新規作成 2013.10/1 |
最終更新 2016.8/25 |
アナライザーは特に新規導入、経験の浅いユーザーに完全に自動化された鉄道模型への迅速なアクセスを可能にするためのツールとして導入されまし
た。
しかし、複雑なまたは異常なレイアウトでは、アナライザーは可能なすべてのルートを生成することに失敗する場合があります、あるいは予想外のルートを生成
することがあったり、最悪な場合にはハングアップすることもあります。
これらのすべてのケースでは設定がアナライザーによって正しく生成されたこれらのルートは青写真としての役割を果たすことができますが、
手で調整または完了しなければなりません。
セクションの制限を参照してください
アナライザーを利用するには、手動で起動する必要があります。
次のいずれかの方法により始動します。
例えば、ブロックの関係変化や方向トラックの導入が原因で無効になった「autogen-」で始まるIDを持つすべてのルートは、トラッ
クプランの変更後にアナライザを再実行するとルートリストから削除されます。
手動で追加された「autogen-」で始まらないルートは、変更されること無くリストに残ります。
センサーはブロックプロパティにあるルート・タブ上のルートに割り当てる必要があります。セ ンサーは、all enter +、 または all enter - ルートに割り当てられています。 all enter + ルートは、 ブロックの+側(SpDrS60テーマに小さい+印のある側)に入るすべてのルートのためのものです。 これに対し、 all enter - ルートは、ブ ロックのー 側に入るすべてのルートに使用されます。
アナライザによる割り当ては、「enter」および「in」センサーを使用している場合にのみ機能します。
さらに、それぞれのサイドに、ブロックまたは次のポイント間にセンサが1つである必要があります。
ブロックに1、3または4つのセンサがある場合は、有効とはなりません。
ブロック端側に複数のセンサが使用されていると、最もブロックに近いセンサのみが考慮されます。
方向線路( トラックの種類 も参照 )は、アナライザによって生成されるルートを、ある特定の方向に制限するために使用することができます。 この目的のために方向線路は、1つ以上のブロックの間に配置されます。
例 | 説明 | アナライザによって生成されるルート |
---|---|---|
トラックによって接続された2つのブロック | AからB および BからA | |
2つのブロック間に両方の方向を示すトラックを持つ | 同上; 両方向のためのトラックの記述ですが、特に機能はありません。 | |
2つのブロック間に矢印が右に向いた方向線路を持つ | AからB のみ | |
2つのブロック間に矢印が左に向いた方向線路を持つ | BからA のみ | |
方向線路のない分岐 | AからB、AからC、BからA それと CからA | |
分岐側に方向線路 | AからB、AからC それと BからA | |
分岐の前に方向線路 | AからB それと AからC |
コネクタは、離れた要素を接続するために使用することができます。アナライザは、同じ方向に相手方(第2コネクタ)を探します。この時、両者間の隙間や他
の要素は無視されます。
コネクタの例 不必要な線路の省略 (トラック番号11〜99のコネクタ対は繋がっていると扱われる) |
|
---|---|
橋渡しを示すコネクタシンボル | |
|
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2つのコネクタによる橋渡し 上段:線路タイプ「コネクタ」で構成 下段;「tracknr」= 2 の線路タイプ |
「tracknr」= 3
の一つの線路タイプシンボルによる橋渡し アナライザは可能なルート、A- <> B+ と C-<>D+を認識し、生成することができます |
コネクタは、モジュール間で使用することはできません 。そうであれば、アナライザはモジュールの境界を越えた
ルートを生成しません 、
モジュール上の移動は直線線路を使用します |
> 注:以前に enter および/ または in センサは構成が維持され、アナライザは、(彼らは完全に間違っていたとして も)、それらを変更しません。
ポイントタイプ "アクセサリ" | |
---|---|
アクセサリー# | 説明 |
1 | 廃止された複線踏切、 |
10 | 非ゲートシングルトラック踏切、 |
11 | シングルトラック踏切、片側の壁 |
12 | シングルトラック踏切、両面障壁 |
40 | 2つで橋渡し |
41 | 1つで橋渡し |
|
|
線路タイプ 「tracknr」 | |
番号 | 説明 |
2 | 橋渡しコネクタ |
3 | 橋交差 |
その他のアクセサリーや線路番号はサポートされません 。
そのシンボルの様々なグリッド・サイズや向きを知りません。
したがって、アナライザを開始する前に、これらのオブジェクトは、通常のトラックオブジェクトと(そしておそらくそれ以降再び) 一
時的に入替える必要があります。
注:連続して2つ以上の二重トラック(double track)の要素を使用しないでくださ い。 アナライザーは、いくつかの間違ったルートを生成します
<stlist> <st id="autogen-[01+]-[02+]" bka="01" bkb="02" bkaside="true" bkbside="true" show="false" x="0" y="0"> <swcmd id="sw1" cmd="straight"/> </st> <st id="autogen-[01+]-[03+]" bka="01" bkb="03" bkaside="true" bkbside="true" show="false" x="0" y="0"> <swcmd id="sw1" cmd="turnout"/> </st> <st id="autogen-[04+]-[01-]" bka="04" bkb="01" bkaside="true" bkbside="false" show="false" x="0" y="0"/> <st id="autogen-[02-]-[04-]" bka="02" bkb="04" bkaside="false" bkbside="false" show="false" x="0" y="0"> <swcmd id="sw2" cmd="straight"/> </st> <st id="autogen-[03-]-[04-]" bka="03" bkb="04" bkaside="false" bkbside="false" show="false" x="0" y="0"> <swcmd id="sw2" cmd="turnout"/> </st> </stlist> |
Q:なぜアナライザは、私が変更したものを毎回上書きまたは削除するのでしょうか?
A:最初アナライザは、「autogen-」で始まるルートをすべて削
除し、新しい(欲しくない)ルートを生成します。
Q:どうしたらアナライザがルートを再生成するのを防ぐことができますか?
A:「autogen-」で始まらない(→削除せず→再生成せず)名前に変更する
ことです。
A-からB+ への余分なルートを防止する(トラックの変更を避けます)(B+ から A- についても同様)
- 修正前:
- 手操作:
- 修正後:
- ANALYSER: max. recursion depth (101 > 100) reached
⇒ベストプラクティス に従ってください