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新規作成 2013.4/21
最終更新 2016.8/15

Routes ルート (訳要見直)

コンテンツ → オブジェクト → ルート

項目 | 全般 | コマンド | センサ | 権限 | 条件 | 配線

 

ルートとは、あるブロックから別のブロックに移動するための方法の定義です。

基本的なルートは、単に列車がブロックAからブロックBに走行可能かを教えてくれるだけです。複雑なものは横断しているブロックがあること です。

特長


コマンド




Routes ルートインデックス


 



テスト


選択したルートのスイッチコマンドをテストします。

リセット


上図は更新されていないが「Test」の右にあります

ホイールカウンタによって閉じられた場合には、このルートをリセットします。

コピー


選択したルートをコピーして、同じIDに "(copy)" と接尾辞を付けてリストに追加します。


Routes ルート全般


RouteDialog全般タブ。

Route-gen

ID


IDは、このルートを参照するための一意のキーとしてRocrailプログラム全体で使用され、それゆえ非常に重要です。

モジュールID


モジュラーレイアウトは、自動生成されたルートのルートIDがグローバルルートテーブルに保存されていないことを確認する必要があります。

多かれ少なかれ内部使用のためだけでなく、その場で専門の修正のために提供。

ブロックから


ルートの始点ブロック。 Rocrail方向も読んで

+オプションは、ブロックサイドルートで開始ブロックの+ 側か ら列車が出発ている場合に有効にする必要があります。

ブロックへ


ルートの終点ブロック。: Rocrail方向も読んで。

+オプションは、ブロックサイドルートで列車が行先ブロッ ク の+側から進入する場合に有効に必要があります

横断ブロック(2016.8/15 修正)


(この項目の末尾に追加したような例が本家に追加されていて、この例による とこれは複数のブロックを跨ってルートを定義するものようです。このような設定をした時に、そのルートに含まれるブロックをここで設定す るらしい。)

FROM-TOブロック間に他のブロックを跨いでいる場合、衝突を避けるため、ここに設定する必要があります。

これは、ホワイトスペース(空白)なしでブロックIDのカンマ区切りリストです。

:ブロックが横断ブロックとして使用されて いる場合は、それらすべてのブロック定義は無視されます。

ヒント:

例:

もし、或る列車がBlock “BK 1”からBlock “BK 2”、 Block “BK 3”で停車せずに Block “BK 4”に走行する必要がある場合、 “BK 1-” to “BK 4+”のルートを生成して,交差ブロック欄には “BK 2,BK 3”と入力します.


スピード


これは、"ブロック"に異なる値が設定されていた場合、Toブロックに入いる速度とFromブロックを出発する速度を上書きします

ポイントの分岐位置オプションのために経路速度を減速させる必要がある場合、速度を 減速させることができます。

ルートとロコ速度の関係(後者の場合、機関車:インタ フェースを 参照):

経路速度 ロコ速度
Min. V_min
Mid. V_mid
Max. V_max
クルーズ V_maxの80%1)
V_maxのXX%

1)別途定義されていない場合V_cru

減速

ルート内のポイントが反位に設定さている場面で、V_midより現在の速度が高くなっている場合にV_midに設定されます。 行先ブロックのenterイベントがトリガされるまで減速速度が使用されます。

信号機は、減速を示すために、白色または、利用可能な現示数に応じて、黄色の現示に設定されます。

注: Rocrail プロパティのグローバルフラグ「分岐器用速度変更No Speed Change For Switches」は、route個々の設定を上書きする為、こ のオプションを使用するのであれば無効化しなければならないでしょう。

Max. KmH

Km/h単位のルートでの最大速度。


From/To信号機ペア


現在の走行方向に対して設定べき信号ペアを定義します。

オプション "なし"は全く信号処理を行いません。

ブロックサイド

前方=+

後方=ー


イベント発行前に車を数える。


注目:!: :イベントの欠落が矛盾につながるので、このオプションは注意して使用することです。

自動制御のためのイベントは、列車と車 両数がマッチする前には Rocrailエンジンに送らない。

事後配置交換


これは、機関車がルートを通過し次のブロックに入った後に機関車の配置フラグを転換します。 また、反転ブロックをロコが停止せずに通過できるようにロコ方向フラグを反転します。


表示


ルートのIDを持つ白/黒のルートシンボルを表示します。 シンボルを押すと、経路に応じて分岐器をセットします。

ステータス

ステータス シンボル 説明
空き
-
閉鎖 コマンドでの強制またはホイールカウントが不一致。
ロック 自動モードで列車がこのルートをロック。
選択 CTC制御による選択状態。
選択解除 CTC制御による非選択状態。

コンテキストメニュー

手動


手動操作のルートManually operated routes を参照:

アクション


詳細については、アクションを参照。


route-based-verocity

次の詳細は、この画像に基づいています。

二つのルートが定義されています:1→2(2は側線)1→3(3は直進)

ここでは、次の理由でルート1→2を使ってブロック1を出る場合は、ロコの減速に非常に便利です:

ルート、方向と機関車配置チェックボックスについての注意事項


旧バージョンのルート定義のときのもので、現在は該当しない

  1. FromTo と、両方向は、ロコ正面の向きと関係な く、ルートに沿ってのみ、ある方向に移動することができるかどうかを制御します。 たとえば、ルート1-2がFromToで ある場合、locは1から2にのみ移動することができます。
  2. ルートを使用して、Rocrailがlocに前進コマンドを送信する場合の走行方向をコン トロールします。 例えば、ルート1-2が走行方向をリバースに設定されていて、locがデ フォルト配置に設定されてしている場合、1から2にlocを移動するためには、 Rocrailはデコーダに後 退コマンドを送信します。
  3. Rocrailが経路に沿って前方に移動するためにLOCに前進コマンドを送信した場合、配置も 制御します。 たとえば、走行方向前方のルート1-2の1にいるlocが配置を 未チェックにしている場合、Rocrailはそれが2に移動するためにデコーダに後退コ マンドを送信します。
  4. Rocrailがどのようにlocを走行させるかは、走行方向と配置を組み合わせて決定します。たとえば、ルート1-2は走行方向がリバースに設定され、 locが配置を未チェックにしている場合、LOCを1から2に移動させるときにはRocrailはデコーダに前進コマンドを送信しま す。

1)ブロックサイドルートで、反転ループは不要

2)ブロックサイドルートと反転ループでは、この機能は必要ありません

3)古典経路向け



routeコマンド


route-turnout

ID


定義済みのすべてのポイント、ターンテーブル、ヤード、信号機や出力のIDで、この経路を有効にするために必要なものをリストから選択しま す。

トラック/アスペクト数


ターンテーブルやヤードを選択する場合、ここでターンテーブル線路番号を設定します。

同様に、このフィールドは、アスペクトコマンドを使用する信号に対して現示番号を設定します。

180°

トラック番号に180を設定すると、ターンテーブルが180°回転します。 (3931 +)

ロック


ルートに属していない分岐器を安全に設定する場合だけ、このチェックを外して!

(分岐器が別の列車でロックされていない場合だけ、分岐器のコマンドは成功します。)

他のすべての場合には、衝突を回避するためにチェックすべきです。

信号機と出力はロックすることはできません。

減速


分岐器が定位に設定されていないときに、列車を減速する必要があるかルートがチェックします。

参照:ルート→全般→ 減速Reduce speed

追加


コンボボックスから希望のオブジェクトIDを選択し、目的のコマンドアクションを設定し、追加を押下します。 単一駆動の分岐器の場合だけ定位か反位のどちらかを選択します。 2駆動タイプの場合には左と右のコマンドが有効になります。

削除


リストボックスでオブジェクトを選択し、[削除 ]ボタンを押してください。

修正


リストボックスでオブジェクトを選択し、コマンドを変更し、[変更 ] ボタンを押してください。



ルートセンサー


ルートセンサおよび出力は、ブロック間に配置されたセンサで電気的な占有を検出するためのものです。

いくつかのケースでは、すべてのセンサーをブロックに割り当てる必要はなく、それらは余分な空きルートを安全に得るためにここを使用しま す。


Routeダイアログセンサータブ:

route-sen


ルート権限


route-perm

説明


特定の機関車がルートを使用するのを制限するために、許可するかどうかをこのタブで定義します。許可リストに一つ以上の項目が選択されている 場合は最初に評価され、該当しなければ除外リストが評価されます。 許可リストで何も選択されていない場合は、除外リストに一つ以上の項目が選択された場合に評価されます。

両方のリストは、複数の選択が出来ます。

この例では、経路ABにKoef機関車を含めることを示しています。(例に は示されていない)

タイプ

列車のタイプが許可されるかを指定します。 どの列車タイプも選択されていない場合は、すべてが許可されます。

最長列車長

ゼロより大きい値をセットした場合には、要求元の列車の長さと比較されます。

この許容最長列車長を超えた列車長のとき、ルートの使用を許可しません。

最小列車長

ゼロより大きいセットした場合には、要求元の列車の長さと比較される。

この許容最小列車長より短い列車長のとき、ルートの使用を許可しません。

通勤電車だけ

チェックした場合、通勤電車のみが許可されます。

:!: このオプションは、このルートを使用する全ての通常列車を排除します。



ルート条件


route-cond

説明


条件は、権限の後に評価されます。

複数の条件が定義されている場合は、1つの条件が一致する必要があります 。

評価を見るには、トレースレベル自動を有効にします。

定義


デフォルト値での条件:

<st ...>
  ...
  <stcondition notprevbk="false" prevbkid="" chdir="false" commuter="false" type="" allowschedule="true"/>
  ...
</st>

属性 説明 デフォルト
prevbkid 前のブロックID。設定されていない場合は無視されます。 <empty>
notprevbk 設定されている場合は前のブロックIDが一致しているべきではありません。
CHDIR 列車は設定されている場合、このルートを使用するように方向を変更する必要があります。
コミューター 唯一の通勤電車が設定されている場合。
タイプ セットの場合、列車タイプが一致している必要があります。 <empty>
allowschedules 設定されている場合、スケジュールで実行が許可されます。

列車の種類


配線


Routeダイアログ配線タブ:


route-wiring

CTC


出力

単頭式(オルタネート)出力オブジェクトは、CTCを制御するために使用することができる。

ボタン1

ボタンを開始します。

ボタン2

終了ボタン。

ボタン1とボタン2が押された場合の経路は、自身のIDを使用してロックされます。

ボタン3

クリアボタン

このボタンを押すと、ボタン2も同じならルートのロックが解除されます。