる伝説。龍脈が乱れる時、その眼を持つ者が現れ、人を浄土に導く。何故か女性にしか現れず、時の権力者たちは菩薩眼を持つ者を捜した。
 その書物には、菩薩眼を持つ女性が鬼に攫われる様子も描かれていたという。江戸時代、菩薩眼を持つ女性を巡って人と鬼とが争った。その鬼たちの陣営が、「鬼道衆」と呼ばれていた。
 今の事件に絡む鬼道衆たちも、目的はひょっとしたら菩薩眼を持つ女性を覚醒させることなのではないか。そのために龍脈を乱そうとしている=東京に混乱を引き起こしている。
 ふーむ。
 天野さんも、あんまり無理しないでね。基本的に「友」反応しておく。
 お次は目青不動。何やら関西弁っぽいお兄さんと会ったけど、…それだけ。何だったんだ?
 さて、祠。水龍刀貰ってしまった。…ホントにいいのか?
 これで、今まで手に入った宝珠は完了。
 帰り際。京一に明日にでも醍醐の家に行こうと言われてもちろん同意。

 翌朝。小蒔、遅刻したけど出て来たね。4日ぶり。でも元気ないです…。放課後、話を聞き出します。佐久間を殺してしまったショックで醍醐が失踪したことを。
 捜し出さないと。でもどうやって? 杏子やミサの手を借りるようか? いい方法だね。
 京一と後から行く、を選択すると京一が妙なことを話してくれた。如月と一緒に行動した時、京一に聞いて来たらしい。醍醐と付き合いは長いのかと。高校に入って知り合ったと答えると、如月曰く「彼から目を離さない方がいい」。
 気になるね。迷わず、京一と一緒に如月を訪ねる選択肢を取る。
 げっ。犬神先生、俺たちの話を立ち聞きしていた…えええーっ!? この先生も何かあるのー!?(びっくり)

 俺たちは如月くんに会いに行く。知ってることを話してくれるですか?
 人は宿星を持って生まれて来ている。運命と言い換えてもいい。
 醍醐は白虎の宿星を持って生まれて来た。急激な龍脈の変化で彼は早過ぎる覚醒を遂げた。不安定な彼を鬼道衆は狙って来るだろう。
 そう遠くへは行けるはずがない。この近辺で彼が身を寄せられる所と言えば、やっぱり龍山先生の所だろうか…。
 向かう途中で、葵と小蒔と合流。何とミサちゃん占いでも龍山先生の所が怪しいと出たそうで。こりゃ、行くしかなかろう。
 と思ったのにー。鬼面の男が…。五人衆の1人、岩角、だそうだ。こいつが、言いましたね。俺たちはある女を捜してると。天野さんの言う菩薩眼、ひょっとするかも。
 俺たちがここを引き止めるから早く醍醐の所に行ってやれ、と小蒔に言う京一。小蒔、1人で龍山宅へ。

 龍山宅では、何者かが『白虎よ』と呼びかける声に醍醐が苦しんでいる。龍山先生が何やら唱えてその声を退けたようですね。
 醍醐は自分の心に閉じこもってしまったようです。意志を持ってそこから出なければ、やがて精神を鬼道衆に食われてしまうだろう。
 小蒔が来ました。でも、意識だけが戻らない醍醐の姿に茫然。
 そこにまた別の客が。炎角だ…。
 逃げなさいと龍山に言われても引かない小蒔を見て、龍山は火伏符をくれた。火攻撃の耐性が上がる札です。
 まあ。小蒔ちゃん、醍醐にキスしてるし…。これで目が覚めたら逆白雪姫だな…ってホントに覚めてるし(笑)。
 戦闘だ。折角だから火伏符を小蒔ちゃんに装備して挑む。
 援軍目一杯呼んで勝利だ。ふふふ。炎角も宝珠になった。

 で、岩角と対峙している俺たちの所に来るわけだ。やっと。ほっ。
 こちらもすぐ戦闘…。岩角も宝珠に。
 仲間なら俺たちをもっと信頼しろ、と京一が醍醐に説教して終了。ははは。

第十ニ話 魔人

 サラと呼ばれる少女が何かを「見て」いる。世界を見通す《力》を持っている…らしい。
 彼女は女帝のカードを見る。近くに白き力のカードと戦車、そして太陽。
 その儀式(?)の最中に、マリィと呼ばれる金髪の子が猫を拾って来たと部屋に入って来るが、儀式(?)をしているギルは捨てて来いと一喝。彼は、マリィを「出来損ない」と呼んでいる。
 サラの言葉は続く。女帝のカードが示す名は、ミサト アオイ。
 ジルは真の《鍵》たる者を探しているらしい。アオイがどうやらその候補なの?
 サラは、もう1つ微かに見えるものがあるという。愚者のカード。

 早朝。紫碁に案内されて醍醐と京一と俺は目黒不動に。男だけっすか。封印して、遮光器土偶もらった。
 一方その頃。葵は登校途中でマリア先生に会う。葵、母親に付き合ってボランティアでバザーの手伝いをしていて、大事な腕時計を無くしたんだそうです。
 そんな話をしている時に車が急停車。出て来た英語を話す4人組に葵は捕まってしまった。マリアは助けようとするが銃で脅され、一緒に連れ去られてしまう。
 たまたま同じく登校途中だった杏子が目撃。写真を撮ろうとしたけどカメラが壊れていた模様。代わりに、何かバッチのようなものを拾った。ナチスの鉤十字に似ている校章みたいな…。
 教室で、杏子は早速飛び込んで来る。とりあえず、拾ったバッチから手がかりを探そう。手伝えと言われて「友」で返答。

 誘拐犯たちは、サラのいた部屋にマリアと葵を連れて来た。ちなみに、杏子のカメラ故障は誘拐犯の1人の少年の《力》によるものであったらしい。
 ジルが言う。ようこそローゼンクロイツ学院へ。
 用があるのは葵だけ。ジルは、金髪の少女・マリィにマリア先生を殺せと命じた。口ごもり泣き出すマリィ。
 その時、サラが、マリア先生に何か見たらしい。しばらく調査の対象物にすべきだとの彼女の助言に、マリアは葵と一緒に牢獄に閉じ込められることになる。
 マリィが、食事を運んで来た。ジルに叱られたという傷を見付けた葵はそれを治癒してあげる。
 拾って来た猫を連れている。名はメフィスト。
 猫が友達と言うマリィに、葵は、自分もマリィの友達になりたいと言った。
 10歳ぐらいに見えるマリィ…マリィ クレアは、自分を16歳と言った。そして、葵がイイ匂イスル、アノ時計ト同ジ…と言い出した。

 新聞部。紋章と同じマークを学校総覧・会社総覧など引っ繰り返している俺たち。見つかりません。
 茶でも飲んで休憩、ということになった時、見付けたよ。今朝の新聞で。
 葵が参加したバザーの収益金が、ローゼンクロイツ学院に寄付されている。ローゼンクロイツ学院は、世界中の孤児を集めて手厚い教育を行っているそうだ。その学院長がジル。映っている写真の襟に、例の紋章が。

 そんな訳でローゼンクロイツ学院に来てみる。養護施設兼学校の割に何だか物々しい雰囲気の建物。とりあえず裏手に回ってみる。京一が栄光の手を拾ってしまった。
 結局正面から行くしかないのか。うーむ。
 ってまた天野さん…だ、大丈夫なんですかこんなトコうろうろしていて。理想的な福祉施設としてのローゼンクロイツを取材する名目で裏を探っているらしいですね。
 そしてその収穫は。実は、ジルは孤児を集めて英才教育の名の元に人体実験をしているようだ。平たく言えば、超能力の実験。
 正面から強硬突破しようとする京一を止めて、天野さんの提案。福祉施設の取材ということで天野さんは出入りを許可されている。だから、俺たちはジャーナリスト志望の学生ということで、天野さんの後輩を装って一日見学という名目で安全に侵入する(?)のだ。「友」で同意。
 警備員をやり過ごして学院に侵入。天野さんと別れて、早速調査開始。
 誰もいないっすね。学校ってより病院みたい。
 マリィ クリアに会いました。そして、小蒔が、彼女の持つ時計に気づいた。葵が無くしたものだ。葵の名前を聞いた途端にマリィの様子が変わる。
 葵はボクらの大切な仲間だから居場所を教えてと言う小蒔に、仲間は大切じゃないとマリィ。データさえあれば、仲間なんて簡単に増やせると。
 尚も葵の行方を問い詰めると、地下にいると教えてくれた。でも、実験中だから入るなとジルに止められていると…。
 そりゃ行くしかない。
 どうやら、ジルが長年探していた鍵は葵の中にあったようです。
 ですが、サラが近づいて来る俺たちを感知しました。
 マリィも入って来ました。葵が実験されていることを知って、あ、青の光だ。自分を友達と言ってくれた葵を守りたいと。
 戦闘突入。戦闘不能なしで勝てるようになって来たかしらん。
 ジルが祝福効果つきなので(ターン毎にHP回復)、京一を担当につけて(?)タコ殴らせたら真っ先に倒れてしまった…。いいタイミングでクリティカル&見切りが出たせいもあるけど。
 そして終わってみればジルだけ逃げてるよ…。トニーやイワンといった手下(?)の子供たちはいるのに…。
 ガラスケースの中にいた葵を助けようと京一が取った手段は…やっぱり木刀でケース叩き割ってやがる。葵ちゃん、中で全裸だっちゅーのに(きゃー)。
 俺、制服の上着かけてあげたのかな、この感じだと。
 マリィが葵の服を一式持って来てくれました。小蒔にあっち向いてろと言われて男子諸君は回れ右。着替える。
 ジルを追いたい。マリィも行こう。もう仲間なんだから。
 マリア先生も気になる。助けに…そりゃ行くよ。でも、地下にはいなかった。
 戻ってみると、マリィが、屋上にヘリポートがあると話してくれる。そこかも。行くか。
 マリア先生を銃で脅しつつ逃げようとしているジル。建物に爆薬を仕掛けて自分は逃げるつもりらしい。
 その時マリィが、彼女の持つ火の力を発動する。ジルは炎に包まれた。
 そして現れる鬼道衆の1人。雷角。そしてジルに「変生せよ」と告げた。
 変身ジルとの戦闘に突入。またもや1人も戦闘不能にすることなく勝利。慣れて来たかな?
 雷角、葵に対して、九角様が待っていると言い残して宝珠になる。
 建物が崩れて間一髪で脱出。葵は、マリィを自分の家に連れて帰ることを決意。

第十三話 外法都市

 目赤不動。紅玉の指輪を貰いました。
 今までの五人衆との戦いがフラッシュバック。
 最後の雷角の宝珠を納めれば本当に終わりか? 京一は浮かれているが、九角のこともまだ判ってないのにと小蒔に諌められる。
 帰り道。葵はマリィと外食の約束があって駅で待ち合わせていると1人別れた。俺はどうするかと聞かれて。うーん。京一とナンパでもしてみるか?(笑) 小蒔を送る役はやっぱり、ほら、醍醐に。ね?
 って、ナンパに失敗して裏通りに入った途端に、尾行されていることに気づいた…はう、いきなり戦闘!? しかも2人だけでぇ!? 回復班がいないぃ!
 あ、相手の攻撃殆ど見切れるわ。寄り道の成果かしら。
 通行人たちに喧嘩だ! と騒がれてずらかる俺たち。ラーメン屋でほとぼりが冷めるのを待つことにしよう…と思ったら、その店内に醍醐と小蒔が。彼らも襲われたらしい…。何てこったい。葵、1人だけど、大丈夫だったのかな。

 翌朝。京一はあれから1人になっても2度ほど襲われ、醍醐は襲われはしなかったが尾行されているのは判ったという。
 葵出て来た。具合悪そうだけど、今日は最後の不動に行く日だからと。そして、2人切りになったタイミングで彼女は俺に相談があると言って来た。「友」反応しておく。
 でも、授業中もあまりに顔色が悪く、マリア先生から保健室に行くようにと宣告される。小蒔に請われて俺も彼女を連れて行くのに付き添うことになった。
 保健室の先生は不在のようだ。どうするかの選択。相談あると言っていたしな…せめて先生が来るまでは葵と保健室に残るべきだよね。ヤツら、来るかも知れないし。
 と思ったけど、大丈夫だから、と葵に教室に戻るように言われてしまった…。そう? 相談はいいの? 相談は。まあいいけど。

 放課後。教室に戻って来た葵と一緒に最後の不動・目黄不動へ。祠を探しに野郎たちと行くか、女子と残るか。むー。今回は野郎と友情を育んでおきますか?
 無事に祠発見。封印して五雷牌を貰う。
 途端に「目醒めよ」の声。「菩薩眼の娘」と呼びかけていますね。
 封印した直後にいきなり葵が倒れた。みんなで桜ケ丘病院に運び込んだ。
 院長先生の好意で葵は今夜はここに泊まることになる。

 また「目醒めよ、菩薩眼の娘」。葵は夢を見ているのだろうか。
 戦になると話している人の声。
 周りに「九角の言うことをのむ必要はない」と諭されている着物を着た女性を、葵は自分であると思っているようだ。
 若い剣士は、相手が人間ではないらしいぜ、なんて話をそばにいた男と話している。「緋勇」と呼びかけている…この口調からすると、こいつは京一でしょうか。そして、僧もいる。醍醐によく似ている。
 「目醒めよ、菩薩眼の娘」と呼びかける声に葵が名を尋ねる。帰って来た答えは「九角」。

 お仲間ご一行は、朝に病院寄った後で登校。杏子に会う。九角のこと、何も判らないねえなんて話している所に、マリィが来た。
 手紙を残して葵が消えた!? しかも、その手紙、「今までありがとう、さようなら」だとー!?
 桜ケ丘に行かないと。思った所にマリア先生。あうっ。事情? そりゃ説明する。だから見逃して…サボらせてくれー。先生、判ったと言って光攻撃の出来る珠をくれました。
 そしたら今度は天野さんに会ってしまった。一緒について来ていた杏子にとっては憧れの人であったらしい。あらそう。
 天野さんにも事情を話すと、九角に関するある場所に一緒に行って欲しいと頼んで来た。葵の行き先に心当たりのない俺たち、行きたいけど、でも桜ケ丘…。杏子をじーっと見つめる仲間たち。杏子、しぶしぶ天野さんのサインと引き換えに桜ケ丘行きを了承。
 天野さんの話では、九角家は元は徳川家に仕えていた家臣だったが、謀反を企てたとして御家を取り潰されたことを切っ掛けにして、鬼道を用いて江戸壊滅を目論むようになった。そのために地の底から鬼たちを呼んだと言われている。
 その末裔が、今も生きている。同じ高校3年生の九角 天童。ただし、戸籍上は九角の名を隠して生きているらしい。
 九角の関係する場所。そこは等々力渓谷。江戸時代、江戸壊滅を目論んだ九角家の九角 鬼修が、幕府の集めた武士たちによって倒された場所。

 一方、何処かの屋敷。下忍が葵を男の前に連れて来た。葵は男に言う。これで本当に他の人たちには手を出さないでいてくれるのかと。
 もちろんその男は九角 天童。そんな約束、簡単に破られそうな気がするけどなあ…。

 等々力渓谷の一向は、等々力不動に辿り着いた。この奥の御堂が元の九角家の屋敷であるらしい。行こうとする天野さんを帰す。
 醍醐と京一は、ここに来た時から凄い殺気を感じていたようですね。だから天野さんが巻き込まれるのを避けた。
 彼女が出て行った途端に、空が暗くなり、天童登場。そして、倒したはずの鬼道五人衆も…。目醒めよ、と天童が呼びかけると、鬼道五人衆は全員変身してしまった。強そうだなあ…(汗)。そりゃ戦闘だよねえ…。
 あうー雛乃ちゃんごめん…まさかこんな遠くにいる子を狙うとは…天童、ヤなやつ。でもとりあえず勝ち。
 葵助けに行こう。無事でしたね。天童は倒したと報告した所で「まだ終わってない」の声が。あらまあ。
 天童が鬼に変身した…この話は戦闘が多いんですねえ…(泣)。マリィごめんよぅ…。
 戦闘終了後、天童は、「安息の地が欲しかった」とだけ告げて消えた。
 ここで一区切りか…。

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