「スパイシー・エージェンツ」シーン３４ 「スパイシー・エージェンツ」シーン３４トップページ > ページシアター > スパイシー・エージェンツ > シーン３４ 【公演データ】
照明、上手台。オーパトイレ前。瀬名、ミー出て来る。
瀬名 「よーし！なんとかオーパまで来たぞ！」
ミー 「この真下が支部施設か…」
瀬名 「よし！通信圏内だ！（通信）こちら瀬名チーム。現在聖蹟桜ヶ丘、オーパのトイレ前。各チーム聞こえますか？」
電車内明かりもつく。
トカゲ 「お！通じた！みんな無事か？」
瀬名 「無事だ！そっちは？」
トカゲ 「無事だが、シャドーたちにみつかった。」
瀬名 「くそっ！先を越された。」
下手台明かりもつく。しろとカーコが登場。
しろ 「こっちも無事です。もうすぐそちらに着きます。」
瀬名 「こっちもです。現在地は？」
トカゲ 「今、府中を出た。やつらはこの車両の屋根で我々が外に出るのを待ち構えている。悪いが、こっちに来ても結界を開けられない。」
しろ 「では我々も車両の屋根に。」
瀬名 「我々も！」
風の音がして、上手台、下手台の照明が消える。
納谷 「良かった―みんな無事で。」
車内放送 「分倍河原、分倍河原です。」
トカゲ 「特急が止まるのが納得できねえが、ここが正念場だ。」
納谷 「分倍河原の戦いですね！」
トカゲ 「おう、まさにそれだ！」
松木 「何それ？」
トカゲ 「知らねえのか？鎌倉時代の…あ〜もう説明めんどくせえ！ググれ！」
松木 「了解！」
（作：松本じんや／写真：はらでぃ）
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