△ 「ガールズ・イン・ザ・クライシス」シーン5


トップページ > ページシアター > ガールズ・イン・ザ・クライシス > シーン5 【公演データ

<前一覧次>

上手に校長、角田、客間、柊、上底が出て来る。

上底 「なるほど、この学校もかなりガードを固めたってわけだ。」
校長 「ええ。」写真
上底 「しかし、あんた達まで教師になってるとは。」
角田 「いざという時一番動き易いからな。」
上底 「で、政府の皆さんはあんたたちの正体を?」
客間 「まだ人間の能力者って事に。」
上底 「そろそろ教えてもいいんじゃない?」
角田 「何十年もかけてやっと超能力者を信じたくらいの奴らだ。理解は出来まい。」
「噂をすれば来ましたよ。かなり血相変えて。」

瀬名、息を切らして走り込んで来る。

瀬名 「大変です!」
校長 「どうしました?」
瀬名 「例の穴から怪物が!」
上底 「ついに来たか。」
角田 「数は?」
瀬名 「2体。」
客間 「2体?」
瀬名 「しかし、現地ではかなり苦戦しているとかで…」
「2体で苦戦って…」
客間 「あっちには精鋭が何十人もいるはずなのに…」
上底 「こりゃマジやばいな。」
角田 「準備、急ぎましょう校長。」
校長 「ええ。」
瀬名 「何の話です?まさか勝手な行動とろうと言うのでは?あなたがたは政府の指示に…」
校長 「瀬名さん。あなたの仕事は?」
瀬名 「この国を守る事です。」
校長 「だったら、今から話す事をしっかり受けとめて下さい。」
瀬名 「一体何を…」
校長 「あなたを、信頼した上での話ですので。」

照明かわる。全員ハケる。

(作:松本じんや/写真:はらでぃ)

<前一覧次>


トップページ > ページシアター > ガールズ・イン・ザ・クライシス > シーン5 【公演データ