|
■ 動物ジャーナル 56 2006 冬
|
|
編集室から
|
|
|
|
何とも重苦しい二〇〇六年でした。子猫殺しを筆頭に、広島ドッグパークのごたつき。
動物の受難は水面下でいかばかりかと思われますが、連日のように報道されたヒト殺しの凄惨は、社会が暗黒に向っていると感じさせられます。政治も手詰り行詰りの観あり、同じく闇へ迷い込むのでしょうか。
その国民に見合った政府しかもち得ないとはよく聞く言葉、住民の働きかけの積重ねが実を結ぶ例を、田口氏、
松田氏稿に見ます。又、残り少ない自然を守ろうとする天狗裁判のエネルギーは、伊藤氏により身近に感じられ
ました。熊さんの森林は既に荒廃、丁度正反対のブータンに出会い、共感の余り書きすぎ、創刊以来初めての頁
不連続という無様に及びました。ご面倒ながらジャンプをお願いいたします。
いつもながら、ご寄稿の皆様に感謝申し上げます。
さて、当編集室は、夏以来の椿事の余波収まらず、もたつきを今回に引きずりました。またもや遅れまして申し訳なく存じます。このお元日に紅茶の茶柱が立ちましたので二〇〇七年は順調かと…努力いたします。(青島)
|
|
|
|