△ 「ガールズ・イン・ザ・クライシス」シーン14


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奥の台の上にアモンが現れ、手前のサスに火鎚(タウロス)が現れる。

アモン 「タウロス。やつらの感触は?」
タウロス 「本気をだせねえからよくわからんが、中にはそこそこつえ〜奴もいるな。」
アモン 「ペリルの居場所は?」
タウロス 「結界が邪魔で探すのに苦労したが、あそこにいる事は間違いねえ。」
アモン 「なぜわかる?」
タウロス 「極わずかだったが、匂いが残っていた。」
アモン 「さすが、鼻が効くな。では、次の手筈にかかれ。」
タウロス 「アモン、俺はこういうちまちましたやり方は…」
アモン 「頼んだぞ、タウロス。」

アモン消える。

タウロス 「おい!アモン!…ったく、めんどくせえ…。」

後ろから、人間体のメアが現れる。

メア 「タ〜ウリン!」写真
タウロス 「栄養ドリンクの成分みたいな呼び方はやめろ。」
メア 「人間にやられたんだって?」
タウロス 「本気が出せねえからだ!畜生。それより、穴の方はいいのか?」
メア 「大丈夫。多分まだうちらが包囲網の中にいると思ってるよ。あいつらかなり強いけど、タウリンなみにバカばっかだし。」
タウロス 「何だと?!」
メア 「まだ派手に動くなって言われたのに、派手に殺してたじゃん。」
タウロス 「正体がばれたらぶっ殺す!しおりにも書いてあったろうが。」
メア 「ぶっ殺しすぎだよありゃ。それより手筈は?」
タウロス 「アモンの言うとおりに整えてある。しっかし何でこんな回りくどい事を…」
メア 「でっかい祭りには細かい準備が必要なのよ。」
タウロス 「あ?」
メア 「ごめん、バカにはわからないか。」
タウロス 「てめえからぶっ殺すぞこら!」
メア 「さあ、細かい準備、細かい準備〜!」

メア、ハケる。

タウロス 「待てコラ!」

タウロス、ハケて。照明変わる。

(作:松本じんや/写真:はらでぃ)

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