TOP >
「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」攻略 >
色々ネタ
電報の文字数の謎
「大日本帝國編」冒頭で、亜双義が電報で呼び出されたという話がある。
龍ノ介は「文字数が30文字を超えると2銭値上がりするから、『ナルホドウ』の『ウ』を省いた」と語っている。
ゲーム中での電報の文章は以下の通り。
マタシテモ訴状トドク スグ帰レ
開廷ハ5日後午前9時 ナルホド
確かに1行で15文字、それが2行分であるから30文字である‥‥のだが、当時の電報で使えたのはカタカナと一部記号のみ、濁点・半濁点・空白・句読点も一文字と計算されていたはずである。
つまり、
マタシテモソシ゛ョウトト゛ク スク゛カエレ
カイテイハイツカコ゛コ゛セ゛ンクシ゛ ナルホト゛
これだと47文字になってしまう。謎である。
(逆転裁判シリーズにおいて、一画面に表示できる文字数に制限があることや、龍ノ介の名前欄表記「ナルホド」に対してのジョークとも取れるが)。
余談となるが、明治時代の電報の価格について以下サイトに資料がある。
公共料金の推移
当サイトでは「大逆転裁判1」の色々ネタにて、「大逆転裁判1」第1話が1899年(明治32年)11月22日ではないか? と推測している。
上サイトでは、明治32年4月の電報の価格が紹介されており、日本国内かつ同一局内でない場合の電報料金は「基本料金は20銭(15字まで)、追加料金は5銭(5字ごと)」とのことである。
「遊べる! 大逆転物語」いろいろ
「遊べる! 大逆転物語」にはペナルティが存在しない(ゲームオーバーもない)ので、ミスし放題である。
2周目以降のプレイでは、あえて正解を選ばず間違えまくるのをおすすめする。
大日本帝國編
- 「この裁判で、訴えられている者。“被告人”の名前。それは‥‥」で「成歩堂龍ノ介」を選ぶとボロクソにケチをつけられる。また、「御琴羽寿沙都」を選ぶと、寿沙都が旅に出ようとする。
- 尋問「亜双義の“犯行”」で最後まで証言を送った時の会話で、苦笑いする寿沙都の表情はなかなかの見ものである。
- 尋問でミスした時の会話は2パターンの模様。自分の目つきの悪さに悩む亜双義、目が泳ぐだけでなくハチマキが泳ぐことまで突っ込まれ困惑する亜双義が見られる。
- 尋問「《司法留学》の不正」で、証言「留学生の選出は、何段階にもわけて、~」をゆさぶると、龍ノ介が「亜双義が不正などするはずがない、でももし『やった』のならば、それだけ大英帝国に行きたかったのだと!」というようなことを発言する。本編をプレイしていれば、「亜双義は大英帝国に行くため、ある取引を受け入れていた」ことはご存知のとおりである。不正は行っていないが。
- 尋問「《司法留学》の不正」で、証言「ワタシは《潜入捜査》を命じられ、~」をゆさぶると、細長の潜入捜査の方法が判明する。亜双義も突っ込むが、ぶっちゃけ犯罪の領域である。
大英帝國編
- 証拠品/関係者ファイルがホームズ視点で書かれているが、「腕章」の説明が適当だったり、龍ノ介、バンジークス、グレグソンについて「自分を尊敬しているかどうか」という視点で解説していたりと、めちゃくちゃである。
- 「被告人アイリス・ワトソン‥‥この少女の“罪名”とは!」で「連続殺人」を選ぶと、バンジークスに「被害者のひとりにキサマも加わるがいい」と言われてしまう。「国家反逆」を選ぶと、「貴公の方がよっぽど反逆児のようだが」と嫌味を言われる。このふたつは両方見ると上手く対比になっているのがわかる。
- バンジークスがアイリスに対し「親のカオが見てみたい」と責めるシーンでは、ホームズが真面目にバンジークスに反論する。本編をクリアしていると見方が変わるシーンである。
- 尋問で各証言をゆさぶると、たいていはホームズがマイペースな展開に持っていってめちゃくちゃな話になる。本編とは一味ちがうめちゃくちゃさを堪能できる。
- 尋問でミスした時の会話は2パターンの模様。ホームズが龍ノ介にミスをなすりつけるパターンと、弁護士でもないのに異議を唱える龍ノ介に文句を言う裁判長のパターン。
- ふたつの尋問ではいずれも、証言をゆさぶった後、選択肢が出て来る。ここであえて、「詳しく聞く」ではなく「やめておく」を選んだり、「重要である」ではなく「重要ではない」を選ぶと、ホームズが龍ノ介に八つ当たりする展開に。