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TOP mook 動物ジャーナル バックナンバー動物ジャーナル52・バザー報告

■動物ジャーナル52 2005 冬

  バザー報告

 二〇〇〇年四月に、世田谷区経堂・農大通り商店街の樅の木さんお店前で、おずおずとバザーを開催して以来、二回目をその年の十一月に、三回目を翌年六月にと続けましたが、第五回以降私の多忙と人手不足のため中断状況となっておりました。
 この度、十一月十一、十二の二日間、約二年ぶりに第六回を開催、無事成果をあげて終了しましたのでご報告いたします。
 そもそもこのバザーの主催は「不妊手術推進グループ」とし、回ごとに援助先を明示して実行--第一回は東京の祖師谷及び鶴川、第二回は福岡、以下略--してきました。そして今回は〈隠岐の島の猫さんを応援します〉と銘打ちました。
隠岐の猫さんの支援とすることを、海士町松田さんにもお伝えしていましたら、海士町役場から観光資料と特産「海士の塩」見本品がどさりと届き、来訪者に興味をもってもらえたようです。
 何よりも目を引きつけたのが、海士町の猫たちの写真でした。松田修一氏撮影、時々食料を届けられる中の一軒の
お宅で、猫たちがお迎えに出、猛然と食べ、食事がすむとゆったりくつろぐ姿。昨秋私も伺ったお宅で、再会に感無量でしたが、来訪者皆さんにはかなりの迫力で訴えるものがあったようでした。
この時展示した写真を、やはりここに載せます。美形ぞろいをおたのしみ下さい。
 さて、このお宅の猫たちは幸せな方です。最初に松田順子さんから伺ったお話では、食べ物がなくて冬を越せない子も多い。体力がなくては不妊手術も受けさせられないということ。心配のあまり何度か缶詰をお送りしましたが、キャンペーンを重ねるごとに意識が変化して、食べさせてもらえるようになったそうです。 けれども、いわゆるペットフードは離島ゆえに相当割高であり、気楽に与えるわけにいかない、入手法にも苦慮していると伺っていましたので、以前から放出品の情報を時々頂いていた飯塚耕史氏にチャンスがあればとお願いしてありましたところ、たまたまお手持品を回してもよいとお知らせがあり、送料をバザー収益金でまかなうことにし、発送して頂きました。
 寄付金の類は本来動物直接の費用に充てることを鉄則としておりますが、今回は無償のフードでもあり、特例として容認して頂きたく存じます。収支その他、ご確認下さい。
 ご協力下さいました皆様、まことにありがとうございました。
2005年11月15日現在収支
収入
バザー売上(カンパ含む)
25,300円
隠岐への送料
▲19,980円
飯塚氏への振込料
▲105円
残高
5,315円