秋月の電子キットを作ろう

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秋本1

ページ2は、今まで私が製作してきた秋月のキットの一覧です

表の見方はこちら

page2の分類
CQ 1992.11 キット特集(99.12.24更新)
CQ 連載・電気街探訪(99.12.24更新)
以前作ったキット1(99.12.24更新)
以前作ったキット2(99.12.24更新)

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その他のキット page 3

最終更新日 : 1999.12.24


以前作ったキット2(既に販売していないもの)

デジタル・マルチメータ・キット
終了
ICL7139を使用したマルチメータ、平たく言うとテスタのキット。売価が3〜4000円程度だったと思うが、性能としては3・3/4桁で「並」なテスタである。今では、「並」なテスタが安価に買えるので、あまり意味は無いかもしれないが、当時はデジタル式テスタは高かった。今でも導通テスタとして働いている。
AA 1
RGB→ビデオ・コンバータ・キット
終了
CXA1145を使用した、アナログ(デジタルも可)RGBをNTSCビデオ信号に変換してくれるキット。売れ線のV7021と反対の仕事をするデバイスである。200ライン専用などと書いてあるところが時代を感じさせる。私は、テーブル・ゲーム基板をTVで遊ぶために買ってきた。
A 1
焦電型赤外線センサ・キット
終了
今でも、これに近いキットは売られているようだが、この当時はフレネルレンズ専用マウントボックスが付属していて使いやすかった。ちなみに、人体から出る赤外線をセンスして人の接近を検知する装置。最近は、「ふるまいセンサ」など完成品も多く売られているので、キットを作る意味は余り無いだろう。
B 1
MB506使用 2.4GHzプリスケラ・キット
終了
中期の頃の、8桁周波数カウンタキットに付けられていたプリスケラだと思う。1/1024分周なので、カウンタの方のゲートタイムを微妙に伸ばして使っていた。いずれにしろ、今は3GHzプリスケーラに代変わりしてしまった。
B 2 / 配線が悪いと感度が落ちる
NEC uPC1651G使用 超広帯域アンプ・キット
終了
10〜1200MHzまで使えるという広帯域アンプ・キット、4本足の小型なデバイス1つだけなので作りやすいが、UHFの受信ブースタなどに使うにはゲインが低めで使い難い(19dB/500MHz)。専用基板でなく、ベタ基板を作って配線するので製作が少しだけ面倒だった。
B 2 / 配線が面倒だった
MSM6927RS使用 モデム・キット
終了
パケット通信に使えるモデム用LSI、キットといってもパケット用として買ったので、説明書に書いてある回路は全く参考にしなかった。結局、モデムを作る前にTNCを買ってしまったので、日の目を見ることなく終わった。実は、300bps版も買った記憶はあるのだが、説明書は無くなったようだ。それとも300bps版(6947)に1200bps版(6927)が付いていたのか?何分昔の事で忘れてしまった(^^;)
C 1

保存しておいたキットの説明書から思い出してまとめました。


以前作ったキット1(未だ販売しているもの)

AKI-80 超小型マイコンボード・キット
4200円
言わずと知れた、秋月定番のAKI-80。コメントも必要が無いキットだろう・・・ウワサではTMP-Z84C015の生産が終了したので、じきにAKI-80も無くなると言われているが、秋月のチラシでは、まだ、数万個オーダーでの在庫がある模様。
AAA 1
AKI-ROMライタ・キット
9000円 / AKI80無しは5000円
AKI-80を使ったROMライタ、これも秋月定番のキットになった。しかし、256KBまでしか焼けないので、そろそろ、限界が見えてきた感じがある。AKI80別売りタイプは5000円なので、ROMを焼き終わったらAKI80を外して使うという手段もとれるようになった。
AA 1
NJM2035使用 FMステレオ・トランスミッタ・キット
1000円
かなり以前に製作した物ですが、いまだに売られているようです。当時は、ユニバーサル基板に製作するものでしたが、未だに同じ物かどうかは分かりません。LDの音声をステレオから出す時使いましたが、ソコソコの音質で便利に使えた記憶があります。相当前に他人に譲ってしまったので、もう手元にはありません。
A 1

写真無し

ICL8038使用 精密波形発生キット
2400円
これまた、かなり以前に製作したものです。1Hz〜数10KHzまで安定した正弦波が出せました。ただし、100KHzを超えると波形が歪みます。±電源が必要なのと、消費電流が多いのが難でした。かなりの長期間に渡って我が家の低周波発振器として使っていましたが、最近はMAX038を使った発振器を使うようになり現役引退です。
A 1
赤外線投光器キット
1000円
56個もの赤外線LEDをならべて投光器にするものです。2mくらいならば、かなり強力に照らせますが、照射する面積が狭く(指向性が強い)、CCDカメラの画角には全然合いません。製作するときは、LEDを放射状に広げて配置(半田付け)するほうが良さそうです。ちなみに、12V/0.5Aと結構電流を消費し、発熱も結構あります。
A 1
電話回線用 自動転換器キット
1000円
アナログ電話回線を3つに分岐し、先取りした方に回線を占有させる切り替え器です。つまり、誰かが使い始めれば、他の電話機は使用不能になります。ちなみに、電源は電話回線から得ます。私は、モデムと電話機の切り替えに使っていました。
A 1
超大文字高輝度7セグ表示機・4桁ダイナミック駆動キット
1600円
1.8インチもある巨大な7セグLEDを搭載する基板キット、以前、特集記事でAKI-80と組み合わせ時計を作った。大きいのは楽しいのだが、ちと高い気がする。バラで部品買った方が安い。それに、基板は反っててイマイチ使い難い。
B 1

保存しておいたキットの説明書から思い出してまとめました。ここに載ったものは定番的なキットが多いです。


CQ 連載・電気街探訪で扱った秋月キット(重複は除く)

DNR ダイナミック・ノイズ・リダクション・キット
終了
LM1894を使用した、ノイズを軽減させる回路でオーディオ・ステレオ用。じつは、内容は忘れてしまった(^^;)確かトランシーバに取り付けてみたが、さほどの効果は得られなかったような気がする。部品取り用ジャンク基板袋の中から基板が出てきたので撮影した。
C 1
シンプル赤外線リモコンキット
1000円
赤外線リモコンでON/OFF操作するだけの装置、リモコンといっても、赤外線がでたらON/OFFをトグル動作するだけのもので、どんなリモコンでも動いてしまう。以前、天井の照明用に使用し、TVのリモコンを天井に向けて操作するだけでON/OFFできるので便利だったが、AC100VのON/OFFでリレーが死んでしまったので、直さず捨ててしまった(^^;)
B 1

写真無し

精密ディジタルインダクタンスメータ・キット
4600円 / DVM付き
インダクタンスを計測できるキット、結構凝った回路構成をしていて面白い。誤差も比較的少ないし、コイルはさほど精度を必要とした測定をする頻度も少ないので、これを1つ持っていれば色々と便利。コイルを手巻きして何かを作る人にはお薦め。今時、ディップメータでコイル巻きでもないでしょう・・・
AA 2 / 部品数多いし、調整など少々厄介
スペクトラムアナライザ・キット
8800円
究極の秋月キット!! やっぱ、秋月のキットはこうでなくてはならない! 相当の実力が無ければ動作させるのは困難でしょう。これを完全に動作させられるなら、この程度の回路設計は自力でできるんじゃないかな?ウデに自信が有る人は是非トライしてみてください! ちなみに、うまく動作させたとしても、測定器として実用になるほどの性能は得られません。でも、バンドスコープ的な使い方なら十分役立つでしょう。間違ってもスペアナを持っていないので、これを作って代用にしよう、なんて思わないように(^^;)ホンモノのスペアナと比べると、このキットの性能が良く分かります。これだけだと、何を信じたら良いのか分からなくなってしまいます。しかし、おもちゃに8800円は少し高いかも?
AA 3+α / 完全動作させるのは極めて困難
AKI-PICプログラマ・キット
5700円
PIC用のプログラマ(ライタ)キット、秋月で扱っている多くのPICに書き込めるのがウリ。PIC16F84だけなら、こんな高価?なライタは無用かもしれませんが、でも、やっぱり便利です。付属のアセンブラもマクロが沢山入っていて私は好きです。
AAA 1
AKI-H8開発キット
7800円
AKI-H8の基板と、プログラマ、資料などが入ったセット。ちなみに、基板は3800円なので、それ以外に4000円取られる計算、私が購入した時は、ユニバーサル基板に簡単な部品を取り付けるだけだったので、4000円はチト高く感じられた。H8/3048Fの資料のコピーが大量に入っていてコピー代だけでも高そうだが、実は日立に頼めば資料はタダで貰える。縮小コピーでページ抜けしている付属の資料は、はっきりいって無用の長物である。最近はオマケの品物が色々と付いているようだ。
A 1
AKI-H8マイコンボード・キット
3800円
開発キットの中に入っているマイコンボード。H8/3048Fな、なかなか使い勝手の良いデバイスだし、別売りのCコンパイラを使っての開発はとても便利。用途にもよるが、AKI-80で開発するより遥かに短期間で開発できる。これが3800円で買えるなら凄い!
AAA 1
SX18ACマイコンモジュール・キット
1700円
50MHzで動作するPICといった感じのデバイス、SX18ACを載せたマイコン・ボート。ボートといっても、SX18ACにセラロック、MAX232を載せただけのボードなので、ボードである意味はほとんど無いように思える。当時は、SX18AC単体で売ってなかったのでボード込みで買った。しかし、開発ツールを持っていないので、未だに使ったことがない(^^;)いまは、秋月でもSX用プログラマが売られているので、そのうち試してみようかと思う。
B 1
PIC16F84マイコンモジュール・キット
1500円
SX18ACボードと同じコンセプトのPIC16F84版のキット。サイズはDIP 40P並みであるのは面白いが、何に使うのかというと疑問。シリアルの入出力を必要とし、付加回路無しでドライブできるものの制御くらいにしか使えない。極めて用途限定されたボードである。普通は、ユニバーサル基板にでも載せた方が安くて良い。
B 1

連載(電気街探訪)では多くの秋月のキットを扱いました。経費でキットが買えて色々作れたので楽しかった。


CQ 1992年11月号・特集で扱った秋月のキット(重複は除く)

音声時計キット(おしゃべり時計)
終了
時計専用LSIを使った液晶表示式の時計で、音声合成で時刻を喋ってくれる。なかなか面白いキットだったが、今では、もう売られていないのが残念。手放してしまったので撮影不可。
AA 2 / 表面実装部品の取り付けが面倒

写真無し

デジタル音声録音/再生キット
終了
一頃流行ったT6668という音声レコーダLSIを使用したキット。DRAMを亀の子増設する方法が面白かった。T6668は設計が古く、小容量のDRAMしか扱えないし、今時そんなDRAMも手に入らないので流行らない。今なら、玩具を買った方が安い。まだ、自宅に転がっているので、たま〜に(数年に1度)遊んでいる。
A 2 / 製作は少し面倒
実験用精密級電圧安定化電源キット
1500円
未だに「実験室用大容量安定化電源キット」の名前で売っている秋月の定番キット。723を使った古典的回路だが安定化電源の勉強には良い教材。うまく処理しないと723が発振してしまうのが難しい。これを使った安定化電源(0-20V/4A)は未だに愛用している。キット本体より、ケースやトランス、メータ類なんかの方が高価。
A 2 / 上手く作らないと発振する
VOICE CHANGERキット
終了
MSM6322というLSIを使ったボイスチェンジャー、基本的には玩具用。今なら、玩具を買った方が安上がりかもしれない。
B 2 / 表面実装LSIの取り付けが少し面倒

さすがに7年も前のキットは、今では扱っていない物が多かった。


表の見方
表の内容
キットの名称(結構コロコロ変るようだが)
価格/注釈 (終了 は、既に販売されていないもの)
コメント
評価(AAA,AA,A,B,C) 作り易さ(1,2,3)
評価
AAA=買って損は無い?
AA=お薦め
A=なかなか良い
B=悪くは無い、ケド
C=止めた方が・・・

作り易さ
1=比較的簡単(だと、私は思う・・・)
2=製作は面倒だけど調整は簡単
または、製作は簡単だけど調整が少し面倒
3=調整が大変でウデが無いと実用にならないかも?
または、製作が極めて困難。
表の色分け
電源関連キット
測定器関連キット
マイコン関連キット
AV関連キット
その他のキット

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