オーディオ日記 第54章 今は空も飛べるはず(その22)2023年2月8日


TOP Audio Topics DIARY PROFILE LINK 掲示板

Diretta Target App Tips:

前回 記載したDiretta Host on ArchLinuxのシステムイメージがSymphonic-MPDの フォーラム にて公開されたので、ご興味のある方は是非トライを(フォーラムメンバーとなればダウンロード可能)。

なお、引き続きラズパイ4ベースのGentooPlayerにてDiretta Target Appを稼働させていろいろと試行しているのだが、どうも素のままのGentooPlayerでは面白みに欠ける。そこで、SSHを有効にしてGentooPlayerにログインしたり各種パラメータ等の設定内容を確認をしてみたりしたのだが、ラズパイ4でDiretta Targetを使う場合は少し工夫をした方がベターかもと、気付いた点がある。

ほとんどがラズパイ固有の要素であるが、せっかくDirettaをラズパイで使うのであれば少々チューニング(?)してみたくなるのだ。以下に当方が環境改善(改悪かもしれないが?)と称してやってみたことをまとめておく。
1,CPU速度の定速化
2.Wifi機能の無効化(含むBluetooth)
3.内蔵オーディオ機能の無効化
4.LEDの消灯
(1)Active LED
(2)LAN LED

この辺りは流石のGentooPlayerで必要な設定項目のほとんどは次のメニューにまとめられている(なお弄り過ぎには注意!)。

09.System Config Advanced - TWK various:(スクショの設定内容は設定途中のもの)
Diretta Tuning

(参考)上記設定はconfig.txtを以下のように自分で直接編集しても可能である。
#
# 1.Frequency Control (Set to 900MHz)
#
force_turbo=1
arm_freq=900
arm_freq_min=900
#
# 2.disable Wi-Fi and Bluetooth
#
dtoverlay=disable-wifi
dtoverlay=disable-bt
#
# 3.disable Internal Audio Function
#
dtparam=audio=off
#
# 4. LED control
#
# (1)disable Power LEd (heartbeat not used) & disable ACT LED
dtparam=pwr_led_trigger=none
dtparam=act_led_trigger=none
#
# (2)disable LAN led (for Raspi 4B)
#
dtparam=eth_led0=4
dtparam=eth_led1=4



                 4way MW16TX構成の設定値(2022年1月3日更新)
項目 帯域 備考
Low Mid-Low Mid-High High
使用スピーカー
ユニット
- Sony
SUP-L11
SB Acoustics
MW16TX
Sony
SUP-T11
Scan Speak
D2908
-
能率
能率(90dB基準相対差)
dB 97.0 (+7.0) 87.5 (-2.5) 110.0 (+20.0) 93.0 (+3.0)
定格値
DF-65の
出力設定
dB +1.0 +1.0 -9.0 +4.0
マスターボリューム
アッテネーション
dB -9.0 -2.0 -3.0 -0.0
各チャネル毎の設定
パワーアンプでの
GAIN調整
dB 0 0 -12.0 -12.0
 
スピーカーの
想定出力レベル
dB 89.0 86.5 86.0 85.0
合成での
出力概算値
クロスオーバー
周波数
Hz

140
140

710
710

4000
4000

High Pass

Low Pass
スロープ特性
設定
dB/oct flat-48 48-48 48-24 24-flat
DF-55 DELAY
設定
cm -8.0 +19.5 -37.0 +25.0 相対位置と
測定ベース
極性 - Norm Norm Norm Norm  
DF-55 DELAY COMP
(Delay自動補正)
- ON 自動補正する
DF-55デジタル出力
(Full Level保護)
- OFF 保護しない

next index back top