オーディオ日記 第47章 巡礼(その2)2019年9月24日


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Symphonic-MPDを試す(その12):Amazon Music HD編(続き)

前回 Amazon Musicを試してみたが、どうにも音に納得できないし、高品質を示すHDという「バッジ」なども画面の何処にも表示されない。何かおかしいと思って、それに対応する方法もあれこれと探したけれど特段の情報も見つけられず、解決することができなかった。

思い至ったのはやはりAmazon Music Unlimitedの状態のままで、Amazon Music HDに移行できていないのでは、という疑問。そこで自力解決は諦めて、Amazonのサポートセンターとオンラインチャットで相談してみた。(チャットで相談できるのは便利!)

結果、やはりトラブル?によってAmazon Music HDに移行できていないことが確認できた。もちろん事の原因詳細は判らないのであるが、iPHONEなどを使用する場合はAppleを通じてAmazon Musicへの申し込みも可能で、このような申し込み経路の場合はAmazon Music HDに移行できない、というトラブルが起きているとのこと。現在は調査中のため、原因や解決見通しは全くもって不明らしい。

当方の場合、あまり意識することなく、Apple App StoreからiPHONE用にAmazon Music(App)をダウンロードしたが、そのような場合はApple App Store経由の契約となってしまうらしい(不確か)。そして、何とも歯がゆいことにこれではAmazon Music HDに移行できないというのだ。サポートセンターと相談の結果、いったんアップル側への申し込み(サブスクリプション)をキャンセルして、改めてPCから直にAmazonに申し込んだのだが、これもどういう訳かエラーとなってしまう。

このため、この「障害?」が解決するまでは正しく「Amazon Music HD」の音の評価をすることはできないのだが、解決の見通しなども不明らしくサポートセンターの回答も至極歯切れが悪い、ガックリ。まぁ、そういうこともあるさ、とは思うのであるが、そのような障害が起きているということはAmazon Musicのホームページの何処を探しても一言半句出てこない。せっかくの新サービスのスタートなので、ケチを付けたくはないという気持ちも判らぬではないが、、、

(2019年9月26日追記)Amazonから調査後の回答があったので以下に引用:
前回承った「Apple ID経由でのAmazon Music HD登録」の調査回答が得られましたので、お知らせいたします。結論としては、誠に申し訳ございませんが、現時点のシステムですと、やはりApple ID経由でのHD登録はできないことが分かりました。つきましては、Apple経由でのAmazon Music Unlimited会員期間が終了し、キャンセルとなった時点で、AmazonサイトからHDのご入会を検討いただきますようお願いいたします。
(引用終わり)

なおその後、操作性を習熟すべくあれこれと聴いているが、「音」を抜きにすれば、iPHONEとラズパイでこれだけ多様な音源を手軽に堪能できる点は素晴らしく、また、Symphonic-MPDが対応してくれているAir Playとの相性もすこぶる良いと思う。結果的にはロッシー音源を聴いていた訳であるが、音切れや再生開始が遅いなどの不満点は無かった。今後Amazon Music HDへ移行できた暁には44.1KHz/16bitあるいはハイレゾののFLAC相当ということなので、多少ネットワーク的な負荷が考えられるのでその面の懸念はあるが。もう一つの懸念はAir Playでハイレゾを通せるのか、ということ。これも是非の情報ありやってみねば判らない。

(注記)簡単便利で小規模構成はメリットだが、やはりiPHONEのバッテリー消費はハンパではない。2時間も聴いていれば満充電がすっからかんになってしまう。これではケータイとして使う時に充電切れの不都合も有り得るので、本末転倒の使い方になる。これはどうしたものか。(Amazon Music AppはどうもiOS 12以降が必須のようで、MPADのためにOSをバージョンアップしていないという現状があるので、iPADは使えないというハードルが一方にも)

しかし今回の件は問い合わせてみて良かった。判らぬままであれば、聞かぬは一生の恥、となるところであった、、、


4way構成の設定備忘録(2019年9月5日更新)設定値

項目 帯域 備考
Low Mid Mid-High High
使用スピーカー
ユニット
- Sony
SUP-L11
Sony
SUP-T11
Accuton
C51-286
Scan Speak
D2908
-
スピーカーの
能率(相対差)
dB 97 (+4) 110 (+17) 93 (+0) 93 (+0)
定格値
DF-65の
出力設定
dB +1.2 -9.7* +1.7 +4.0
*DF-65 Att ON
マスターボリューム
アッテネーション
dB -3.0 -3.0 -6.0 -3.0
各チャネル毎の設定
パワーアンプでの
GAIN調整
dB -6.0 -12.0 -6.0 -12.0
 
スピーカーの
想定出力レベル
dB 89.2 85.3 82.7 82.0
合成での
出力概算値
クロスオーバー
周波数
Hz pass

500
500

1250
1250

2240
4000

pass
Low Pass

High Pass
スロープ特性
設定
dB/oct flat-48 48-24 24-12 24-flat Low Pass
High Pass
DF-55 DELAY
設定
cm -7.0 -37.0 +45.0 +40.0 相対位置と
測定ベース
極性 - Norm Norm Norm Norm MPD
環境下
DF-55 DELAY COMP
(Delay自動補正)
- ON 自動補正する
DF-55デジタル出力
(Full Level保護)
- OFF 保護しない

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