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■動物ジャーナル49 2004 春
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殺してはならぬ
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すべての生きものにとって生命は愛しい。己が身にひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。
最初期の仏典『ダンマパダ』にあるこの一節を、バルカン半島の紛争地を歩きながら、何度かみしめたことか。いや、この日本においても。
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東京新聞夕刊に『心の語録』という欄があり、毎日各界諸氏の心に銘ずることばが載ります。
これは2005年1月13日のものです。
『ダンマパダ』は法句経(ほっくきょう)の名で知られる仏典。ブッタ(釈迦)の言葉を伝えるものも多く含むと考えられています。
「すべての生きもの」は限定されたものであるはずがありません。 (青島)
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