オーディオ日記 第56章 音楽三昧の日々(その3)2023年9月24日


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妄想は暴走する:

Carbon Textremeを使用したスピーカーシステムも Perlisten から登場してきており、このタイプの振動板を採用する市販システムや自作ユーザーも今後増加していくのではないかと考えている。先に振動板の素材による「Moving Mass」の 比較 を行ってみたが、ユニットの口径が大きくなるほど相対的に単位面積当たりの重量がCarbon Textremeは優位となっていく。軽量さと剛性はやはりスピーカーユニットにとっては生命線だと思う。

我が家のCarbon Textremeユニット(SB Acoustics MW16TX-8)は現在のところベリリウム振動板を採用したミッドローユニットの導入によって一時お休みしているのだが、こちらも素晴らしいユニットなのでCarbon Textreme振動板に関連してまたムクムクと新たな妄想が沸き起こってきている。

SB Acoustics WO24TX-8:24㎝口径のウーファユニット、ルックスも良い感じ
SB Acoustics WO24TX-8

Carbon Textreme Unit Family:左から24cm、19cm、16cm、13cmと急速にラインアップが揃った
SB Acoustics WO24TX-8

現状ベリリウム三兄弟は低域にSONY SUP-L11という15インチ口径のウーファーを使用して4wayを構成している。この組み合わせで特段の不満があるという訳ではないのだが、SUP-L11は口径も大きくペーパーコーンであることから、音の繋がりという観点で考えてみると、やはりベリリウムのスピード感には追随しきれていないかもしれない、という想いも(単に気持ちの問題かもしれないが)僅かながら顔を覗かせる。

更にベリリウムウーファーを導入出来たら、、、という欲望も全く消え去っている訳ではないのであるが、無いものねだりでは如何ともし難いので、さらば次善の策を、と考えるのはSB Acousticsから新たに登場した24㎝口径のウーファーユニット。幸いにも8Ωバージョンのユニットもあるので、これを2基並列で使えば、SUP-L11に対抗し得る低域を構成できないだろうか、という真に妄想そのもののアイデア。

このところ立て続けにミッドハイ、ミッドローと導入して、まだまだその使いこなしも熟成も出来ていないので、時期尚早だし焦りは禁物とは思うのだが、この妄想は暴走してしまいそうで、自分でもちょっと怖い。


                 4way構成の設定値(2023年9月18日暫定)
項目 帯域 備考
Low Mid-Low Mid-High High
使用スピーカー
ユニット
- Sony
SUP-L11
(Experimental)
BeW-16
Bliesma
M74B-6
Scan Speak
D2908
-
能率
能率(90dB基準相対差)
dB 97.0 (+7.0) 87.5 (-2.5) 97.0 (+7.0) 92.0 (+2.0)
定格値
DF-65の
出力設定
dB +0.0 +0.7 +2.4 +4.3
マスターボリューム
アッテネーション
dB -9.0 -2.0 -3.0 -0.0
各チャネル毎の設定
パワーアンプでの
GAIN調整
dB 0 0 -12.0 -12.0
 
スピーカーの
想定出力レベル
dB 88.0 86.2 84.4 84.3
合成での
出力概算値
クロスオーバー
周波数
Hz

250
250

1250
1250

3150
4000

High Pass

Low Pass
スロープ特性
設定
dB/oct flat-24 24-24 24-24 24-flat
DF-65 DELAY
設定
cm -8.0 +19.5 +22.5 +25.0 相対位置と
測定ベース
極性 - Norm Norm Norm Norm  
DF-65 DELAY COMP
(Delay自動補正)
- ON 自動補正する
DF-65デジタル出力
(Full Level保護)
- OFF 保護しない

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