トップページ > ページシアター > 背中のイジン > シーン26|初演版 【公演データ】
照明下手手前のみ。診療所。道子、典子、満、おじい、森島ベッドには周人。
周人 「ううう…」
道子 「周人?」
森島 「急激に容態が悪化しています。」
典子 「そんな…」
花音と美香子が入って来る。
花音 「大変です。」
満 「どうした?」
美香子 「周作さんが警察に!」
おじい 「何だって?!」
潤とあきほが入って来る。
あきほ 「何かあったんですか?今、家の前にパトカーが。」
花音 「周作さんが浜崎さんに…」
あきほ 「義兄さんに?」
潤 「周人…?どうしたんだよ周人!」
森島 「このままでは危険だ…少しでも薬が効いてくれればいいが…」
あきほ 「私、警察に行ってきます!」
満 「え?」
あきほ 「考えがあるの。典子さん、潤さん、一緒に来て!」
典子 「わかった!」
潤 「お、おう!」
3人、ハケる。
(作:松本じんや/写真:はらでぃ)