奥の細道二人旅・憧れの松島

仙台 亀岡八幡・大崎八幡・東照宮・東光寺
亀岡八幡宮  拝観自由
 
 続いて、仙台で芭蕉が最初に訪れた亀岡八幡に御参りしました。伊達氏の氏神様ですが、観光的には見るものはなく、忘れ去られている感じです。木立に覆われた333段の苔むした石段を登ると、歴史を感じることが出来ます。
県指定文化財の石鳥居 333段の石段
磨り減って歴史を感じさせます 社殿

大崎八幡宮  拝観自由
 
 大崎八幡は仙台の西郊にあり、仙台の守護神です。石畳の美しい参道が続き、社殿は国宝に指定されています。でも当日社殿は解体修理中で、拝見することは出来ませんでした
重要文化財の長床 美しい石畳

仙台東照宮
 続いて仙台東照宮参拝。「おくのほそ道」には記述がありませんが、曾良随行記によればここへも訪れています。
 この東照宮は、仙台藩二代藩主伊達忠宗が、徳川家康を伊達家の守護神として祭るため、三代将軍徳川家光に願い出て建立。承応3年(1654年)までに本殿や唐門石鳥居などすべてが完成した。
重要文化財の石鳥居 石段の上に随身門
唐門と透塀 拝殿

東光寺 十符の菅
 東照宮を最後に次の多賀城へ向かいますが、途中仙台の郊外岩切の東光寺に立ち寄りました。「おくのほそ道」には「画図にまかせてたどり行ば、おくの細道の山際に十符の菅有。」とあり、ここで初めて「おくの細道」の言葉が出てきます。
  七北田川に架かる今市橋を渡ると正面が東光寺。そこから西への道(旧塩釜街道)が奥の細道で山際に歌枕の十符の菅があるということですが、辺り一帯新興住宅街になっており、それらしき跡もないようなので、東光寺へ立ち寄っただけで次へ進みました。
おくのほそ道碑 本堂

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