行・ 作品・海外






 ワーキング・ガール/Working Girl 
[COMEDY]
1989 アカデミー賞[歌曲賞:ステップ・バイ・ステップ]
1989 ゴールデングローブ賞[作品賞(ミュージカル・コメディ部門)]
1989 ゴールデングローブ賞[主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門):メラニー・グリフィス]
1989 ゴールデングローブ賞[助演女優賞:シガニー・ウィーヴァー]
1988:アメリカ作品/1989.05日本公開(東宝)
監督:マイク・ニコルズ
CAST-1:メラニー・グリフィスシガニー・ウィーヴァーハリソン・フォード
CAST-2:アレック・ボールドウィンジョーン・キューザックフィリップ・ボスコオリバー・プラット
     ノラ・ダンケヴィン・スペイシー
CAST-3:マルセリーヌ・ヒューゴ/他
コメディ映画、やり手女性上司の下についた愚痴ばかりの女が意気投合した(騙した)男の力で大仕事を成し遂げるという恐怖にも近いコメディ映画、ラストもこれでいいのだろうか、本当にこの人は仕事ができるのだろうか…

STORYは…
テス・マクギル、N.Y.のマーシュ証券に勤務するOL、30歳、秘書養成学校(夜学)卒…ハーバード大卒以外に昇進の見込み無し、ラッツ係長のうまい話も…セックスが目的、怒、社内電光掲示板に”ラッツは短小”と流す…配置替え処分、次に問題を起こしたら”クビ”との通告、新しい仕事…重役として転勤してきたキャサリン・パーカーの秘書、エリートで切れ者、テスと同じ30歳、企業合併の手腕を買われ企業合併部長として着任した彼女、「何でも話合って一緒にやっていきましょう」の言葉、張りきるテス、トラスク産業がラジオ局を買収しようとしているとの情報をキャッチしたテス、日本企業も強力に裏工作をしているが勝算あり、キャサリンに情報を耳打ちするも、恋人との結婚のため気もそぞろ…、テスの情報を捨て置くように恋人とのスキー旅行へ、そして骨折の報、2週間は仕事に復帰できないと…留守を任されたテス、何気に覗いたパソコン…”トラスクのラジオ局買収の件は自宅へ連絡し秘書を通さないこと、デューイ社のジャック・トレーナーへ耳寄りな話…”の一文、愕然とするテス、ボーイフレンドの家を訪れれば…浮気、情事の真最中…、どん底状態のテス、キャサリンの文書に書かれていたジャックなる人物を見てみたくなる、彼が主催するパーティーに潜り込むテス、誰がジャック?声を掛けてきた紳士、楽しい時間、身分を隠すテス、テキーラ&出掛けに飲んだ精神安定剤…酔いつぶれてしまう、気がつくと紳士の部屋?慌てて自宅へ、翌朝、何事も無かったようにデューイ社を訪問、昨夜の紳士こそジャック!トラスク社のラジオ局買収の話に興味を示すジャック、ならばと…ジャックを引っ張り、トラスク社社長の娘の結婚式に潜入、社長に接触、改めて正式に打合せる約束を取り付ける、首尾上々に意気投合するジャックとテス、恋人との婚約を解消すると…!?彼女はキャサリン?退院して自宅静養中のキャサリン、ピルを買いに走らされたテス、戻ってきた部屋の中からジャックの声、(今の自分の身を知られたくないテス)、彼女をふり、トラスク社の重役会議のためテスと合流… 何事?全く分からないキャサリン、テスが忘れて行ったスケジュール表…


コメディです、愚痴ばかりの女、演技派、意気投合した男の力を借り、隠れていた才能を開花させ、成り上がっていくお話?なのですが… 仕事を任せきるのは恐いと思う、トラスク社の未来はあるのだろうか?途中までは面白かったのだけど、後半は見ていて恐いわ、不安になるやら…、もし、こんな女性2人に囲まれたら、私は逃げる…
-1999format



 ワーグナーとコジマ/RICHARD&COSIMA/Wahnfried 
[HUMAN DRAMA]
1987:フランス・西ドイツ作品/1988.07日本公開(俳優座シネマテン)
監督:ペーター・パツァック
CAST-1:オットー・ザンダーターチャ・サイプト
CAST-2:アントン・ディフリンククリストフ・ヴァルツファビアンヌ・バーブペーター・マチック
     アニヤ・イェニケルイス・プラッサーカルメン・フュジス/他
音楽家リヒャルト・ワーグナー(分かり易いところでは「タンホイザー」とか「ワルキューレの騎行」とか)と彼を支えたハンス・フォン・ビューロー夫人コジマ(リストの娘)の激動の物語です

STORYは…
■19世紀、スイスのトリープシェン、ルツェルン湖畔に建つ屋敷(ペレット荘)に駆け込む女、2階のとある部屋、ひざまづき扉を開けるコジマ、『リヒャルト・ワーグナー(55歳)』にひれ伏す、「戻って来ました、永遠に…」そして彼に抱きつく、窓の外で母を見上げる3人の娘ダニエラ、ブランディーヌ、イゾルデ、『コジマ』…音楽家フランツ・リストの娘、ドイツ人指揮者ハンス・フォン・ビューロー男爵夫人、31歳、彼女の日記「…私はハンスと子供達を捨て…不倫に生きる決心…私の罪を贖うものはリヒャルトの仕事だけ…」


なぜに、このような映画を見たのであろうか?確かにワーグナーの楽曲で好きなものもあるけど…、たぶん他に見るものがなかったか、小難しい映画が好きだったからだということだろうと思われる…自分の事ながら記憶にないが、まあ見たものは見たわけでココにデータをUP…パンフが頼りですが、よりによって「採録シナリオ」がパンフに掲載されてまして、これを読み直したうえで記憶との戦い、あまり詳しすぎるデータはソレに引きづられがちになるために逆に困ってしまう、実は内容をまとめるのに1ヶ月を要してしまいました(恐らく1作品に要した時間では最長でしょう)、ケッコウ苦行に近いものがあったりして…
※リヒャルト・ワーグナー→1813生-1883没、ドイツ人作曲家、私でも知っているのは「タンホイザー」、そして「ワルキューレの騎行」…地獄の黙示録のヘリコプター・シーンでかかっていたヤツてすよ…
(シネマスクエアとうきゅう:新宿)
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 ワールズ・エンド/酔っぱらいが世界を救う!/WORLD’S END 
[COMEDY]
2013:イギリス作品/2014.04日本公開(シンカ/パルコ)
監督:エドガー・ライト
出演:サイモン・ペッグニック・フロストマーティン・フリーマンパディ・コンシダイン
エディ・マーサントーマス・ロウザカリー・ベイレスルーク・ブロムリージャスパー・レヴィン
ジェームズ・ターピーロザムンド・パイクフローラ・スロラッチ
ピアース・ブロスナンデヴィッド・ブラッドリーダーレン・ボイドマイケル・スマイリー
スティーヴ・オーラムアリス・ロウレイフ・スポールジュリア・ディーキン
ソフィー・エヴァンスサマンサ・ホワイトローズ・レイノルズフランチェスカ・レイディ
シャーロット・レイディビル・ナイ/他
「ホット・ファズ」「宇宙人ポール」と続いたイギリスのコメディ映画のスタッフが贈る新作!
バカバカしくも面白いこと確実!絶対に観ますね!ってことで前売券購入して待機してましたが…
まさかの公開初日の全回満席、立ち見も締切状態!嘘だ〜!
いつの間にシネクイントもネット予約がOKになっていたんだ!知らなかったゆえの…失敗
翌週へ持ち越しでした!

STORYは…
1990年6月22日、イギリス郊外ニュートン・ヘイヴン、思春期真っ盛りの5人の少年
祝高校卒業イベント…「ゴールデン・マイル」=飲酒マラソン!12軒のパブ、1パインずつを飲み干し続け!
リストの最後の店「ワールズ・エンド(世界の終り)」を目指す!
脱落者続出、9軒目を終えたところで…夜明け、街を見下ろす丘で終わった青春!
20年後…
口火を切ったのは…リーダー格のゲイリー・キング、アル中克服セミナーで自身の過去を告白に辟易!
かつての仲間達を訪ねまわる!あの中途で終わったイベントを完結させよう!
まずは自動車ディーラーで父子で働くピーター・ペイジを説得
続いて…ゼネコンで働くスティーヴン・プリンス、不動産業のオリヴァー・チェンバレンを説得
最終難関、法律事務所を開設した最も成功した親友アンディ・ナイトリーを説得も…無下に断られるが…
指定時刻、駅に集まる4人、待てど暮らせどこないゲイリー、1時間遅れ…オンボロの愛車“ビースト”で到着
警官に止められる…ウィンカー点きっ放し!故障、免許不携帯?ピーター・ペイジと名乗るゲイリー
ずーっと、そうしてきたらしい、違反点数が突然増えてなかった?
ホテルに到着、部屋の灯りは点けっ放しでね!酔っ払って帰ってくるからと…
肩で風を切って?徒党を組んで歩く5人、街中には見慣れぬ人型オブジェ…いつから芸術都市?
ともかく、「ゴールデン・マイル」のルール
※1晩に5人が指定の店で12軒のハシゴ酒&1軒につき1杯(1パイン=568.3cc)を飲む
ちなみに12軒のルートは…
@「ザ・ファースト・ポスト」→A「ザ・オールド・ファミリア」→B「ザ・フェーマス・コック」→
C「ザ・クロス・ハンズ」→D「ザ・グッドコンパニオンズ」→
E「ザ・トラスティ・サーヴァント(信頼できる召使い)」→F「ザ・ツゥー・ヘッド・ドック」→
G「ザ・マーメード」→H「ザ・ビーハイヴ(蜂の巣)」→I「ザ・キングス・ヘッド」→
J「ザ・ホール・イン・ザ・ウォール」→K「ザ・ワールズ・エンド」!


文句を言いながら“ゴールデン・マイル”を始める5人=五銃士”だけど…
アルコール断ちしていて…水を注文するアンディ、雰囲気ぶち壊し

懐かしの1軒目…なんかスタバっぽくないか?店長が自分達を覚えていない?
オリヴァーに電話、妹サムも帰省してくるらしい、17歳のサムとトイレでSEXしたゲイリー、テンションUP
サムに片思いしていたスティーヴン・プリンスも…密かに思いを募らせる(若い彼女がいるにも関わらず)
2軒目…チェーン店になったのか?1軒目と全く同じ内装!
3軒目、ゲイリー出入り禁止処分の店!早々に追い出しも…外部テラスの飲み残しビールを足して…1杯確保

4軒目…トイレに行くゲイリー、話しかけた(絡んだ)青年の突然の攻撃、反撃…青い液体と共に外れる首?
様子を見にきた仲間、奴らの仲間も集結、なんだか分からないままの戦い、ともかく首を抜け!壊せ!
何も知らぬ顔で…自席に戻り、ビールを飲みきって退店
5軒目…奴らは何者?ともかく何と呼ぶかで喧々諤々の大騒ぎ、なんか周囲がこちらを見ている?
ショットグラスでウォッカ?を用意するゲイリー、ただ飲みたいだけじゃない?とのツッコミ!
変人バジルを発見も逃げられる
僅かな情報を流してくれた男、その男に…電話、喋り過ぎ?命じられたまま去っていく…?交換って何?
やはりヤバイことになっている…?車で逃げようか?飲酒運転?シラフが1人いるじゃない!?
面倒に巻き込まれるより…?ショットグラス全部を一気に飲み干すアンディ
あいつらを騙し通して逃げるには…ともかく、このままザ・ゴールデン・マイルを続けよう!
追ってくる奴らを巻きながら次の店へ!

どうやら街も住民も何者かに乗っ取られ?人類が滅亡に向かっているらしいことを知った面々
果たして、ゲイリー達の人生のリベンジ戦?それとも人類の未来のための戦い?
彼らは無事にゴール地点“ワールズ・エンド”に到着し、“ゴールデン・マイル”達成成るか?
自由を取り戻すため、そして世界を救うため、酔っぱらい達の…どうしようもない戦いが始まる!


先週の失敗を反省して…朝一の出動、しかも早目に!第1回を早々に指定しました!
シネクイントも次回からネット予約します
でもここはネット予約での割引はありませんし、ポイント制度もありませんがね…仕方ないか
で、内容は…
いや〜!バカ丸出しだけど、映画館内爆笑の渦でした!
これだけ笑った映画は近年 稀でしょうね!遠慮なく笑えました!誰に酷評されようと…今年一だね!
終盤がグダグダだという評価もあったが…当たり前だ、酔っぱらいがグダグダして何が悪い(笑)!
ともかくアル中患者が…自立更生プログラムに辟易して…過去に挫折したゴールデン・マイルに再チャレンジ!
ただの酒飲み自慢が…まさかの宇宙人侵略との戦いになろうとは!
しかし笑わせ方がうまい!劇場内はドッカン!ドッカン!の大笑い連発!
あとに何か残るかと言えば、残らないけどね!
どうでもよいが、なんか宇宙人が「田中星人」に見えたのは、気のせい?

映画鑑賞後に…渋谷のいつものお店に行ったところ、マスターからそんなに面白い映画なの?と問われた!
実は、この映画の配給会社の方が店にポスターを貼らせてくれというので…トイレに貼り&割引券も配布したと…
でも観てないので…対応に困っていたらしい!
聞いたところによると、配給会社の方は…宣伝のため渋谷で「ゴールデン・マイル」の計画を立てたらしいが…
日本人には無理だということが分かったらしい…
1パイン(568.3cc)×12=6,820ccですからね!ビール大瓶10本強!そりゃ無茶だ!
ちなみに公開9日目の第1回(13:00)、227席の映画館で7割程度の入り(シネクイント(渋谷))
2011.09format



 ワールド・ウォーZ/WORLD WAR Z 
[PANIC & HORROR]
2013:アメリカ作品/2013.08日本公開(東宝東和)
監督・製作総指揮:マーク・フォスター
出演:ブラッド・ピットミレイユ・イーノスアビゲイル・ハーグローヴスターリング・ジェリンズ
ダニエラ・ケルテスファナ・モコエナジェームズ・バッジ・テールマシュー・フォックス
デヴィッド・モースルディ・ボーケンピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
コンスタンチン・ハベンスキールース・ネッガピーター・キャバルディ/他
ブラピが製作・出演するパニック・ムービー
予告CMの何だか分からないけど凄い迫力に押されて、観に行くこととしました!
今年8月の目玉の一つ、夏休み中の月曜日の初回にGO!

STORYは…
典型的なアメリカ・ファミリーの平和な目覚め、ジェリー・レイブンと妻カリン、2人の娘レイチェル&コニー
世界中で報道される謎のウィルスに関するニュースは遠い国の出来事?
家族の乗った自動車が渋滞、一向に動かない?上空のヘリ、異変を感じるジェリー、突然押し寄せるパニック行動
何か分からないものから…必死で家族を守り、逃げ出すジェリー、ウィルスに感染した“Z”達の群れ!
Zに噛まれた者(約12秒)は、正気を失い、非感染者を襲撃
車を捨て、家族を守り…安全な場所を探すジェリー、突然の携帯電話、国連事務次長で旧知の仲ティエリー
彼の手配したヘリ、脱出を手伝ってくれた家族、その子を連れ…アメリカ本土を脱出するジェリー家族
国連指揮艦・航空母艦アーガスに到着、世界規模に拡大しつつある感染
合衆国大統領の死、ホワイトハウスの混乱、既に世界の情報を把握できるのはアーガスのみ
ティエリーがジェリー家族を助けた理由、ワクチン開発に必要なウイルス発生源を突き止める必要
若く優秀なウイルス学者を派遣するに当たり…元・国連職員のジェリーに同行を依頼
かつて世界各地の内戦を調査した経験を持つ彼でなければ務まらないというティエリーの判断
交換条件は家族の無事!引き受けざるを得ないジェリー
真っ先に向かった地、韓国、「ゾンビ」と記されたメールを最初に送信した米軍基地
既にZに包囲された基地、僅かに生き残った兵士達の防戦
最悪の事態、動揺したウイルス学者が発砲&足を滑らせて…落命というまさかのアクシデント
「ゾンビ」事件発生源を調査するジェリー、基地内に投獄された元CIAのバート・レイノルズから情報
イスラエルが国全体を壁で囲い…感染拡大を抑えることに成功している!1週間も前からの作業は何故?
イスラエルに向け、強行発進するジェリー(自ら軍用機を操縦)
エルサレム、作戦の指揮官、モサドの高官ユルゲン・ヴァルムブルンとの接触、イスラエルならではの判断基準
一見平和な街&市民生活、厳重な難民受入れ、アラブ人のバカ騒ぎ…音に敏感なZが反応
巨大な壁を集団で乗り越えてくるZ、パニックに陥るエルサレム、ジェリーを誘導する女性兵士セガン、空港へ
Zに手を噛まれるセガン、躊躇なく手を切り落とすジェリー、着陸したばかりの飛行機に搭乗、治療、離陸
混乱の中、思い出される記憶、Zが避けていく人の存在、打開策のヒント!
近くにWHOの研究施設はないか?ティエリーへの連絡、英国はウェールズへ!
ジェリーは究極の戦いを止めることができるのだろうか?


ブラピが映画化しようという“ゾンビもの”ってどんなの?の興味、たぶん当たり前じゃないんだろうな?
Z〈ゾンビ〉は…速攻感染(12秒)、超高速移動、ワラワラ大群衆、最近のパターンだな…
ナカナカのド迫力映像だけどネ、折り重なっての怒涛の波状攻撃は笑える!
塀を越えるのは最近の流行かな?進撃の巨人を思い出して…勝手に苦笑
しかし彼らは何故に非感染者を襲うの?ウイルスが種の保存の為に増殖しようと?ないない!
感染の為の捕食じゃないし、攻撃ってほどじゃないし、兵器じゃないし、ただ噛み付いてるだけ!?
あまりの早急な展開に国連も退職者に頼らねばならないほどの人材不足…大丈夫か?
家族を人質に取られちゃ、命懸けで働かなくっちゃね!
しかし志は高くとも、なんとも役立たずのウイルス学者よ…笑
それでもって、音に反応するのに…まあ無頓着な奴らにイライラ、ハラハラ、ああ〜来ちゃったよ!
そして無茶苦茶危険な賭けの連続、何度も死ねる!
まあ、笑いを取りつつ一気に見せてしまう勢いのある映画でした
(細かいとこにこだわると、引っ掛かりまくって先に進めないでしょうが…)
賛否両論あるようですが、私は楽しめましたよ!
最後に…妻のカリン役のミレイユ・イーノスは、なんか合わないというか、好みじゃないな、個人的問題!
ちなみに公開2日目の第1回(10:30)、236席の映画館で3割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN5)
2011.09format



 ワイルドシングス/WILDTHINGS 
[CLAIM ACTION]
1998:アメリカ作品/1999.02日本公開(SONY PICTURES ENTERTAINMENT)
監督:ジョン・マクノートン
CAST-1:ケヴィン・ベーコンマット・ディロンネーヴ・キャンベルデニース・リチャーズ
CAST-2:テレサ・ラッセルビル・マーレイロバート・ワグナー/他
宣伝コピー「あそんで ア・ゲ・ル」、一体誰が悪いのか?騙し騙され…まるでGAMEのように… 最後に生き残るのは誰?ドンデン返しに続くドンデン返し、ケヴィン・ベーコンも○ン○ン出して…関係ないか…

STORYは…
フロリダの高校が舞台。レイプ事件を端に…まあ、なんというか。これ以上、書きません

「あそんで ア・ゲ・ル」…おもいっきり遊ばれてください
ネーヴ・キャンベル、ケヴィン・ベーコン、ビル・マーレー、マット・ディロン、誰でもいいから引っかかる人がいたら取りあえず、見ましょう
でもドンデン返しのやり過ぎで、途中でラストが分かっちゃうけど…
(渋谷ジョイシネマ)
-1999format



ワイルド・スピード/SKY MISSION   は、別ページとなります
ワイルド・スピード/ICE BREAK      は、別ページとなります
ワイルド・スピード/スーパーコンボ     は、別ページとなります
ワイルド・スピード/ジェットブレイク     は、別ページとなります
ワイルド・スピード/ファイヤーブースト   は、別ページとなります



 ワイルド・ワイルド・ウエスト/WILD WILD WEST 
[WESTERN&SF、ADVENTURE]
2000 ゴールデンラズベリー賞[最低作品賞]・[最低監督賞]・[最低脚本賞]・[最低主題歌賞]
[最低スクリーンカップル賞:ウィル・スミス&ケヴィン・クライン]
1999:アメリカ作品/1999.12日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:バリー・ソネンフェルド
CAST-1:ウィル・スミスケヴィン・クライン(二役)/ケネス・ブラナーサルマ・ハエック
     テッド・レヴィン
CAST-2:バイ・リンミュゼッタ・ヴァンダーフレデリック・ブァン・ダー・ウォルソフィア・エング
     M・エメット・ウォルシュ/他
映像は綺麗だし、SFXは見事なのに…ウィル・スミス不発!?ストーリーもナンダカナ状態、笑えといわれても笑えないやら、脱力状態、ケネス・ブラスナーの怪演も帳消し…?なんかもったいない題材のような気がする

STORYは…
西部開拓時代1869年、陸軍大尉ジェームズ・ウエスト(短気?すぐに銃を…)は、南北戦争で仲間を大量虐殺した元・南軍のマグラス将軍を追う。連邦特別捜査官アーティマス・ゴードン(発明狂にして変装マニア)は高名な科学者の行方不明事件を追う。お互いの捜査の交錯、邪魔、取り逃がす…、ウエストに大統領からの召集、ゴードンとの再会、いがみ合う2人に指令…アーリス・ラブレス博士(南部の上流階級人、マッド・サイエンティスト)の野望を阻止せよ…合衆国明け渡しを!…南北戦争時の兵器実験で下半身を失い、以来逆恨み?合衆国征服を画策、合衆国分割を狙う各国から資金援助を受け、さらに高名な科学者を誘拐、新兵器の開発、マグラス将軍はただの手先でしかない。全く水の合わない2人、ハイテク列車ワンダラー号、ラブレスの元に潜入も逃げられてしまう。ここで、科学者の父親を探しに来ていた歌手のリタ・エスコバーが強引に合流。残されたメモ、追跡が始まる…、ラブレスの新兵器デモンストレーション会場、惨殺されるマグラスの部下、ラブレスの移動、追跡、罠、首切り円盤、連れ去られるリタ…再度追跡開始、スパイダー渓谷の秘密基地を発見も「移動要塞タランチュラ」の出現…外観は毒グモ、8本足、蒸気タービン駆動、全高25m、ガトリング・ガン&火炎砲装備…邪魔な岩、町を破壊しながら大統領の訪問地に向かって進んで行く…、いがみ合ってはいられない、どうする2人?


面白いんだろうな、準備OK、早く始まれ!…ん?????????…ウィル・スミス不発!?期待しすぎ?英語では面白いのだろうなと思われる点もありますが…。途中で眠気をこらえてました。しかも公開初日でガラガラの状態でした…皆さん、知っていたの?
しかし、ケネス・ブラスナーは怪演&映像は奇麗です。SFXはILMですし…、美術的にも凝っていますし、結構しっかり作られてると思いますが…、でも…?
(新宿ミラノ座)
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 WASABI 
[ACTION&COMEDY]
2001:フランス作品/2002.02日本公開(K2/日本ビクター)
監督:ジェラール・クラヴジック     製作総指揮:リュック・ベッソン
CAST-1:ジャン・レノ広末涼子ミシェル・ミューラーキャロル・ブーケ
CAST-2:清水沙映/他
日本を舞台にしたフランス映画、ジャン・レノ&広末涼子です、週刊誌・TVの広末バッシングの真っ最中のために映画も随分と酷評されてましたがコメディ映画としてはソコソコ面白いと思うのだが…?

STORYは…
優秀だがヤタラ喧嘩早い刑事ユベール(ゴルフの腕前は一級品)、犯人逮捕に乗り込んだクラブ、口より先に出るパンチ、知らずに殴り倒した署長の息子…上司から見舞いの指示も最悪の展開…重傷、ゴルフ中のユベールを訪ねる上司、休暇(停職処分)を言い渡す(打ったボールで車上荒しを退治)、身を固めろと…でも19年前(日本での特殊任務時)、突然に消えた恋人・小林ミコが忘れられない…彼を親身に心配する女性ソフィアにもアタックできない、デート中も心ここに有らず…、日本の弁護士から電話「ミコが亡くなった」こと…ユベールへの遺品が残されていると…、空路・日本、税関でのトラブル、殴る、別室送り、呼ばれた警官、かつての同僚モモの出迎え、新宿へ、弁護士事務所、残されていた写真(最初&最後の地との裏書き)と鍵と遺言状…財産、そして娘の後見人役(自分の子!?計算は合っている)…期間は20歳までの残り3日間? 紹介されたミコ似のユミ(フランス語OK、母から伝授)、金髪、かなりエキセントリック、鼻の形が気に入らない…絶対に父親を見つけてブッ殺す!と…父と名乗れず友人だと説明、伯母の家にあるユミの部屋、ド派手(壁紙張替を検討中)、ミコの写真… 葬儀場、19年ブリに再会したミコの遺体は不自然(皮膚の付着物の採取)、調査に走らされるモモ、週末にしか娘と会わなかった生活、マフィア(ヤクザ)との関連をうかがわせるもの?指定銀行で知った巨額の遺産、謎だらけのミコ、銀行へ同行、ユミとの関係を聞かれるユベール、悩んだ末に「父」と…爆笑のユミ、確認した預金額2億ドル(260億円余)、ユベールを踊りに誘うユミ、ゲーセン、仲間の紹介、ゲーム勝負、怪しい男達が包囲、戦い、発砲!ユミ(のお金)が狙われている? モモの報告、居酒屋…”わさび”だけを美味そうに食べるユベール、デパート…ユミの買物をしながら追ってくる敵を撃破するユベール、金遣いの荒さ…あの金を渡したら一晩で使いきりそうな不安、ホテル、ユベールの部屋、ファッション・ショーを始めるユミ、ジュラルミンケース一杯の重火器を調達してきたモモ、戦う準備はできたが…今だ狙われる理由が不明…


詳細はよく分かりませんが、週刊誌・TVの”広末バッシング”による酷評の数々を目にしましたが… コメディ映画としては十分に楽しめたと思いますし…何がどうなってああいう酷評になるのだろうか?広末バッシングは映画の出来とは全く別問題と思われます、あまり気にしない方が良いかもしれません、リュック・ベッソン映画の場合、エキセントリックな役は…より過剰・過激になる傾向があります
それから、フランス映画における日本の描写のオカシナ点は多々有りますが…一時に較べれば、かなり改善されてきていると思います、まあ、あれだけの日本人スタッフが付いていながらという点もありますが…@行き先を「新宿」としながら「実は秋葉原の電気街」 A新幹線利用で東京を朝一番に出発→京都・清水寺→東京・某所の銀行に「10時」到着は不可能(たとえ西村京太郎でも)、Bわさびだけをあんなにテンコモリで出す居酒屋などないこと、Cあーも都合よく…等々ありますが、まあ面白いので良しとしましょう
ちなみに公開9日目(日)の初回、新宿、406席の映画館に30人余の入りでした(新宿グランドオデヲン座)
2000-2009format



 私がウォシャウスキー/V.I.WARSHWSKY 
[ACTION]
1991:アメリカ作品/1991.12日本公開(松竹)
監督:ジェフ・カニュー
CAST-1:キャスリーン・ターナー
CAST-2:ジェイ・O・サンダースアンジェラ・ゴーサルズチャールズ・ダーニングリニー・ゴドフライ
     スティーブン・メドウズフレデリック・コフィンチャールズ・マコーハンナンシー・ポール
CAST-3:リー・アレンバーグスティーブン・ルート/他
マスコミが煽りまくっていたアクション映画…確かに紹介されたシーンを確認できて楽しかったが、ソレまで?

STORYは…
V.I.ウォシャウスキー…シカゴ中に名を馳せる私立探偵、セクシーな衣装…友人サルの店でハンサムな男にアプローチ…その男、ブーム・ブーム、有名な元アイスホッケー選手…落ちつかない態度、現れた待ち人と…激しい口論へ。自宅へ戻った彼女、待ち構えていた恋人兼ライバルの新聞記者マリ…野球観戦中(彼女の部屋から球場が見渡せる)…突然の来客、ブーム・ブームと13歳の娘カット、少しだけ娘を預かって欲しい…ベビー・シッターじゃないと言いつつ、根負け…それが彼を見た最後…ミシガン湖で引上げられた彼の死体、現場に来た彼の兄弟ホートンとトランブル、ブーム・ブームの元妻ペイジ(現トランブルの妻)…昨夜の口論相手はこの兄弟…マリに周辺調査を依頼…兄弟の父ニールの死に伴い、汽船会社の売買でもめていた… さらにペイジを毛嫌いするカットの依頼、事件の調査へ…


見終わってしばらくは面白いとも思ったのですが…駅に着くまでには冷めた記憶がある。しかしタイトルの「私がウォシャウスキー」は他にどうにかならなかったのだろうか?チケット購入の際「私がウォシャウスキー」と…「私はGO」なのですが… この映画はかなり前評判が高かった(マスコミが煽った?)、プロモーションで何か有ったと思うのだが、今となっては記憶にない…
(横浜・伊勢崎町)
-1999format



 私たちの声/TELL IT LIKE A WOMAN 
[DRAMA]
2022:イタリア・インド・アメリカ・日本作品/2023.09日本公開(ショウゲート)
非営利映画製作会社:We Do It Together(WDIT)
突然、従姉妹から連絡が入る!
9月1日公開の「私たちの声」というオムニバス映画の1つに関わったので「良かったら観て!」と…
昨日野球の応援に行って、今日はゆっくりの筈が、いきなり新宿に飛ぶ!
来週も所用で映画観に行けない予定なので!
STORY 01:ペプシとキム
監督:タラジ・P・ヘンソン   脚本:キャサリン・ハードウィック
出演:ジェニフアー・ハドソンポーレッタ・ワシントン

STORYは…
幼い頃よりドラッグ・暴力・犯罪に囲まれて育ち、当た り前のように周りの大人と同じ世界へと足を踏み入れたキム
過去の痛ましい経験が原因で解離性同一症(多重人格)を患い、心の中に別人格“ペプシ”を誕生させていた
刑務所で過ごす間…
キムは娘と暮らしていた以前の生活を振り返り、ドラッグ依存・PTSD・多重人格を克服しようと懸命に励んでいた
更生期間を終えられる権利を「抽選」で当てたキム!(えっ?抽選なの?)
カウンセラーと話す中で、自身のトラウマに向き合い、カウンセリングを受けられる矯正施設への移動が決定
しかし、刑務所から移送される車の中でペプシが戻ってきてしまう!
「あなたは騙されている」と運転手を刺すようキムをそそのかすペプシ!

【タイム・フォー・チェンジ基金の創設者キム・カーターの実話】

STORY 02:無限の思いやり
監督・脚本:キャサリン・ハード・ウィック
出演:マーシャ・ゲイ・ハーデンジャスミン・ラヴカーラ・デルヴィーニュ

STORYは…
2020年、新型コロナウイルスによるロックダウン時、ロサンゼルスでは6万6千人が路上生活
カリフォルニア州が立ち上げた「プロジェクト・ルームキー」
路上生活者のための一時的な住居へと変わった高級ホテルに到着するスーザン・パートヴィ医師と看護師のタミカ
彼女達の任務…1週間前に腕のケガを診察&精神疾患に苦しむホームレスの女性ヴァルの様子を確認すること
錯乱状態寸前になっているヴァルは治療を拒むが…
スーザンは腕を診るために、ヴァルが“路上からの保護”と説明する幾層にも重なる服を…
一枚一枚、宥め空かしながら脱がしていく!それはまるでヴァルが抱える恐怖心の層を脱がせているようだった

【ロサンゼルスのホームレス・ヘルスケアの医長を務めるスーザン・パートヴィ医師の実話】

STORY 03:帰郷
監督・脚本:ルシア・プエンソ
出演:エヴァ・ロンゴリア

STORYは…
建築家として多忙な日々を過ごすアナ、運転する車、引っ切り無しの電話対応
妹サラの訃報を受け、幼少期を過ごしたイタリア・ラゴネグロへと帰省する
家に到着した彼女は、サラに7歳の娘レナがいることを初めて知る
子供を育てる時間も、(母と妹がトラウマ)子供を育てたいという欲も無いアナ
レナのために代わりの家(養母)を探そうとするが、そんなアナの考えを知ったレナは…
別れの言葉を書き残して家を出て行ってしまう!
大きな不安を覚えたアナは必死に捜索、街を離れる船の中で無事にレナを見つけ出す!
海辺に座り彼女の話に耳を傾けるうち…


STORY 04:私の一週間
監督・脚本:呉美保   ダイアログエディター:野村みき
出演:

STORYは…
シングルマザーのユキは、トワとアヤという2人の子供達を育てるため、毎日休みなく働く!
ユキの朝はせわしなく始まる!
朝食を作り、洗濯をし、掃除機をかけ、アヤを小学校へ送り出した後にトワを保育園へ送り届け…経営するお弁当屋へ!
(長い髪の毛の編み込みをして欲しいアヤ)
夕方、子供達を迎えに行き、習い事に連れて行く!
帰宅すると夕食を作り、お風呂、寝かしつけあと、新しいお弁当のメニューを考える
日が変わった頃に眠りにつくという多忙なルーティンを繰り返す!
家族 が揃った日曜日、ユキに荷物が届く、差出人に身に覚えがない?その中身は…
忙しい日々を送る母のためにと、 アヤとトワがティッシュ箱のポイントを貯めて懸賞に応募!当選した「ロボット掃除機」!


STORY 05:声なきサイン
監督:マリア・ソーレ・トニャッツィ   脚本:ジュリア・ルイーズ・スタイガーヴァルト
出演:マルゲリータ・ブイ

STORYは…
昼夜問わず仕事に励む獣医のダイアナ!プライベートの約束を疎かにしがち
今日も娘と映画を観る約束を忘れ、夜勤のシフトを入れてしまったダイアナ、慌てて同僚にシフト交換を相談!
同僚の返事を待ちながらも、足に傷を負って病院を訪れた犬に手当てを施すが
その犬の診察の間、どこか怯えた様子のグレタ
そして彼女の夫カールは常に彼女のそばにいて、グレタに喋らせることはない
何気に袖をまくるグレタ、不自然な傷痕・アザ!何かがおかしいと感じたダイアナはグレタを一人にする状況を作り出す
彼女が助けを求めているというサインを確認

【実話に基づく】

STORY 06:シェアライド
監督・脚本:リーナ・ヤーダヴ
出演:ジャクリーン・フェルナンデスアンジャリ・ラマ

STORYは…
美容外科医として成功したディヴィヤは、自身のことを進歩的だと感じていた
ある晩、彼女は派手な服装に身を包む若いトランスジェンダーの女性アンジャリとタクシーをシェアすることになるが、
思わず不快な気分を抱いてタクシーから降りてしまい、自分自身の先入観や差別意識に向き合うこととなる
翌日、彼女はタクシーで出会ったトランス女性が警察の制服を着ているのを目にする
興味を惹かれたディヴィヤ、偏見を乗り越えるため?
トランスジェンダー専門のモデル・エージェンシーへ向かうアンジャリの後を追い、不思議な一夜を体験する
別の日、路上でタクシーを待つアンジャリの姿を見つけたディヴィヤ、「チャイを一緒に飲まないか?」と誘う


STORY 07:アリア
監督・脚本:ルチア・ブルゲローニシルヴィア・カロッビオ

STORYは…
狭く暗い部屋の中に、小さな生き物アリアがいる、天井には明るいピンクの影が映し出されており…
それらはエクササイズをしたり、髪を櫛でとかしたり、アイロンをかけたり、口紅を塗ったりといった
機械的な動きをする女性達の映像がループで映し出され、アリアはその真似をする
アリアには、悲しみを表す大きな目以外には明確な特徴が無い
ある日、アリアの背後にあるガラスが割れ、そこから細い光の筋が入ってくる
光を見てから彼女は自我を持ち始め、自分が真似する女性の行動の数々に疑問を持ち始める
自分に限界がきたことを察したアリアがガラスを壊すとそこにはゾーエトロープ((回転のぞき絵)が存在していた
壁を壊したアリアは美しい妖精のような姿かたちに変わると…部屋を飛び出す
ループする映像、筋肉を見せびらかしたり、ドライブをしたりする“男性らしさ”の映像が映し出される青い部屋を見つける!
アリアと同じように自分の行動に意義を見出せない生き物を見つけたアリアは、彼が壁を壊せるよう手助けをする
アリアと同じ姿になった彼とアリアはゾーエトロープの中心にある灯台へ向かう
彼らが灯りを点けると…


なかなかに複雑な環境に置かれた女性7人の特別な日々を切り取る7本のオムニバス映画
ほぼ事件性のある内容の中、日本パートであるSTORY_04「私の一週間」は異質?
ともかく子育てに格闘するシングルマザーの日々の格闘を小刻みにテンポ良く描く!
恐らく私の従姉妹・野村みきが参画しているので、音に注目して観る(聴く)!
おおー!これでもかと騒がしい生活音が実に生きている!
ゆで卵の音まで拘っている感がある!
あの悪夢のような騒音の日々から「掃除機」の音が消えるオチは微笑む!
あと5本は事件が如何に解決するか?だし
最後のアニメに関しては、結局何がしたかったんだろう?ちょっと謎!
エンディングロールは高速過ぎて捉えるのが大変(なんか最小限表示?)
STORY_04の所を必死に見てたが…従姉妹の名前は見つからなかった!残念!
公開3日目の第1回(11:30)、159席の映画館で26人の入り(新宿ピカデリー シアター8)
2000-2009format



 わたしに会うまでの1600キロ/Wild 
[HUMAN DRAMA]
2014:アメリカ作品/2015.08日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
出演:リース・ウィザースプーン
ローラ・ダーントーマス・サドスキーギャビー・ホフマンキーン・マクレー
ミキール・ハースマンケヴィン・ランキンW・アール・ブラウンモー・マクレー/他
TOHOシネマズの「1ヵ月無料パスポート」があるので、安心していろんな映画を観ることができます
今年はシルバーウィークもあるしね、映画三昧の日々です!

STORYは…
1600キロの自然道を歩くPCT(パシフィック・クレスト・トレイル)に挑戦中のシェリル・ストレイド
険しい岩山の上、シューズの片方を谷底に落としてしまう、「ふざけんな、バカ!」と、もう片方まで投げ捨てる
そもそも始めから失敗の連続。詰め込み過ぎたパックパック、肩に食い込み…1日目から止めたくなった
それでも亡き母ボビーのことを考えると勇気が湧いた
ボビーは子育てが一段落…シェリルと同じ大学に入学、大好きな文学を学ぶ、そんな母を誇りに思うシェリル
2日目、コンロの燃料を間違ったことが判明、燃料を使わない食糧(冷えた粥)は8日目に切れた…
トラクターで作業中の男を発見、うちに来いと言う男、身構えるシェリルだが…空腹に負ける
が、心配は杞憂、男の妻が美味しい料理を作ってくれる
シャワーを借りて…腕のタトゥーに目をやり…離婚した夫ポールのことを思いだす
何か絆を残したくって同じ場所に彫った馬の絵柄、まだ愛し合っていたのに別れたのは…
最愛の母を亡くした喪失感?シェリルの度重なる浮気のせい
12日目、ベテランハイカーのグレッグとの出逢い、シエラが大雪で突破は無理だと聞かされる
「ケネディ・メドウズで作戦会議する?」との提案
「作戦会議よ」と怒っていた親友のエイミーの声が蘇る
あれはコーヒーを飲みながら、父親が定かではない妊娠を打ち明けた時…
結婚も人生もぶち壊したシェリルに作戦などなかった(産まない決断)
ふと目に留まったトレイルのガイドブックを見て…衝動的に歩くと決めた
母が生きていたころの…物書きになる夢を抱いていた強い自分に戻るために…
14日目、150キロの砂漠を踏破、ケネディ・メドウズの宿泊所、ハイカー達の拍手で迎えられる
グレッグのアドバイスに従い…雪を避けてヒッチハイクでリノに向かう
30日目、トレイルに戻ると、雪は膝まで埋まるほど残っている
寒さと孤独に震える32日目、突然現れたキツネに「行かないで!」と叫んだ時…
45歳でガンを宣告された母への想いがどっと込み上げる
病の進行があまりに早く、弟のリーフと祈るしかなかった
36日目、靴代わりのサンダルをテープでぐるぐる巻きした足で渓流を渡り、母の最期を思い出す
離婚してずーっと貧乏暮しだったのに、母はいつも楽しそうに歌っていた
飲んだくれの父との出会いも「あなたを授かったから良かった」と笑った
56日目、猛暑の道に突入、母の葬儀の日を振り返る
浮気相手と家出し、ヘロインに溺れた…ポールが探し出してくれるまで…
1000キロを踏破、最後の難関であるマウントフッドに向かうシェリル
悲しみの荒野で迷子になったシェリルは出口を見つけることができるのだろうか?

実話ベースではありますが、まあ良く似た映画が多いですね…
人生に行き詰まり、初心者ハイカーが何千キロにも及ぶ旅路を1人歩き通す…
最近でも「奇跡の2000マイル」「星の旅人たち」なんかを観ました
と言うことで、特に目新しい訳でもなく、目を引く事件がある訳でもなく、まあそれでも見せてしまうのは…
現実味と監督の力量とリース・ウィザースプーンの好演によるものかな!?
TOHOシネマズシャンテでの上映作品は相変わらずの単館系ラインナップ、年齢層は高目です
上述の通り8月下旬〜9月下旬をTOHOシネマズの「1ヵ月無料パスポート」で観覧中
これで5作品目、あと2〜3本は頑張れそうですね
ちなみにホームページへのデータ投入があるので、1日に複数本は禁じ手となっております(笑)
公開24日目の第1回(11:30)、202席の映画館で3〜4割程度の入り(TOHOシネマズシャンテ2)
2011.09format



 わたしは生きていける/HOW I LIVE NOW 
[SURVIVAL]
2013:イギリス作品/2014.08日本公開(ブロードメディア・スタジオ)
監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:シアーシャ・ローナンジョージ・マッケイ
トム・ホランドハーリー・バードダニー・マケヴォイアンナ・チャンセラー/他
シアーシャ・ローナン観たさゆえに観に行った映画です
それ以上でも、それ以下でもありません
宣伝チラシのカッコよさったらありゃしません
薄紫色の吸い込まれるような淡い色の瞳!
まあ内容はともかく、映画の日に1,100円で観てきます

STORYは…
16歳のアメリカ人少女デイジー、単身ロンドンの空港に降り立つ
生まれた時に母親を亡くした彼女、折り合いの悪い父親
今まで一度も会ったことのない伯母さんと従兄弟達とのひと夏を過ごすため、N.Y.からイギリスへ
そんなデイジーを迎えに来たのは、14歳なのにおんぼろジープを運転する従弟のアイザック
彼の危なっかしい運転、遠く離れた田園地帯ブラッケンデールのカントリーハウスに到着
アイザックの寡黙な兄エディ、天真爛漫な末っ娘パイパーと対面
政府和平特使の伯母は仕事(テロ情報収集)で9時まで部屋を出てこないらしい、会っても電話に遮られる…
のどかな森や牧場が広がるカントリーハウスでの生活
田舎の空気に癒されながらも…複雑な家庭環境で育った自我の強いデイジー、従兄弟達の歓迎に打ち解けない
今回のイギリス旅行が、父親に捨てられたと感じていた、やり場のない鬱屈と苛立ち、他者を退けてしまう…
伯母さんが仕事でジュネーヴに旅立った日、ピクニックの誘いに渋々…、入らないと言っていた川に落とされ…
いつしか人懐っこい従兄弟+友人ジョー達と戯れ合う
ようやくブラッケンデールでの日常に馴染み始めたデイジー
しかし、それも束の間、晴れ渡っていた空に暗雲、突風、不穏な空気、どこからともなく響き渡る不気味な轟音
雪のように降ってくる白い灰、慌ててカントリーハウスに戻ってTVを付ければ…
ロンドンで核爆発が発生、数万人が死亡したという衝撃的なニュース、第3次世界大戦勃発の瞬間だった!
まもなくライフラインが停止、母親の帰宅を待ちわびる従兄弟達とデイジー…近くの納屋に移り住む
動揺するデイジーを優しく支えたのはエディ、自分より1つ年上で繊細な心を持つエディに惹かれるデイジー
エディもまた心に傷を負ったデイジーとの運命的な繋がりを感じていた
アメリカ領事館職員から手渡された緊急渡航書を焼き捨て…この地に留まる決意のデイジー
エディとお互いの気持ちを確かめ合うデイジー(当初は従兄弟同士と悩みながら)
それから数日間の夢のような時間、突然出現したイギリス軍に打ち破られる
男女に分けられ…デイジーとパイパーは車に乗せられ、男子はゲーツフィールドと言う軍事施設へ強制移動
有無を言わせぬ命令、デイジーは「どこに行ってもここに戻れ!」というエディの絶叫を心に刻む
デイジーとパイパーは軍の管理下に置かれた住宅街の一軒家に預けられ…農作業に従事
過酷な戦時下の現実を思い知らされる日々
そんな中、アイザックの親友ジョーと再会するデイジー、同乗したトラックがテロリスト集団と遭遇
銃弾を浴びたジョー、デイジーの目の前で息途絶えてしまう
やがてテロリストの影は住宅街にまで迫り…危険を感じたデイジーはパイパーを連れて脱走
地図とコンパスを頼りに広大な草原や森をひたすら歩き続ける2人
デイジーは幼いパイパーを守り抜き、あの美しいブラッケンデールの田園へ、そして愛するエディの胸の中へ
かけがえのない“生きる”希望を絶対に手放さないと誓ったデイジー
いくつもの極限の試練が待ち受ける荒廃した世界に身を投じていくのだった…


2004年に発売された原作はそれなりに売れたようだが…未読なので評しようがないが
こと映画に関しては、良くも悪くもシアーシャ・ローナンありきである
ストーリーは単純明快で捻りもなくストレート
何もかも反発的であった少女が、従兄弟との一途な恋、彼を信じて戦場を渡っていくというお話
見どころはシアーシャ・ローナン以外にない
シアーシャ・ローナンのシアーシャ・ローナンによるシアーシャ・ローナンのための映画
彼女のファン、ないしはこの映画でファンになった方以外には退屈極まりないものだったのではないか?
それほど起伏に富んだストーリーじゃないし、驚くべきサヴァイヴァル術ではないし…
ただ彼を想う心のみが原動力となる少女の物語
ネットで原作に関する評価を探したら、もう少し複雑なようだ…
父親が再婚だとか、摂食障害なんて出てこないもんね
それから…映画での第三次世界大戦の描き方が浅いのが致命的かな、悲惨さ加減が分からない…
つまり逃走生活が大変に見えない、ゆえにラストの盛り上がりに欠けてくるのじゃないかな
実はイギリス映画ということで、それなりの期待は有ったんですがね!
あと監督の特徴?カット割りがやたら短く、切った貼った!プロローグは更に8mm感満載、面食らったが
まあそれも最初だけだったかな、途中から一切気にならなくなったけどね…
まっ何はともあれ、シアーシャ・ローナンが観られたので良しと
しかも映画の日で1,100円で観ているので特に文句はなし
これから観られる方は極力安く観られる方法でどうぞ!
どうでもよいことだが…
パンフでは「叔母さん」を連呼しているが
劇中で彼女は、デイジーの母親を「妹」と読んでいたはず
ならば「ペンおばさん」は姉なので「伯母さん」が正解なのだが?
私的には自信があるのだが、誰か確認してくれないかな!
ゆえに上記ストーリーは「伯母さん」で統一させていただきました!
ちなみに公開3日目の第1回(11:30)、270席の映画館で2割程度の入り(有楽町スバル座)
2011.09format



 わたしは、ダニエル・ブレイク 
[HUMAN DRAMA & COMEDY]
2016:イギリス・フランス・ベルギー作品/2017.03:日本公開(ロングライド)
監督:ケン・ローチ
出演:デイヴ・ジョーンズヘイリー・スクワイアーズブリアナ・シャンディラン・フィリップ・マキアナン
ケイト・ラッターシャロン・パーシーケマ・シカズウェ/他
今年の3月は観たいと思わせる映画が少ない
せっかくの3連休ゆえ、ひねり出したのが「わたしは、ダニエル・ブレイク」
面白いと良いのだがな〜

STORYは…
「腕はあ上げられますか?」と聞かれ「カルテを読めよ」と憮然と答えるダニエルブレイク
心臓発作を起こして医者から大工の仕事を止められている59歳、国から雇用支援手当を受けている身
今日はその継続の審査の日、悪いのは心臓だけなのに…ブラックジョークのような不条理な質問の連続にウンザリ
数日後、“就労可能、手当は中止”という通知を受け取ったダニエルは憤慨、窓口に電話
サッカーの試合より長く待たされた上に、更に認定人からの連絡を待てと言い放たれる
職業安定所を訪れたダニエル、求職者手当の申請をするように指示されるが
パソコンは使えないのに申し込みはオンラインのみと言われて途方に暮れる
その時、若い女性の悲痛な声が響く、彼女の名はケイティ
約束の時間に遅刻したせいで、給付金を受け取れないばかりか、減額処分となる違反審査にかけるとの宣告
ロンドンからニューカッスルへ引っ越してきたばかり、道に迷ったと訴えても、担当者は耳を貸そうともしない
幼い子供2人を連れた彼女に同情したダニエルも加勢するが、一緒に追い出される
買い物に付き合い、荷物を運んでくれたダニエルに、身の上話を打ち明けるケイティ
ロンドンでは大家に雨漏りがすると文句を言ったために強制的に追い出され
ホームレスの宿泊所で2年間、だが親子3人で1部屋の暮らしも限界
役所から紹介されたのが、トイレのタンクも壊れたボロアパート
ケイティは通信制の大学への復学を願っていたが、今は電気代も払えない
それからダニエルは部屋のあちこちを修理したり、娘のデイジーに木彫りのモビールを作ってやったり
何かとケイティを手助けするようになる
アルバイトも見つからず、切羽詰まったケイティ、食料と日用品が支給されるフードバンクを利用する
ダニエルに付き添われ、長蛇の列の順番がようやく回ってきた時
極度の空腹のあまり自分を見失い、渡された缶詰をその場で開けて食べてしまうケイティ
我に返って「ミジメだわ」と涙をこぼす彼女、「君は何も悪くない」と優しく励ます
ダニエルの再審査の結果が出るが、またしても働けると判定されてしまう
唯一の収入源となる求職者手当を受け取るには、病気で働けないのにも拘わらず、求職活動を続けるしかない
実直で勤勉なダニエルにとって、そんな矛盾した行為は苦痛でしかない
同じく収入を断たれたケイティは、スーパーで買い物をした際に、生理用品を万引き、警備員に見つかってしまう
しかし哀れに思った支配人が見逃してくれ、警備員からは力になると電話番号を書いた紙を渡される
壊れた靴のせいで娘のデイジーが学校でいじめられたと知り、遂に限界を迎えたケイティ
例の警備員に連絡、真っ当な仕事ではないことは分かっていたが、他に道はなかった
ケイティが怪しげな店で働き始めたと知ったダニエル、辞めるよう説得、「止めるなら、会わない」と突き放す
職業安定所で、求職者手当を止めると宣言するダニエル
止める係員に「尊厳を失ったら終わりだ」と毅然と告げると、静かな怒りをはらんで表に出たダニエル
強い決意のもと、ある行動に出る
時が経ち、電話が通じないダニエルを心配、家を訪ねるデイジー、蓄えも底をつき、全てに絶望したダニエル
デイジーを追い返そうとするが、彼女の一言に胸を打たれて目を覚ます
ケイティの助けを借りて、再審査要請の手続きを進めたダニエルを待っていたいたものは…


なかなか面白かったんじゃないかな、話は単純だけどね
困った人を助けられない行政とIT化、何が何でも決まり決まり、オンライン、電話
年配者は対人対応を求めているのにね
かと言って、若い人が対人対応に合っているわけでもなし、んっ、怪しい商売にはいけるのか…まあいいか
しかし頑固な老人の取った…「尊厳を失ったら終わりだ」という態度、分からんではない
ラストはあっけなくて、チョット脱力感もあるが
あれはあれでありかな
前日にネット予約した時はガラガラだったのに、当日になれば映画館は7〜8割りの入り
驚きましたというか、他に無かったのかもしれない?
ちなみに公開初日の第1回(9:45)、128席の映画館で7〜8割程の入り(新宿武蔵野館 スクリーン1)
2011.09format



 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 
/ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD
 
[DRAMA]
2020 アカデミー賞[助演男優賞]:ブラッド・ピット
2020 アカデミー賞[美術賞]
2020 ゴールデングローブ賞[コメディ/ミュージカル部門]:作品賞
 2020 ゴールデングローブ賞[助演男優賞]:ブラッド・ピット
2020 ゴールデングローブ賞[脚本賞]:クエンティン・タランティーノ
2019:アメリカ作品/2019.08:日本公開(ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント)
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:レオナルド・ディカプリオブラッド・ピット
マーゴット・ロビーラファウ・ザヴィエルチャエミール・ハーシュ
アル・パチーノティモシー・オリファントルーク・ペリーマイク・モーダミアン・ルイス
カート・ラッセルニコラス・ハモンドジュリア・バターズ
デイモン・ヘリマンマーガレット・クアリーダコタ・ファニングオースティン・バトラー
マヤ・ホーク/他
クエンティン・タランティーノの監督作品だということで観に行くこととした!
しかもレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットのW主演作!興味深々である!観る気満々である!
1969年のハリウッドが舞台!
実際に発生したチャールズ・マンソンによる女優シャロン・テート殺害事件を題材に描かれるとのこと!
最低それだけは頭に入れておく必要はありそうだ!
ただ予告を含めて3時間!覚悟して観る必要がありそうですね!
ところで第9回監督作品と宣伝されているのだが!?
私のデータベースでは“第10作”となるんだけどね?
何が違うのか?明日購入するパンフで明らかになると思います!

STORYは…
1969年2月、ハリウッド
かつてTV西部劇「賞金稼ぎの掟」で名を馳せた中堅俳優リック・ダルトン
今ではドラマの悪役かゲスト出演という単発の仕事ばかり
相棒のクリフ・ブース、リックのスタント役にして親友、現在付き人?彼に仕事を廻す余裕のないリック
映画プロデューサーのマーヴィン・シュワーズから…イタリア製の西部劇に出てみないかとの誘い
そんな都落ちの仕事はしたくないと拒否するリック、黙って見守るクリフ
彼自身もTVドラマ「グリーンホーネット」の撮影現場でのトラブル以来…仕事を干されている状態
シエロ・ドライヴにあるリックの自宅、隣に引っ越してきたのは…
「ローズマリーの赤ちゃん」を大ヒットさせた監督ロマン・ポランスキーと妻で女優のシャロン・テート
シャロンは愛する夫と友人達に囲まれ幸せの絶頂期
夫がいないときは…元恋人で美容師のジェイ・シブリングが付き添ってくれている
映画と音楽とファッションに囲まれた…華やかな日々、パーティ!
リックはクリフの運転で撮影所に向かう
若手俳優ジェームズ・ステイシーが主演するTV西部劇「対決ランサー牧場」のパイロット版に起用
準備万端でセリフもしっかり記憶したはずなのに…前夜に酒を飲みすぎ?コンディションは最悪!
セリフが出てこない!自己嫌悪に苛まされながら…セットで出会った利発そうな少女トルーディ
思わず感情が堰を切って溢れてしまうリック、芝居への情熱と将来性に溢れた若き才能…
全てのチャンスを棒に振った落ち目の中堅俳優、もはや彼には後がなかった!
その頃、暇を持て余して街をドライブしていたクリフ
以前見かけたヒッチハイカーのヒッピー少女のプッシーキャットと再会
彼女が仲間と暮らしているというスパーン映画牧場まで送り届けるが…
そこはクリフにとっても馴染み深い撮影地のひとつだった
怪しい予感を覚えながら牧場を進むクリフ
チャーリーという男を信奉するヒッピーの集団が占拠していた…
一方、シャロンは1人気ままに休日を過ごしていた…ウエストウッドの映画館
たまたま自分の出演作「サイレンサー第4弾/破壊部隊」が上映中!
思わずチケット売り場に申し出る
「私、この映画に出ているんだけど、観て行ってもいいかしら?」
シエロ・ドライヴに運命の夜が訪れるまで、あと6ヵ月…


相変わらず?この映画を一番楽しんでいるのは監督クエンティン・タランティーノ本人なんだろうな!
(毎回そう思う)
古き良き時代の伝承者!クエンティン・タランティーノらしい映画である!
多分、監督と客の好みの交点が「キル・ビル」だったり「ヘイトフル」だったりする!
濃目のファンだと「グラインドハウス」だったりが楽しかったりする!
この人の映画だと、役者さん達も本当に楽しそうというか、自由にやっている感じがよく分かる!
ディカプリオもブラピも素という感じがいいですね!
役者さんが真剣に演じて、それに共感して入り込む…というのとは違う
もっと自由な感じ、古き良きTV・映画の全盛期を楽しむ映画です!
(多分、若い人には分からないところで、コメント一杯入ってます)
昔、西部劇を楽しんでいた観ていた世代が…特に楽しいかな!?
(私は子供だったけど、西部劇好きでした)
それを反映してなのか?
客層は完全に高齢層が中心(私より年上の世代)!若い方は少なかったですね!
いや若い人は明日のファースト・デイ(1,200円)の方を選択したかな?
ちなみにシャロン・ティート殺人事件を題材に取っているとのことで…予習しておいたけど
シャロン・ティート(役)が出てくるんだけど…虚実入り乱れて
タランティーノならではのラストへと突入していく!
これを楽しめるかどうかを…年齢の問題としては、ちょっと乱暴だけど
古き良き時代の映画を楽しんできた世代にとっては、歓迎する映画だろうな!
若い世代には…何が面白いのか分からないだろうなと思うシーンたくさん!
マックイーンて?大脱走?カトー(ブルース・リー)って誰?
ヒッピーって何?マカロニ・ウエスタンって何?白黒TVで映画を観ていたこととか!
娯楽と言えば映画だったこととか!
好き嫌いが分かれると言うよりは、時代を共有?理解できているか?という…
かなり無茶なフィルターが掛かっていると思います!
あっ!エンディングスクロール中にサービス映像があるんですが…
それが流れていても、退場していくお客さん多数!
よっぽどお気に召さなかったのかな?
ちなみに「ワンス・アポン・ア・タイム」とは「昔々…」のことです!
そうだ…9作目か?10作目か?問題があったな!
どうも長編9作目らしい…ということで
製作総指揮・短編4作の内の1つを監督した「フォー・ルームス」がカウントされていないようです!
それはそれで楽しい映画だったんですけどね!
公開2日目の第1回(9:50)、236席の映画館で7〜8割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN5)
2011.09format



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