「1／4 breed」シーン２９Ｂ 「1／4 breed」シーン２９Ｂトップページ > ページシアター > 1／4 breed > シーン２９Ｂ 【公演データ】
ドワスレ、キタロウの剣をかわす。
ドワスレ 「ふっ…ははははは。その通りですよ。ちゃんととどめを刺さなければ私は誰にだって乗り移れちゃうんです！…そうですねぇ、こいつの能力を使ってみんなから記憶を全部消してしまうのも面白い。」
キタロウ 「貴様…」
キタロウ、ドワスレに向かって行くが今度は、
ネム 「だが、こいつを使ってみんなに悪夢を見させるっていうのもいいかも。それとも…」
大王、次々に乗り換える。
ツムジ 「こいつは怪我人だが結構使えましたし。」
今井 「こいつは…使えませんね。」
里子 「こいつは…あぁ、なんという恋心。こいつはお前をこんなにも好いておるのか。」
キタロウ 「やめろぉ！」
里子 「結局どいつに乗り移ってもお前は私を斬れはしない。」
キタロウ 「くそぉ！」
里子 「さぁ〜てと、こいつにしますかねぇ。」
ドワスレ 「それともこいつ？」
ネム 「はたまたこいつ？」
今井 「意外にもこいつ？」
ツムジ 「やっぱりこいつ？」
里子 「う〜ん、迷っちゃいますねぇ。」
キタロウ 「ちくしょう！」
ドワスレ 「こいつ？」
ネム 「こいつ？」
今井 「こいつ？」
ツムジ 「こいつ？」
里子 「そうそう、こんな事も出来ますよ。」
一人一人に乗り移りながら自分を殴ってゆく。
ドワスレ 「ど！」
ネム 「れ！」
今井 「に！」
ツムジ 「し！」
里子 「よ！」
ドワスレ 「う！」
ネム 「か！」
今井 「な！」
ツムジ 「て！」
里子 「ん！」
ドワスレ 「の！」
ネム 「だ！」
今井 「い！」
ツムジ 「お！」
里子 「う！」
ドワスレ 「さ！」
ネム 「ま！」
今井 「の！」
ツムジ 「い！」
里子 「う！」
ドワスレ 「と！」
ネム 「う！」
キタロウ 「り〜っ！はははははは。結局こいつが一番使えそうですね。それではみなさん、一年で復活ではちょっと甘かったので、今度は数年後にアイルビーバック！また御会いしましょう！恐怖の大王でした〜。」
（作：松本仁也／写真：広安正敬）