| 2000.05.03.Wed. | |
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朝は6:00に起床。健康的だ。 朝食を済ませた後に、宿の前で「南風ぱぴよん」の迎えが来るのを待つ。昨日、夕食の時同席した方が宿を発ち、歩いて南風浜へ向かうところだったので礼を言って見送った。 ちょっと時間があったので港の方をブラブラして戻ってくると、オイラと同様に東荘に泊まっててカヌーツアーの申し込みをしていた人がいた。山田さんは仕事で海外に駐在しているそうだが、西表でカヌーに乗る為にわざわざ一時帰国したという。自分のカヌーも持っていて、北海道の釧路の知人に預けていて釧路湿原でカヌーに乗ることもあるという。筋金入りのカヌーイストだ。 暫くすると「南風ぱぴよん」のガイドの方が軽トラで迎えに来た。しかし、ここでトラブル発生。ガイドさんによると、東荘の客で昨日受け付けたのは一人だという事。どうやら、山田さんとオイラの申し込みを、両方とも「東荘の客」として二重の申し込みと勘違いして一人と判断したらしい。今日の予約の定員は一杯で、もう人数は増やせないとの事。あちゃー。 これは自分で電話して申し込まなかったオイラに非があるし、先に申し込んだのは山田さんなのでオイラは諦める事にした。それに、「南風ぱぴよん」では仲間川登りのツアー以外に、西表島のすぐ近くにあるパナリ島まで海を行くツアー(こちらはシーカヤック)もあって、今日はパナリ島行きで一杯との事なのでどちらにしろオイラは諦めるしかなかった。その代わりに、明日の仲間川ツアーの方に申し込んだ。まぁ、西表に三泊する事になって予定は狂ってしまうのだが、不思議と苛立ちは無かった。この時は物事にあまり固執する気が全然起きなかったのだ。これも南国効果だろうか。 さて、一日空きが出来てしまった訳だが、昨日西表巡りを十分に出来なかったので丁度良い。今日もスクーターを借りて、一日掛かりで島を一周しようと思った。 その前に、東荘の女将さんに二泊の予定を三泊にするように頼んだ。その時、カヌーツアーの方が手違いで行けなくなった事を言うと、それだったらとご主人の船でパナリ島まで行く事を勧められる。パナリ島に別荘があって、他の泊まり客も行くらしい。それならと、パナリ島につれていってもらう事にした(この時もあまり物事に固執しなかったらしい)。丁度、船が港を出たところらしいが携帯で連絡して戻ってきてもらった。いやー、ここでは予定なんてものは意味がないんですな。 因みに、石垣や八重山地方では携帯は DoCoMoが幅を利かせているらしい。何故かというと、DoCoMoでないと通じないから。オイラの Tu-Kaは石垣島では使えたけれど、西表島では圏外だった。しかし、海の上でも通じると恐るべし DoCoMo。乗り換えよっかなぁ〜(^^; パナリ島へ行く客はオイラを入れて5人。50代くらいのオジさん三人組と、沖縄本当から来た20ぐらいの若者一人。オジさん達がまた元気イイんだ。長野から来たらしいのだが、やっぱり内地の人にとってはこの南の島の陽気は心を開放的にしてくれるらしい。因みに、今日の天気は上々。雲一つ無い青空で、昨日の曇り空が嘘のよう。日差しが眩しくて、何もかも輝いて見える。テレビで見たような南国の楽園の風景が、今目の前にある。やっぱ来て良かった! パナリ島へは船で30分もかからないのだが、途中で船を止めて珊瑚を見せてもらう。西表島では数年前に土砂が海に流れて珊瑚が壊滅的打撃を被ったらしい。最近になってようやく珊瑚が戻ってきたという事だ。
昼飯に、宿の女将さんが用意してくれた弁当を食べた後は浜辺で海水浴。素潜りで珊瑚を見ながら海中の景色を楽しむ。色とりどりの魚も沢山いて、月並みな政府になってしまうが鮮やかでとても綺麗。 その後は別荘に戻ってシャワーを浴び、一息入れた。午後強い日差しを避け、日陰で寝そべってのんびりするのが最高に幸せな時間。四時頃にはパナリ島を後にした。 西表島に戻ってから、夕飯までに少し時間があったので近くを散歩する。ここでイリオモテヤマネコ発見!
今日は実に観光ライクであったが、南の島を満喫出来たので満足だ。 |
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