行・て・で 作品・日本










 鉄男 TETSUO/THE IRON MAN 
[SF&HORROR?]
1989/2000.03(リバイバル):日本映画(ゼアリズエンタープライズ)
監督:塚本晋也
CAST-1:田口トモロヲ藤原京塚本晋也/叶岡伸/石橋蓮司六平直正/他
機械(鉄)フェチの男、同化したい願望、体内に埋め込まれる機械片、ついてこれない肉体、が…ある日を境として猛烈なスピードで体を侵食(同化)し始める、そして“やつ”がやって来る…

STORYは…
機械(鉄)フェチの”やつ”体内に機械片を埋込む…腐食、ついてこれない肉体、ゆがむ精神…暴走
平凡(気弱?)な会社員、目覚めると頬にニキビ…鉄片、その日から男の体の中で金属との戦いが始まる。腕、踵…鉄に体を乗っ取られた女に追われる悪夢?現実?彼女とのSEX、鉄の擦れ合う音が聞こえ始める、きっかけ、鉄(機械)の侵食がスピードを上げる。金属ドリルと化したペニス…恋人を…。”やつ”の存在?死んでしまった彼女を飾る男、”やつ”が来る…攻撃、何故?どうして自分はこのような姿に?

STORYを無理矢理書いて見ましたが…恐らく、相当無意味な作業でしょう…見なきゃ分らない…映像的に凄過ぎる…理解しようとするな、そのままを受けとめろ(受けられるか?)!
公開当初に見に行けず、ずーーーと、心残りだった映画が「BULLET BALLET」公開に合わせレイト・ショーでのリバイバル(ニュープリント)上映…何が何でも、力技でスケジュールを抉じ開けて見に行ってきました。ともかく見られて良かった。ともかく、見られるのなら見ておいた方が、とは思います
音響はノイズ音(スティール擦りまくり&打撃音)の嵐、補●器を使っているGOは結構しんどかった…
見た年は2000年の欄、でも作品としては1989年扱いでデータ・ベースに載せておきます。
(シネ・アミューズ・イースト:渋谷)
-1999format



鉄男U/THE BODY HAMMER   ( 1992.10 )     ※ビデオで見てます



 鉄男 TETSUO/THE BULLET MAN 
[SF & ACTION]
2010.05:日本映画(アスミック・エース エンタテインメント)
監督・脚本原作・撮影・美術・特殊造形・編集・出演:塚本晋也
出演:エリック・ボシック桃生亜希子中村優子ステファン・サラザン/他
製作情報を聞き楽しみに待っておりました!第1作から21年、第2作から18年、まさかの…新作「鉄男」です
前2作とは設定が全部異なり…全編英語、主人公はアメリカ人、鉄男に至るストーリー
(ちなみに1作目はリバイバル、2作目はレンタルで見てます)
なんだかんだでケッコウ見ている塚本晋也監督作品、期待しつつ公開待ちしてました
で…、見に行ける渋谷は、公開初日に舞台挨拶とかで混むことを想定して2日目にしました!

STORYは…
東京、外資系企業で働くアメリカ人アンソニー、日本人妻ゆり子、3歳の息子トム
執拗にアンソニー&トムの健康を気にする一人暮らしの父ライド
突然一変する生活
アンソニーの目前…謎の男に殺されるトム、責める妻!
自らも命を狙われるアンソニー、なぜ?
たどり着いたのは父母が関わっていた…鉄男プロジェクト
明らかになっていく家族の真実
決して怒りの感情を持ってはならないという父の教えを破るアンソニー
怒りに我を忘れたとき…体から噴出する蒸気とオイル
そして…

というような感じで展開していきます
10数年ぶりに作製されましたが…相変わらずのハイ・テンション
でもアッという間…コレで終り?何それ!期待デカクして待っていたのに(←個人的問題?)
置き去りにされた感が大!残念なのか?何なのか(続編?)
うーん、判断不能!
公開2日目の第1回(11:30)、303席の映画館で50名程度の入り(渋谷・シネマライズ)
2011.09format