△ 「よそびと診療所」シーン26


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照明、上手。観察室。自動ドアの開く音。ソルト、ペック、メック、メルが入って来る。

ソルト 「いない…」
メック 「あれ?生体センサーが反応しないぞ?」
ソルト 「この部屋の壁は特殊アルム合金なんで、生体センサーは使えません。探しましょう。」
ぺック 「皆さん、見つけたらこの収容カプセルに回収して下さい。」

ぺック、ソルト、メルにカプセルを渡す。みんな念入りに探し出す。

メル 「ロロップ〜出ておいで〜」
ペック 「ソルト先生、もしかしたらあの天井の通気口…」
ソルト 「え?…いやまさか、あんな小さな隙間からじゃ…あ、そうかまた形状を変えたとすれば…」
メック 「ありえる。」写真
ペック 「行きましょう!」

ソルト、ペック、メックが足早に去る。メルも追おうとするが、どこからか声がする。

ロロップ 「メル…」
メル 「ん?」
ロロップ 「メル…メル…」
メル 「え?もしかして…ロロップ?」
ロロップ 「メル、ココ、ロロップ、ココ。」
メル 「え?どこ?どこ?」

メルが探していると、ロロップが陰からひょっこり顔を出し、メルが見つける。

メル 「あ、いたロロップ!」

メル、ロロップをだっこする。

メル 「よしよし、お前しゃべれる様になったのか?」

ロロップがこしょこしょ話し出し、メルが耳を近づけて聞く。

メル 「ん?…うん…うん…そうか、わかった。」

メル、ロロップを陰に置き、カプセルを向ける。

メル 「えい。」

シュワワッ!という音でロロップがカプセルに収容される。

メル 「よし。」

袖からソルトが顔を出す。

ソルト 「メルさんこっちですよ!」
メル 「お、おうよ!」

メル、カプセルをポケットに入れてメックを追う。見せ暗転。

(作:松本じんや/写真:はらでぃ)

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