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■ 動物ジャーナル91 2015 秋

  編集室から


 「一日のうちに夏と冬の気温」という報道がありました。お天気に翻弄された観のある年でしたが、太洋に水没しそうな国があり、氷上の住処を失う動物さんありと、ヒトの飽くなき欲望が自らの首を締めていくようです。

 その象徴と言うべき戦争について、人間の欲が原動力であり、命の平等は全く顧みられないと教えられた『動物と戦争』はありがたい本でした。私たちもどこかで戦争に加担しているのかも知れませんがせめて紙や電力の無駄遣いを止めたいものです。

 動愛法改正の時期にさしかかり、まともな改正をと願う立場からはスタンバオ氏の続稿が待たれましたが、今回お休み、同じく「先進国」は準備不足につき休載しました。奥田先生はご多忙につき無理とのことでした。

 「生きもの」がモノであっていいのかを問う野村氏稿、ヒトが加工して作った純血種なるものの身体的不具合に苦しみ続けるアーちゃんと笠井氏、危機を救われ、今は幸福絶頂の安藤家のおふたり、将来愛情あふれる家庭を築く筈の菅家の小さい訪問者。愛を実現する活動に徹し石川氏という記録者に恵まれた杉本さん。皆さま有難うございました。平安のご越年を。  
(青島)