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 APPLESEED 
[SF ANIMATION]
2004.03:日本映画(東映)
監督:荒牧伸志     プロデュース:曽利文彦     原作:士郎正宗
CAST-1:小林愛三輪明日美秋本つばさ
CAST-2:小杉十郎太松岡由貴小山茉美/山田美穂/藤本譲/子安武人森川智之/他
士郎正宗原作の「APPLESEED」の映画版にして、FULL 3D CGアニメーション作品、内容もよいがこの映像は凄い!映像世界に興味のある方にはお勧めかと…

STORYは…
■廃墟、瓦礫の山、配置につく戦士達、慎重を期す女戦士デュナン・ナッツ、静寂を破るガトリングタンク、背後から黒い集団、殺されていく仲間、突出した戦闘能力…ただ1人応戦するデュナン、屋外に逃走…待ち受けていた敵、絶体絶命、突如…頭上から眩しい光、巨大ヘリ、タンクを攻撃…破壊、ランドメイト隊…黒い集団を熾滅、反転!逃げるデュナンに放たれた麻酔弾、ヒット!ヘリから現れた女ヒトミ、倒れたデュナンを回収、彼女達のユートピア“オリュンポス”へ ■検査台のデュナン、麻酔が強すぎた?不用意に近付いたヒトミを人質…戦闘態勢のデュナン、“武装解除を命じる”聞き覚えのある声…かつての恋人・ブリアレオス!北アフリカ戦線で体の大部分を失いサイボーグ化 ■ヒトミの状況説明…既に戦争は終結、知らずに戦闘を続ける者達、有望な者をピックアップしてオリュンポスへ、理解できないデュナン、続きは明朝とヒトミ、ブリアレオスも…銃(デュナンの父親の形見)を渡し退室、柔らかなベッドで眠れないデュナン ■行政院(ダイダロス)、老人達との会話を終えたアテナ行政総監(&側近のニケ)…ヒトは自分から進んで檻に入る珍しい動物だ! ■悪夢から目醒めたデュナン、ヒトミの新車に同乗…説明される現実、平和な理想国家オリュンポス、突然ハンドルを奪うデュナン、尾行!カーチェイス、姿を現した暗殺サイボーグ…防戦一方、飛来したブリアレオス、破壊されたサイボーグ…残された謎の言葉「アップルシード」 ■立法院(タルタロス)…七賢老と巨大コンピュータのガイア…最終意思決定機構、七賢老の説明…戦争を続けるヒト、生み出されたバイオロイド(優良遺伝子から作られた人間(デュナンの父カールの遺伝子も…)、感情抑制、人間達のサポートと緩衝役、生殖機能封印…定期的延命処置が必要、人口の半分(ヒトミも)、敵対視する正規軍、対抗?行政院直属部隊ES.W.A.T.への入隊要請 ■正規軍のハデス大佐、特注のランドメイト?ウラヌス将軍に決断迫る ■ES.W.A.T.の訓練、圧倒的な戦闘カのデュナン、不用意な言葉を叱るブリアレオス、すれ違う心に感情を爆発させる彼女 ■デュナンの歓迎会、ヒトミの質問…「愛」ってどんなもの?バイオロイドの複雑な想い、母の記憶がないデュナン ■翌朝、デュナン用ランドメイト・ギュゲスの調整、オリュンポスNo.1メカニックの義経、突然鳴り響くアラーム…バイオロイドケア(延命処置)センター爆破事件!出撃していくES.W.A.T.、試乗中のギュゲスでそのまま出撃するデュナン ■ES.W.A.T.の包囲、突破するテロリスト、逃走ルートを先読みするブリアレオスとデュナン、2機破壊、最後の1機…ブリアレオスの射撃ミス(どうした?)で逃走、戒厳令状態のオリュンポス ■緊急議会召集、七賢老の報告…ガイアがバイオロイドの活性化を決断、そのための鍵…ギリアム博士が消去したはずのデータ「アップルシード」が秘密裏に残されている!?バイオロイドであるアテナにも決断を迫る ■延命処置の遅れ…倒れたヒトミ、アップルシードがなけれぱ…24時間以内に“死”、決意するアテナ…デュナンにアップルシードの入手を依頼 ■研究施設に急行するES.W.A.T.隊、目標の研究室、監視モニターの再生装置、アテナから託されたディスクを挿入、記録データ(立体映像)再現…コンピュータに向かう女性・ギリアム博士の姿が…


実に4週間(28日)ぶりの映画!毎年この時期は公私共々に忙しくて…、本当に久しぶりに映画を見てきました(200404)、そして、久々のヒット!(※注意:私にとって…)、凄い!スクリーンに釘付け、見終わっても暫くは動けずの状態でした…
FULL 3D CGアニメーション作品、リアルな背景、あえてアニメ調(3次元)の登場人物は…動きも滑らか、この組合せ…ともかく良いのである、FULL CGで映像的に失敗した「FAINAL FANTASY」、CGでのリアルさを追求が逆効果(かなり部分的なコトなので全体としては問題なし)の場面を作ってしまった「イノセンス」、非常にチカラ加減が難しいものと思われる、それが…今回の表現方法がなんともよい、FULL CGと言ってもイロイロあるのだなあと知らされた思い、背景やマシーンはリアル風(一歩手前)&人はアニメ調、馴染みやすい、日本公開を前に世界各国から買い付けがあったのも頷ける、マトリックス・レボリューションズ等に不満を感じた皆さんへ、コッチの方が凄いと思いますよ!(2004)
で…、公開初日、第2回上映11:30〜13:25、126席の映画館に7〜8割の入り、ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ、英語の字幕入り(音声は日本語なので問題なし)、他の映画館は英語字幕はないようです(ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ)
2000-2009format



 APPLESEED SAGA/EX MACHINA 
[SF ANIMATION]
2007.10:日本映画(東映)
監督:荒牧伸志     プロデュース:ジョン・ウー/他     原作:士郎正宗
CAST-1:小林愛関田豊枝山寺宏一小川孟起岸祐二鎌田義之
CAST-2:コング桑田西村太佑辻親八桑垣紀彦加瀬康之PEPE
CAST-3:高島雅羅花井美代子五十嵐麗鈴木秀香沢城みゆき伊藤菜穂子
CAST-4:深見梨加平塚純子土師孝也宮崎稲穂黒田崇矢幸田直子/他
CAST-5:荒川真南辻史人砂押裕美新上博巳高倉亜樹野口彰宏杉原明/他
「APPLE SEED」から3年6ヵ月…オリジナル・ストーリーによる続編?ともかく凄い!鳥肌総立ち状態!早くも2007年一番か!?

STORYは…
■2133年、のちに非核大戦と呼ぱれる世界大戦勃発、人類はその半数を失い、負傷した人類の多くが肉体の一部を機械化…サイボーグとして生き残る ■2135年、戦争の収束、大西洋上に中立都市《オリュンポス》誕生、中心施設タルタルロス、統合管理局=政府、ココには人間の遺伝子から作られたバイオロイド…タルタロスが作り出した…怒りや憎しみを抑制された種族も共存、彼らの緩衝により…争いが抑止、世界の紛争の調停にもあたる《オリュンポス》、人類存亡の希望 ■2138年、デュナン・ナッツ、《オリュンポス》の特殊急襲部隊ES.W.A.T.所属の女性戦士、パートナーのブリアレオス・ヘカトンケイレス、戦場での強い絆で結ばれた2人、過去の戦いで肉体を失ったブリアレオス…常人には適合困難の(唯一)ヘカントンケル級マシンボディが全身を覆うサイボーグ、それでもデュナンの愛は変わらず…恋人同士 ■他国ティルキスタンでの事件、聖堂、作戦行動中のES.W.A.T. 人質奪還成功も…謎の言葉「全ては一つに、我はハルコン」を残し自爆する敵、デュナンをかぱうブリアレオス、瀕死の重傷、サイボーグ医療の権威ケスナー博士の執刀…一命を取り留める ■1ヵ月後、作業用ランドメイト(LM)で暴れている男、ES.W.A.T.出動、通り掛りデュナン、短時間で制圧、指揮官ランス・ロットが新人テレウスを紹介、戦闘用LMに…サイボーグ以前のブリアレオスの顔!デュナンの新パートナーだとも告げる ■ES.W.A.T.ニケ長官(行政院政策参事長兼任)に抗議するデュナン、昏睡状態のブリアレオスを差し置いて…新パートナー?しかも! ■バイオロイド生産施設、治安維持用に戦闘力の高いバイオロイド生産を決定、第1号がテレウス…ブリアレオスの遺伝子が基、テレウスの能力確認…あえてパートナーに選ばれたデュナン、決定事項! ■ランスから連絡…ブリアレオスの意識回復!海外視察から戻った友人ヒトミ(政務次官)の車で病院へ、上空を行くプロパガンダシップ…モニターから国際会議の議題を説明するオリュンポス行政長官アテナ、それより車中でデュナンの興味を引く機器、耳に装着するマルチメディア端末“コネクサス”…世界的流行品、試着…ヒトミの誕生日パーティーのお知らせ ■病院、見舞う面々、1週間で退院!残るデュナン…愛を確かめ合う2人、過去の記憶…「たとえ世界が終わっても…お前を守ってみせるよ」とのブリアレオスの言葉 ■世界的にサイボーグによるテロ多発、不審電波?何者かの操作?事件に関与したサイボーグ・パーツ製造企業へ貿易停止措置!企業集合体国家《ポセイドン》からの女性特使・吉野、テロ関与を否定、ポセイドンの衛星コントロール・プログラムを提出、穏便に… ■ヒトミの誕生日パーティー、女性らしく着飾り照れまくるデュナン(ヒトミのコーディネート)、実は…兼「ブリアレオスの復帰祝い」、喜ぶデュナン、でも…パートナーはテレウスのまま(能力確認続行中)、ブリアレオスはアイアコスと組む!不満!席を離れるデュナン、様子を窺うテレウス…ブリアレオスしか知らない好みの酒を出され…困惑のデュナン、1人にして! ■射撃練習場、娘から“コネクサス”を貰ったとウキウキのアイアコス ■タルタロスの国際会議場、安全保障会議…集結する各国首脳、厳戒態勢、周囲からサイボーグを排除、警備中のES.W.A.T.、パーティーの件を詫びるデュナン、少しずつ…信頼関係を構築 ■会議、各国情報衛星をオリュンポスが一括管理したセキュリティネット構想を提言するアテナ、論戦 ■無数の異常電波をキャッチ、同時に…暴動発生!ES.W.A.T.出動、人間&サイボーグをも確認! ■会議を続行するアテナ ■会場上空を警備するアイアコスの身に異変、上空から会議場へ乱射、止めるブリアレオス、会議場突入寸前…射殺、件のサイボーグの言葉を残す、突如途絶える異常電波、崩れ落ちる市民、撃ち落とされていたハト型ロボット…回収するメカニックの義経 ■墓地、アイアコスの葬儀、父とお揃いのコネクサスを供える娘、失意のブリアレオス、行動の正当性を伝える義経、別れの敬礼 ■暴走するアイアコスの顔が脳裏を離れないブリアレオス…精密検査、ケスナー博士の質問「オリュンポスは守る価のある都市なのか?」、「そこに大切なものがあれば…守ります」の答え ■会議終了、議題承認、ポセイドンへも寛大な措置、帰還する吉野、補佐官からの情報…暴徒の残した言葉、ハルコンなど過去の亡霊だと吉野 ■オリュンポスの人工衛星管理センタ、システム起動直前、バックアップセンタに…小太りの作業員を映す監視カメラ、映像と異なる実体…コンピュータに細工 ■ES.W.A.T.訓練室、ブリアレオスと一戦交えるテレウス、人だかり、複雑な心境のデュナン、勝利するブリアレオス ■ES.W.A.T.会議室、暴動時の異常電波の発信源…件のハトと判明、ウイルス、以後の作戦から外されるサイボーグ隊員、義経へ…暴徒から剥ぎ取ったコネクサスを渡すデュナン、調査依頼 ■テレウスを誘い飲みに出るデュナン&ブリアレオス、監視システム起動…上空に映し出されるオリーブの樹、賑わう市民、見上げる3人…突っ込んでくる暴走車、無人?受け止めたブリアレオスに異変、制止する2人、デュナンを庇い負傷するテレウス、ブリアレオス…街頭情報端末に自身を強制接続 ■人工衛星管理センタ、ハッキング騒ぎ、バックアップ・システムにチェンジ ■崩れ落ちるブリアレオス、異常電波は検出されず ■警察病院、治療中のテレウス、ブリアレオスと同じ背中の痣、隔離室のブリアレオスを思い…その背中で泣出すデュナン、手を重ねるしかできないテレウス ■ES.W.A.T.ラボ、ランスとデュナン、義経の報告…コネクサス装着マウス、異常電波で異常行動、意識を乗っ取る機能!ヒトもサイボーグも… ■病院の面会室、ブリアレオスに一部始終を告げるヒトミ、愕然、怪しげな人物…ケスナー博士?サーチ…ポセイドンの技術研究所「ハルコン・ラボラトリー」に在籍の経歴、それ以外のデータは全て抹消済!行動を起こすブリアレオス、隔離用ガラスを破壊、ヒトミを連れて脱出、追うテレウス& ES.W.A.T.、作戦から外されるデュナン、トンネル内で別車両へ、姿を消すブリアレオス…


衝撃の前作「APPLE SEED」から3年6ヵ月…10/20、遂に続編「APPLESEES SAGA EXMACHINE/エクスマキナ」が公開!私の今年一番でしょう!「フルCG」と聞いて拒否感のない人は…劇場へどうぞ!どうぞ!前作を遥かに凌ぐ作品、上映中、鳥肌立ちっ放し状態!言うまでもないが…風景・建物・マシンものはよりリアルなCG、人物の表情のみハイレベルでのアニメ調
近未来…世界大戦後の地球、人間・バイオロイド・アンドロイドが共存する世界、中立都市「オリュンポス」を中心に、テロと戦い続けるES.W.A.Tに所属する主人公達の愛と戦いの物語、監督は前作に引続き「荒牧伸志」氏、今回は映画用オリジナルストーリーだが、大元の原作APPLESEEDは「士郎正宗」、そして製作に「ジョン・ウー」!音楽監修「細野晴臣」であり、元YMOメンバー結集しての「HASYMO」他、豪華メンバー、衣装デザイン「ミウチャ・プラダ」、ともかく各界の凄い人達集結なのです
アニメなんて子供の見るものと思っている方々…そろそろ考えを改めた方がよいかもしれません、アニメでしか表現できない(実写不可または実写だとウソになってしまいツッコミ入れまくられる)映像が…凄い、「マトリックス」での弾丸避ける「キアヌ・リーヴス」の…もうこれ以上体がついていけません的な苦しげな表情・体勢だとか、「イーオン・フラックス」での「シャーリーズ・セロン」の私ココまで体が柔らかいのよ的な無意味映像は…当然ながら無い!当たり前と言えば当たり前なのだが…滑らかに、無理なく、美しく、戦う映像が凄い
このような映画の場合、実写では焦点が一点に合っているので、いくつものシーンを映し出す必要があるが、アニメの場合、全情報を一画面に投入できるため展開が早く、ダラダラせずにストレートに展開できるメリットがある、逆に、視覚情報量が多くて大変と思う方もおられるかもしれないけど…(これを書きながら、各シーンを思い出しては鳥肌立ってます)、ストーリーも良いと思いますが、できれば「APPLESEED」を見ておいた方が良いでしょう…時代・人物設定がナンノコッチャ状態になるかもしれませんから…
鑑賞後、ハイテンション状態の中、直ちに売店&各種ショップへ直行…関連グッズの購入「パンフ」「携帯ストラップ」「ボールペン」「関連書籍(書店)」「サントラトラックCD:2枚組+DVD+ポスター付(HMV)」(前売券購入時…情報欲しさ、ポスター&限定DVD付前売券を購入、フィギュア付にすれば良かったと後に後悔)、多分、数ヵ月後には「APPLESEED」と「EXMACHINA」のDVDを購入してるでしょう
あっ!言っときますけど「EXMACHINA」の凄さに当てられてますので、現在は「完全フルCG」モードですが、実写を否定している訳ではないので…そこんとこはご了解ください
それから…本当は見た当日にこの思いを打ち込みたかったのですが…いつも立寄るお店で…イロイロとありまして帰宅が遅くなってしまったため翌日のUPとなってしまいました、当日だったら、もっと凄い調子で書いていたでしょうね!まあ…この位が丁度良いのかな?
で…、公開初日、第3回上映16:20、129席の映画館に6割程度の入りでした(シネ・アミューズ・ウエスト:渋谷)
2000-2009format



 APPLESEED α 
[SF ANIMATION]
2015.01:日本映画(ANIPLEX)
監督:荒牧伸志   原作:士郎正宗
出演:小松由佳諏訪部順一悠木碧高橋広樹
東地宏樹名塚佳織玄田哲章堀勝之祐/他
まさかまさかの…APPLESEEDの新作!
ニコちゃんマーク連発のシリーズ、観ないわけありません
前作から7年と数ヶ月、どれだけアニメの技術は進歩しているのだろうか?
ワクワクである!

STORYは…
各国を巻き込んだ世界大戦、情報網の寸断、国家の崩壊した世界
疾走する地下鉄、客は2人、元SWAT隊員のデュナン、彼女の恋人でもあるブリアレオス、仕事…ワクチン運搬
ヘカトンケイレス・システムを搭載したサイボーグであるブリアレオス、満足なメンテナンスも受けられない状況
慢性的な機器の不備に悩まされる日々、今の彼女達にできること…
荒れ果てたN.Y.の街を取り仕切るギャングのボス・双角の依頼をこなし、その日の糧を得ること、閉塞感
その時、地下鉄が急停車、何者かの待ち伏せ、応戦するデュナンとブリアレオス
仕掛けられた罠によって地下鉄は大破、ワクチンをも失ってしまう、失意のまま地上へ
街頭モニターの映像、「我々は勝利した!新時代の幕開けだ!」…いつのものかも知れぬ安直なプロパガンダ
ウンザリするデュナン、困難な戦いの末にあったのは衰退した世界
この地上に残された唯一の希望…理想都市オリュンポスの名を口にするデュナン、本当に存在するのか?
仕事に失敗した2人、町を出ることもできず…双角のオフィスへ
上機嫌で2人を出迎える双角、彼にとって2人は使える手駒の一つ
ブリアレオスのメンテナンスには配下のメカニックのマシューズの技術が必要、双角抜きには動けぬブリアレオス
そんな2人に新たな仕事を与える双角、街の東の廃墟に巣食うドローンの掃討、パーツ&弾薬の回収
渋々引き受ける2人、マシューズの武器屋に立ち寄り、目的地へ
廃墟のドローン…オストリチC-117、面倒な相手、排除に取り掛かる2人
そこに1台のハンビーが走ってくる、乗り込んでいたのは3人のサイボーグと1人の少女
このままではドローンの餌食、思わず助けに走るデュナン、已む無く援護するブリアレオス
助け出した少女の名はアイリス、彼女を護衛していたサイボーグの名はオルソン
自分達の正体を明かそうとしないアイリスだが…2人の手腕をかったオルソン、2人を誘う
そこに現れたトリトン・コーポレーションのリーダー、タロス(サイボーグ)、右腕の女性サイボーグ、ニュクス
アイリス達を追いかけているらしい、物陰に隠れるデュナン達
厄介事に巻き込まれたことに気付く2人、オルソンの申し出を受け…西に向かう一行
御礼?ブリアレオスの不調の原因を取り除くオルソン
一方、タロス達は双角の元へ、デュナン達の正体、アイリスの消息を尋ねるが…知らないと言い切る双角
交渉決裂、双角のオフィスを爆破するタロス
西に向かって旅を続けるデュナン達、アイリスは心を固く閉ざしたまま
一方、オルソンは…自分達がかつてタロスと共に働いていたこと、その場が…オリュンポスだと告げる
一体彼等の間に何があったのか?2人はどこを目指して旅しているのか?
質問を投げかけるブリアレオス、機密事項だと答えるオルソン
夜、廃墟の片隅、野営するデュナン達、見回りに出る男達、焚き火を囲むデュナンとアイリス、会話
オリュンポスから来たというアイリス、理想都市は噂通りの場所なのかと問うデュナン
「わからない」と答えるアイリス、ただ、これまでのやり方では未来は築けないとも…
「選び取るのよ、この世界を受け入れるか、それとも希望のために戦うか」…アイリスの言葉
彼女もまた希望のために戦っていることを感じ取るデュナン
穏やかな時間は長くは続かなかった、ブリアレオスが追手を察知、街から追いかけてきた戦車
乗り込んでいたのは双角とその部下、タロスの襲撃を生き延び、先回りしてアイリスの身柄を確保に…
戦車の激しい砲火、果敢に戦うデュナンとブリアレオス、一進一退
膠着した状況を打開したのはアイリス、オルソンから貰った手榴弾を戦車内に投入
双角の戦車を破壊して安心した一行、隙を突いて現れたタロス、アイリスとオルソンを襲撃
ブリアレオスが気付いた時には…アイリス達はヘリに乗せられ、飛び立つ寸前
圧倒的な戦力差、なすすべもなく逃げ惑うだけのデュナン達…


うーん、APPLESEED以前の時代を描いた「α」、面白かったんだが…
絵的にはどうだろうか悩ましく思う
前作「EX-MACHINA」はアニメ作品の最高峰と思うくらい凄いのだが
今回はCGアニメ、どれだけ滑らかに実写に近づけていったか?
双角やブリアレオス、ドローン、多脚砲台などのメカものは見事な表現であったが
生身の人間、バイオロイドの表情はやはり表現しきれていないし、動きがギクシャクしちゃうのが残念
あえて挑んだ領域ゆえ、クリアして欲しかったと思う次第
それから…今まで全作観てきた身としては、アニメ顔が欧米人顔になってしまったのもチョイと違和感
ただし髪の毛1本1本がなびく姿は凄いものがある
しかし繰り返しになるが…
双角の複雑な表情や多脚砲台の動きなんか滑らかで実写さながらである
ストーリーも…アクションにお笑いシーンを含め、なかなか面白く仕上がっていた
全体を通して双角の存在が美味しい!
本当は、ブリアレオスがヘカトンケイレス・システム搭載のサイボーグになる件が観られると思ったのに
そうでなかったのは、やはりチョット残念(勝手に残念がってゴメンなさい)
ちなみに東京では7劇場の公開、公開初日の第2回、昼跨ぎの回、ガラガラ、大丈夫だろうか?
そうそう、エンドスクロール後にも映画は続いているので、席を立たないようにね!
公開初日の第2回(12:00)、217席の映画館で20名程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN6)
2011.09format