トップページ > ページシアター > よそびと診療所 > シーン3 【公演データ】
別の林道。戦闘音。打撃音や剣、ビームの音。ペックとメックが飛び出て来る。
ペック 「くそお。ありゃレベルレッド以上だぞ。データは?」
メック 「まだ足りない。」
戦闘音がして、中央からアテナとゴスロリ風の女、エクセローズが飛び出て来る。
アテナ 「こいつはバル星人。しかも刺客だ。」
エクセローズ 「仕事の邪魔すんじゃねえよ。」
アテナ 「邪魔するのが仕事なんでね。」
エクセローズ 「黙って通せば命だけは助けてやる。」
アテナ 「お気遣いありがとう。でもお断りするわ。」
エクセローズ 「フッ…んじゃ、遠慮なく。」
エクセローズが3人を攻撃。剣や銃、素手や超能力を混ぜた武術で3人相手に渡り合う。メックが負傷。
ペック 「メック!」
とどめを刺されると思った瞬間、エクセローズの剣が止まる。
エクセローズ 「そうだ、てめーらならドクター・ノノの居場所、知ってるよな?」
エクセローズ、メックの頭に手かざし。ハウリングの様な音がする。
メック 「ぐあっ!」
エクセローズ 「あっちか。」
エクセローズ、メックを放して足早にハケる。アテナ、ペック、メックに駆け寄る。
ペック 「大丈夫か?!」
メック 「すまん…脳を読まれた…だが奴のデータが取れたぞ。レベルシルバー、最強クラスの刺客だ。」
ペック 「レベルシルバー?!あの医者、そんなのに狙われてんのか?」
アテナ 「行くよ!」
3人足早にハケる。
(作:松本じんや/写真:はらでぃ)