Rust logメモ

Rustでlogと共に使用されるenv_loggerクレートのメモ。

概要

env_loggerは、Rustでログ出力を行うクレート（ライブラリー）。

環境変数RUST_LOGにログレベルを指定することで、そのログレベル以上のログメッセージがコンソールに出力される。
RUST_LOGを定義しない場合はerrorログのみ出力される。

Cargo.toml：

〜

[dependencies]
log = "0.4"
env_logger = "0.11"

一緒にlogクレートもdependenciesに入れる必要がある。

use log::{debug, error, info, trace, warn};

    env_logger::init();

    trace!("trace log");
    debug!("debug log");
    info!("info log");
    warn!("warn log");
    error!("error log");

env_logger::init()を呼んでおかないと、コンソールに何も出力されない。

→env_loggerの初期化方法

実行例

$ export RUST_LOG=info
$ cargo run

[2024-09-28T03:25:13Z INFO  rust_example1] info log
[2024-09-28T03:25:13Z WARN  rust_example1] warn log
[2024-09-28T03:25:13Z ERROR rust_example1] error log

env_loggerの初期化方法

env_loggerを初期化する方法の例。[2025-02-01]