S-JIS[2013-01-15/2013-06-21] 変更履歴

Eclipseプラグイン フィーチャー

Eclipseプラグイン開発のfeature(フィーチャー)の作り方。


フィーチャーとは

フィーチャーは、複数のプラグインをまとめたもの。(プラグインは1つだけでもよい)

更新サイト経由でプラグインを配布する場合は、フィーチャーを用意する必要がある。

フィーチャーは、Eclipse上に「フィーチャープロジェクト」として作成する。


フィーチャープロジェクトの作成

Eclipse3.7でフィーチャープロジェクトを作成する手順。

  1. メニューバーの「ファイル(F)」→「新規(N)」→「フィーチャー・プロジェクト」で「新規フィーチャー」ダイアログを開く。
  2. プロジェクト名やフィーチャーID等を入れて、「次へ」。
    項目 説明
    プロジェクト名 ワークスペース上のプロジェクトの名前。 dmdl-editor-feature
    フィーチャーID フィーチャーのID。Eclipseで一意になるようにする。 jp.hishidama.eclipse_plugin.dmdl_editor.feature
    フィーチャー名 フィーチャーの名前。 Dmdl-editor-feature
    フィーチャー・バージョン フィーチャーのバージョン。 1.0.0.qualifier
    フィーチャー・プロバイダー フィーチャーの提供者の名前。 hishidama
  3. 「プラグイン・リストからの初期化(I)」を選択し、フィーチャーに含めたいプラグイン(自作プラグイン)を選択する。(後から追加することも可能)
  4. 完了。

これでワークスペース上にプロジェクトが作られ、以下のようなファイルが生成される。


フィーチャーのマニフェストエディター

生成されたfeature.xmlをダブルクリックすると、マニフェストエディターが開く。

概要

フィーチャーIDや名前等を修正することが出来る。

情報

フィーチャーの説明や著作権・ライセンス等の文章を入力できる。
(Eclipse3.7なんだけど、ライセンスの文章を入れてもfeature.xmlに反映されないような…)

プラグイン

フィーチャーに含まれるプラグインの確認・追加・削除が出来る。

インストール後にプラグイン・アーカイブを解凍する方法

組み込まれたフィーチャー

依存関係

インストール

ビルド

feature.xml

feature.xmlの中身をテキストエディターで直接編集できる。

build.properties

build.propertiesの中身をテキストエディターで直接編集できる。


カテゴリー定義

カテゴリーを用意してフィーチャーを階層化する(カテゴリーの下にフィーチャーを入れる)ことが出来る。[2013-06-21]

category.xmlというファイルでカテゴリーの定義を行う。

  1. メニューバーの「ファイル(F)」→「新規(N)」→「その他(O)」で新規ウィザードを開く。
  2. 「プラグイン開発」⇒「カテゴリー定義(Category Definition)」を選択して「次へ」。
  3. category.xmlの作成場所にフィーチャープロジェクトの直下を指定して「完了」。
  4. (category.xmlを開くと、Category Definitionのマニフェストエディターが開く)
  5. 「New Category」ボタンを押してカテゴリーを追加する。
  6. カテゴリーを選択してから「Add Feature」ボタンを押してフィーチャーを追加する。

site.xmlによるカテゴリー定義


更新サイトの作成


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