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DEATH NOTE                 (本編・前編/2006.06 )
DEATH NOTE the Last name    (本編・後篇/2006.11 )
DEATH NOTE(前編・後篇)については、前編を見ようと思いながら見られなかったため、後篇も同様に映画館PASSとしました、前編は後篇公開直前の「TV放映」で、後篇は「レンタルDVD」にて見ております



 L change the WorLd 
[SUSPENSE]
2008.02:日本映画(ワーナー・ブラザース映画)
監督:中田秀夫
CAST-1:松山ケンイチ福田麻由子福田響志藤村俊二
CAST-2:工藤夕貴高嶋政伸佐藤めぐみ正名僕蔵金井勇太石橋蓮司
CAST-3:鶴見辰吾平泉成南原清隆田中要次
CAST-4:瀬戸朝香細川茂樹戸田恵梨香中村獅童藤原竜也浪岡一喜青山草太/他
人気コミックを映画化した「DEATH NOTE」からのスピンオフ作品です、本編主人公の敵役「天才探偵L 」の最期の23日(本編空白部分)…なぜに23日間は下記に夜…を描く作品です

【STORY】
■事件現場へ急行するFBI・南空ナオミ、天才探偵Lの描いた作戦、自分は高見の見物か…ケチをつけるレイ、私は一緒に戦っているつもり…とL、強行突入、即解決、次…キラ事件に着手するL…日本へ向かう手配を指示、「97%の確率でキラは日本にいる…」「ここへは2度と戻ってこられないかもしれませんね」とL、ロサンジェルスから日本へ ■タイ、ジャングル内の農村、謎の病気で倒れる人々、防護服の一団、状況の撮影、血液採取、1人逃げ出す男…日本人、途中で1人の少年を確保、トラックで逃走、爆撃機飛来、去って行く一団、爆弾投下、焼き尽くされる村、逃走中のトラックを追跡、ウイルスに感染している男、ネックレスを渡し&感染しない少年に告げる…途中で降ろす、必ず連絡しろと電話番号、一回で暗記する少年…数学の天才、伝えるメッセージ・コード、ワタリが助けてくれる、降ろされる少年、囮となる男、爆撃、炎上 ■月(ライト)監視中のL、ワタリにメール…Fの死を知らせる内容、プレゼント有り?立上り…DEATH NOTEに23日後に自分が安眠と書き込むL、キラと戦うために自分の死をコントロールする必要、弥海砂〈アマネミサ〉の身柄確保を指示、その途中…DEATH NOTEにより死亡するワタリ ■病院?父・二階堂公彦から注射を受ける娘・真希、4時間ごとの検温、父から出されるパズル、入室してくる助手・九条希実子…母を失った真希が慕う女性、研究施設へ向かう二階堂&九条、厳重なセキュリティ、P4レベル…極めて危険な病原体を扱う防疫施設、タイで採取された病原菌、エボラとインフルエンザの融合、人為的、但し不完全…進化する菌、抗体が作れない=使えない ■キラ事件の決着、ワタリのいない執務室、ワタリの死を告げるメール、送信先指定…Kで躊躇も発信、コールバックの早いK、DEATH NOTEに火を点けようとするL、リュークが止めるも…躊躇無く燃やすL、青い炎、多くの叫び声 [残り20日] ■環境保護団体ブルーシップ、リーダ加賀見…地球温暖化は個体数の増え過ぎた人間が問題、人類削減計画!病原菌の扱いでもめる的場…どうせなら高く売ろうと画策、対立、加賀見を背後から刺殺、即行動に移る的場、従うメンバー ■ワタリが残した事件ファイルの山、片っ端から片付けていくL [残り19日] ■タイ、電話をかける少年、コードを繰返す ■片付いたファイル、ワタリのパソコンからコール音、TV電話…代わりだとL、コードを連呼する少年の声、Fからワタリの贈り物!少年の身柄を送るよう指示 [残り14日] ■[残り12日] ヘリ到着、渡される少年、繰返される検査、Lから離れない少年、ワタリ以外に誰も入れた事のない部屋、甘い物に興味なし&ポテトチップを貪る少年、見せてくれないネックレス、子守りは不得意分野!落ち着いた少年、渡されるネックレス…中にはマイクロSD、再生…タイの惨状を伝えるFの姿、病原菌に関する書物を取りだすL ■[残り7日] 父の研究室に真希、クマのぬいぐるみ、腕を押す…「今日も良い日でしたか?」と母の声、父が入室…渡される注射器セット、届け先が書かれたマイクロSD、送り先はワタリ、出ていく真希、九条を施設に呼び出す二階堂、応じる九条 ■同時刻、ブルーシップが施設に侵入、所員を射殺、九条と合流 ■忘れ物のぬいぐるみを取りに戻った真希、父の姿を探す…所員の死体!何?父が心配! ■施設内、二階堂…病原菌がココで作られたことが判明、君がやったのか?九条に問う、背後にブルーシップ、そそのかされたのか?人類削減計画は九条の考え&二階堂に協力要請、拒否&その手には既に作られた抗体、くれ!拒否…両方を持った人間は危険、データ消去済、抗体を焼却処分装置へ (背後から見ている真希) 止めるため…娘の身柄確保を指示、制止する二階堂…自身に病原体を注射、脅迫相手がいなくなれば娘は関係なし、早くも赤い斑点、声を出しそうになる真希、症状が進行する二階堂、出来物が潰れ…膿、目鼻耳から出血、緊急時の防疫システム起動を命じる二階堂、已む無く起動する九条、青光り、殺菌開始、焼かれる二階堂、倒れる、ガラス越し…断末魔の叫び ■泣きながら建物を出る真希、タクシーへ、マイクロSDを携帯にセット、複数のアドレス、ココに行って…


見に行く予定は全く立てていなかったのですが…子供達が見たい!と言う、映画館に行くための目印を説明したが、子供達が渋谷の街を把握しきれておらず…、兄の年齢なら子供達で行かせても問題ないのだろうが、過保護だとは重いつつ…一緒に見に行くこととしました
映画は2006年に公開された「DEATH NOTE(前・後篇)」からのスピンオフ映画で、DEATH NOTEの主人公・夜神 月の宿敵「天才探偵のL 」の本編ラストの空白の23日間を描くストーリーです、映画で人気を博した松山ケンイチ演じる「 L 」ですが…このまま終わりにしてしまうにはもったいなかったようで(商業的にも)、スピンオフ映画が作製されたわけですが、原作のマンガは既に終了…材料は全くなしの状況で、スピンオフ作品を作製するとすれば、本編ラストで自らの運命を決めた L の…「事件解決〜ラストシーンまでの空白期間!」が…本編との関係を保ちつつ、成立しうる部分だと…容易に推測されます
今回…再び「世界を変える」と言う敵の出現、大量殺戮手段は「悪魔」から「悪夢のバイオ兵器」へ、当然立ち向うのは、運命が決した「 L 」であるが、但し、キャラクター的にアームチェアー・ディクティブ(安楽椅子探偵)であり、このままでは動きが極端に制限されるため、彼を外の世界へ引き摺り出すための仕掛けが展開、人付き合いを極端に嫌う「 L 」が、(ワタリ抜きで)子供2人の命を守りながらの逃走&事件解決へ奔走、宣伝コピー「Lが変わるのか。世界が変わるのか。」と…なる、本作では、冒頭に本編から接続させるためのシーンが挿入されていますが、この映画を見る前に本編を見ておくことをお薦めします、やはり見てないと…アレコレが意味不明になっちゃうかと思います…
で、感想ですが…まあまあ面白かったというところでしょうか、プロット的にはよくあるパターンではあるが、やはり気になっていた最期の23日間が描かれた事、再び「松山ケンイチ・L 」が見られ&美少女・福田麻由子も見られた事など、(久しぶりに映画で、田中“BOBA”要次も見られたし…データ投入大変そうだけど)、まあ楽しめたかな…、しかし敵は頭良さそうに装っているが、実は「頭悪すぎ」のうえ、感情的で強引に実力行使にでるもので…「夜神月」とは大違い、映画化に伴う仕掛けどおりだが…「 L 」も頭脳戦の展開しようがなし、「駆け回らねばならなくなる」羽目に…しかし、本当に敵がバカ過ぎで…支離滅裂(製作者は確信犯か?)、呆れ果て、白けた部分も多く減点、さらにFBIエージェント役で南原清隆が出てくるが…相変わらずの演技というか、それ以前というか…私はこの人あまり好きじゃないんでスイマセンが、私的にはキャスティング失敗として減点ですね、まあイロイロ考え合わせて…まあまあ面白かったというところ
ところで…話は変わりますが、朝9:30からの上映のためか?開場時間が上映時間ギリギリのせいもあり、売店が大混雑、子供達に「ポップコーン+ジュース」を買うために並んだ列がハケないハケない、上映開始を告げるアナウンスもまだまだ行列が続く、初回のため予告CMなどなしで映画が始まってしまった、しかも前の前の客が時間を要するモノばかりオーダ(カプチーノ、ラテ、抹茶なんやら…)、店員の対応もモタモタ、1人で5分位かかる始末…イライラ、いい加減にしろ!と叫びたくなるのをじっと堪え…やっと自分の番、「ポップコーン・Lサイズ+ジュース・Rサイズ×2」の「Lセット」…900円、そしてパンフが…特製クリアファイルに収められていて…900円、高いぞ!劇場に入れば…既にオープニング・シーンが終わるところ、積極的に見に来たわけではないが…やはり悲しいぞ!帰りの電車で私の外部記憶媒体である長男にオープニング部分の説明をしてもらう、そういう導入かと…納得、でもヤッパリ見たかったな〜
ちなみに公開9日目の第1回(9:30〜)、182席の映画館は8割程度の入りでした(渋谷シネパレス)
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 DEATH NOTE/Light up the NEW world 
[SUSPENSE]
2016.10:日本映画(ワーナー・ブラザース映画)
監督:佐藤信介
出演:東出昌大池松壮亮菅田将暉
戸田恵梨香藤原竜也松山ケンイチ鹿賀丈史
船越英一郎川栄李奈/セルゲイ・ゴンチャノフ/ロジャー・アーヴィング
藤井美菜青山草太竹井亮介大迫一平金田明夫
中村獅童松坂桃李沢城みゆき/他
まさかやりますか、10年(8年)も経って…
なんか面白そうなんだけど悩んでましたが、これは観ておきましょう
弥海砂は出てくるんですよね、どういう人間展開になるんでしょう
しかもDeath Noteが6冊
子供1号も観たいというので…一緒に行くこととなりました

【STORY】
2016年、刑を逃れた犯罪者達が心臓麻痺で死ぬという事件が多発する
10年前のキラ事件、夜神月の犯行と同じ…
終わったはずの事件が“新生キラ事件”として世界を戦慄させた
日本では渋谷の街で、道行く人々が次々と死んでいくという知らせが入り…
警視庁デスノート対策本部の特別捜査官が急行
エースの三島創は、夜神総一郎にリクルートされ、彼から捜査の基本を学んだ男
対策本部の前身のキラ対策室に配属されてからは研究を重ね、誰よりもデスノートに精通
捜査能力を買われて捜査一課に誘われても、夜神総一郎の遺志を守ると決意していた
三島が現場に到着、怪しげなパーカー姿の若い女、そこへLの後継者・竜崎、特注のひょっとこ面、麻酔弾
相手を見るだけでその本名が分かる“死神の目”を契約していた女は青井さくらと判明
凶悪犯を粛清する“新生キラ”とは、思想の違いから別人と断定される
デスノート対策本部が確保したデスノートの持ち主である死神へベポから…
「人間界で同時に存在していいノートは6冊まで」というルール、今まさに6冊が人間界に…
そんな中、突然、世界中のPCやスマホなど、ネットに繋がるあらゆる機器がジャックされる
キラの復活を宣言するメッセージ、死んだはずの夜神月の姿
夜神月がキラであることは警察でも上層部しか知らない機密事項、映像には松田桃太にだけリュークが見えた
対策本部は、月の生死は不明だがリュークが関係していること、月の存在を知る人間が関わっていることから…
10年前に月=キラの共犯者だった弥海砂の監視を強化
海砂はデスノートの所有権を放棄、ノートに関する記憶を無くし、立件できず、無罪、警察の監視下の元、女優
海砂が監視カメラのない楽屋に戻ると、月からのメッセージと共にデスノートが置かれていた
ノートに触れた海砂、無くしていた記憶を取り戻す
拡散するキラのメッセージ、海砂にデスノートを渡したのはサイバーテロリスト紫苑優輝
幼い頃、家族を殺された紫苑、心神喪失で無罪になった犯人、キラが裁いた!その日からキラを神と崇めていた
キラに少しでも近付くため、サイバーテロリストとなって犯罪者を攻撃していたのだが…
ある日部屋に落とされたデスノートを手にした喜びに震え、キラを復活させると誓う
月は生きていた、ノート6冊揃えば、海砂だけに教えた“約束の場所”に姿を現すと海砂に伝える紫苑
彼は超人的なハッキングでロシアの医師、ウォール街の投資家、最高裁判事・御厨賢一からデスノートを奪う
今や4冊のノートを手中にしていた、紫苑は渋谷で青井さくらの名前も作り出していたが…
竜崎らに一歩及ぼなかった、紫苑の次のターゲットは警察が確保しているデスノート
再びキラを名乗る紫苑、テレビを通してLの後継者に、テレビに出演して顔と名前を明かせと脅迫
竜崎は合成したLの写真を出演させ、自らのサイトにログインして直接話そうと呼びかける
アクセスしてきた紫苑の居場所を逆探知、三島らが直ちに踏み込むが、罠、10年前の生き残り松田の死
捜査員の名前を知られていると殺されるという最悪の結末から、デスノート対策本部は解散を通達される
しかも個人情報を奪われている恐怖から、上層部はデスノートを国策として確保すると宣言
怒りに震える三島、「俺が全てを終わらせる」と言う竜崎
彼の言葉に不審を抱いた三島、紫苑とのやりとりを解析、紫苑宛に「俺が最後の1冊を所有している」という暗号
竜崎の自宅に乗り込む三島、竜崎は死神アーマのデスノートを所有していた
三島は「Lと約束したからデスノートは使わない」と言うた竜崎の言葉を信じ切れなかったが…
2冊のデスノートで紫苑をおびき出す作戦に同意する
三島のバックアップ、紫苑が指定した東京ニューシティーホールへ向かう竜崎
(警視庁のシステムがダウン、七瀬が現地で必死に捜査)
ところが…ホールに待っていたのは弥海砂
死神の目を持つ海砂に名前を書かれた竜崎は倒れ、紫苑がノートをを持ち去る
追いかける黒元、浦上もデスノートで殺される
死神の目で月の写真、彼はもう存在しないと分かった海砂、「月の遺志を継いで」と紫苑に約束の場所を教える
そして自らの死をデスノートに記していた海砂
甲羅山山頂のホテルに到着した紫苑、リュークと死神の目の契約
夜神月がいないと分かった今、キラを騙る者を殺し、本当のキラの後継者になるのだ
だが現れたのは三島と死んだ筈の竜崎、L同様未来の日付でデスノートに名前を書かれているらしい
いったい誰が新生キラなのか?疑う竜崎からデスノートに触れさせられる三島、蘇える記憶
夜神月は密かに子供を遺していた、クローン、9歳、海砂の担当検事が育てていたのだが…
2人ともリュークの渡したデスノートで狂ってしまった
捜査を担当した三島はその事実を握りつぶし、デスノートを持ち去る
月の思想にのめり込み、リュークに煽られ、遂にデスノートを使い始める三島
そして同じ思想を持つ紫苑を見つけ、壮大な計画の元リュークを通して紫苑にデスノートをもたらしたのだ
(デスノートの成功を喜んだ悪魔の大王、新たなデスノート6冊で悪魔を競わせる、勝者は後継者)
3人が睨みあう中、ヘリコプターの轟音と共に銃弾が降り注ぐ、特殊部隊の突入してくる…


6冊ものデスノートが出てくるんだから、プレイヤーも悪魔も多彩になるだろうと思ってました
当然ながら、それなりの頭脳戦になると期待してもおりました
どうやって2時間に納めるのか心配までしてましたが…
どちらかと言えばドタバタの肉弾戦といった感じ、チョットばかりスカされたかな
まあお約束はお約束で守ってくれていて…イレギュラーもなく一先ず安心
いろいろと前作に対するオマージュにあふれていて良いという言い方もあるが
ワンパターンでもある…悪い意味ではない
出演者達だが、東出昌大や池松壮亮はワザとらしいほどお似合いだが…
菅田将暉演じるキラを神と崇めるサイバーテロリストに違和感があったな
それからミサミサが大人に成り過ぎちゃったな、まあ10年だものね、仕方ないか
しかし何故に6冊だったんだろう?
聖書による不完全の象徴たる(悪魔の)数字6かな…やはり
しかし満員かなと思ったが、流石に初回が9:30では埋まりきれなかったみたい
ちなみに公開初日の第1回(9:30)、299席の映画館で6〜7割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN3)
2011.09format