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ALWAYS/三丁目の夕日               ( シリーズ第1作/2005.11 )
ALWAYS/続・三丁目の夕日             ( シリーズ第2作/2007.11 )



 ALWAYS/三丁目の夕日’64 
[DRAMA]
2012.03日本映画(東宝)
監督:山崎貴
出演:吉岡秀隆小雪須賀健太米倉斉加年高畑淳子大森南朋
堤真一薬師丸ひろ子堀北真希小清水一揮染谷将太森山未來
三浦友和もたいまさこマギー温水洋一ピエール瀧神戸浩飯田基祐蛭子能収正司照枝
浅利陽介/他
えーっと、病院行く日でして、一日休みとしましたが、考えてみれば「映画の日」じゃないですか…
病院が早く終われば、映画の1本でも見て帰ろうと思いましたが…あれっ、見たい映画が無い!
まあ1,000円なら「ALWAYS/三丁目の夕日’64」でもよいかな…
(今まで2作はTVで見てるので、本当はTV放映待ちでも良かったんだけど…)
で…病院が予想以上に早く終わったので、ヤッパリ観に行くこととしました!
映画館に到着して、どひゃ〜!映画の日とはいえ、朝からチケット売り場は大行列!
なにせ観るか観ないか決まってなかったので、事前予約してない
チケット販売状況は、見た目に反して「◎」…んっ、なんだ?列の最後尾へ、ノロノロと前進
既に時計は10:15の開始時間、それでも「○」印!行列に違う映画の方も混じってるか?
どうにかチケット売り場に到達、まさかの“ど真ん中の席”が空いていた!お一人様はこういうときにラッキー!
SCREEN入口で予告編時間を確認、パンフ購入、トイレへダッシュ、着席間もなく暗くなる…まさに綱渡り!
映画館は前方に空席が残る程度でした

【STORY】
昭和39年(1964)…東京オリンピック開催の年、活気あふれる東京、夕日町三丁目、5年前と変わらぬ面々
茶川竜之介…ヒロミ(&妊娠)&高3年になった淳之介と幸せな生活
順調だった作家活動は…強力なライバル出現&スランプ、追い討ちをかける父危篤の電報!
鈴木オート、オリンピックに盛り上がり&遊び人の息子を怒鳴り散らす父、面倒見の良い妻
住み込み社員の六子が恋!相手は評判のよくない(遊び人?)外科医!らしいが…信じられない六子
夢に、愛に、希望に、理想に向かって…力強く生きる人々!
なのである…

さて…では内容はどうだったか?
なんかいい原作が無くて、とりあえず「ALWAYS」の続編でも作っとけ!って言われて…
困った挙句…無理矢理ドラマを作り出した感じ!
時代は東京オリンピック前後、カラーテレビの出現、新幹線開通、銀座の賑わい、等々の背景
鈴木オートと茶川家に夢と愛と希望と理想のその後のお話
もう懐かしのネタ出し尽くしてる感じで、薄くて浅い感じ、上滑りしてる感じのお笑い&お涙頂戴劇
3匹目のドジョウはいなかったな…と言うのが正直な感想
これなら映画館でお金払ってまで、ましてや「3D」なんかで高額はたいて見る必要ないな!
実際、映画館内ではたいした笑い声もあがらなかったし…って
オイオイ!何で周囲からすすり泣きが発生する?何に感情移入しているのだ?
理想的に過ぎる人物&家庭か?
彼氏を信じて難局を乗り越えて幸せになるとこか?…できすぎで嘘くさいあの?
父の背を見ながら、自身の夢に進む姿?それを後押してやる父…くさい芝居の芝居?
前作、前々作の絞りカスのようなもんだ&1,000円で観られてダメージ最低限って思ってたのに!?
ネットの評価も無茶苦茶いいじゃない?
誰か私と同じように思った人はいないのだろうか?私はやはり変わり者?
(ストーリー書く力もないんだけど…)

さあ、もう続編はつくれんだろう!
「ALWAYS/三丁目の落日2012」とか作っても、誰も観ねーだろう!
公開12日目の初回(10:15〜)、217席の映画館は8〜9割の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN 6)
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