SFの面白さは、第一にアイデア。「こんな法則があったら、世界はどうなるだろう?」
第二に、その世界で生きる人たち。そこで活き活きと生きる人がいて、物語が出来てこそ、面白い。アイデアだけでは、面白い物語にはならない。
そして、「そうでない世界(すなわち自分たちが生きるこの世界)ではどうなんだろう?」とさりげなく思わせられる。
よく出来た物語から一文だけ引用したって面白さは分からない、けれど興味を惹く一文というのはあるわけで。
更新日 | 題名 | 巻 | 著者(訳者) | 年代 | 引用,コメント | 関連 | |
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2006-10-09 | 幼年期の終り |
アーサー・C・クラーク | 1969 | nws2 | |||
2004-10-11 | 太陽の黄金の林檎 | 短編集 | レイ・ブラッドベリ (小笠原 豊樹) |
1976 | ★★ | 電話、無線腕時計、インタホーン、電話、無線腕時計、インタホーン、電話、無線腕時計…… 携帯電話なぞ無かった時代に通信に追われる世界を描いていたとは。 『人殺し』は、作中で「電話機を殺した」と擬人化させているが、通信に追われることによって人間性が殺される事を指しているんじゃなかろうか。 |
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2004-11-15 | 宇宙の戦士 | ロバート・A・ハインライン | 1977 | 映画 bt1 |
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2005-03-13 | アンドロイドは電気羊の夢を見るか? | フィリップ・K・ディック (浅倉久志) |
1977 | 映画 | |||
2010-10-30 |
銀河ヒッチハイク・ガイド 宇宙の果てのレストラン 宇宙クリケット大戦争 さようなら、いままで魚をありがとう ほとんど無害 |
ダグラス・アダムズ (安原和見) |
1979 〜 1992 |
★★★ | 人生、宇宙、すべての答えは、42。 ジョークや皮肉の表現が、日本の感性と違って面白い(笑) |
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2011-02-19 | 星を継ぐもの ガニメデの優しい巨人 巨人たちの星 内なる宇宙 |
ジェイムズ・P・ホーガン (池 央耿) |
1980 〜1993 |
★★★ | ルナリアン ガニメアン エンド人 |
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1999-03-16 | <ハインライン傑作集1> 失われた遺産 |
短編集 | ロバート・A・ハインライン (矢野 徹,田中 融二) |
1982 | ★★ | 脳の多くの部分は、はっきりした機能がわかっていないということは、心理学と生理学の初歩的なデータだ。 しかし、肉体のうちでもっとも高度に発達し高度に特殊化した部分の多くが無機能だということは、どうも理屈にあわない。 |
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2004-01-18 | エンダーのゲーム | オースン・スコット・カード (野口 幸夫) |
1987 | ★★★ | 自然は、生き延びる意志を持たぬ種を進化させることができないのだ。 | ||
自分たちが人間を殺しているとは知らなかったからといって、人間を殺していたのではない、ということにはならない。 そしてまた、ぼくには自分が彼らを殺しているのだというなんの知覚もなかった |
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2006-06-03 | 楽園の泉 | アーサー・C・クラーク (山高 昭) |
1987 | ★★★ | 軌道エレベーター建設の話。 元は1987年だが2006年に再販されたみたい。 |
bt2 | |
1996.3.24 | 宇宙のランデヴー | 2 | アーサー・C・クラーク (山高 昭) |
1994 | ★★ | 神は、異星人の星にもイエス・キリストのような者を遣わしたのだろうか? | |
2004-09-26 | ミラー・エイジ | 安田 均 山本 弘 水野 良 白井 英 友野 詳 清松みゆき |
1998 | ★★★ | 「それは、今の神々が、人間にとってあまりに都合が良すぎるからだ」 | sw13 | |
今度は地球そのものが重力崩壊させられた。 | |||||||
「イエスやマホメッドが存在しなかった歴史があった、というだけでも、宗教界にとっては十分に衝撃的だから」 「まして、向こうの世界の方が進歩していたとなるとな」 |
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グループSNEのリレー小説。リレーなのにうまくまとまってて、どこまで相談してから作ったのか知りたいくらい。 | |||||||
2005-10-11 | ↑ループ | 3 | 鈴木光司 | 1998 | ★★★ | リング・らせんの完結編。もはやホラーでなくSF。しかしアイデアはありきたり…ただ、きっかけを与えてやらないと発生しない、という考えには賛成できないねー。 | |
2010-07-25 | アイの物語 |
山本 弘 | 2006 | ★★★ | ロボットもの短編集。 | ||
2010-07-10 | 去年はいい年になるだろう |
山本 弘 | 2010 | ★★★ | ちくしょう、確かに僕なら言いそうなことだ。 タイムトラベルものだが、異世界の小説家“山本弘”の日記という扱いで語っている視点・内容がすげー。 |
更新日 | 題名 | 巻 | 年代 | 主要人物 | 引用,コメント | 関連 |
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2004-11-17 | 永遠の終り | 1977 | ハーラン、ノイエス | |||
2004-11-17 | ファウンデーション | 銀河帝国興亡史1 | 1984 | ハリ・セルダン。サルヴァー・ハーディン。ホバー・マロウ | bt1 | |
2004-11-17 | ファウンデーション対帝国 | 銀河帝国興亡史2 | 1984 | リオーズ、デヴァース。トラン、ベイタ、マグニフィコ、ミス。ミュール | ||
2004-11-17 | 第二ファウンデーション | 銀河帝国興亡史3 | 1984 | ミュール、プリッチャー、チャニス。アーカディ | ||
2004-11-17 | ファウンデーションの彼方へ | 銀河帝国興亡史4 | 1984 | トレヴァイズ、ペロラット。ブラノ。ジェンディバル。ブリス | ||
2004-11-17 | ファウンデーションと地球 | 銀河帝国興亡史5 | 1988 | トレヴァイズ、ペロラット、ブリス。ファロム。ダニール | ||
2004-11-17 | ファウンデーションへの序曲 | 銀河帝国興亡史6 | 1990 | ハリ・セルダン、ドース、レイチ、ヒューミン。ユーゴ。デマーセル | ||
2004-11-17 | ファウンデーションの誕生 | 銀河帝国興亡史7 | 1995 | ハリ・セルダン、ドース、レイチ、ユーゴ、ワンダ、ステッティン | ||
2004-11-17 | ファウンデーションの危機 | 新・銀河帝国興亡史1 | 1999 | グレゴリイ・ベンフォードが書いた、ファウンデーションの続編 | ||
2004-11-17 | ファウンデーションと混沌 | 新・銀河帝国興亡史2 | 2000 | グレッグ・ベア | ||
2004-11-17 | ファウンデーションの勝利 | 新・銀河帝国興亡史3 | 2001 | デイヴィッド・ブリン | ||
2004-12-04 | アイザック・アシモフの世界の年表 | 1997 | 「「アシモフの世界」の年表」ではなく、アシモフが書いた「(現実)世界の年表」。150億年前(宇宙の誕生)〜西暦1945年 | |||
2004-12-04 | アイザック・アシモフの科学と発見の年表 | 1996 |