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■ 動物ジャーナル 55 2006 秋

  編集室から


 夏の終りに至って爆竹を投げ込まれたような「子猫殺し」。打てば響く勢いのご寄稿に編集部としましては苦労が軽減されましたが、そんなことを口にするのも不謹慎でしょう。千葉氏、田口氏、UFOとヤブにらみでもこれに触れていただきました。憚りながら青島も参加しました。派生する問題は多岐に亘ります。それぞれを追求するご投稿よろしく。
 お口直しに「犬の縁」、思い切って贅沢に組みました。このような情景があふれる世と早くなりますように。
 後半は嬉しい話題三篇。毛皮反対の高まり、子猫の新家庭探しの要領、小さいグループが対象でも訴える力は大きいという実証、どれも希望を抱かせていただけます。それに対して動物実験の反知性的なこと!
 今回十月刊行の予告が果せませんでしたのは、編集スタッフに椿事続出、それで意気消沈、のためでした。少数精鋭?主義の弱点を露呈しました。次回は一月刊をとり戻します。ご寄稿の皆様にはお詫びを添えて感謝の意を捧げます。今年は暖冬との予報ですが、皆さま御油断なく御大切にお過しあそばされますよう。 (青島)