#505 OneDrive使ってますか

2026/07/12

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 パソコンを使っていると、文書、画像、音声、動画ファイルなど、いろんなデータがどんどんと増えてくるものである。それらを保存する場所としてはローカルのストレージを使うのが一番お手軽であるが、当然ながらデータは保存したストレージにアクセスしないと参照することができない。また、何かのトラブルでそのストレージからの読み出しができなくなったら最後、それが唯一のものだった場合は、レスキューできなければデータは永遠に失われてしまう。

 そういったことにならないよう、ネットワークで繋がった先のサーバにある仮想のストレージにデータを保存しておくことで、ネットワークに繋がってさえいればどこからもそのデータにアクセスできるようにするとともに、サーバ上で適切に管理しておいてくれればデータ消失のリスクも低減できる、というのがクラウドサービスの主な利点である。

 クラウドサービスは今や大手のプラットホームが軒並み提供しており、ほとんどの人がお世話になっていると思われるGoogleも、メールのログや写真などをGoogle Driveとして保存してくれている。またAmazonも、Amazon Photoを利用することでスマホで撮った写真をクラウドに保存してくれる。

 しかし、そうやってありとあらゆるデータをクラウドに保存しておくと、あっという間に容量不足になってしまう。もちろん使用料を支払えば、利用できる容量を増やすことができるのだが、そういう月々いくらというランニングコストがかかるものは、ここでも何度も言及している通り、積もり積もると結構な出費になるので、利用にあたっては慎重に検討したいところである。

 実際のところ私の場合、現在主に利用しているのは、Gmailを別とすれば、Microsoft謹製のクラウドサービスであるOneDriveの無料版(5Gbyteまで)である。OneDriveに保存しているデータは、編集頻度の高い各種の個人的なメモや資料、このサイトや劇団のサイトのhtmlファイルや画像ファイル、劇団関係の資料(現在進行形のもの)、よく利用しているPerlのスクリプトくらいのものである。ほとんどがテキストデータか、もしくはWeb用の小サイズの画像データなので、5Gbyteで事足りてしまう。

 一方で、画像や音声や映像データは、サイズも大きい上に、ほとんど編集しないものなので、メインのポータブルHDDに保存しつつ、バックアップとしてサブのポータブルHDDやNASにも保存している。頻度は少ないものの、いざとなればどこからでもNASにアクセスして参照することは可能であるから、ランニングコストのかかるクラウドサービスを使うまでもない。

 OneDriveのデータはどこからでもアクセスできるので、自宅や職場などあちこちに散在しているパソコンでどこでも編集し最新のものを共有できるようになっている。そのほかスマホにもOneDriveと同期するOneSyncというアプリを入れており、スマホ内でも最新のデータを参照できるようにしている。またファイル管理アプリのTotal CommanderのWindows Live OneDriveというプラグインを介して、OneDriveからデータを直接ダウンロードしスマホで編集し再アップロードすることもできるようにしている。ちょっとしたデバイス間でのファイルのやりとりにOneDriveを利用することもある。

 そんなわけで、自分は比較的便利にOneDriveを使い倒しているところだが、どうも世間ではOneDriveの評判があまりよろしくないらしく、PC雑誌やYouTubeなどでは、いかにしてOneDriveの機能を殺すかと言った記事や動画を見かけたりもする。おそらく不人気な原因は、OneDriveがデフォルトでドキュメントやピクチャだけでなくデスクトップまでもPC間で勝手に共有しようとしてしまうところにあるのだろう。そうならないためには、利用する最初の段階で同期の対象をしっかり選別する必要がある。

 うまく挙動を理解して使いこなせば、場所を選ばずデータを参照・編集できるOneDriveなどのクラウドサービスは、大変便利なものであり、食わず嫌いは勿体ないような気がするのだが。


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