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王泥喜法介

「逆転裁判4」の主人公、「逆転裁判5」にも登場。
成歩堂なんでも事務所に所属する弁護士。
口癖の「大丈夫です!」や、腕輪を使った能力「みぬく」も健在。
大声での発声練習を欠かすこともなく、第5話では尋問中にミスをすると「発声練習です」と誤魔化すことも。
希月心音の先輩でもあり、法廷で共に立つことも多く、心音へのツッコミも担当する。
今作では今まで明かされていなかった、彼の父親や育った環境が判明する。
最後には重大な決断をすることになる‥‥。

第5話最終版で、父・奏介の霊媒ビジョンを見ることができる。その中には赤子の法介が映っており、やや確認しにくいが、特徴的な二本の角ともいえる髪やふたつに割れた眉毛はこのころからあった模様。

希月心音

「逆転裁判5」から登場、成歩堂なんでも事務所に所属する弁護士。
今作でも引き続き、ココロスコープで心理分析したり、王泥喜のサポート役として活躍する。
胸元のモニ太は相変わらず心音の本心を喋りまくっている。
生来耳が良く、調査や裁判に役立つこともあるが、逆に傍聴人のヤジに傷つくことも。
前作に引き続き、迷子になったり遅刻したり居眠りしたりとおっちょこちょいな一面も見せる。
第4話では夕神迅のサポートの元、裁判を戦うことになる。

成歩堂みぬき

「逆転裁判4」で初登場。「逆転裁判5」にも登場。
ある事情で成歩堂の養子となった少女。
王泥喜いわく「最近では、その道では知る人ぞ知る実力派マジシャン」であり、マジシャンとして練習も怠らない。
得意なマジックは「マジック・パンツ」という、パンツで何でも消してしまう芸で、王泥喜の弁護士バッジがよく被害にあう。
また、「ぼうしクン」という人形を使った腹話術も得意。
現在は天才マジシャン・或真敷天斎の唯一の後継者でもある。
本作では殺人事件の容疑者として逮捕されてしまい、人前で泣く姿を初めて王泥喜に見せるが、最後には或真敷の後継者として一歩成長も見せる。

或真敷一座

「逆転裁判4」にて登場した大魔術集団。
かつては一世を風靡した人気一座だったのだが、不幸な事件が何度か起きている。
ナユタ曰く、「マジックに対して過激な思想を持つ一面があり、しばしば問題を起こしていた」。
裁判長が或真敷一座について「裁判沙汰になったこともありましたな」と語るが、その裁判は「逆転裁判4」にて登場する。

現在では天才マジシャン・或真敷天斎の孫にあたるみぬきが唯一の後継者である。
或真敷一座のポリシーは、「真のエンターティナーは、どんな時も笑顔でいなければならない」。
第2話でのショーは、みぬきが或真敷一座の正当な後継者として、一座から受け継いだマジックの初披露の場であったが‥‥。

成歩堂なんでも事務所

4作目から登場の成歩堂なんでも事務所(元は1作目の綾里法律事務所、のち、成歩堂法律事務所→成歩堂芸能事務所→成歩堂なんでも事務所)、今作は成歩堂がクライン王国に滞在するため、王泥喜や心音が留守を守ることになる。
観葉植物のチャーリーくんも健在。
見た目の変化は前作からないようであるが、探偵パート終盤ではヤマシノの策略によって差し押さえ寸前に追い込まれることも。
所属弁護士&芸人は成歩堂龍一、王泥喜法介、希月心音、みぬきの4人で、弁護士である王泥喜や心音がマジシャンのみぬきを手伝う様子が、第2話や第4話、「特別編 時を越える逆転」にて描かれている。
「特別編 時を越える逆転」によると、掃除、会計処理、予定はみぬきが管理している模様。

「弁護士バッジ」をつきつける

今作でも「弁護士バッジ」をつきつけてみると、いつものように様々な反応が返ってくる。
つきつけた時にほとんどのキャラクターが「弁護士バッジ」のみの反応をしてくれるので、ひたすらつきつけまくってみるのも面白い。
第2話では、みぬきに「弁護士バッジ」をつきつけた時の会話が、序盤の控え室と、留置所で最初に会話する時、証拠品「契約書」入手後に留置所で会話する時と3パターン存在する。同じ証拠品にも関わらず、会話内容が3パターンあるのはなかなか珍しい。
また、攻略上「弁護士バッジ」をつきつける必要があるシーンが多いのも、今作の特徴である。

留置所

毎度おなじみの留置所、監視カメラや看守もいつも通りである。
看守がいじられがちなのも変わらない。
クライン王国にも留置所は存在するが、お国柄か、雰囲気はちょっと異なるようだ。

「みぬく」

「逆転裁判4」で登場した王泥喜法介の特技。「逆転裁判4」にてその仕組みが明らかにされている。
前作では夕神検事に封じられたり、ある事情から片目を包帯で巻いて自ら封じてしまったりと大変な出来事があったが、今作でも終盤ではナユタ検事には封じられて通用しなかった。
とはいえ、他の場面ではウソを見破るため活躍する。

余談だが、「戦国バサラ コラボコスチュームパック」の真田幸村の服を王泥喜に適用すると、腕輪が表示されなくなってしまう。「みぬく」は可能であるが、腕を押さえているモーションの意味などがよくわからなくなる。

宝月茜

「逆転裁判 蘇る逆転」第5話で初登場。
初登場時は高校生、「逆転裁判4」で登場した時は刑事であったが、本作では高校生のころからの夢である科学捜査官になり再登場する。
服装こそ「逆転裁判4」の時と変わらないが、右腕には「科捜」の腕章が付いている。
新しいモーションである、スマートフォンを見る動作の時に、スマートフォンの裏に貼られているシールは「蘇る逆転」のころからおなじみのバッジのマークである。
今作でもカガク捜査で活躍してくれるが、科学捜査官になれて嬉しかったのか、「指紋を採っても誰も怒らない」と、現場で指紋を採りまくるなどやや暴走しているようにも見える。
ストレスとおさらばしてカリントウをさくさくすることは止めた、と登場時に語っていたのだが、本作では以前世話になった成歩堂龍一の義理の娘みぬき、成歩堂とは旧知の真宵などを、刑事という立場から被告人として追及せねばならず、結局は不機嫌になりカリントウをさくさくさせることも。
ナユタには評価されているらしく、日本の事件でもクラインの事件でも連れ回されており、法廷で上手く丸め込まれることも多く、茜曰く、「検事運がない」。
だが、「特別編 時を越える逆転」では、ファンである御剣怜侍が担当検事だったため、終始ごきげんであった。

なお、第3話や「特別編 時を越える逆転」では真宵とは顔見知りの様子であったが、ゲーム本編でふたりが同じ場面に居るのは初めてのことである。
書籍「なるほど逆転裁判!」では、連載第15回目にて、ふたりが出会った様子が描かれている。

タイホくん

指紋照合時、茜のコンピュータに一瞬だが眼鏡をかけたタイホくんらしきものが見える。
「逆転検事」に登場した、サングラスをかけている「ワルホくん」とは別人(人?)か。
ちなみに、「スペシャルコンテンツ」内の「コスチューム」ページにも「タイホくん」のシールが見える。
なお、茜とタイホくんにはとある縁があり、ある種生みの親といえるかもしれない。詳細は「逆転裁判 蘇る逆転」第5話を。

御剣怜侍

成歩堂龍一のライバルにして、小学校の頃からの幼馴染。現在は検事局長。
名前は第2話から登場するが、実際に姿を見せるのは第5話になってから。
検事局の改革を進めており、不正をしている検事を一掃したことから現在の日本は検事不足の状況。
国際検事のナユタが日本の法廷に立つことになった理由のひとつはこれである。
第4話では御剣直々にナユタを担当検事に指名している。
第5話では、真宵を人質に取られた成歩堂を影ながらサポートし、クライン王国の調査へも同行する。
成歩堂たちがクライン王国に急がなければならない状況下にて、航空機をチャーターしてくれるが、「逆転裁判3」第5話でも成歩堂のピンチに際しジェット機をチャーターして帰国しており、彼にはこの程度は朝飯前なのかもしれない。
本編では検事席に立つことはないが、「遊べる! 逆転劇場 ~成歩堂龍一編~」では成歩堂と対峙(ただし訓練)、「特別編 時を越える逆転」では本物の裁判で成歩堂と対決することになる。検事としての腕は腕はなまっていない。
固い性格や眉間のヒビは変わらないが、「特別編 時を越える逆転」での本人の発言によると、「多少は丸くなった」と思っているらしい。
密かにトノサマンファンでもあり、第5話では「トリサマン」がトノサマンをパク‥‥そっくりな点に憤慨したり、「遊べる! 逆転劇場」でもトノサマニアな姿を垣間見ることができる。

ラミロア

みぬきの楽屋に届けられた花のうちのひとつはラミロアという人物からのものである。
「逆転裁判4」にて王泥喜法介が弁護を担当した、ボルジニア共和国のバラードの女神・ラミロアのことである。
「逆転裁判4」で明らかになっているとおり、彼女と王泥喜法介とみぬきにはある繋がりがあり、ラミロアはふたりを常に気にしていることが伺える。
なお、ラミロアについては、最終話でも‥‥。

牙琉響也&ガリューウエーブ

みぬきの楽屋に届けられた薔薇の花は牙琉響也からのもの。
「逆転裁判4」でのライバル検事であり、かつてはガリューウエーブというロックバンドのボーカリストだった。
薔薇の花に付いている「G」の形のペンダントは、ガリューウエーブのマークである。
今作では第5話の王泥喜の回想で姿を見せる以外は、名前やその存在が時々語られるのみ。
彼が検事席に立つ姿は、「遊べる! 逆転劇場 ~王泥喜法介編~」にて見ることができる。
また、3DS版などでは「スペシャルコンテンツ」内の「コスチューム」のページに、ガリューウエーブのマークが見える。

天馬出右衛門&ゆめみ

みぬきの楽屋に届けられた花のうちのひとつは天馬出右衛門&ゆめみからのもの。
「逆転裁判5」に登場したみぬきの友達がゆめみであり、王泥喜はゆめみの父親である天馬出右衛門の弁護を担当したこともあるため、その縁で花を届けたのであろう。
この花は九尾村にだけ生える「九尾草」であり、前作で重要な役割を果たしている。
花に付いていたゆめみからのメッセージカードによると、臆病は克服できたようだが相変わらず妖怪の話ばかりである。
なお、ゆめみや九尾村は「遊べる! 逆転劇場 ~王泥喜法介編~」にも登場する。
「逆転裁判6 公式ビジュアルブック」には、この花にゆめみのお札も貼り付けてあるのがわかる(178ページ)。
また、同書によると、第5話で登場する倉院の里の入口バス停に貼られたポスターは、天馬出右衛門のプロレスラー姿「グレート九尾」である(188ページ)。

大江戸戦士トノサマン

みぬきの楽屋に貼られているポスターの中の一枚に、「大江戸戦士トノサマン」がある。
「逆転裁判」第3話にて初登場した特撮ヒーローもので、当時から今に至るまで真宵はトノサマンのファンである。第3話では彼女のかばんのワッペンがトノサマンだったり、真宵の持つ「トノサマンウォッチ」と、ある人が持つ「トリサマンストラップ」を交換したり、真宵がパートナーとして同行する「特別編 時を越える逆転」では話の端々にトノサマンネタが出てくる。
また、御剣怜侍も実はトノサマンファンである。
今作では第3話でトノサマンがカギを握ることになる。
数量限定特典「遊べる! 逆転劇場」にも登場する。
トロンプシアターの楽屋にトノサマンのポスターが貼ってある理由は、「遊べる! 逆転劇場 ~王泥喜法介編~」で御剣がトロンプシアターに居た理由と関係があるかもしれない。

やたぶき屋

「逆転裁判4」第2話で登場したラーメン屋の名前。「逆転裁判4」に登場したのは15代目やたぶき屋こと矢田吹麦面だが、14代目の頃には弁護士だった成歩堂や真宵もラーメンを食べに来ていた。
本作では第2話のとあるタイミングで「弁護士バッジ」をみぬきにつきつけた時や、第3話の成歩堂と真宵の会話の間で名前を聞くことができる。
本作では一部に「やたぶきや」表記が混ざっているが、初出の「逆転裁判4」では「やたぶき屋」表記である。

えんザイくん

「逆転裁判5」に登場した、冤罪撲滅運動のマスコットキャラクターのうちの一体。
王泥喜の携帯電話にえんザイくんストラップがぶら下がっている他、3DS版などの「スペシャルコンテンツ」内の「コスチューム」ページにも登場している。
えんザイくんといえば、前作で森澄しのぶがお気に入りだったキャラクターであり、しのぶは王泥喜に想いを寄せていたようだったが‥‥

「恋するギターのセレナード」

王泥喜の携帯電話の着信メロディで流れる曲は、前作に引き続き、「逆転裁判4」第3話に登場した「恋するギターのセレナード」である。

裁判長

1作目から法廷に立ち続ける裁判長。
今作も見た目は変わらない。
相変わらず弁護人や検事に丸め込まれやすいが、裁判長としての判断は的確である。
第2話の尋問「地下通路でのこと」で、とある証言をゆさぶると「この先10年は現役を続ける気ですぞ」と言うが、この裁判長なら10年どころか20年、30年先も裁判長席に立っているような気が‥‥。
最先端の技術に弱いのは変わらず、第5話ではUSBメモリにメールのデータが入っていることについて「意味がわかりません」と発言、説明を聞いても全く理解できていなかった。
なお、クライン王国の裁判長は日本の裁判長と見た目はそっくりであるが、別人である。

「ココロスコープ」

「逆転裁判5」から引き続き登場する、心音の能力。
心音の耳は他者の感情を聞き分ける能力があり、それを目に見える形で表示するのが胸のペンダントのモニ太である。
表示された感情と証言のムジュンを指摘して、心音に聞こえる「心の不協和音」を取り除きカウンセリング、それによって新たな事実を引き出すのが「ココロスコープ」である。
今作でも第2話以降で活躍してくれる。
裁判長も「証拠にはならないが、彼女の力が事件の解決に役立ってきた」ことから、「カウンセリングしてあげてください」と利用には積極的である。
変な証人が登場した時にどうにかして欲しいという思いもあるのかもしれないが‥‥。

第5話ではラジコンヘリへのカウンセリングも行われる。
「声」のノイズを捉える能力であるから可能であったのだろうが、後で判明する通り、カウンセリングの相手であるヒルネリアは音声変換装置を使いラジコンヘリを通して会話していたのだから、それでもノイズを捕らえられる心音の耳はとんでもない能力を持っているといえるだろう。

ダンボール製の弁護士バッジ

法廷パートの「証人が同時に2ヶ所にいた理由を説明する方法とは‥‥?」で、「ステージにいたのはニセモノ」を選ぶと、

サイバンチョ
まさかあなたがニセモノで、
弁護士バッジもダンボール製とか?

オドロキ
いやいや! オレは本物です!
なんですか、ダンボールって‥‥

サイバンチョ
いや、昔それでちょっと
痛い目にあったもので‥‥

という会話になる。
「逆転裁判3」第3話で、芝九蔵虎ノ助が成歩堂のフリをして弁護士として弁護席に立っており、その時身につけていたのが「ダンボール製弁護士バッジ」である。
また、ダウンロードコンテンツの「コスチュームチェンジ」で、成歩堂のコスチュームをこの時の芝九蔵虎ノ助の服装に変えることができるが、胸元をよく見ると「ダンボール製弁護士バッジ」まで再現されている。

なお、王泥喜の反応からして、「ダンボール製の弁護士バッジ」のことは成歩堂から聞いてはいないようだ。

双子

菜々野美々は実は双子、ということが裁判中に明らかになる。
そっくりな双子であることを利用したトリックといえば「逆転裁判3」のちなみ&あやめであるが、今作でも「見た目はそっくりだが、性格はまるで異なる」ことが共通している。

双子ではないが、第5話のアマラ&ガランも見た目が似ていることを利用している。彼女たちの場合、顔立ちは似ているが髪の色が違うという意味でちなみ&あやめと似ているとも言える。

メタ要素になるが、この第2話にて「このゲームでは『ノックスの十戒』(Wikipedia)を特に気にせずに作られている」と、プレイヤーに伝える役割もしているのかもしれない。
第2話で「双子入れ替えトリック」があったことから、第5話でも「もしかしてアマラ・ガランも同じように‥‥?」と、プレイヤーが推理することが可能になるのである。
(そもそも逆転シリーズは第一作目から『ノックスの十戒』『ヴァン・ダインの二十則』といった規則を特に守っていない、型破りな作品である)

準備をしなかった

尋問「地下通路でのこと」では、「台本にあった炎のマジックの準備をしていなかったのは、ショーが続かず炎のマジックはやらないということを知っていたから」ということが明らかになる。
「逆転裁判」第3話の姫神サクラの、「リハーサルなのに台本を持っていかなかったのは、死体が発見されることを知っていたから」を彷彿とさせる。

いじめられっ子

法廷パート終盤、王泥喜が(いじめられっ子の気分だ‥‥)と心の中でつぶやくが、かつて弁護席を「いじめられっ子の席」と表現したのは、「逆転裁判3」第5話で御剣怜侍がとある事情で弁護席に立った時である。
なお、「いじめられっ子」発言は「逆転検事」第4話にもある。

カンガエルート

逆転裁判5で初登場したシステム。
今作では演出が少し変更されており、選択肢が上画面でくるくる回るような感じになっている。
このため、選択肢が上下キーだけではなく、左右キーでも切り替えできるようになった。
ミスしてもペナルティがないのは前作同様なので、再プレイ時はひたすら間違えてみるのも面白いだろう。

裁判終了後のつきつけ

逆転裁判シリーズでは、各エピソードの一番最後、裁判が終了した後に、依頼人などに証拠品をつきつけることがある。
今作でも第2話、第4話、第5話、特別編に存在するが、ミスしても先に進むのは共通している。
内容が気になったら、事前セーブしてミス時と正解時の会話を見てみると良い。

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